飛行機に頻繁に乗る人なら、誰もが感じるだろう。飛行機で配られるあのヘッドホンは控えめに言ってひどい。音質は悪く、ノイズキャンセリングもないため、騒音が容赦なく耳に飛び込んできて、セリフすら満足に聞き取れない。
これは、長時間フライトにおける究極のストレスだ。機内にはエンジンのゴォーっという重低音、豪快に爆睡するおじさんのいびきまでが鳴り響く。こんな環境だからこそ、せめて音だけでも心地よく楽しみたいものだ。
そこで筆者がおすすめしたいのが、シンプルで小さなBluetoothドングル「AirFly Pro」だ。本機さえあれば、面倒な配線やアダプターなどを一切使わずに、自分のAirPods Proのようなワイヤレスイヤホンを直接機内のエンタメシステムに繋げられるのだ。非常にクリアなサウンドで機内エンタメを楽しめるようになる。頻繁に旅をする人なら、旅行そのものの質が劇的に変わると感じるだろう。
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機内エンタメが本当の意味で楽しめるようになった
AirFly Proは、シンプルなデザインのBluetoothドングルだ。機内シートの3.5mmヘッドホンジャックに差し込んで、自分のノイズキャンセリング付きBluetoothイヤホンと無線で繋ぐだけでいい。
筆者は、いつも使っているAirPods ProとAirFly Proをあらかじめペアリングしておき、座席のモニターにAirFly Proを差しこんでいる。これだけで準備完了だ。いちいちスマホを取り出して設定をいじる必要もない。
AirFlyには4種類のモデルがラインナップされている。1つのヘッドホンだけに対応した基本モデルの「AirFly SE」、筆者も使っている標準モデルの「AirFly Pro」。そして、その他にも2モデルがある。
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筆者が愛用しているAirFly Proは、バッテリー切れを気にしたことは一度もない。25時間以上も再生できて、フル充電もわずか3時間で完了する。また、一台で2組のヘッドホンをペアリングできるため、友達やパートナーと一緒に同じ映画や番組を楽しむことも可能だ。
また、AirFly Proには、オーディオ送信機としてのもう一つの機能が備わっている。古いカーステレオのようにヘッドホンジャックの付いた機器なら何でも、本機を通じてBluetooth対応のワイヤレススピーカーに早変わりさせられるのだ。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。