連続テレビ小説「あんぱん」第24話。柳井嵩(北村匠海)に話し掛けてきた辛島健太郎(高橋文哉・奥)は…(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1日、第24話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第24話は秋になり、週末も稽古に励んだという小川うさ子(志田彩良)が薙刀の腕を上げ、朝田のぶ(今田美桜)は圧倒される。年が明け、柳井嵩(北村匠海)の受験の日。家族の応援と屋村草吉(阿部サダヲ)の合格あんぱんを受け取り、出発。2校のうち1校が呆気なく散り、一縷の望みを懸けて東京高等芸術学校の試験に臨む…という展開。

 1937年(昭和12年)3月。嵩は京都高等工芸学校に不合格。東京高等芸術学校は合格20人の狭き門。

 辛島健太郎(高橋文哉)「あんた、京都にもおったろうもん。あんた絵が上手かったけん、顔覚えとったとって。あの人(試験官)誰かに似とらん?誰やったかいなあ」

 嵩「ああ、フクちゃん?」

 健太郎「ああ、フクちゃんばい!俺な、フクちゃん好かんとって。最初、主人公ケンちゃんやったとよ。俺、辛島健太郎、あだ名はケンちゃん。やけん応援しよったのに、いつの間にかフクちゃんが主役になっとっちゃもん」

 嵩「横山(隆一)先生がフクちゃんに思い入れが強くなったんじゃないかな」

 健太郎「詳しいやんか。漫画好きと?」

 嵩「うん。同じ高知出身だから、横山先生は応援してる」

 健太郎「高知から来とったとね」「フクちゃんに怒られたばい」

 「サクラサクか、サクラチルか。結果は明日。ほいたらね!」(語り・林田理沙アナウンサー)

 のちに嵩の“真の友人”となる健太郎が初登場。演じる人気俳優の高橋文哉は朝ドラ初出演。SNS上には「朝ドラデビュー、おめでとう」「健ちゃんの博多弁、かわいかね~」「今後どう親友になっていくのか、楽しみ」などの声が上がった。

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