「女社長」
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「ん~・・じゃ、一度今日のこと整理してみようか。

(資料に目をおとして)
今日の13時に、新人マネージャーであるキミは
ウチの奥川をFBK48の次期生最終オーディションに連れて行く予定だった。
でも、奥川はオーディションに行けなかった。
なぜなら、キミが奥川を迎えに行かなかったから、っていうか、そもそもキミは奥川に、
2週間も前に決まっていたオーディションのことを伝えてすらいなかった。
で、ウチの事務所は、ものすごいチャンスをふいにした。
(視線あげて)
だよね?

うん・・じゃぁ、まず。何でアノ子に、今日のオーディションのことを伝えなかったの?
・・わ、す、れ、て、た・・。
そっかぁ!そりゃ、人間忘れることもあるもんねぇ!
じゃ、社長のアタシが、何度も何度もキミに連絡したのに、夜になる間で連絡とれなかったのはどうして?

寝てた?・・・そっか、寝てたら電話でられないよねぇ・確かにそうだ!
でも、こ~ン何大事な日に、何でマネージャーが連絡気づかないくらい寝ちゃってたのかなぁ・・?

眠かったからだと、思います・・?

な~るほど、確かに、眠くもないのにそんな長~いこと眠っちゃうって、変だもんねぇ!
そっか、眠かったから・・か、

あのね・・
ちょっと、どこいくの?!
あ、トイレか、うん、うん、いってらっしゃい。

(目線で見送ると、突然きれる)
資料を投げ上げ、のたうちまわる。見切れた時間があっても全然かまわない)

ハァハァ・・(息をととのえる。帰ってきた彼を見上げて、思いっきり微笑む。目は笑っていないw)

おかえり、なさい。」

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