どうもアクタータイムズです!
邦画傑作選に殿堂入りするであろう作品「あのこは貴族」
監督:岨手由貴子
原作:山内マリコ
出演:門脇麦、水原希子、高良けんご
【内容】
同じ東京で暮らしながら別世界に生きる2人の女性を対比して日本の
見えない階級社会を描く。
【感想】
岨手由貴子監督作品を初めて見ました。ハマりました。
テンポやカット割が非常にうまくて、役者も生き生きしや演技が
できている。恐らく岨手監督の演出と脚本の良さが成した技だろう。
ここに出てくる多くの人物が説得力を持っていた。高良健吾演じる
エリート男子の病気の祖父も完全に貴族に見えた。
彼に限らず多くの俳優が説得力のある演技をしていたので、
ストーリーにどんどん引き込まれ2時間があっという間でした。
主人公華子が「目を覚ますとカンザスに戻ってた」映画の話をしていたが、あれは「オズと魔法使い」のことだろう。華子は「オズと魔法使い」が好きな貴族ということをサラッと映すのも粋だった。
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3 Comments
ーこの映画で個人的に好きなセリフ集ー
【榛原華子のセリフ】(門脇麦)
「あの・・また会えますか・・また会っていただけますか?」
【時岡美紀のセリフ】(水原希子)
「みんな決まった場所で生きてるから、、うちの地元だって、街から出ないと親の人生トレースしてる人ばっかりだよ、そっちの世界とうちの地元ってなんか似てるね。」
「全然気に入ってないんだけどなぜか割れずに生き残っていくし。なんかそういう食器ってない?」
「どこで生まれたって最高って日もあれば、泣きたくなる日もあるよ。でもその日何があったか話せる人がいるだけで、とりあえずは十分じゃない?」
【青木幸一郎のセリフ】(高良健吾)
「俺はまともに家を継ぎたいだけだよ、
それは夢とか展望じゃなくて、そういう風に育ったってだけ。華子が俺と結婚したのと同じだよ」
「女の人が爪切ってるとこ初めて見た」
「土、いい匂いだなって」
【相良逸子のセリフ】(石橋静河)
「本当は女同士で叩きあったり、自尊心すり減らす必要ないはないですか」
【間違い訂正】
高良健吾君を「たから」と言ってしまいましたが、正しくは「こうら」です。すいません。間違えてました。
たからって… こうらけんごさんですよ