



「地球を、感じる」ーアースディ・アート展ー
アースディは、私たち一人一人が地球環境について考える日🌍
過去や現代におけるアートを通して地球環境について深く考えてみると、アートと地球環境は常に近い存在であったことがわかります。
画家が描く対象は、言うまでもなくその時代の環境に左右されます。さらに産業革命などの社会の変化や、それに伴う影響への警鐘を促すアーティストもいました。
名作アートが伝えたい「自然愛」とは?
エレ派代表・ファビアーニ美樹子さんに25ansデジタル・アート展をキュレーションいただいたので、その一部をご紹介します!
1枚目🎨
《Les Coquelicots à Argenteuil(ひなげし)》 クロード・モネ 1873年 オルセー美術館蔵
モネが一時期住居を構え、6年程暮らした、パリから程近い小さな街アルジェントゥイユ。当時の人口は8000人程で、伝統的な田園風景が美しい場所でした。現在では都市開発が進み、モネが描いたこの美しい田園風景を眺めることは一切できなくなってしまいました。
豊かな自然環境を破壊するのではなく、共生することを考えることも重要です。健全で豊かな環境を後世にも伝えるために、私たちは希望の光を燈し続けましょう。
2枚目🎨
《The Scarlet Sunset》ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 1830~40年頃 テイトギャラリー所蔵
多くの画家たちが描いてきた夕景。近年の調査で、過去の偉大な画家たちが描いた夕日の色を比べることで、過去5世紀の地球の大気汚染のレベルを推定できると言う見解もあるそうです。本作を描いたターナーは、19世紀イギリスの最も重要な風景画家と称されており、淡い水色の紙に、ロマンティックな色彩で描かれた美しい夕景は私たちを魅了します。
地球の美しい風景を、これからもずっと同じように見続けられるように。今できることを、人と自然が寄り添う暮らしを共に実現しましょう。
3枚目🎨
《Des glaneuses(落ち葉拾い)》 ジャン=フランソワ・ミレー 1857年 オルセー美術館所蔵
バルビゾン派は、近代化される都市生活に異議を唱え、産業革命以前の自然や農村を理想の世界と考えていました。本作は自然の中の農民生活を描き続けたミレーの代表作です。賢明に働くことの尊厳、その美しさを称えた作品はミレー自身が大地や自然を愛していたことが強く伝わります。
環境再生型農業が拡大するなど、現代における農業は変化を遂げながら私たちの生活を支えています。このようなアクションは、環境だけでなく健康を改善することにも役立つと言われており、私たちの生活に大事な要素であることは間違いありません。
4枚目🎨
江戸百景 歌川広重 シカゴ美術館所蔵
江戸時代はエコ社会だった、ということを皆さんはご存知でしょうか?藁や竹などの自然から生まれた植物を原料に生活道具を作ることは当然のように行われていました。できる限りゴミを再利用するという感覚も根付いており「灰買い」という、生活によって出た灰を買い取る職業もあったそうです。
さらに、この時代限られた資源の中で根付いた「物を大切にする」という習慣。人々は壊れたものを修理しながら大切に継続して使っていました。「物を大切にする」ということ、新しい物の使用を最低限にして古い物を再利用していくことは、現代の私たちでもできるアクションです。地球を守るためにも一度立ち止まって考えてみたいと思います。
「地球を、感じる」ーアースディ・アート展ーの続きは、25ansデジタルでチェック!
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