俳優の横浜流星が11日、都内で行われた「2025 小学館DIMEトレンド大賞」発表・贈賞式に出席した。

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「話題の人物賞」に選ばれた横浜は「2019年にベストキャラクター賞をいただき、6年越しにこういうすてきな賞をいただけて、大変光栄に思っています」と感謝し、2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では主人公の蔦屋重三郎役を演じたが、演じる上で苦労したことを聞かれると「名のある歴史の人物と比べて圧倒的に資料が少なかったので、脚本家の森下(佳子)先生が描く世界の中で蔦重を生きることを信じて、突き進むことが1番大事なのかなと思いました」と打ち明けた。

 また、2025年はどんな1年だったか尋ねられると「非常に濃くて、駆け抜けた1年で、20代は大河ドラマに捧げて突き進んできましたが、20代も今年で最後で、まだまだ役者としては道半ばですが、役者としての第一章が完結したような感覚と言いますか、また来年から新たな道に、変わらず地に足をつけて突き進んでいけたらいいなと思っております」としみじみと語り、来年の目標については「変わらず映画人として日本映画を発展させられるように責任を持って一つひとつ丁寧に取り組んでいけたらと思います」とコメント。

 加えて、「プロデューサー業にも挑戦したいと持っております」と明かし、「高校の同級生と本を出版しまして、その小説を映画化させられるよう、来年は動けたらいいなと思っていますし、後輩だったり、才能のある人たちがたくさんあふれていると思うので、そんな方々をちゃんとすくい取って輝かせていけたらいいなと思いますし、自分の頭の中にも世に残したいものがたくさんあるので、それを届けられるように精進します」と力強く語った。

 さらに、今年の大賞には映画『国宝』が選ばれたが、吉沢亮が演じる主人公・喜久雄のライバルとなる歌舞伎名門の御曹司・大垣俊介を演じた横浜は「吉沢くんとともに1年半以上、切磋琢磨して、彼の姿を1番近くで見てきたからこそ、助演として支えなければという思いで現場に臨んでいました」と語り、「昨今、動画配信サービスが充実していて、映画館や映画離れをしていると感じいたんですけど、(国宝が)公開してたくさんの方が映画館に足を運んでくださり、心より感謝していますし、日本の伝統芸能が題材とはいえ、作品がこんなに広がりを見せて、日本人として非常に誇らしい気持ちになっています」と胸を張った。

 今年で38回目を迎える同賞は、ビジネスからエンターテインメントまでの幅広いジャンルにわたり、その年のトレンドを映し出すような注目商品、ヒット商品、先見性のある商品に贈られる。本年度は「日用品部門」「レジャー・リテール部門」「グルメ・フード部門」「プロダクト部門」「ライフデザイン部門」「エンタメ部門」の6部門からそれぞれ3つの商品・サービスが部門賞として選ばれ、その中から大賞を選出する。

 また、「ベストアーティスト賞」には&TEAM、「ベストキャラクター賞」には永野と永尾柚乃、「特別賞」には大阪・関西万博が選ばれた。

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