『SHOGUN 将軍』シーズン2にSnow Manの目黒蓮が新キャラクター「和忠」役で出演することが発表された。
世界的に注目を集めたドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』のシーズン2に、Snow Manの目黒蓮が新キャラクター「和忠(かずただ)」役で参加することが明らかになった。作品はディズニープラスの「スター」で独占配信されており、シーズン2は2026年より撮影が開始される予定だ。
目黒蓮が新キャラクター「和忠」役でシーズン2に参加
シーズン2にて初登場となる「和忠(かずただ)」役を演じるのは、国内外で幅広い活動を展開している目黒蓮である。Snow Manとして音楽シーンを牽引する一方、俳優としてもドラマ『silent』や映画『月の満ち欠け』などで演技力が評価され、多くの受賞歴を持つ。現在はファッションブランド「フェンディ」のグローバルアンバサダーも務めており、その活動は多岐にわたる。
今回の出演はオーディションを経て決定したもので、目黒は「念願のSHOGUNへの参加が決まって本当に夢のようです。」とコメント。「たくさんの方が積み上げてきたものをしっかりと受け取って、SHOGUNという作品を大切に僕に与えられた役を形にしたいと思います」と意気込みを語っている。役柄の詳細は現時点で非公表だが、シリーズに新たな視点をもたらす存在として期待が寄せられている。
シーズン2の新キャストと続投キャスト
シーズン2では、新キャラクターとしての目黒蓮に加え、複数のキャストが新たに参加することが発表されている。今回名を連ねたのは、水川あさみ(綾役)、窪田正孝(日向役)、金田昇(秀信役)、榎木孝明(伊藤役)、國村隼(郷田役)らの面々で、いずれも物語に深みを与える重要な役どころとなる見込みだ。
一方で、シーズン1からの主要キャストも続投する。主人公・虎永役の真田広之をはじめ、按針役のコズモ・ジャーヴィス、落葉の方役の二階堂ふみ、戸田広勝役の阿部進之介、樫木央海役の金井浩人、桐の方役の洞口依子、マルティン・アルヴィルト司祭役のトミー・バストウ、吟役の宮本裕子、佐伯信辰役の奥野瑛太、お菊役の向里佑香など、物語を支えてきた俳優陣が再登場する。
この豪華な新旧キャストがそろうことで、シーズン2はさらに広がりを見せる展開が予想される。新キャラクター「和忠」がどのような役割を担い、既存キャラクターたちとどのように物語へ関わっていくのか、今後の続報が注目される。
シーズン2の物語と拡張する『SHOGUN 将軍』の世界
シーズン2は、虎永と按針が命運をともにしたシーズン1から十年後の時代を舞台にする。太閤亡き後の権力争いを背景に、戦国の日本における政治的緊張がさらに高まる中、物語は“異なる世界から来た二人の男たち”を軸に新たな展開を迎える。歴史に着想を得たドラマがどのように広がりを見せるのか、作品の視点はこれまで以上に多層的になりそうだ。
シーズン1では、虎永が五大老との駆け引きの渦中で、漂着した英国人航海士ジョン・ブラックソーン(按針)と出会い、世界情勢や西洋の戦術を得るなかで生き残りを図っていった。按針との協力関係を築き、侍として重用するに至るまでの過程が緻密に描かれていたが、続くシーズン2では新たな時間軸のもと、異文化と権力の衝突がより大きなスケールで描かれることになる。
さらに本シリーズは、すでにシーズン3の制作も決定している。『SHOGUN 将軍』はディズニープラスの「スター」で全話独占配信されており、世界的な評価の高まりとともに、その物語世界は継続して拡張していく見通しだ。新キャストの加入と物語の広がりによって、シリーズがどのような深化を見せるか注目が集まっている。





