2025.08.30

「イチから知りたい日本のすごい伝統文化」として、歌舞伎や茶道、落語、相撲などを紹介しているすばる舎のシリーズから、新たに「絵で見て楽しい! はじめての着物と和模様 」が発刊されました。筆者は染織史・服装史に詳しい丸紅ギャラリー副館長の長崎巌さん、イラストは「美術展ナビ」にも展覧会のレポートを寄稿している漫画家・イラストレーターのうるぽろさんが担当しました。

近年、日本の伝統文化の象徴として国際的に注目されている着物。展覧会で取り上げられることも増えています。現在の生活では着られる機会は少なくなっていますが、現代に至るまでの長い歩みがあり、着物に描かれる美しい模様も日本独特のもので、その歴史も語り継がれるべき大切な価値を持っています。

同書では『着物の基礎知識』『着物の歴史』『和の模様ってどんなもの?』『和の模様を見てみよう』という4章構成で、豊富なイラストを交えながら紹介。実際に着物を着て見たくなる楽しい内容です。

「着物好きのこだわりもふんだんに」 うるぽろさん

普段から着物をよく着ているうるぽろさんは「着物の基本知識だけではなく歴史や和模様の意味を、分かりやすい解説と親しみやすいイラストで紹介しています。小学校中学年から大人まで楽しめる一冊で、着物の始まりである「貫頭衣」や「小袖」など、着物が進化してきた流れも学べる内容になっています。はじめて着物に触れる方にも、入門書としておすすめです。挿絵は着物好きとしてのこだわりポイントをふんだんに取り入れて描かせていただきました。着物ユーザーさんにも手に取っていただけると嬉しいです。」と話していました。

著者・長崎巌さん 1953年大阪市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。東京国立博物館20年、共立女子大学で21年にわたり染織史・服装史の研究・展示にたずさわり、現在、丸紅ギャラリー副館長。2005年、きもの文化賞受賞。『Kimono Beauty─シックでモダンな装いの美 江戸から昭和─』、『ようこそきものの世界へ 英訳付』、『日本の婚礼衣裳 寿ぎのきもの』(東京美術)など、日本染織・服飾に関する著書多数。

【基本情報】
『イチから知りたい 日本のすごい伝統文化 絵で見て楽しい!はじめての着物と和模様』
出版社:すばる舎
発売日:2025年7月11日
言語:日本語
単行本:144ページ
ISBN-10:479911333X
ISBN-13:978-4799113332
寸法:18×1.04x21cm
定価:1,980円(本体価格+税)
詳細、お求めはすばる舎のサイト、アマゾンへ。
(美術展ナビ編集班)

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