岩崎良美
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 歌手の岩崎良美(64)が、30日放送のTBSラジオ「テリー伊藤 昭和モーレツ天国」(土曜後3・00)に姉の歌手・宏美(66)とゲスト出演し、芸能界入りのいきさつを語った。

 姉の宏美は75年にデビューし、圧倒的な歌唱力を武器に「ロマンス」「シンデレラ・ハネムーン」「聖母たちのララバイ」など数々のヒットを飛ばした。良美は80年、姉の後を追うようにデビュー。大人気アニメ「タッチ」の主題歌などで知られる。同年にはNHK紅白歌合戦にそろって出場。姉妹同時出演は、紅白史上初だった。

 先に芸能界入りした宏美を見て、楽しそうな世界に憧れを持ったという良美。姉が師事していた歌の先生のレッスンを希望したが、母から反対に遭ったという。そこで間に入ってくれたのが、宏美だった。「私が宏美に言いつけて、宏美が“かわいそうだから、何で歌を習わせてあげないの?”って言ってくれたんです」と振り返った。

 すると宏美も、その日の出来事を回顧した。「仕事場から帰ったら、(良美が)お台所のところで泣いてたんです。“どうしたの?”って言ったら、“私も歌をやりたいんだけど、みんなが、私の足を引っ張るし、そんなのダメだって言った”って」。良美の涙の訴えに、宏美は「“何かをやりたいって気持ちが自分の中で湧き出ることなんて、そんなにないわけだから、それを親だからって言う権利はない”って、私は凄く怒って。“すぐやりなさい”って」と親を説得。良美はそのおかげで、芸能界への一歩を踏み出せたという。

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