地元ゆかりの監督が描く、10代の心の揺らぎ。
自分は女なのか、男なのか。この気持ちは恋なのか、それとも友情なのか――。揺れ動く10代の心模様を描いた映画「水の中で深呼吸」が、9月5日(金)より「イオンシネマ岡山」で上映される。
本作のメガホンを取ったのは、岡山市を拠点に活動し、2024年度「岡山市文化奨励賞(芸術部門)」を受賞した安井祥二監督。地元で活躍する監督の最新作をスクリーンで楽しめる貴重な機会となる。
主演を務めるのは、「猿楽町で会いましょう」で日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞し、「うみべの女の子」など話題作で存在感を示す石川瑠華。主人公・葵が戸惑いながら自分自身の輪郭を探していく姿を、ボーダーレスな佇まいと繊細な演技で体現している。また、大河ドラマ「べらぼう」やNetflix「新幹線大爆破」に出演する中島瑠菜ら、フレッシュな若手キャストが脇を固めている点にも注目したい。
さらに、公開翌日の9月6日(土)には舞台挨拶が予定されており、主演の石川瑠華と安井祥二監督が登壇。上映後にはパンフレット購入者を対象としたサイン会も行われる。
岡山にゆかりのある監督が紡ぐ物語を、ぜひ劇場で体感しよう。
監督メッセージ
「Webタウン情報おかやま」をご覧の皆さま、こんにちは。
映画監督の安井祥二と申します。
このたび、私にとって商業映画デビューとなる作品が、念願の岡山で上映されることになりました。
私は岡山で生まれ育ち、高校生の頃から「映画をつくる」と言い続け、数え切れないほど多くの方々に支えられながら、ここまで歩んでくることができました。
地元・岡山で作品をお届けできることに心から感謝すると同時に、一人でも多くの方に観ていただけたらと願っています。
竜之口小学校、竜操中学校、理科大学付属高校、倉敷芸術科学大学、そしてこれまで支えてくださった皆さまへ。
やっと映画作ったよー!!!!!!!!!!!!!!!!!
【安井祥二 プロフィール】
1982年、岡山市生まれ。「スイート」で第30回キネコ国際映画祭の国際審査員特別賞、PTA 賞の ほか、モントリオール日本映画祭の短編映画最優秀賞を受賞。木村文乃主演の「紋の光」も現在公開中。「つれづれ」「からっぽのシュークリーム」など、自身の経験をもとに紡いだ作品では、常に登場人物の内面に寄り添い、観る者の心を静かに揺さぶってきた。本作では、全ての人の心に潜む “言葉にならない想い”を、静かな光で照らし出すことを試みる。
【あらすじ】
水泳部に所属する、高校1年生の葵(石川瑠華)。理不尽な上級生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っている。そんな葵には、誰にも言えない、もうひとつの 悩みがあった。同級生の水泳部員・日菜(中島瑠菜)に惹かれる気持ちを持て余していたのだ。“普通”とは何か、“自分らしさ”とは何か。泳ぎ続けたその先で、葵が見つけた答えとは──。
【作品情報】
タイトル:「水の中で深呼吸」
監督:安井祥二
脚本:上原三由樹 岳谷麻日子
主演:石川瑠華
出演:中島瑠菜、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫、八条院蔵人、伊藤亜里子、川瀬知佐子、山本杏、森川千滉、倉林希和里、小西有也、野島透也、池上秀治、しゅはまはるみ
【イオンシネマ岡山 上映スケジュール】
公開:9月5日(金)
舞台挨拶:9月6日(土) 14:30の回終了後
登壇者(予定):石川瑠華(主演)、安井祥二監督
※舞台挨拶後パンフレット購入者向けサイン会を予定
問い合わせ
メール:biyori.yasui@gmail.com
電話番号:090-3749-8722
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