8月20日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比663円12銭安の4万2883円17銭で午前中の取引を終えた。一時769円69銭安まで売られる場面があった。米国市場でナスダック総合指数とフィラデルフィア半導体指数(SOX)が下落したことを受けて半導体関連を中心に軟調に推移した。
【主要指数】
・日経225: 42,883.17(-663.12)
・TOPIX: 3,099.85(-16.78)
・ドル/円: 147.57(-0.11)
・ダウ: 44,922.27(+10.45)
・ナスダック: 21,314.95(-314.82)
・SOX: 5,671.51(-104.80)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は19銘柄(20%)、下落は72銘柄(75%)、変わらずは5銘柄(5%)で、売り優勢だった。
「gamescom 2025」が開幕したが、ゲーム関連株の下げが目立った。直近の急ピッチな上昇で過熱していたこともあり、利食い売り優勢となっている。ただ、一部銘柄は下値で押し目買いが入っているためか、底堅さもみられる。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも安い。
その他ゲーム会社やディベロッパーは、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が高く、トーセ<4728>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、エヌジェイHD<9421>が安い。
モバイルゲーム系の銘柄は、アカツキ<3932>、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。
アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>が高く、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。
最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やユークス<4334>、アピリッツ<4174>、モイ<5031>が値上がり率上位となり、オルトプラス<3672>、モブキャストHD<3664>、セガサミーHD<6460>、ディー・エル・イー<3686>が値下がり率上位となった。
■ゲーム・エンタメ関連株一覧