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 下北沢の街中で愛される喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店・移転までの1ヵ月を描いた会話劇『結局珈琲』が、8.29(金)~9.6(木)に開催される第21回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門にてワールドプレミア上映、続いて10.11(土)には東京・第17回下北沢映画祭での招待上映が決定し、東西でのプレミア上映となる。

 同店舗の店長・谷川氏が発起人となり企画・製作された本作。撮影は同喫茶店の閉店直後の旧店舗と開店直前の新店舗で撮影が行われ、藤原さくら、柄本時生、細井じゅん、山𦚰辰哉、東野良平、日高七海、瀬戸璃子らに加え、磯村勇斗、岡田義徳らも特別出演。主題歌は下北沢に縁の深い曽我部恵一がユーモアとペーソス溢れる新曲「エンディング」を書き下ろした。

 また、本作のポスターも解禁。手前の2人(細井じゅん・山𦚰辰哉)の会話を気に掛けるヒロイン(藤原さくら)が捉えられ、「一人になりたくて、なりたくない私たち。」という意味深なコピーが添えられた。

 この度、主演の藤原さくら、監督・脚本・出演の細井じゅん、企画発起人でもあるこはぜ珈琲店長・谷川隆次からコメントも到着している。

 本作は、2026年度前半での公開を目指して準備中。今後の続報に期待したい。

第21回大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門
 8月31日(日) 18:40 /テアトル梅田 シネマ4
 9月2日(火) 18:20 /テアトル梅田 シネマ4
  https://oaff.jp/programs/2025expo-id02/(外部サイト)

第17回下北沢映画祭
 10.11(土) 時間未定/北沢タウンホール
  https://shimokitafilm.com(外部サイト)

コメント

主演:藤原さくら(主演)
 “一人になりたいけど一人は寂しい”という、どうにもめんどくさい大人の感情を、確かにわたしもカフェや喫茶店で紛らわしがちかもしれません。隣の席の誰かのくだらない話がやけに気になったり、ならなかったり。誰かが勉強している姿に少し背筋が伸びたり。共にユーモアたっぷりの会話を盗み聞きしましょう!
細井じゅん(監督・脚本・出演)
 今回こはぜ珈琲だからと多くの方が集まっていて、本当に街に愛されている喫茶店だと改めて感じました。プレッシャーと緊張の日々でしたが、過去にかなりの恩を売っていないと説明がつかないくらい多大な助けを皆様からうけて無事映画が完成しました。ちなみにプレッシャーと緊張とは無縁の映画ですので気楽に観ていただけたらと思います。

企画:谷川隆次(こはぜ珈琲/店長)
 移転前。なくなる店の思い出作りに映画を撮りたい! そんなぼんやりとした、私の願いからたくさんの方々の支えで出来上がったこの作品が、こんなにも大きな舞台で上映いただけるなんて、本当に夢のようです。
 たくさんのお客さんと一緒に作ってきた「こはぜ珈琲」の最後の姿と、これから始まる新しい「こはぜ珈琲」を見ていただけたら嬉しいです。

キャスト&スタッフ

 出演:藤原さくら 細井じゅん 山𦚰辰哉
    東野良平 日高七海 瀬戸璃子 谷川隆次
    磯村勇斗(特別出演)・岡田義徳(特別出演)/ 柄本時生

 監督・脚本:細井じゅん
 主題歌:曽我部恵一「エンディング」(ROSE RECORDS)
 撮影:寺西 涼
 企画:直井卓俊 谷川隆次
 プロデューサー:小松優加子 田中佐知彦
 制作プロダクション:Ippo
 製作:こはぜ珈琲 メモリアル映画制作プロジェクト

 (2025年、日本、上映時間:55分)

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 公式X:https://x.com/coffeeafterall?s=21(外部サイト)

公開表記

 配給:SPOTTED PRODUCTIONS

(オフィシャル素材提供)

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