(※写真撮影およびブログ掲載の許可をいただいております。ありがとうございます୨୧‧̍̊·̊‧̥°̩̥˚̩̩̥͙°̩̥‧̥·̊‧)
寺家ふるさと村内、JIKE STUDIOの系列ギャラリー
JIKE HAUS(ジケハウス)再訪
緑が深くなるこの季節、またフラッと足が向いたのは、里山の風景が広がる寺家ふるさと村。心がフワリとほどけるこの場所にあるギャラリーJIKE HAUS(ジケハウス)で開催中の企画展を覗いて来ました。(※会期は本日6月22日(日)まででした。投稿が遅くてすみません…)
いつ行ってもスーッと深呼吸したくなる、郷愁誘う田園風景。
JIKE HAUSは、おなじみJIKE STUDIOの系列ギャラリーです。自然の中に佇むその静かな空間には、柔らかな光を受けて輝くガラス作品たちが並び、どこか懐かしくて、でも新鮮な「手の温もり」に出会える時間が流れていました。
JIKE HAUSの外観です!JIKE STUDIOとは目と鼻の先の距離で、徒歩1分です。
Sarue Glass Co., Ltd. Exhibition 2025
│JIKE HAUS 企画展│
「吹きガラスの世界」
6月6日(金)より開催されていた、「│JIKE HAUS 企画展│吹きガラスの世界」。夏にピッタリの展示販売会です。猿江ガラス工房の吹きガラスの作品がズラッと並びます。参加作家さんは、越中真知子さん/田中由香さん/渡邊祥彦さん/小島泰治さん/佐藤ゆめみさん/小田万紘さん。
実は以前にママ友さんから誘われて吹きガラス体験に参加したことが!
この時に作った白の水玉模様のリムボウルがお気に入りなんですが、1個しかないため食卓で使いにくくて…。2個目を作るか、今回のガラス展で似たような大きさのものを買おうと思っていました。
吹きガラス作りを体験してみて思ったのは、扱いが難しくて連携や段取りも慣れていないと大変だなぁ、ということです…。炉の中で真っ赤に溶けたガラスを吹き竿に巻き取って、息を吹き込んで少しずつ形を作る作業は、わずかな温度差や力加減で仕上がりが大きく違ってしまいます。しかも、ガラスは一度冷めてしまうと形を変えることが出来ないので、とにかく時間との勝負!仕上げまでほぼノンストップなんです。
実際に体験してみると、想像していた以上に吹きガラスは繊細で、過酷で、作品自体はもちろんブローアースタッフさん1人1人の汗まで美しい世界なのでした。偶然が生み出した形と色の出方はどれも唯一無二の表情をしています。
吹きガラスのプロフェッショナル達の作品が一堂に会すこの展示会。作家さんごとに作風や色遣いも多種多様で、吹きガラスの奥深さを堪能して来ました。
涼しげで、でも手仕事の温かみに満ちた作品ばかりです。
肉球で白く色付けされたグラス達。
すりガラスも素敵!
一つひとつ手吹きで作られたガラスは、凛とした美しさと、どこか人肌のような温もりを感じさせてくれます。完璧過ぎない歪みや揺らぎに、作り手に息遣いや時間の流れまでが宿っているようで、ただの「器」としてではなく、そっと暮らしに寄り添ってくれる「存在」として心に残りました。
四季の移ろいを感じられる寺家ふるさと村の風景と、ガラスという儚くも力強い素材。どちらも静かに、だけど確かに胸を打ちます。JIKE STUDIOも猿江ガラス工房も、公式Instagramにて最新情報を発信されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
JIKE HAUSにて「吹きガラスの世界」と同時に開催されていた、「│JIKE HAUS 企画展│Sa-Rah 2025 Spring/Summer Collection『yurayaka─ゆらやか─」も眺めて来ました。こちらの企画展は元来本日6月22日(日)までのところ、7月13日(日)まで延長になったようです!
Sa-Rahは愛媛県の大洲市五郎にアトリエを持つ帽子千秋さんのブランドです。また別記事にて紹介させてください。
⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな