6月23日の東京株式市場では、日経平均は3日続落となり、前日比49.14円安の3万8354.09円で取引を終えた。米国によるイランの核施設への攻撃を受け、リスク回避の動きから売り物が先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は29銘柄(30%)、下落は64銘柄(67%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、コナミグループ<9766>が年初来高値を更新し、バンダイナムコHD<7832>やセガサミーHD<6460>も買われるなど、家庭用ゲーム大手の堅調な動きが目立った。
サイバーエージェント<4751>やコロプラ<3668>、東映アニメ<4816>、ハピネット<7552>などもしっかり。
前週末に2026年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した日本一ソフト<3851>は、朝方は売り物が先行する展開となったものの、次第に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した。
半面、SUPER STATE HOLDINGSが筆頭株主のSBIHD<8473>に保有する同社普通株式を650万株を上限として譲渡する予定と発表したgumi<3903>は、SBIHDとの業務提携の強化が進むことへの期待から一時799円まで買われたものの、一巡後は値を崩し、往って来いの動きとなった。
ほか、円谷フィールズHD<2767>の下げがきつく、enish<3667>やアエリア<3758>などが売られた。