“芸能界最強”の芸人は、格闘家・魔裟斗(写真)のYouTubeチャンネルで明かされた(本人のInstagramより)

 

 動物でも人間でも“誰が最強なのか”という議論は、古今東西尽きることのない話題。この度、令和の芸能界では一定の結論が出たようでーー。

 

「はるか昔から、『芸能界で誰が一番ケンカが強いのか?』という議論では、真っ先にタレントの大木凡人さんの名前があがっていました。しかし、その大木さんと並んでもう1人、名前があがる人物がいます。お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さんです」(芸能記者)

 

 

 ブラジリアン柔術(グレイシー柔術)を習っていたことでも知られる鈴木は、その強さがまことしやかに語られてきたが、6月18日、その噂について、ついに鈴木自らが語ったことが話題となっている。

 

「鈴木さんは、6月18日に更新された元K-1王者・魔裟斗さんのYouTubeチャンネルに出演。“芸能界最強説”の噂について語りました。

 

 それによれば、鈴木さんは、1993年、高校卒業後の18歳のとき、深夜にテレビで観た『UFC第一回大会』で、相手を1発も殴らずに関節技で勝ち進む柔術家、ホイス・グレイシーの闘いぶりに衝撃を受けたそうです。その後、新聞にグレイシー柔術の生徒募集の広告を見つけて、すぐに習いにいったそうです。指導してくれる先生は、『ブラジルの町工場のおじさんで、月謝は1万5000円だった』という話を聞いて、魔裟斗さんも『(当時としては)高いね』と驚いていました」(芸能記者)

 

 その後、鈴木はお笑いの道へ。鈴木が強いらしい、という噂を聞きつけた養成所時代の仲間たちは、「鈴木チャレンジ」の名のもとに、次々と鈴木に挑んできたという。鈴木は、動画のなかで、そのときの様子をこう語った。

 

「初めは冗談だろうと思ってたら、本気で1発目の奴がバーン! とぶん殴ってきたんですよ。それで、『あ、ヤベェ』と思ってすくみながら、でも、(向こうが)本気なのって伝わるじゃないですか。もうヤバイと思って、そのまま倒して」

 

「それでも喉をグーッと潰してこようとしたり、殴ってこようとしたり、爪で引っ掻いてこようとするから、ホントにこれは危ないと思って、腕取りにいって。で、タップしてなかったので、2、3人(骨を)折りました」

 

 これには、さすがの魔裟斗も驚きながら「折った?」と聞き返すと、鈴木はあっさりと

 

「折りました。同期の奴。腕と、ヒールホールドで膝、あとアンクルホールドで足首」と、恐怖の回答。この件がきっかけで、「鈴木拓最強説」が広まっていったのだと語った。さらに、話の流れでスタッフから「あの人、強いらしいよみたいな話」はあるのかと聞かれると、

 

「僕が肌を合わせたっていうのでいくと、絶対に間違いなく強いのが『ガリットチュウ』の福島くん。間違いなく強いです。柔術の試合でも、日本人には一度も負けたことないらしいです」

 

 と、お笑いコンビ「ガリットチュウ」福島善成の名をあげ、「あと、もう1人あげるとすると、古坂大魔王(ピコ太郎)さん。間違いなく、あの人も強かったですよ」と、意外な名前をあげた。

 

「その根拠として、鈴木さんは、チョークなどをほぼ取られたことがないにもかかわらず、古坂さんには取られたことを説明。古坂さんは、もともと打撃と柔道をやっており、何より体が強いそうです。『ご本人があまり言いたがらないので。でも、めちゃくちゃ強かったですよ、俺が対峙した中では』と力説し『リアルな芸能界最強っぽいね、それは』と魔裟斗さんも同調しました」(同前)

 

「同期の骨を3人折った」という驚愕のエピソードをさらっと明かした鈴木に、YouTubeのコメント欄には、

 

《やっぱ技術もそうだけど普通に相手を骨折させられるメンタルもえぐいよな。強いというか怖い》

 

《拓さんがバライティ番組でいつも堂々としている理由が分かりました》

 

《バカにされても、ガラ悪いやつに絡まれても「こんなのすぐ倒せるしなぁ」って思って全然ムカつかないらしいし強さとか自信って心の余裕になるんだなぁって改めて納得》

 

 など、鈴木拓最強説に納得する声が多く聞かれた。

 

「とんでもないエピソードが明かされたことで、鈴木さんの芸能界最強説は、あながち嘘ではなかったことが証明された形となりましたね。

 

 そんな鈴木さんですが、5年前に、首に血管のプラークができてしまったことで、医者から『格闘技は一切禁止』と言い渡されたそうで、今はもう何もしていないそうです。数年後に“最新版”を決めることになれば、またわからなくなるかもしれません」(同前)

 

 果たして次の“王者”はーー。

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