映画『ハリー・ポッター』シリーズでシリウス・ブラックを演じたゲイリー・オールドマンが、HBOのドラマ版でダンブルドアを演じたかったと打ち明けている。
『ハリー・ポッター』ドラマ版、マルフォイ&ダーズリー家の人々も決定
ダンブルドア校長役を皮切りに、続々とキャストが発表されている …
映画シリーズ出演から約20年、「ちょうどいい年齢」
先月から撮影が始まったドラマ版に関しては、主人公ハリーとハーマイオニー、ロン役が決定しただけでなく、ダンブルドア役のジョン・リスゴー(『ザ・クラウン』)をはじめとした脇を固めるキャストも続々と発表されている。
米Varietyの動画インタビューで、ゲイリーはドラマ版について、「個人的には、オリジナル版に関わっていた人たちには一切近づかないんじゃないかと思う。でも、実はすごく興味があるんだ。だって、原作の多くが(映画では)カットされていたからね」とコメント。ドラマ版はJ・K・ローリングの原作小説に忠実に、映画では描かれなかった原作のストーリーを掘り下げると伝えられているため、そのコンセプトに関心を寄せているようだ。
さらに、演じてみたいキャラクターについては、「ダンブルドアを演じてみたかったな。もういい年になってきたし、ダンブルドアを演じるにはちょうどいい年齢だからね」と答えたゲイリーは現在67歳。以前からダンブルドア役に興味を示していたゲイリーの願いは残念ながら叶わなかったが、映画シリーズへの出演が楽しかったからこそ、その世界に再び戻りたいと思っているのだろう。
シリウス・ブラック役で初参加した映画シリーズ第3作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』については、監督を務めたアルフォンソ・キュアロンとの仕事が興味深かったと振り返り、「私が参加した3作目で、彼は素晴らしい仕事をしてくれたと思う」と語っている。
またゲイリーは、その動画インタビューの際に、過去の出演作の台詞からどの作品かを当てるクイズに挑戦した。しかし、ある台詞に関してはまったく記憶にないようで、「思い出せないということは、実際に身体を動かして演じた役じゃないからかな?」と自問自答し、「ということは、これは(アニメの)『カンフー・パンダ』だ」と回答。
しかし、スクリーンには「ブー!」というブザー音とともにバツ印が表示され、不正解。「あれ? この台詞を言ったのはシェン大老じゃなかったっけ?」と、『カンフー・パンダ2』で自身が演じたキャラクター名に言及した。困惑気味のゲイリーは、正解が『フィフス・エレメント』で演じたゾーグだと聞いてもピンと来ないようで、「ホントに? 全然覚えてない。あの時の僕は何のドラッグをやっていたのかな?」と自虐気味に爆笑していた。
ゲイリーといえば、人気ドラマ『窓際のスパイ』シーズン5が9月24日(水)よりApple TV+にて配信開始。高い評価を受けている同作は絶好調で、すでにシーズン6まで更新され、シーズン7も動き出していると言われる。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米Variety、英Radio Times