Hey Boy Hey Girl / The Chemical Brothers
1曲目にお送りしたのは、The Chemical Brothersで『Hey Boy Hey Girl』でした。この『Hey Boy Hey Girl』なんですけど、タイトル通りに『Hey Boy Hey Girl』ってやると間違えます。
なぜか曲中では『Hey Girl Hey Boy』なんですよね。タイトルだけなぜか逆というちょっと騙されてしまうタイトルなんですけど。
実は何を隠そうThe Chemical Brothersというのは昔、The Dust Brothersというユニット名で活動していたんですけど、同名のユニットがアメリカにいるということで、訴えられてしまって改名せざるを得ない状況になって、The Chemical Brothersになったということなんですけど。ちょっとどこかのバンドと似てるかなと思っております。
先日幕張で行われる予定だった『THE BEACH 2025』。これがなんとThe Chemical Brothersが出演する予定だったんですが、中止になってしまったということで、天候のため中止になってしまいました。残念という風に思っていた方多いと思うんですけど、なんと急遽『O-EAST』でDJやるということになりまして、急遽DJプレイを披露したということで、チケット多分即完だったと思うんです。
発表して、びっくりみたいな感じの人も多かったんじゃないかなと思います。『O-EAST』であのThe Chemical Brothersを見れた方はこのリスナーの中にいます?ちょっといたらどんな様子だったか送ってきてほしいですね。The Chemical Brothersうらやましいな。
ということでちょっと今日は流しましたけど、どうですか、The Chemical Brothers。やっぱり本当に意外とこの人たちって音楽の雰囲気からどの時代の人なんですか?というふ風に思う人多いと思うんですよ。結構歴史長くて、それこそOasisがブレイクし始めてちょっと後ぐらいに出てきた感じの印象ですね。その頃からやってて、だからフィーチャリングをNoel Gallagherにやってもらったりとか、The Charlatansにやってもらったりとか、PrimalのBobby Gillespieとかにやってもらったりとか、もうUKロック好きならたまらない。
改めてちょっと来日、DJで多分やったんだよね。これアーティストとしてじゃなくて、かなり貴重なんですよ。つまり、自分の曲じゃなくて、人の曲をプレイして、いわゆるディスクジョッキーとして演じたということだと思うんですけど。これはかなり貴重だったと思うんだよね。行けた人本当に羨ましいです。繰り返しますけど、行った人ぜひメッセージこっそり送ってください。
Here With Me / d4vd
Is This Really Love? / d4vd
〜対談音声の後〜
まず朝起きたら何をしますか?という質問をしました。チャイティーを飲むと。そこから朝食を食べてその後洗顔をして、その後は『PS5』ビデオゲームをするということですね。ツアー中だと2時に起きて大体8時にスタートするから、6時間の間何してるの?ということだけど、基本的にゲームしてるということです(笑)。
だからリハないんですって、ボーカルウォームアップぐらいはするけどということでそれぐらいらしいんですよね。ちょっとそこは[Alexandros]と違うなと思いました。リハがないのいいな。楽ですね(笑)。
そして日本に来るたび、今4回目の来日らしいんですけど、今回は何を一番最初に食べます?って聞いたら、カレーパンを食べるということでした。セブンイレブンのやつじゃないとダメだって言ってましたね(笑)。こだわりがあるそうですね。
僕の個人的な意見も交えながらいろんな質問をぶつけていきました。まず哀愁が感じられるんだよねという風に伝えたんですけど。哀愁って結構日本特有の感情表現というか、情景の表し方だと思うんですけど。それをまず説明するにあたって、メランコリーだとか、物悲しいみたいなことを伝えたんだけど。
これはもしかして日本のアニメを見ている影響があると思う?って聞いてみたんですよ。そしたら絶対そうだと思うと本人も言ってて、特に『東京喰種トーキョーグール』とか『DEATH NOTE』とか、あと『進撃の巨人』というのを見て、そこの劇盤で流れていた音楽がとても物悲しいものだったと。そこにすごくインスパイアされたという風に言ってましたね。
だから確実にその哀愁というものがあるとしたら、アニメの影響を受けたと言えると思いますと言ってましたね。
僕だからラジオでもかけたときに、いろんな人からd4vdという人の曲なんだけど、すごく日本の風景に合うよねという風に言われたんですよと伝えると、とてもそれは光栄なことでありがとうと言ってましたね。
続いて「音楽をどうやって作っていくんでしょうか?」という、アーティストからアーティストへのメッセージを投げかけていきました。
音楽業界の中で制作が楽しいのか、ライブが楽しいのかどっちが楽しいですかって聞いたら、どっちも楽しいと言ってます。制作するの楽しいんだけど、その作った歌詞とかをライブでファンがSing alongしてくれる瞬間がすごい楽しいと。僕も近いとこあるかな。
あとはスランプに陥ったことがありますか?みたいなことを投げかけてみました。若干20歳のまだまだ、これからですみたいな。これからにしても本当に大物なんですけど、投げかけてみたんですけど、スランプに陥ったことはないという風に言ってましたね。というのも書くものが無いってことが無いわけですね。
つまり本当に見ているテレビだったりとか、映画とかやってるゲームとかからインスパイアされるから、ネタがなくなることが無いみたいなこと言っていましたね。なるほどなと思いましたね。だから僕なんか例えば、映画とか観てて、映画そのまま歌詞にできないなと思ってたんだけど、それでもいいのかとちょっと思わされたところはありましたね。
あとはメロディーから先に作るか、歌詞から先に作るかみたいな質問を投げかけたんですけど、メロディーから作ると言ってましたね。メロ先というやつですね。そうなんだと思って、そこは自分とちょっと近いなという風に思っていたんですけど。
この後の質問でちょっとびっくりしたのが、アレンジメントどうしてるの?って聞いたら、アレンジを一番最初に作りますって言ってました。じゃあメロディーよりも先に組んだってなって、つまりもう楽器とかそういうのを全部作ってから、そのメロディーがそこにはまるかどうかというのを作ってるんだと思うんですよね。だからセッションみたいな感じで作っていくのかな?
あと今回の新作がロンドンで作ったということで、どうでした?と聞いたら、すごい良かったと。アメリカからちょっと離れていろんなやってみたかったプロデューサーとかに囲まれて作っていくのは、すごい楽しかったよと言ってましたね。
あとは昔、妹の部屋でiPhoneで楽曲を制作していたということを聞いたんだけどと言ったら、その話は本当ですと言って、今でもそれで作ったりもするらしいけどね。
その頃の曲とかを聴いて、今回の新作聴くとすごい成長っぷりに驚かされます。でも根幹は変わらない何かがありますね。音楽学校とかそういったところには通ってないということで、すべて独学、YouTubeで学んだりとかしてたみたいですね。恐ろしいなと思いました。
そして最後に一番でかい質問ということで、一番好きなアニメなんですか?と聞いたら、とても難しい、一番大きな質問だと言った上で、『ドラゴンボール』って言ってました。そこはちょっと嬉しかったですね。
はっきり言ってもう僕の世代なわけですよ。それが今このアメリカで20歳で『ドラゴンボール』見て育ったという風に言ってくれたのは、嬉しかったですね。誇りにも思いましたしね。あとは『進撃の巨人』も2位に選んでましたね。そこでちょっと意気投合した感じもありましたけど、やっぱり『ドラゴンボール』ってすごいなと思いましたね。
超える / [Alexandros]
実はd4vdにインタビュー終わった後になんと我々のNEWアルバム『PROVOKE』をプレゼントしまして、そこに今かかっている『超える』が、今日本で放送中の『ウマ娘 シンデレラグレイ』の主題歌なんだよってことを伝えたら、そうなんだという風に言ってて、『ウマ娘』は知らなかったみたいなんですけど、ちょっとチェックしてみるよってことで帰りの飛行機、ぜひ見ますって言ってたので、もうアメリカでも『ウマ娘』が流行ること間違いないかなと思います(笑)。