女優ペ・ドゥナがCoupang Playオリジナルシリーズ『家族計画』(Leminoで配信中)での演技により、「第23回ディレクターズカット・アワード」で「今年の女優賞」を受賞した。

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今回の受賞は、彼女の深みある演技力だけでなく、Coupang Playオリジナル作品の創造性と完成度が高く評価された象徴的な成果として注目されている。

『家族計画』は、記憶を自在に編集できる特殊な能力を持つ母親が、家族と力を合わせて悪に立ち向かうストーリー。ペ・ドゥナは本作で、感情表現が苦手ながら子どもたちには愛情深い母親ハン・ヨンスを演じ、圧倒的な没入感を与えた。

“ブレイン・ハッキング”という脳を操作して相手の記憶を支配する能力を使って犯罪者に立ち向かう姿はスリリングそのもの。

理性と感情、母性と怒りの間を自在に行き来するペ・ドゥナの表現力には「人生最高の演技」と称賛の声が相次いだ。

(画像=DGK)

受賞の場でペ・ドゥナは「ディレクターズカット・アワードで女優賞をいただけて本当に光栄です。映画監督の皆さんからの評価ということで、より一層意味深く感じています。『家族計画』を愛してくださった皆さんに感謝します。これからもどこにいても謙虚な俳優になります」とコメントを残した。

この受賞は、作品が世界に先駆けて認められた後、国内でも高い評価を受けたという点でさらなる意義を持つ。

『家族計画』は今年4月、ヨーロッパ最大級のドラマフェスティバル「2025シリーズマニア・フェスティバル」国際パノラマ部門において、韓国作品として唯一招待され、プレミア上映された。

現地メディアや観客からは「現代家族の複雑な関係をブラックコメディで描いた傑作」「キャラクターたちの内面と表面のギャップを巧みに揺さぶり、最後まで目が離せない」と絶賛された。

ペ・ドゥナ(画像=Coupang Play)

Coupang Playオリジナルプロダクション総括のアン・ヘヨン常務も「監督たちが自ら選ぶこのアワードで『家族計画』が認められたことは大きな誇りだ。今後も実験的かつ完成度の高いシリーズを通じて、オリジナル作品の水準を高めていきたい」と今後の展望を語った。

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