天月が日比谷野外大音楽堂で初の野外単独公演を行った
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YouTubeを中心に活動する歌手の天月―あまつき―(年齢非公表)が10日、東京・日比谷野外大音楽堂で初の野外単独公演を開催した。
この日のチケットは即日完売。3000人のファンが会場を埋め尽くす中、「アストロスト」からスタート。伸びやかな声を野外の空に響かせた。
ライブ前半ではマスコットキャラクター「正宗」によるダンスレクチャーに続き、「にゃんでい」では猫耳、「負け犬のリベンジ」では犬耳をつけてパフォーマンスを行うなど、遊び心あふれる演出も披露。ライブの定番曲でもあるMONGOL800のカバー「小さな恋のうた」では、エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げる天月と観客による大合唱の声が夜空に響いた。
ラスト2曲「CELEBRATION」「Letters to me」では、観客のスマートフォンライトが星のように灯され、夜空に美しく幻想的な光景の中、パワフルなパフォーマンスを立て続けに披露。その後のアンコールでラストを飾ったのは「Hello, My Story」。この楽曲では観客によるスマートフォンでの撮影が特別に許可され、観客一人一人が思い思いに特別な時間を切り取る中、全身全霊のパフォーマンスでライブを締めくくった。
公演後、天月は「歌手として憧れの一つであった歴史ある日比谷野音のステージに立って過ごした時間は本当に楽しくて幸せで、あっという間でした」とコメント。「今回のライブのために用意した新曲や僕の名前にちなんだ月や星にまつわる楽曲たちを一緒に歌ったことは、僕の音楽人生の中でも特別な1ページになりました。会場から伝わってくるパワーが、僕の歌に新しい命を吹き込んでくれるライブならではの瞬間が大好きです。みなさんと作り上げた満天の星空を一生忘れません」と感慨深げに話した。
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