近年韓ドラ界は、女性ドラマが増えているが、男性ドラマも異なる魅力で面白さをプレゼントしてくれる。
ヒーロー物的要素が強めで、組織内の関係やアクション、義理、友情など、信念やプライドをメインにしたストーリーが目立つ。
来週からBS・CSで放送される予定の男臭い韓国ドラマを6つ紹介する。
近年韓国のドラマ界は、女性が主人公の作品が増えている。
仕事や人生、恋愛に焦点を当て、女性が直面する現実や苦悩、それを乗り越える姿と成長などを描いた物語に、共感しエールを送ったことがある人は多いのではないだろうか。
しかしなかには、男性主人公が活躍するタイプの作品が好きな人も。どちらかというとヒーロー物的要素が強めで、組織内の関係やアクション、義理、友情など、信念やプライドをメインにしたストーリーが、女性ドラマとは一味異なる面白さをプレゼントしてくれる。
また、たとえ女優とW主演の場合であっても、女性が単独メインのそれとは趣が違うことがほとんど。男性主人公の登場は、独自の魅力を発散する。
そこで本記事では、来週からBS・CSで放送開始予定の男臭い韓国ドラマを6つご紹介。韓流スターの迫真の演技が堪能できる作品をピックアップした。
軍検事ドーベルマン (tvN/2022)
『軍検事ドーベルマン』は、軍事裁判所にスポットライトを当て、主人公が軍隊内の悪を正し、真の軍検事として成長していく軍法廷アクション。『梨泰院クラス』(JTBC/2020)をきっかけに一躍知名度をアップしたアン・ボヒョン主演作だ。
軍隊という男性によって構成された組織内の階級社会と権力構造、政治的要素が盛り込まれ、男性主人公の内的変化と葛藤も大きな見どころで、真実が明かされるまでの過程は、緊張感とカタルシスの両方を満喫できる作品となっている。
●日本初回放送情報：TBSチャンネル/2025年5月12日(月) 午後0:00〜午後1:10
●番組ページ：https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3276/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：tvN
軍検事ドーベルマン
法廷/アクション
tvN/2022/全16話
あらすじ
お金に目がない軍検事のド・ベマン(アン・ボヒョン扮)。民間の法律事務所のパートナー弁護士にスカウトされるため、5年間の軍生活を終える日を今か今かと待ち望んでいた。しかし、除隊を控えたベマンの前に「法を勝る階級はない」と軍法を第一に考える新任軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア扮)が突如として現れる。軍の厳格な階級制度に固執しないウインに対し、ベマンは自分が除隊するまで問題を起こすなと忠告した最中、IMディフェンス会長のノ・テナム(キム・ウソク扮)とアイドル歌手のアレンがハン・セナに対して性的暴行を働き･･。
キャスト
アン・ボヒョン、チョ・ボア、オ・ヨンス、キム・ヨンミン、キム・ウソク 他
最高視聴率・受賞歴など
口コミ
「一気見したくなるくらい面白かった」
「コメディ、アクション、ロマンスがちょうどいいバランスだった」
「軍検事という設定が斬新」
予告映像
動画出典：衛星劇場
熱血司祭 (SBS/2019)
『熱血司祭』は、聖職者でありながらすぐにキレてしまう司祭とおバカな刑事の痛快アクションコメディー。昨年シーズン2がお目見えされた人気作で、韓国を代表する俳優キム・ナムギルが主演を務め、先頭に立って物語を牽引している。
正義感溢れるキャラクターが悪に対抗するヒーロー物的要素に、アクション、犯罪、コミック要素を織り交ぜた見どころ満載の1作。主人公が持つ魅力で周囲の人を惹きつけ、仲間を増やしていく過程も好評を得たポイントだ。
●日本初回放送情報：アジアドラマチックTV/2025年5月14日(水) 22:00
●番組ページ：https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011211/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：SBS
熱血司祭
アクション/コメディ
SBS/2019/全40(20)話
あらすじ
過去のトラウマにより怒りを抑えきれないクセ者司祭が悪事を働く権力者たちに立ち向かう痛快アクションコメディ。
キャスト
キム・ナムギル、キム・ソンギュン、イ・ハニ、コ・ジュン、クム・セロク 他
最高視聴率・受賞歴など
口コミ
「長いけど面白かった」
「ストーリーがしっかりとしている」
「痛快という言葉がぴったり」
予告映像
動画出典：PLAN Kエンタテインメント
ハピネス -守りたいもの- (TVING/2021)
『ハピネス -守りたいもの-』は、原因不明の感染病によって封鎖されたあるマンションを舞台に、生き残りをかけた戦いを繰り広げるゾンビ系サバイバルスリラー。アイドル出身ながら、いまや韓ドラ人気を牽引する俳優の1人となったパク・ヒョンシク主演作だ。
ハン・ヒョジュも主人公を務めており完全なる男性ドラマとは言えないが、2人の対比がよりそれぞれのカラーを色濃く映し出しており、ガールクラッシュなヒロインを支え、全力で守り抜こうとする男性主人公の姿が印象的。極限状態の中で繰り広げられる心理戦と相まって、よりドラマチックな仕上がりになっている。
●日本初回放送情報：ホームドラマチャンネル/2025年5月16日(金) 深夜0:15
●番組ページ：https://www.homedrama-ch.com/series/17783
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：TVING
ハピネス -守りたいもの-
サバイバル/スリラー
TVING/2021/全12話
あらすじ
警察特攻隊で働くユン・セボム(ハン・ヒョジュ扮)の夢は、自身の家を持つこと。その夢を叶えるために親友で刑事のチョン・イヒョン(パク・ヒョンシク扮)と一緒に住むことに。しかし、ある日謎のウイルスが広まり、2人が住むマンションが封鎖されてしまう･･。
キャスト
ハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジン、カン・ジウン、イ・ジュニョク 他
最高視聴率・受賞歴など
口コミ
「予想外の展開もあって面白かった」
「ゾンビが苦手な人でも観やすいかも」
「細かい設定があってよかった」
予告映像
動画出典：KNTV
餌＜ミッキ＞ (coupang play/2023)
『餌＜ミッキ＞』は、韓国中を震撼させた未解決詐欺、“医療機器逆レンタル詐欺事件”をモチーフに、8年前に容疑者死亡で終結した事件と、現在発生した連続殺人事件に潜む真実を、刑事が追うクライムサスペンス。アジアのプリンスの異名を持つチャン・グンソクが、これまでの王子様イメージを脱ぎ捨て、野性味ある刑事役を熱演した作品だ。
主人公はもちろん犯人や、その他登場人物のほとんどが男性であるという点や、殺人や詐欺をメインに物語が展開されるハードボイルドな世界観まで、1つの事件を中心に男性間の紛争と心理戦が繰り広げられる。
●日本初回放送情報：ホームドラマチャンネル/2025年5月17日(土) 午前4:00
●番組ページ：https://www.homedrama-ch.com/series/17023
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：coupang play
餌〈ミッキ〉
サスペンス
coupang play/2023/全12話
あらすじ
2010年に韓国で5兆ウォンを超える巨額詐欺事件が発生。犯人のノ・サンチョン(ホ・ソンテ扮)は逃走中に交通事故で死亡し、騙し取られたお金は被害者のもとへ戻らぬまま事件は幕を閉じる。それから13年が経った2023年。警察に一本の電話がかかってくる。しかし「ノ・サンチョンに殺される」と言い残し、電話は切れてしまう。一方、懲戒処分を解かれた刑事のク・ドハン(チャン・グンソク扮)は、殺人現場に急行し捜査を開始するのだが‥。
キャスト
チャン・グンソク、ホ・ソンテ、イ・エリヤ、イ・ソンウク、イ・スンジュン 他
最高視聴率・受賞歴など
口コミ
「12話完結がちょうどいい」
「暗い作品」
「終始暗すぎて疲れる」
予告映像
動画出典：NBCユニバーサル アジア
悪人伝記 (Genie TV,ENA/2023)
『悪人伝記』は、誠実に生きてきた男性弁護士が絶対悪との出会いをきっかけに、悪人へと変貌していく姿を描いたノワールサスペンス。主に映画界で活躍してきた演技派俳優シン・ハギュンが悪事に手を染めることになるキャラクターを。そんな彼を悪の世界へと引きずり込むヴィランを、狂気的な演技に定評のあるキム・ヨングァンが演じている。
犯罪、暴力、欲望などを交え、荒々しさのあるストーリー展開のなかで、うしろめたさを感じながらも悪事に手を染めていく主人公の心の変化が大きな見どころ。緊張感溢れる展開と心理戦の数々は、男性ドラマだからこその魅力を放っている。
●日本初回放送情報：WOWOW/2025年5月13日(火) 午前1:00
●番組ページ：https://www.wowow.co.jp/detail/200150/001/01
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：Genie TV
悪人伝記
犯罪/ノワール
Genie TV,ENA/2023/全10話
あらすじ
“絶対的悪人”と出会った弁護士ハン・ドンスが悪人に変貌する犯罪ノワール。
キャスト
シン・ハギュン、キム・ヨングァン、シン・ジェハ、ソン・ヨンチャン、チェ・ビョンモ 他
最高視聴率・受賞歴など
監査します (tvN/2024)
『監査します』は、横領や不正、事故が絶えない建設会社の監査チームを背景に、会社内部の腐敗と不正を一掃する痛快オフィス捜査劇。前出の『悪人伝記』でも主演を務めたシン・ハギュンが主人公の監査チーム長を演じている。
冷徹なキャラクターで、イ・ジョンハ扮するピュアで何事も肯定的に受け止める新入社員と共に、次々と不正を暴いていく過程が爽快感抜群。両極端な2人の対比が、それぞれのキャラクターの色をより明確にし、劇に面白さをプラスしている。
●日本初回放送情報：WOWOW/2025年5月16日(金) 午後8:00
●番組ページ：https://www.wowow.co.jp/detail/203616/001/01
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典：tvN
監査します
オフィス
tvN/2024/全12話
あらすじ
JU建設の監査室を舞台に、冷酷な監査チーム長と熱血新入社員のコンビが繰り広げるオフィスドラマ。
キャスト
シン・ハギュン、イ・ジョンハ、チン・グ、チョ・アラム 他
最高視聴率・受賞歴など
予告映像
動画出典：tvN drama
韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。
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