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MCUシリーズの『サンダーボルツ*』では、公開前からアベンジャーズタワーがCIA長官ヴァルによって買収されていたことが明らかになっており、長らく所有者不明だった巨大タワーのその後が描かれることとなった。

もちろん架空のタワーではあるが、もしこの旧アベンジャーズタワーが実在していたとすれば、一体いくらの価値になるのだろうか。

ニューヨーク市で長年不動産業に従事し、ウィリアムズ・エクイティーズのプリンシパルであるマイケル・T・コーエン氏のIGNのインタビューによれば、アベンジャーズタワーは軽く10億ドル、現在の日本円にして約1500億円を超えるという。

”価値を測る基準としては、1平方フィートあたりの価格になります。ただ実際にアベンジャーズタワーが100万平方フィートなのか、150万平方フィートなのか、正確な面積は明かされていないと思うんです。なので正確な計算ができない状態での手探りなんですが、それでも外観や規模、立地を考えればアベンジャーズタワーが10億ドル以上で売れるというのは十分にあり得る話でしょう”

ちなみにニューヨーク市マンハッタンに実在する超高層ビル「590マディソン・アベニュー」は、11億ドルで売却されており、近年のニューヨークにおける最も高額なオフィス取引とされている。そのためアベンジャーズタワーも、590マディソン・アベニューに匹敵するクラスの取引だったことは間違いない。

日本の建築物の建設費に置き換えると、歌舞伎町タワーは約430億円、東京スカイツリーは約650億円、あべのハルカスは約1300億円とされており、単純な売却額だけでもスカイツリーを2本建設できることになる。

MCUの世界興行収入で比較すれば、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の11億5000万ドルがアベンジャーズタワー1棟分に相当する。『アベンジャーズ』も15億ドルであるため、タワーを購入することが可能だ。MCUで最も興行収入を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、2.5棟分を購入できる計算になる。

アベンジャーズタワーはもともとトニー・スタークのスターク・インダストリーズが建設したスタークタワーであったが、『アベンジャーズ』でのニューヨーク決戦を経てアベンジャーズタワーへと改称された。その戦いでは「STARK」のLED文字が破壊され、「A」のみが残ったのも印象的な演出である。

しかし『スパイダーマン:ホームカミング』では、突如売却されたことが明かされ、アベンジャーズは別の基地に移転していた。

『サンダーボルツ*』ではその行方がついに明らかとなり、ヴァルが動かせる資金の規模の大きさもうかがえる内容となっている。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日より劇場公開中だ。

桁違い過ぎて意味不明

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ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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