<光る君へ>第19回 徹底解説:貴族だからといって賢いわけではない伊周<放たれた矢>

本日は光るきえ第19話の徹底解説をお 届けいたしますドラマ解説チャンネルで ございますのでドラマの解釈や演出につい て解説していく動画となっておりますいい 意味で歴史系YouTuberの皆様と 合わせてお楽しみいただけると思いますの でえ是非最後までご視聴いただければと 思いますま今回も非常に面白かったですね 色々と見てまいりましょう全部でここのお 話しさせていただきますまずはですねえマ が発したセリフでございますけれどもえ 後者まだ必ずしもけならずの話からさせて いただければと思います一天皇に対して 言った言葉でございますけれどもまここの シ非常に見ていて皮肉が聞いていて笑っ ちゃったんですけども私要はですね真広が ま層に関してのま新学府党に関してえ勉強 し始めて興味を持っているわけでござい ますけれどもその中にあるですねま一説と して校舎未だ必ずしも剣ならず下者未だ 必ずしも軍ならずとえいうような言葉をえ ヒは一条天皇に対して披露をいたしました ま非常に分かりやすく言うと貴族と下々 その他のま一般市民という風に分けた時に ですね貴族だからといって賢いとは限ら ない貴族よりも身分は下である一般 ピープルだからといってえグつまるところ まおバカさんとは限らないと愚か者では ないとま当たり前ちゃ当たり前ですよね まま今の日本は一応ま貴族とかそういうの はないですけれどもうん何で言えばいいか がなちょっと難しいですかねやめましょう なんか角が出しそうなんで例えやめます けれどもでですねまこの言葉をマヒロは 言ったわけでございますけれどもま真を仮 にですよ仮にねま真広もま火九貴族から 今回まま上級貴族に仲間入りしました けれどもま火九貴族で貴族ではまあります けどま一応下車といたしましょうまねあの 貴族の中ではくいは低い方だから真広を 下車と仮定した時にそう仮定したら めちゃめちゃ笑えるシーンだったんでしょ その直後にこれれ地かと高家が2人でま 一天のに会いに来たわけでございます けれども真がねこういった言うならば賢い 言葉ま言うならば土性論と言いますかです てま当たり前だけれども非常にこう論理的 なことを言ったのにその後に来たこれ地か ま上級貴族ではありますがま道長に比べる と今は評価されていないけどま上級貴族で はありますよとお父さんそ元々白でしたよ とのこれ地が来たらですねまたもやねカド にはを設けていただかなければ困りますの でみたいな形のことで言ってですねでも 一条ってのは一条ってのでね地下はまいつ もその話みたいな感じでも完全に呆れられ ているような言葉をですね一条点の自ら走 ておりましたそれに対してこれちか何とも 思っていなそうでございましたけれども あれそうあれめちゃめちゃ苦言を呈され てるんですけどまそういうところがお前 そういうところだぞっていうのがま垣間 見えるシーンでしたでしかもそこのシーン でですね弟の高い家もですねま麻ひを見て ねあのいつも見慣れないオがいるなみたい な感じでまあその言い方が非常にこう真広 下にえ見るような言い方をしておりまして まこの兄弟そういうところだぞって感じで なのでこの言葉をま私が何で笑ったかって 言うとこれちか高い絵身分高いけれども 賢くない真広身分高くないけれども別に 愚かではないとまなんなら真広賢いこれ ちか高いで賢くねえという風な形でこの シーンは絶対その辺を皮肉を聞くような 感じで演出していたと思いますのでだなけ じゃなければわざわざこんないいシーンの 後にですねこれしかのねみこみたいな感じ のシーン入れないと思いますのでまそれは そういう皮肉を聞かせていたんじゃないか なという風に思いますよと実際ねもしこの 言葉をそのまんまなんつうの真面目な演出 方法としてこの言葉をよりこう高めるよう なことだけを狙うのであればこのシーンの 直後に一条天皇と道長との要はね一条天皇 が真広とかいうま面白い子にあってでまね 彼女が男だったら投票するぐらいなんか 面白い人だったって話にまそこでも結局だ からこの話の延長が出ているわけで一条 天皇がそれ評価しているっていうシーがま あったわけでございますのでその間に わざわざこれしか高いの芯を入れ るってことはそういうところだぞって形で ですねめちゃめちゃ あのよくフジテレビのあのドッキリ グランプリとかであの事業をねそのまんま やらせるとかね棚からボタ持ちで棚から ボタもちバカバカ落とすととかではあり ますけれどもななんかそんな感じ本当 リアルこみこじゃないけどもリアルなその 言葉を演出してるようなシーンだなと思っ て日に聞いていて笑っちゃいましたという 話からですね今回ははいで次高級関連の 描写という話をできればと思うんです けれどもまここも非常に巧みなこう 折り重なるような演出になっていたなと 思うんですけれどもまずえ嫌がらせの洗礼 をマロが受けました真広がていうよりもま いつものようにま聖書なが受けている ところに巻き込まれるような感じであり ましたけれどもま今回そのま足にね何かを 踏むま画名みたいなものがえ踏むという ような形となってしまっておりました けれどもそれに対してま聖書長はいつもの ことであるという形でまこういうま言う ならば嫌がらせを日常ねあのから受けて いるとまだけれどもそのま裏にいる 嫌がらせのおそらく当事者であるま子たち に対しては対してですねまそうは言っても 貞子様の笑顔を見ればこんなの痛くむ痒く もありませんみたいな感じのえことを言っ ておりましたけれどもあのここのシーンっ ていうのは結局その現地物語においてもま その廊下に物的なえ描写ってのがあります のでまなんかあの私最近ちょっとこの解説 さってましたけども現地物語におけるあの 要は物語の捜索描写に生きるまひろ自身が 今回え体験したエピソードだったのでは ないかなという風に私個人としては思え ましたでですねあのやっぱり脚本家って すげえなと思ったのが今回聖書ナゴが麻ひ に対して言ったセリフでございまして聖書 オナゴと真広はですねまず貞子とこう話を していたわけでございますけどもそこに いきなり一条天皇が予定外にえ登場する形 となりましたそして一条天皇爽やかな笑顔 で会いたくなったと言ってですねそして 貞子とえ横にはけていったわけでござい ますけれどもまあ言うならばですねあそこ で要は小作りです子作りがその場でしたく なったので来たという形で小作りにえなる わけでございますこれはもう間違いない ですなぜかと言うと大静さん脚の大静さん 自身がえそのことに関してブログで言及さ れているからでございます別に裏に行って ちょっとだけイチャイチャしたんじゃなく て行為そのものをしたという解釈で間違い はありません昼間からお茶でも飲むかと いう感じで小作りする一条と貞子こういう ことが普通にあるのだと教わった時の将棋 そのまま台本にしましたということでまあ 当時はままこのま多くなんか結構もっと もろにでございますけれどもま行為をする にあたってその身分の高い人の場合は月人 というかまそれがえいるって形ですしま なんなら今ほど防音もないというような形 でございますのでまままおい静さんこの 言葉を借りて言うとああ本当そうなんだ じゃそのままやっちゃえって形でですね 日中のシーに大胆にもえ入れ込むという ような形たちがこのシーンでありましたな んですけれどももうこれだからこのセリフ がうまくないですかその要は子作りしに 行ったのよってそそれをこうもにその言葉 を言うんじゃなくて聖書子が言った言葉は このままです女と中宮様は思いご使命を 担っておられますのでというような形でえ 言うという形でま前広も何のことを指し てるのかってことはお分かりになったので 間違いないと思います声も聞こえていたん ですかねまその辺はちょっと分からない ですけれどもあのすぐ戻ってくるみたいに 言ったのがSNSでざついてましたけど すぐなんだみたいな感じでざわついており ましたけどまちょっとそこはねあの人 それぞれ解釈があると思いますけれども とにかくあの1番関心だから笑えるという かその今と感覚が違いますけれども昼間 からいたしてんのかってところがあります けどもとにかく関心したのはもうこのこの 言葉遣ですよね素晴らしいですねやっぱり 加音家というのは はいであとはですねま芸術物語においての ま当然舞台としてですねま高級とかえ代理 とかそういったところでの描写っていうの がまあたくさんあるわけでございます けれどもま結構この光る決めが始まった時 にまそれこそ第1話第2話からある程度 現地物語の返sinceというものはひ 自身が経験してきているってのはま分かっ ているわけでございますけれどもトカの ところから始まりねではあるんですけれど もまそれこそま捜索ではあります がどうやってこの現時物語においでそのま 女優貴族たちの世界っていうのをマヒロ 自身が捜索に生かしていくのかって言った 時にまもちろん火九貴族であり上級貴族と の付き合いもあるで道長ともああいう感じ ではありますがここに来てですねま聖書な を通して高級へ行き今回一条天皇にも合う とでしかも一条天皇にも今回一目置かれ 当然道長との関係もありますよとそういう 風になってくると現地物語において もちろん捜索を含むというかまま捜索では ありますがま人から聞いたえ状況貴族の話 っていうのを捜索に生かすというよりも 比較的マヒロ自身が経験をえしたものと いうのを えそれを捜索していったっていうような 説得力が今回この辺の描写含めてですねえ あったなという風に思いましたまマの師も そうですけれどもまやはりなので聖書言も 要ドラマの立て付けとしてドラマのあの スタンスとして聖書言も紫式部も光君への 世界観の中でそれを経験して経験したもの を職していったというような形だなって いうようなそういう世界観で作っているな という風に思いますよね はいで次え道長の信年ということでまあ 今回非常に三永がねあのいい政治をしてい てま特にこれ地下があんな感じでしたので 余計そのコントラストが際立った会で ございましたけれどもまず道なが冒頭の ところでございましたけれども魔人の定め にえ加わりたいと要は関白にならないって いうのをですね一条天皇に対して非常に ストレートにですねなりませんっていう形 でええ宣言をしていましたでその理由とし てはですね人の定めにねえ参加をしたいと いう風なことを理由にあげておりましたま 関白になるとですね当然偉いですよ1番 偉いんですけれどもある程度やっぱり報告 を受けるだけのえ立場になるというような 形がありますこれはまどのどの職業現在 社会においてどの職業においてもそういう 形かなという風には思いますそれこそえ 内閣総理大臣に始まりえ社長であるとかね え部長役員っていうのもですね組織が 大きければ大きいほどえ自らそれには 関わらないとで時に関わらないけれども 当然上の人間っていうのは一種のこだわり っていうのはそれぞれ何かしらには持って いるのでひっくり返すと部下にえ疎まれる みたいな感じでだから上に行けばいくほど 辛いよっていうようなのは現代も昔も 変わらずかなと思いますけれどもまそれが どうこっていうのは置いといてま道長自身 はやはり自分自身である程度その場を見て いきたいということでその参加をあげまし た賛否はあるかなという風に思いますよね まなんでもかんでもね上の人間が下まで手 を出してしまうと下の人間も特に会社の 組織だったらあの成長していかないっての があるのでままこれは賛否あるし私もこれ が必ずしも正解かていうと何とも言えない かなと思いますけれどもとにかく理由とし てはそういう形ですよで実際今の時点では 道長のそれは機能しているかなという風に 思いまし たまずですねま気遣いのところもそうで ございましてまこれ地高い家がまこれも あのこれ地下の自爆でしたけれどこれま 聞いてましたけれどもま人の定めをした後 にこれ地が道長に対してねあの道たと道を 受したのはおめえだろみたいな感じで 言いがかりつつけてましたけどもそのまま 殴りかかろうとしたらヒって形でですね 避けてずっこけるっていうまあ非常に ダサいシンでございましたけれどもまその 後え3大しなくなった地か高い家であり ますけどもほま3大しないまま言うならば 抵抗勢力をほったほっぽらかしとま自分の 信念に基づいた決断をしていくとまなんか こう角が立つというかってのもありますの で抵抗勢力に意見だけはさせておきたいっ てところがありますよとまなのでこれ地下 と高い家を形式的なものではあります けれどもま配慮をしてですねま噂の恐れを つすっていうようなのはさすがだなという 風に思いましたまたですね元々仲の良かっ たまこのドラマの中でSNSではF4と 呼ばれておりますけどねあの花より団子を 持ちもまじもじってま道長近と高信幸成の 4人のことでございますけれども まこの感じ4人でまた久々にですねま話を していてその空気感っていうのは変わり ませんでしたとまだけれども非常に やっぱり道長がうまいなっていう風に思っ たのはただのに対してえ特定のま役割を 与えなかったと役職を与えなかったって いうところは非常にやっぱりうまいなと いう風に思いましたま仲がいい人間という のをですねま言うま忖度じゃないけれども まあのおお友達人事じゃないですけども なんかそういった形ってまあどこの シチュエーションでもなきにしもらだと 思いますけれどもそれをしないとま要は雪 なりのことは買ってえ黒の塔にするとで 均等はなんかもういいよて実際文化人の方 に実上えつっぱしれますので均等はまいい となんでただのぶだけちょっとこうもやっ とする感じでしたけれどもまそこをこう いうあるし内地が出る前の段階で配慮をし ておくっていうことはですね悪いことでは ないのかなっていう風に思いますよねはい でまその延長でまそれこそお姉ちゃんで ある明子にですねこの人をねあの役職与え てって形でメモを渡されましたけれども その要求に対しては脳を突きつけました セリフが非常に皮肉も聞いていて皮肉聞い ているかつま道長の才能というのを示して いますけれども道た何のようなことはでき ませぬという風に言っているので何でも かんでもね都合のいい人間だけを投票する ようなことは私はいたしませんよという ようなことを言っているわけでございます なんでここまで考えるとですねま賛否は アレドですねま一応道長の政治っていうの は一貫性があってをしているのかなていう 風に思いますが道長も人の子でございます のでここが人によって解釈が異なるかなっ ていう風に思います真広の父をねあの真広 のエピソードを1条天皇に聞いた直後に ですね真広の父のまあの要はねあの推薦の 手紙推薦あの要登場してくださいってあの 手紙をね見つけてでそこには淡の神にして くださいって書いてあったのでそれによっ てですね淡路の神に道長が推いたしました これですね解釈人によると思いますまず ストレートにまあんまりこう背景事情を 考えないで解釈するのであればやっぱり 道長にとって真広というのは特別な人で あるということは変わらないと思いますの で前回の最後だって密回して終りますから ねえ変わらないと思いますのでそうすると まあ一度てのが真ひを褒めていたという形 でマロの父親をの手紙を言うならば優先さ せたというような形なのかなっていう風に 思いますよねま言うならばここまでは道 たか何のようなことはできませんよって いう形で冷静に実力投与をしてきたのに ここでそれを自ら矛盾する行為をしたと いうような解釈ですねまその解釈で1つで え間違いはないかなという風に思いますよ となんですけれどもまそうじゃないって いう解釈もできると思ってまして一条天皇 がですねま面白い女子っていう発言をして いてかつ もし真がねあの男であるならば投してい たっていうようなことを言っていましたで もその真広が男だ当時のま監修から言って 真広という女性を投票することはできない という形ではありますけれどもひの父ま 言うならば真広の地の一部がえ通っている まままえ金ため時の地が真に通っている わけなのでまその父をえ推挙するという ことはですね一条天皇も買っているの父を 父に1つチャンスを与えるっていうのは そんなになんて言うちょっと今みたいな 言葉でえ言うとですねまそれはなきにしも あらずだよなっていうようなところもあり ますのでなんか感情半分一条天皇の意向を 組んだ苦しまれの判断半分という形かなと 思いますここはかなり人によって解釈が 変わると思いますし解釈の差によって今後 の物語の理解には影響ないと思います けれども是非ここ皆様私の中でもどっちか なって疑問に思っている部分がありますの でもしよろしければコメントで皆さんのえ 解釈を寄せていただければと思い ますまこのシンなのでこのシというかここ のま矛盾してんのかしてないのかっていう 解釈議論含めて非常にま道中の政治スタン スっていうのが一貫性がありつつま人間と してどうだろう人間とし人間身があるのか いなかってところのま想像する部分もあり ますけれどもまあでもこの人面白かった ですね一条天皇からね千ひろあまひみたい な感じで言った時にですねもう道中の表情 が もうみたいなすげえ驚いた表情をしていて ですねこの元彼感というかですね昔愛した 女が自分の崇め立てまう上司じゃないけど ま三門からその名が出たみたいな形でです しかも恐ろしいことにとるわみたいな感じ やっぱあいつやべえなみたいな感じだけど もま一度は愛した女だからみたいなちょ ちょっとそんな感じもあんのかなと思っし ますだってその直後にすぐにねもうあの ためとの手紙をここう探してる状態だった ので非常にこう面白い感じでございました ね はいはいでですねじゃそのため時の話に 移りますけれどもこのため時と真実のため 時ということでこのというのは光る君への 世界観におけるため時とまま真実でえ 語り継がれてきてるいうならば光る君をえ 干渉する前からある程度不のため時って いうことをえ歴史の勉強した上でご存知 だった方とのですね間に今まで差があった と思うんですけど今回ここは縮なったと いうかですね表裏一体となったなという風 に思いましてその話をさせていただき ます今後藤原のため時は越前の神になり ますん越前の神の話は確かに今回真広から 出ましたが今回道長が任命したなんならば たと自身も手紙で書いたのは淡路の神なん ですよねだけれども越前の神になるんです よ多分ま実上なるですで一応ドラマのあの 公式で言われてんのは今後越前編がありま すって形で越前編のロケが滋賀県かな琵琶 湖周辺かなんかで始まりましたってのは 12ヶ月1ヶ月前ぐらいかにえリリースさ れておりましたけれども越前編があること 発表されてんですよてことは越前の神に やっぱなるんですよ実同じでつまるところ 今回ま淡路の神になったけどおそらくそれ が変更になるんですよで今回も実際真広は 越前の神にしたらっていう風に言ってまし たよねね真が層に憧れているそして層にま 総人が何人もえ来たという形の話が出て おりましたの でま実際そうの言葉もですねえ堪能なえ ため時が一然の神になるってのは悪いこと ではないですよねっていう風な提案を いたしますため時はノーとま一前神と淡路 の神で比べた時にまだ淡路の神の方が若干 謙虚それでも高望みだけれどもて形なんで 淡の神をえ依頼して結果的にそうなった わけですけども来週おそらく え事前の神へ変更になるのではないかなと いう風に思い ますなのであのもう歴史詳しい方の間で この光る姫におけるため時の疑問点として 要は藤原のたとという歴史で語り継がれて きている人物に比べてまま要は越前の神に なる人物なのにここまで感触にありつけず 言うならば無職数年ですよ無職数年の状態 でねあの藤の信からもちょっとお前人が良 すぎるみたいな感じのことも言われている 状態でどうやってその言うならば出世改造 にちゃんと乗っかるのかというような ところを疑問に思っていた方が結構 いらっしゃるようなんですけれどもまこの 光る君へのため解きはガツガツ感ない けれども実際今回まこれあの要は一条天皇 一応論理的には真広のこと一条天皇が気に 入ってその話が一条天皇から道長に行きで それらを決める道長がまま多分感情は置い といて道長が結果的にはえためを推してと いうような流れで一気にここでまえ6位 から5位にえくいも上がってという形で ですねまそういう風な形になりましたので まこれでなんか実のため時の路線に線路に のかたなというようなところでございます よねちなみにですね来週おそらくえ自然の 神っていう風に書いたおそらくの理由なん ですけれども今までであればですねま一応 この徹底解説ていう動画はこのネタバレを 避けつつ歴史以外のネタバレシナリオ ネタバレを避けつつやってるんですけれど もまた最後に戻ってお話はさせていただき ますが実はですね来週の20話再来週の 21話というのは事前にNHKの公式 ガイドブックのシナリオを入手できません 5月28日にですね20話以降のシナリオ が発売解禁になりますので来週再来週の ストーリー私今日の時点ではNHKの公式 ホームページで予告編からの情報しか得 られておりませんので来週はですねま長徳 の編が思いっきり描かれるでございますの でまそうすると越前の神になるかどう かってのは分かりませんがとにかく越前の 神になることは発表されておりますのでえ エ前編にえ向けてですね通話で話がまた 動いてくるのかなという風に思い ますはいそして今回のこのですね第19話 でございますけれども非常にあのこの光る 君えらしさというか演出今まで積み重ねて きた演出ゆえに光る部分というのがあり ました特に多分実のことはある程度意識し ながら見ている方は今回もお分かりになっ たと思うんですけども藤の三助ってですね 何かを評価する時にですねあんまりこう なんて言うんだろうなあの言葉で賛成とか ねあのどいとか言うんじゃなくてなんか 深く頷くんですよてか道長に対してそれを 過去にやってるんですよねだ今回もそれが ま見えたって形なんですけれど もま未だ疫病に苦しめ民を救うのは上に 立つものの使命と存ずるという風に道長が 言ったらですねここそれぞれの人物が セリフなしにその道長のこのセリフに対し てイエスかのか分かりやすい表情の演技を されておりましたこれ地高のこの兄弟は ですねもう分かりやすくもう脳という目を しておりましたこれ地は怒りのように目を 見開いておりました高い家は横目で何言っ てんだこいつみたいな感じのこう右下をえ 見るような非常に曇った表情をしており ました一方でその曇った高い家のをより 際立たせていたのが映像上カット上は一緒 に移っていた左側の道綱でございます道 ですねまちょっとおばさな部分とか調子の いい部分がありますけれども結構なんて 言うんだろうな正論の方に頭が良くないん ですけども結構正論に対してうんそうだよ ねっていう風に思うしあの感じでそんなに 選択を間違える人物ではないんですよサバ さんの一見以外はなので口元でちょっと こう緩んだ状態でうんって感じの表情をし ていたので道のはそういう感じって感じで ノーノをまなんかよく分かってないけど イエスっていう中でなんかよく分かって ないけどイエスのイエスの説得力を1番 持たせるのは次の実でございまして ロバート秋山さん演じる実がですねうんっ て深くえ頷くという形で正論っていう風な 形を示しますよねま特にやっぱり実はここ まで一切忖度とかその自流に流されすぎず に自分の信念自分が正しいと思ったものに イエスそうじゃないものにはノーという ところを自然とした態度でつ貫き通してい た人物でございますのでまそれが今回も出 ていたなというところでございますはい そしてその後金島もですね口元でこう あんまりこう遠慮したけども口元ちょっと こうこう噛みしめてないけどもちょっと こうキュッとした状態で同意っていうよう な表情を見せていたのでま激しくかしあの 大きく頷く実に対してそのは少ないけれど も道綱のなんか薄めなイエスを 説得力を持たせて最後に閉めるっていう ようなま無言の演技になっていたの本当に このシーンは見事な出来栄これぞ光る君だ なという醍醐のシーンだなという風に私 個人としては思いまし たで大石静さん自身もですねブログでこの ようなことをおっしゃっております私の 今夜のハイライトは父が15位に上がり 赤い素体をえ信の家に借りに行くと実質に 下がった時の真広の表情ですとだこれは ここじゃないけどもこれも表情の話ですね 合わずとも自分の力になり続けている道長 への熱い思いが滲み出ていてぐっときまし たという風に言っていましたはいここで 先週の動画をご視聴いただいた方とですね 激論を繰り広げたんですね私はあのこの この動画チャンネルは激論っていうのは 喧嘩って意味ではなくて光る君というのも 解釈が分かれるシーンがたくさんあるので あのその意見に対して色々と情報交換をさ せていただいておりましたで先週最後の シーンで最後のところで真とと道中が元々 2人が愛し合ったえハオえ誰もいない秋に おいてですねたまたまばったりしてしまっ たお互い相手のことを思ってえばったりし てしまったけども言葉もかわさずに去って いったシーンがありましたそこに対して 真広は昔の己れに会いに来たのねと道長に 対して心の声でいい今話す言葉は何もない と言って去っていってそれは一種ですね 真広の成長や真広の決意というのを示して いると道長に対しても別に愛する人物では ない的なえ側面を示しているのではないか という解釈をされていた方もいらっしゃい ました私は公式ガイドブックに出ていた 通りですねここで言葉の1つでも交わし たら階層シのようにすぐにお互い抱きしめ あってしまってキスシになってそのまま 行為に及ぶとぐらい気持ちのさりが抑え られなくなってしまうのであするしか なかったっていう解釈ではあったんです けどそこの解釈も分れておりましたしかし まこの大石静さんの道長な熱い思いが 滲み出てぐっときましたっていうこの言葉 をま聞くか見る限りですねやっぱり前回の 最後のところは公式ガイドブックに記され ている通りなのかなっていう風に思い ます今語る言葉は何もないというのは語っ てしまったら感情が溢れ出てしまうからと いうことと真ひ自身は実際にですねまあの ここ数年特に道中が出世する一方で結婚も せずにま比較的言葉はあるですけど くすぶってる感っていうのも正直あります のでその辺含めてのま自分自身が評価さ れるような立場にないっていうような磁界 を込めた言葉なのかなという風にも思い ましたのでまその解釈で大さんのこれを 見る感じでは正しいのかなと思いますが そうは言っても別の解釈をしていたとして もこのドラマは解釈に幅のある作品意図的 にそういう演出をしていることは間違い ないので別の解釈をしていたところで今後 のドラマのストーリーの理解には一切影響 はないと思います今後も是非こういう風に 意見のかしいができればなという風に思っ ておりますので皆様引き続きへこたれずに えコメントどんどんどんどんいただければ と思います はいそして真広独身法衣もということでま ホもっていうほどじゃないですけどまあ なんか独身に対して嫌をする発言が ちょいちょい出てくるなという風に思い ますよとま今回サバさんが結婚しまして願 は何時も良き人に巡りあむことをという ようなことをええっとありましたけれども 真広もいい人とあ出会えますようにという ま意味でありますので手紙に書かれていた 内容としてはなのでささん自身が結婚しま すって報告だけじゃなくてまひさんもね 幸せになれるといいねっていう風に言って いるのでまそれで糸さんがねまたまたまた 麻痺麻痺姫だけ結婚できないみたいな感じ でちょっとセカセカさしてい るっていうのもあれでま来週結婚するわけ じゃないですけれども今後ま事実において は藤信と結婚するわけでございますのでま なんとなくその法意毛というかですねまひ だけ結婚していないよねっていうのを意図 的に演出にぶち込んできているなという ようなところはえ替え見えたところで ございますまそれ以上でも下ではありませ んがちょっと気になった部分ですよと はいそしてモ彦まだ出るらしいということ でここ数はですねま道長の出世とともにモ 彦が全然出てこなくなってですね死ん ちゃったのかなみたいなえ感じでもう出て こないのかなっていう風な形でSNSで その安否が心配されておりましたけれども 彦を演じるですねえ本田力さんがですね 光る君やモ彦なんとか生きておりますよ 心配してくださった方ありがとうござい ましたおもという大丸と彦ですねという 素敵な名前をつけてもらったのでこれから も大丸と仲良く時には愚痴を言いたり小銭 をしたりしながら道長様たちを待ちき突き 従ってなんとか元気に生きていこうと思い ますとのことでございますまなんとか生き ておりますって言い方をしているので出演 シは減ってきちゃうのかなという風に思い ますけれどもまこの感じこの言葉を見る 限りもう出てこないけれども元気にして いるよっていう解釈の言葉ではないですよ ね普通に多分今後もまだ出てきますよって いうような解釈をしていいのかなと思い ますのでまたえちょっと見たいですよね やっぱり大丸とモ彦のねあのワチャワチャ してるシンは見たいなという風に思う ところがあったので紹介させていただき まし たはいということでえ今回のメイン解説は ここまでとなりましてえオープニング クレジット解説ですね今回もえ特に大きな 新登場人物はおりませんでしたので軽めな え解説でとめたいと思いますけれどもタガ ドラマのオープニング俳優さんの名前が 出るところというのは今年の光決めに限ら ずですね毎年トップ中盤止めと3つに分れ ておりまして2人並列のクレジットは抜い ておりますけれども今年今回はこのような 形となっておりましたトップのところは ですね基本的には真広道長と近しい関係の 人物え第の中におけるですねま同様含めて ですね近東とか雪な含めてでございます けれどもというのは基本的にはトップに名 をつねますよとそれに対して中盤というの は真広道長とはちょっと距離があると人物 ではあるけれども重要な人物そして一条天 の道な火山院貴教え実えムツ子というよう な形となっておりますよとでトのところは ですね今までトをにえ入っている俳優さん 実は3人しかおりませんで岸谷五郎さん 佐々木倉さん団体泰典さんのこの3名だけ が今まで止に入ってきておりますどういう 関係かと言いますと真広道長のそれぞれの お父さん岸谷五郎さん演じるたとは真の お父さんでございますそして団体住さん 演じる藤原の金家もなくなってしまいまし たけどもは道長の父親ですそれぞれの父親 が止めに来ておりますじゃあ佐々木倉之助 さん演じる信は何なのかって言と実では もう示されている通りそして私の動画の中 ではもうネタバレしちゃっております通り 真広の将来の夫であるのでかつま俳優さん のま暗いっていうとあるかもしれないです けれどもやっぱり岸谷五郎さん佐々木 倉之助さん団体ソさんというベテラン俳優 という形ですんでそれぞれが止に入ると いうような形が特徴とななております結構 ですね鎌倉殿の13人の時とか去年のどう する言やもそうだったんですけれどもとは ですねま45人であることが多いんです けれども今年はですねまもちろん音楽に 合わせた作成にはなっていると思うんです けれども非常に止が少ないというのが特徴 でございましてま岸ゴさん1人というのが 最近目立ってきているところも面白い部分 ですよね今後どうなるかってところも見所 でござい ますはいで来週でございますけれども望み の先にということでまあ予告映像を見れば 分かりますけれども要はですね えっと徳の編ですねま今回最後 にもう笑っちゃいけないですけども笑っ ちゃいましたけどもねあの藤の地がただの 家のたの妹をですねま愛していたわけで ございますけれどもその妹じゃない別の妹 と火山員が火山はその別の女性に通ってい たのにそれをこれ地下が立派な者で勘違い をしてしまってで家にふくされてもうほら プラ高い人間だからふくされるのも非常に 分かるんですけども家に帰ってそしたら 高い家が調子もの弟が調子だからその音こ 閉めに行こうぜみたいな感じでですね 悪がきモードが発令した結果ま矢をこう 行ったらですねそれがなんとあのどこどこ の馬の骨かもわからねえ男ではなくて火山 員だったという形でございますねで実際 最後イっていう風に言っていたのでま多分 今回の最後のシのところでこれ地下も高山 相手が火山員であるとこに気づいたと思う んですだからやっべえと思ってなんか馬で 走り逃げていくのが予告映像にありました けれどもま来週はもうそのことになります よねまあの先ほど言った通り あのシナリオが来週再来週はチェックでき ないんですけれどもま予告映像とかえっと NHKホームページのホームページ出て いる文章とかを読んでみても基本的に来週 は長徳の編によって大変なことになるよっ ていうような部分が主に描かれます予告 映像で気になったのがですね真広がね道長 様をってなんかちょっと言葉を発した後に 道長が映って道長がああっていう風に言っ てるシーンがあったんですけれどもあれは ですね予告編特有のその要はなんつうの 繋がってるように見えて別のシーンだから 真広が道長様をって言ってるシーンで道な があーって言ったんじゃなくて道ながあっ て言ってのは多分長徳の辺に関する何何か のももにおいて言ってんじゃないかなって のが私のえっと解釈ではありますよとま ただ道長のあああみたいな感じの表情って のは今までも見えなかったのでやっぱり 今回この今回来週その長徳の辺を通して 道長のちょっとこう冷徹な部分というか 冷酷な部分というかまそういった部分って いうのがもしかしたら見えてくるのかなと 思いますけどま上に立つ人間ねそういう 決断も必要でございますのでま別になんか 道なんかがそれによってダークサイドに 落ちたとか闇落したとかではなくてまそう いういったえ厳しい決断を下すタイミング に来たんだろうなっていうのが私の解釈で ございますしもし真広自身にあって言って いたとしてもそれはそういう道長自身が 置かれたシチュエーションがそういう風に しているのかなっていうのが私の解釈で ござい ますはい以上でございます私の徹底解説が 皆様の干渉の一助となればより光君を 楽しむきっかけとなれば幸いでございます もしよろしければチャンネル投力いね評価 コメントいただければと思いますえっと ですね色々とまちょっと私が本業があの 忙しいのもあって申し訳ないんですけども 結局ヒカル君の解説に特化したチャンネル で引き続き運営させておりまし運営させて いただいておりましてちょっとアンチ ヒーローの解説考察もやってたんです けれどもあのいい意味で本当に予想が 当たらないドラマでめちゃめちゃ面白いん ですけれどもちょっと本来のなんか考察 っていう感じでなんかやる自信もなくなっ たので当たらないんだったら別に予想し なくていいかなと思ったのでちょ解説で やるかえっと有料メンバーシップ側でやる かは決めてないですけど何かしらの動画は 作っていければと思うんですけど一旦まず はまたちょっと光決めだけの動画になって しまっていて恐縮でございますけれども 一応ゴールデンウィークも終わりまして 先週4営業日でバついておりましたけれど もあの5月病もなくですねちょっと今週は 元気に動画制作もえ本業をやりながら動画 制作も元気にできそうでございますので ちょっとあの単発の動画な度もですね 面白いもの作っていければと思いますんで 皆様是非応援よろしくお願いいたします 本日は以上となりますご視聴いただきまし てありがとうございましたそれで はOG

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Today’s INDEX
<メイン解説>
1:高者 未だ必ずしも賢ならず
2:後宮関連の描写
3:道長の信念
4:「この」為時と「史実」為時
5:表情演技・演出の醍醐味
6:まひろ独身包囲網
7:百舌彦まだ出るらしい

<オープニング>
8:オープニングクレジット解説

<次週の話>
9:次回のお話
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31 Comments

  1. 定子が御簾を降ろさずまひろに会った場面で、押しとききょうとの信頼関係の深さを感じました。正に開かれたサロンですね。一条天皇が定子しか視界に入っていない感じにドキドキ。しれっと事に及んで戻られたのは本当に衝撃的でした。今回表情の演技、演出素晴らしかったです。為時が道長にお礼を言った後の表情も、直ぐに立ち去ってしまう道長に「え?それだけですか?」みたいな顔をしたのがとても気になりました。まひろは以前無理だと言ったが、今回の昇進で もしかしたら娘の面倒を見てもらえるかもしれないと淡い期待があったんでしょうね😢

  2. 初めての天皇との面会で、教養ある二人らしい対話が展開されましたね
    中国の科挙の事を伝え、全ての人が身分の壁を越せる機会は素晴らしいと、文学者たる者、自らの志しを言う、まひろの真骨頂でしょう
    そなたの夢、覚えておこうと、まひろのメッセージが確かに帝の心に届いたと思わせる印象的な場面でした
    まひろと帝が共通の理解としていた新楽府、後に、まひろが宮中に出任した際に、才能を開花させる伏線かもしれませんね
    道長の娘、彰子に新楽府を教えていくかもですね
    今後、まひろと一条天皇、まひろと清少納言の関係の展開に注目したいと思います

    長徳の変、花山院の牛車に矢を放った一件で、伊周と隆家には、厳しい処分が命じられると思いますが、彼らと兄妹である定子が置かれる立場が、どうなるのか、次回を見ていきたいと思います

    目線、口元などの表情の無言の演技も光っていましたね

    解説、ありがとうございました😊😊😊

  3. 道長が為時を推挙したのは為時の仕事ぶりとかを道長が宮中で誰だったかに聞いて「真面目で誠実な仕事ぶりな方です」と答えているのをフムフムと聞いていたシーンがいつだったかあったと思うのでそれが記憶に残っていたのもあるのかもと思いました。

  4. 身分に関係なく賢者を登用すべきというまひろの意見を、道長が帝から聞いた結果、漢文に精通した為時を昇進させ、恐らく次週は越後国守に任官させるのでしょう。道長が出世して人事権を掌握したこと、多数の宋人が越前に移送され、漢文に秀でた官吏が求められる時勢、まひろが宋の科挙に着目し、キキョウのコネを使って帝に物申した事、全てがパズルの様にはまって、ようやく為時に適材適所の職が回ってきそうです。実に10年もかかってしまいましたね。
    まひろは男に生まれていれば…と惜しまれるキャラですが、実はとても女性的な心情を持っていると思います。夫の訪問を待ち続ける、立場の弱い妾の心情を理解できるから源氏物語が書けたのでしょう。
    また、真っ直ぐすぎて、策を弄することを知らないまひろと思っていましたが、キキョウとの交友関係を活用するところ、強かになってきたなあと思いました。

  5. 光る君へと関係なくて恐縮なのですがアンチヒーローの解説はお辞めになられた感じですか?

  6. 今回は、いよいよ越前編がせまってきたところで、作劇の観点から考察をしてみました。
    賢明な視聴者諸氏は、もうとっくにお気づきかもしれませんが、この越前編までの伏線が周到に張られています。為時が兼家から「スパイ」を要請されるところから始まって、兼家の怒りを買って10年に及ぶ不遇時代を過ごし、突如として越前の国司として赴任することになるまで、「記録」という「点」を「物語」という「線」にするための、実に重要な伏線です。
    そのために、ききょうとまひろをあらかじめ出会わせ、それをきっかけとして中宮定子とまひろの会見を実現させ、さらに一条帝まで「偶然」あらわれ、まひろと言葉を交わす、という、言わば力業とも思える展開を用意したのです。
    この話が帝から道長の耳に入り、為時の官位が上がり、国司になる条件が整ったわけです。まだ描かれてはいませんが、為時が淡路ではなく、越前に赴任することになるのは、一条帝の裁量によるもののようなので、役者は全て揃っています。長い長い伏線ですが、見事と言うしかありません。

  7. 今回は、脚本と史実がうまくリンクしている箇所が多かった。
    1 道長と伊周の対立がさらに悪化し、公卿会議後に勃発。自分から好戦的に道長に食って掛かる伊周の物言いや態度が、これから起こる長徳の変の前段として効果的に描かれた。
    2 公卿のタイプや性格を知るため行成に観察報告を頼んだ道長に対し、自分の記録をそのまま残さず覚え書きのような形で書いてみたら?!と促す行成の言葉が、”御堂関白記”執筆へと繋がるのが、演出的に上手いなあと感じた。
    3 為時の突然の従五位下昇進は道長の配慮であり、後の越前守となり赴任する伏線だろう。(まひろは、母に報告するように楽しげに琵琶を弾いていた。)
    源俊賢が伊周陣営に取り入るように参内を促す作戦が、効いていた。伊周の自尊心をくすぐりながら、こちらの思うままに導く一枚うわて感が卓越していた。うまく行かない場合は次の手まで用意している周到さに、これから道長を支える四納言の底力を見た。

  8. 道長の信念ですが…
    友人の斉信ではなく義兄の俊賢を先に出世させたのは俊賢の能力を高く評価していたからですよね。実際伊周たちを復職させるためのやり取りも見事でしたし、もしダメでも次の手を考えているとまで言っていたので道長の評価は正しかったと思います。
    詮子の申し出をきっぱりと断るのも信念を貫いていて良かったですね。
    為時についてはまひろの実家が相変わらず貧しいことは知っているしなんとかしてやりたい気持ちはありながら、為時の文に対して道長は特別なことはしていなかったですね。為時の申し文の存在はわかっていたので帝の話を聞いてすぐに探していました。
    帝がもしまひろのことを「面白い女」とだけ話したのなら道長は為時に何もしなかったんじゃないかと思います。「男なら登用したい」とまで言わせたのでそれならせめて父親をと思ったのかなと思います。
    なのでまひろだから特別というよりも能力のある人間だと帝にも思わせたから登用したんだと思います。
    あと「淡路の守か…」と言って道長が何か考えているようだったので、為時なら宋の人たちのいる越前の方が適任だと思い淡路ではなく最初から越前守にさせるんじゃないかと思います。
    つまり道長の信念はまひろや為時に対してもブレてはいなくて適材適所として越前に行かせたんじゃないかと私は思います。

  9. 為時への推挙は軽い情実人事だと思いました。
    兼家や道隆に比べたら全然問題なく、逆に
    道長の人間らしさを表した演出かと思いました。

    倫子さん、お母さん似なんですね。
    こ時代「丈夫」が一番です(ᵔᴥᵔ)

  10. 俊賢が伊周と隆家を陣定に復帰させるために籠絡(?)するシーンの音楽が、なんともキテレツな感じでちょっと心で笑いました。

  11. 「しんがふ」を読んだのか? という一条天皇の言葉に驚いた。この天皇が有能なのか? それとも常識なのか?
    とにかく、「重き使命」を果たさんとトライした直後に、涼しい顔で「お前の言いたい事は解っているよ。でも、言って来る奴がいないんだ。」と嘆く天皇だったようだ。

  12. まひろに謁見している定子を連れ去って、いたしてから戻ってくるエピソードについて、史実をドラマではスルーしたのかと思ってましたが、ここで来たかと思いました。
    元ネタは、道隆が病を得てから定子と両親、兄弟たち中関白家が集まっているところへ一条帝が現れ、定子の手を引いて几帳の奥に連れていってコトをいたしてから二人して家族の元に戻ってきたというものです。
    史実のほうでは、病により先が長くない道隆に対して「励んでますよ」と見せるためだったと解釈されているようです。
    現代なら余命わずかな妻の父の手を取って「これからも妻を大切にしていきます!」と誓っているシーンに該当するのかなと思っています。

    まひろは科挙を素晴らしいと考えていますが、まひろが生まれる前、奈良時代には日本でも科挙のように身分か低くても重用されるシステムがありました。
    庶民から文章生になり、貴族になり、最終的には皇太子の教師にまで出世した人や、地方豪族の娘から始まり、従三位まで出世した女性もいました。
    まひろがその事実を知らずに、外国の仕組みを「隣の芝は青く」感じているのはともかく、学識豊かな為時が知らないこと、勉学熱心な一条帝も知らないこと。
    遣唐使を廃してから時間がたち、盛んに交流があった頃とは異なる、異国への憧憬があり、為時も帝も本朝の歴史よりも最先端の文化を持つ異国に興味が向いていた証なのでしょう。
    そして、その最先端の国、宋。
    宋のことを知るために、淡路が任地と一度決まったことを覆して、漢学の学識豊かな為時を当時の外国との窓口であった日本海側の越前への赴任を決める…という流れなのでしょうね。

    「淡路なんて下国は嫌だ」と泣きつく文書を書いて上国の越前に変更になった。それにより、もともと越前に決まっていた人がショックで病気になり、代わりに任命された国に赴くこともなく死んでしまった…という史実のままだと為時の“お人好し”キャラに合わない。
    ならば漢学に秀でていることを活かして宋とのあれこれをエピソードとしようと考えられた流れなのだと思います。

  13. 「世の中には政の事を考えるおなごもおるのだな」帝からまひろの名を聞きわかりやすく動揺する道長(後方彼氏面ですよねw)
    口は開きっぱなしだわ瞬きは明らかに増えるわ、隠し事が下手なのは相変わらずで…
    戻るなり物凄い勢いでまひろの父為時の名を書類の山から発掘する必死さが可愛い。
    漢詩が得意だから宋の貿易や会話に役立つと為時を越前守にもっていくのかしらと思いました😊
    毎回あっという間に放送が終わりますね、考察が楽しいです

  14. 今回は、幸せな気持ちになる場面が多くなんだか前回のもやもやが晴れた気持ちでした。道長様が為時パパを推挙したことについて、特別な存在である大切なまひろの行動と発言に仰天はしたが、お上は男なら起用したいとまで一目置いた事を知り、またまひろの心意気にも道長様自身も感心して、政にもなんらかの良い影響があることを期待して父親である為時を推挙したんだと思いました。自分の政の手腕の1つとして、為時を通じてこれでまひろと現実に繋がることになったわけですから、なんだかやっとホッとしました。しかし、まひろも道長様の為になんかしてあげてほしいなあ。道長様がまひろの愛を感じられる何かを…実は道長様ずっと振られっぱなし。看病してもらったり父親を起用してもらったり、まひろの表情からも道長様の愛を感じる出来事ばっかり。あ、そうか、だからこの先源氏物語執筆や彰子の女房になって支えるのかな。けど、私の中で納得いかないのが、宣孝との結婚です。いったいどんな気持ちの変化がこの先起こるのでしょうか🤣楽しみといえば楽しみですが。

  15. そういえば19話冒頭で、あっ先週の廃邸シーンの続きはもう無いんだ…と一瞬思ったけど

    いきなり帝と道長の重要な語り(関白職を望まない理由説明)だったし

    その後も見所盛りだくさんですっかり記憶の彼方に飛んでしまってましたw

    SNSで見掛けたんだったか?18話ラストのあれは、どちらも生き霊で実体ではなかったんじゃ…

    というのがあって、もちろんガイドブックにも書かれてないし、制作側の意図した設定ではないだろうけど

    そういう解釈もアリというか、結果的にそう見えなくもない幻想みもあるシーンになってたから

    すごく素敵だな~私もその自由解釈でいこう♪と決めましたw

    二人は眠っていて、心だけが夜の廃邸に飛び、そこで出逢い、刹那、過去を思い出し

    でも実体ではないから、もちろん喋らないし抱き合わず、ただ静かに魂が帰っていった…

    何事もなかったかのように19話が始まったのにも納得です👻w

  16. 一条天皇からまひろの事を聞いた時に、まひろパパが真面目で誠実であることを思い出したからではないでしょうか

  17. 新楽譜の天皇とまひろの解釈した後のウメウメアホ兄弟(演技への褒め言葉)との対比解説素晴らしいです。前回のあのシーンから、何となく自信ない道長が生まれ変わったように政への決意ある姿に変わってました。あのシーンは無言シーンは道長が変わる決意をした背景のために必要だったと思いました。今回は全てのシーンの演出、演技が見後でした。次回、ドリフコントみたいなまひろ、ききょうが楽しみです。おかしきことは楽しけれ(あ、何か違うか)

  18. 後者の意見に賛同です。
    女院様の推挙を受けない理由として、会った事もない人を登用する事は出来ませぬと言ってたので、為時は漢詩の会で面識もある、花山天皇にも支えていて、その実力は道長自身も知っていたのだと思います。
    為時の人柄と能力を理解した上で、一条天皇の、あの者が男であったらの言葉に、埋もれていた才能をふと思い出した感じでした。
    加えて、まひろパパという事も後押しになった事は否めないかと、ワクワクした場面でした。

  19. 大昔から、歴史が世間に浸透するのは「劇(ドラマ)」を通じて!ですね。その意味でも頑張ってください。

  20. 道長が自分の力になりつづけてくれてるということにまひろが胸を熱くする一方で、赤い束帯を借りにいく先が宣孝で、宣孝が現実的に頼れる男という描き方もよかったです👏

  21. 今回伊周ではなく隆家が(史実でも)すぐに他人に矢を放つ行動をしてあまりにも配慮がなさ過ぎる 私の中で伊周よりも圧倒的に品格が下の人間に成り下がりましたね。隆家の強引さに対して伊周は流石に困惑の表情を見せていて、権力欲はありつつも、それなりの配慮はある人物と取りました 人としての格的に伊周>>隆家(有力貴族 結果的に院の殺害未遂)>道兼(一般人殺害)ですね

  22. <板書の誤植>
    4:50
    誤「お上と中宮様は重いご指名を担っておられますので」
    正「お上と中宮様は重いご使命を担っておられますので」

    お詫び申し上げます。

    訂正指摘に関しましては、人様のコメントの中ではなく(その方が何のことだかわからなくなるので)直接コメントをお寄せ頂ますようお願い申し上げます。

  23. 道長が為時を推挙したのはまひろへの恋愛感情からではないと思います。まひろについて一条天皇が男であれば召し抱えたい、とまで言ったこと、過去に為時の花山帝時代の勤務ぶりを元同僚から聞き取ったこと、まひろの発言に共感したことなどから、女なので登用することはできないから父の方をと思ったんじゃないかな。元カノの親をひいきしたら「道隆」になっちゃうものね。それにしても、キング牧師と同じことをまひろが言ったのはびっくりしました。(いい意味です。)

  24. 清少納言を通じて聡明なまひろと中宮の定子が直接対面を果たしたシーンは、第19話だからこそ実現出来たものと考えます。
    理由
    ①寛和の変以降、
    裏切ったまひろの父、為時の昇進を止めていた兼家と道隆政権時代では実現困難
    ②道兼政権の時代は極めて短く、定子は後継選定の関連で忙しかったと思われる(兄の伊周が有力候補だった)
    ③19回終盤で発生した長徳の変以降の史実を考慮すると、変のゴタゴタも含めてまひろと定子が直接対面する機会・意義が大きく減ると考えられる為。

  25. 隆家の捻れた感じが気になっていたのですが 彼の親世代の兄弟(道隆・道兼・詮子・道長)と似た関係性なのか…と感じました。
    汚れたことを知らずに大切に育てられた長兄の道隆↔︎伊周
    家を繁栄させる為に大きな期待を背負って主上に嫁ぐ女きょうだいの詮子↔︎定子
    溺愛される兄を見て育ち 兄に対して 何らかの鬱屈を抱えて育った次男 道兼↔︎隆家

    隆家が兄に対して対抗心を持っているような描写はありませんが 兄と一緒に行動しながらも 兄や定子 兄を溺愛する母の高階貴子に どこか冷めた距離感を持っている。 
    道兼がまひろの母ちやはを⚪︎めたのは家での鬱憤(母が三郎を庇ったり 三郎の言動にイライラしたり…etc)を爆発させてのことでしたが 長徳の変における隆家も そういうところがあったのでは…。 道兼に被るような道筋を歩いてきているように思いました。

    道兼が悲田院を訪れ 関白として政治改革を志したように 隆家が後年刀伊の入寇を撃退する活躍をみせることも 2世代の次男が見せる鬱屈からの解放になるのでしょうか。

  26. こんにちは 初めて書き込みします。大河視聴歴は50年超になります笑 前から、オープニングの出演者紹介列を眺めていて、最後は「大御所枠」だと思い込んでいました 隆家が間男(花山上皇でしたが)を見に行こうぜと伊周を誘うシーンは、モンハンの「一狩り行こうぜ」とノリだったなと笑えました。 毎日拝聴しているファンです。応援しております。

  27. 「十二単」とは何枚も重ねているという意味で、12枚重ねているという事ではない、と聞いていたが、まひろが天皇に拝謁する場面を見ると、12枚以上重ねているように見える。よほど寒い日だったという演出でしょうか?

  28. 一条天皇との会話の後に、為時の推挙に及んだのにはこんな解釈もできませんか? 

     ここまで勉強嫌いのイメージを持たせてきた道長なので、おそらく新楽譜については読んでない
     → ただ世間の噂で科挙制度などの内容はなんとなく知っている
     → 一条天皇は身分にかかわらず登用したいという願望は持っていて道長もそれには同意するが現実味はない
     → 中央の官職については現状無理けど、地方ならいけるんじゃね?
     → 権力欲も少なく、人徳に優れ、能力も高いのに現状くすぶっている為時(しかもまひろというブレーンもいる)を登用したら何かを変えられるかもしれない!
     → 為時は自分の身内ではないし、自分とまひろとの関係はほぼ誰も知らないので、お友達人事とは世間に思われない!

    もちろん、私情もはさんだうえでのことにした方がドラマとして楽しいけど(^^;)

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