【総集編】菅谷政雄

【総集編】菅谷政雄

さの願が刻む歴史の[ __ ]君の声合い日に かすん な繰り返す遠い夢どれほど長くいたのか わりの楽園かたのかの 耐えなく 注ぐげも明りせにしてもう何もこわれない られた 世界きの へ生き身を探して花ののハを君とつが 奇跡君とが [音楽] 今回もご視聴いただきありがとうござい ます今回から新シリーズ生き様と目打ち まして昭和を駆け抜けた男たちの紹介をし ていきたいと思いますその第1弾として 取り上げるのはボンノと呼ばれた男菅正夫 さんです改めてご紹介するほどでもない 有名人ですがもしよろしければ楽しんで いただければと思いますボン の菅谷さんは1914年大正3年神戸の不 区南本町で生まれましたこの場所は別名 新川スラムと呼ばれる地域でその形成は 1901年明治34年から始まり当時は 日本最大のスラム街と呼ばれています また所柄からか菅谷さん以外でも住吉会 相談役松浦しさん小島組小島尾さんまた山 県ことと山本健一さんもこの地域の出身 ですその他変わった人物で言えば修の群れ などにも関わった映画プロデューサー俊道 浩司さんに至っては幼馴染みで親友でも ありました後にこの縁もあり自らが主人公 の映画神戸国際ギャングの政策にも つながりますまた俊道さんが児島組の鳥に 通っていたことから大野副次郎組長とも 面識ができます改めて年齢を見ると実は 山口組3代目田岡組長対象2年生まれとは 一切しか変わりませんこれは地道若頭大正 11年生まれ梶原若大正14年 生まれ山本若頭大14年生まれと比べても 実際前後は年上だったことになりますさて 話を戻しますと煩悩のあだ名が子供時代に 寺の王将から煩悩と叱られれたことは有名 な話ですがこのことについて山口組地法の 第2号にてご本人が書かれているので引用 します当時45歳の私は非常に換気が 強かった両親は毎日のごとくお寺へお参り に行くついでに私を伴って勘の針をお寺で させたのです私はいつも尚に痛い針をさ れるので子供心ながらその腹にお説教の ある度仏様に供えしてあるくもを放ったり お寺を目の敵のように悪いことばかりを するのでその度お尚が私にこの煩悩目がと 絶えずしるのでそれを近所の人が聞いて 姿煮の盆は煩悩だというようになって しまったのであるが依頼今日まで私の名は 煩悩ということになってしまった引用 終わりとのことのようですが本人もボンの の意は気に入ったらしく自分の親からも ボンノと呼ばれていましたまさしく本能が 姿にの行動理念でありその脱却への憧れが 後に肌に森行さんとのつながりになると 思うのですがその辺りは後々語りたいと 思い ます国際ギグとベコさて幼少期から気象の 荒さが目立った姿にさんですが両親が共に 創生してしまい親戚に預けられたりなどで 兄弟は離散しますご兄弟が何人いたかは 不明ですが兄である姿に三蔵3は後に大阪 でバと松田組と縁が深いバト姿に組を 立ち上げます学生時代の資料がないので 何歳ぐらいまで学校に通っていたかは 分かりませんが学業終了後当初は精肉業界 の職につきましたが繁華街をうろつくうち に不良化に拍車がかかりますまた22頃に あたる昭和11年には五島組の園で東京 小石川に住んでいた後の北星会初代会長 岡本五一さんの元に身を寄せており住吉 一家系並木一家総長並木涼次郎さんとは 親友でその他後に関東の実力者となる人物 たちと交流を深めることになります着実に 実力をつけていく中戦時中にはすでに 有名人となっておりベコの盆のといえば 地域にも流れる存在となりますまた有名人 だった話は柳川組柳川次郎市鴨田組鴨田 茂正も語っており当時は田岡の名前は知ら なくても煩悩の名前はみんな知っていた ようですこの時期彼らが何か組織名を 名乗っていたかは不明ですが人数は40人 くらいに増えこれは仮に薬座組織であって も当時は大組織と呼べるほどの人数でした なお副リーダーにに橋武夫がついています その他藤本元赤坂和夫新兄弟山神ひそして 後の菅谷組若頭上田トールさんもこの時期 の仲間です戦前船中と名前を売ってきた 菅谷さんでしたがやはりその原武最盛期は 戦後と言っていいでしょう菅谷さんは当時 としては珍しく国籍を気にして組織を作る タイプではなくそのグループ内には台湾境 朝鮮などのメンバーも存在しまた台湾境系 のグループとはビジネス上も仲良く 付き合っており主に密や新中軍の物資強奪 が主な資金源でしたまた菅さんは特に交渉 術がうまく日本台湾朝鮮の不良組織の仲介 役もよく務めておりこのことも名を上げた 要因となっています有名なエピソードとし て戦後当時昭和21年初頭まだ山口組の だった田和吉川裕二の漁師が対三国人組織 として山口組抜刀隊を結成し治安維持に 活動していたのですがある日三宮で朝鮮 連盟のグループに囲まれた時がありこの時 に菅さんが仲裁しこなきを得たことがあり ましたその他この時期の合端なエピソード としては消防者を運転手ごと盗み倉庫破り に使ったりMPの変装をして新中軍の輸送 者を止め片言の英語で物資を堂々と 盗み出した話がありますこのような大胆な 反抗のせいもありましたが姿に国際 ギャング団は長くは続きませんでした最も そのきっかけとなった事件があります昭和 21年4月4日阪神電鉄三宮高架下の闇一 の利権を巡って電鉄の社員が朝鮮連盟側に 袋叩きにされますこれは阪神電鉄側が朝鮮 連盟にみじめ量を請求したのがほったで 不正行為であるため阪神電鉄側も警察に 駆け込むことができず解決に菅さんを頼っ たことが発端でした元々の在日人数の 少ない境系とは違い朝鮮連盟は日に日に 人数を増し巨大化して行っており当初は仲 が悪くなかった姿にギャング団の邪魔を するようにもなっていましたまた架橋側も 朝鮮連盟と衝突することが多くなりもも境 側と縁が深かった谷さんは境側を助けると いう形でこの構想に介入していきますその 中で事件後の数日後菅谷さん指示のも行動 部隊でもあった副リーダー橋さんが朝鮮 連盟神戸市部情報部長の高へと印刷業者の 理依然の2人をらち菅さんの待つなくの 山中へと連れて行かれます当初袋叩きで 済ませるつもりでしたが性格が凶暴だった 橋さんが暴走メンバーの藤本原二さんに 指示して河の頭部理の左胸に銃弾を 打ち込みますこれによりこさんは即まだ息 があった理さにとどめを刺そうとした ところを菅さんは静止しますですが結果的 に理さは助かり警察に姿にギャング団に やられたと伝わり姿にギャング団は指名 手配となります闘争昭和21年4月所 菅さん引きいる国際ギング団は指名手配さ れますまたちょうどこの時期兵庫県警刑事 課長には旗の明がついていた後に警視相関 法務大臣へと進む人物ですが旗野刑事は 自ら人頭式を取りピストルを握りしめ姿に 逮捕に動きます4月10日夜11時三宮の クローバーダンスホールに姿がいるとの 情報を受け旗野以下20人のの捜査員が 突入しますが菅さだは裏口から逃げます また明けて11日明朝にはアジトと見 られる部屋にも向かいますがそこへは戻っ ていませんでした菅さんはグループを2手 に分け自分たちは和山に副リーダーの橋爪 さんは岡山へと逃亡しましたですがその 当日でもある12日には潜伏先の和歌山県 白浜温泉桃の医療館でと警察が踏み込み ますこれには先に違和感を感じた姿さんが いち早く旅館を離れ南を逃れますこの頃に なると警察のみならずGHQのMPも姿に さん逮捕に動きます1ヶ月ほど華麗に逃亡 した菅谷さでしたが5月7日尼崎の潜伏先 で見つかり逮捕されますですが警察の立地 場で交流されている時に差し入れにと届け られたパンの中にヤりが仕込まれており それを使い窓の光子を破り逃走します しかしこれはすぐに捕まります その後も裁判所から手錠のまま闘争を図り ますがこれも失敗このこともあってか裁判 で検察側は死刑を休憩ですが判決は無長駅 となります判決後刑務所へと面会に来た 人物に旗野刑事がいました旗野さんは控訴 すればまだ刑は軽くなるはずだと姿さんを 励ましますそして差し入れにと伊豆の 踊り子の裏表紙に旗のサインし渡しました 旗野さんとしても菅谷さんの中に義教を見 たのかもしれませんこれに関しては菅谷 さんは素直に感動したと言いますそして 秦野さんに言われた通り控訴しますが控訴 審議中に本社が行われ無長駅から18年の 景気へと原型されましたまた今更ですが 菅谷さんはこの時すでに結婚しており子供 もいました妻の名前はよえ子供の名前は 駅中の日記には次回の言葉と何より息子 正彦へ対する愛情に満ちた言葉が綴られて いたと言いますなお余談ですが祭祀2人の 身柄は妻の実施に預けられ養育費として 射程文に預けたバギャバからいくらか払わ れていたようですですが昭和25年頃妻の よえさんは配結でお亡くなりになります菅 さんは彦のことが気になったのか週刊先の 高松刑務所では模範員として過ごし ます出所昭和34年1月菅谷さんは仮出所 します逮捕から13年裁判を経て週刊から 10年ケーキを8年も残して仮出所できた のは模範員であったことの現れでしょう 出所に駆けつけてきてくれたのは古い 付き合いの3人の射程だけだったようです また伝え聞いた話では事件原因である橋 さんは週間先で喧嘩となり刺されて国中 藤本さんは出所と同時に片になったと言い ます出所後最初に向かったのは映画館でし たその生す町を見渡すと三宮は昔のおかが ないほど劇的に変わっています向かった先 の映画館で見たのは実回でした菅谷さんが 初めて見たカラー映画でまたその音響の 迫力に驚かされますすっかり浦島太郎の ような気分でしたが町の幻想に感化された のかせっかく反省していたはずが再び悪の 道へと踏み出します最初に同居で仲間だっ た松浦茂明小島尾の漁師に何か良い仕事は ないかと射程の米崎さんを使いに出します 松浦小島の漁師はこの頃には組もちでした 出所祝いに利権の1つくらいはと期待した 姿さんでしたが帰ってきた言葉は須の田舎 で牧場をやるなら牛と豚それぞれ ずやるよという馬鹿にした答えでした菅 さんは怒り浸透でしたが生まれ変わった 三宮で昔のようなギャングが通用しないの は火を見るよりも明らかでしたヤザには ヤザ対抗意識もあったのでしょう菅さんは 人教会へと足を踏み入れ ます山口組へ当時の神戸で組入りするとし て考えられる組織は2つありました田岡 組長引き山口組 もしくは本田会長引きいる本田会この時期 両組の力関係は利行していました元々本田 会長である本田2氏の男っぷりに感銘を 受けていた菅さんでしたが選んだのは 山口組でしたこれには理由があり昭和21 年初頭に田岡吉川の漁師を助けたせいか 菅谷さんが週刊中高松という場所ながら 3度も面会に訪れ また昔からの兄弟文石後の一和会相談役 さんが既に山口組若中として入っており 誘われていたのもありました当初年齢と 実績から射程でとの話もあったようですが 逆月もらうなら射程でも若手でも同じやと 古文の逆月を受けますこれが昭和34年 11月のことでした古で入た姿さんでした がやはり一目も2目も置かれる存在で1番 仲が良かったのは射程頭の松本和さんだっ たようです松本さんは相談ごとなどに乗る のがうまく交渉上手で面倒ごとを 引き受けることから面倒ともあされた人物 でした菅さんにも通じるところがあり仲が 良かった一員なのかもしれませんまた安原 海会長安原正さとも馬があったらしく 当然山本健一さんとも進行が深かった模様 です再出発さて山口組入りした当初は三宮 の自身のバーギャバなを拠点にいくつかの 店を経営する傍金融業倒産整理競売地上げ などを始めます今ではヤザの仕事としては メジャーな気がしますがこの当時はまだ 目新しい忍びでこれを自分で開拓し古文 から上納金などは徴収しなかったようです それから間もなく昭和35年8月大阪で 明雄会事件が起こります仮釈中の身のため か率先しては高層には参加はしませんでし たがこれを期に大阪へ進出します大阪進出 で貢献したのは射程になったばかりの麻野 次郎さんでした浅野さんは大阪生まれの片 の務め人で戦時中招集を受け中国に渡り ましたが団で傷入院中に終戦を迎えます 終戦後は税務所に務めた後大阪南で運送業 を始めますその頃軍隊時代の戦友でもあっ た菅谷組若頭上田トルさんと再開し刑務所 から出所したばかりの菅谷さんに 引き合わせれますお互いよっぽど引き合う ものがあったのかそこからすぐに射程の坂 を受け大阪新室の先隊として南の高町で組 朝の組を立ち上げましたこの辺りから姿に 組の開進劇が始まり ますおまけ最後に1つ旗野明刑事との個談 を紹介したいと思います旗野明さんによる ともう随分と年付きが立ったある日銀座の 有名クラブ姫で旗野さんが飲んでいる ところにたまたま菅谷さんが訪れます旗野 さんは気づいてはいませんでしたが秦野 さんに気づいた姿さんはあそこににおるの は旗野さんやろ俺は昔世話になったが 合わせる顔がないよろしく伝えてくれと 言葉を残しそのまま店を出たことがあった ようです勢力拡大明雄会事件の後射程頭の 麻野次郎さんの麻野組大阪おじに勢力拡大 が進みます麻野さんの頭が良かったのも ありますが先に述べたようにボスである菅 さんはまだ仮釈中で直接のトラブルを 避けるためだと思われますまた菅谷組内部 の管理統制は若頭の上田徹さんが担当し ましたそして山口組本部との連絡役には 若頭代行の赤坂和夫さんが務めますまた 秘書券運転手には神沢育雄さんがつきます 他にも重要人物はいると思いますが初期の メンバーはこのような夫人でした大阪を 山口組が接見した後飽和状態から抜け出す ため柳川地道 各勢力と競うように新しい半島を探します この時期の単純な勢力拡大では柳川組と 小西一家が抜きん出ていましたがその感激 をつくような形で菅組も拡張していきます 柳川組は暴力的に小西一家は的屋を吸収し ていく形で拡大しますが菅組は交渉術と ビジネスで拡大するスタイルを取りました 最初期には和歌山横浜に進出しています その後柳川組の北陸寝室に生じて石川県に 手をつけますこれが菅さんの終わりの 始まりにつながり ます肌に森行石川県での話は長くなるので 次回にするとして昭和36年前後のこの 時期菅谷さんが最も愛したと言って良い 人物肌に森行さんと出会います肌さんの 評価については賛否両論がかなり激しい 人物ですが義なきリー の動画を手掛けた私としては割と行為的な 視点で話を進めますのであらかじめご了承 ください最後のバトとして有名なはさん でしたが昭和29年第1次広島高層に まつわる事件で逮捕習慣された後34年に 出所壊滅した旧土岡の残党を率いてバと 山口浪のさんを頼り大阪に移り住みます この時に後に菅谷さんの兄弟文となる平岡 義明さんと知り合い山口組2代目とも縁が 深い住田組幹部縄田さんと共にバトの親睦 団体三友会を結成しますその後縁があり 花谷さんの古文2人が菅谷組系麻野組の副 組長と兄弟文となり間接的に菅さんと 繋がります昭和35年頼っていた山口さん が姫県宇島に戻ることになりそれに突き 従って宇島に移り山口さんの射程になり ますが昭和36年1年も経たずに大阪に 戻ります肌組を立ち上げたのはこの頃だと 思います同年大阪西成の独立系組織極楽会 と肌組組員松本たさんが南のパチンコ店で 喧嘩になった際松本さんが麻野組の事務所 に逃げ込むます極楽会は松本さんの身柄を 渡すよう要求しますが麻野次郎さんは縁が 朝かららぬ肌組の組員を癌として庇います 極楽会としても麺と向かって山口組とこと を構えるわけにはいかなかったのかその場 は引き上げますがその際せめてもの腹いせ にと山々の大門が入った朝の組の看板を 叩き割りましたそれを聞いた肌さんはすぐ に菅さんの元へ行き わしの体で済むことならどうにでもけじめ をつけてくんさいと古文の不始末を詫び ました以前から鳥ではさんを見知りその 所作と地の強さに見入っていた菅さんは 言いますはお前さんが少年据えて喧嘩する ほどのことじゃあらへん看板は看板屋に 電話すれば済むこっちゃあんまり堅苦し 考えんでえでこれで肌さんと打ち解けます 一説によればこの時 ほども年下のさんに射程になるよう誘った ようですがはさんが断った話があります 最終的に菅谷さんの願いは叶えられますが 約10年昭和45年まで時を待たなければ なりませんでしたですが2人の関係はは さんが言うことに菅さんが首を横に振った ことがないと言われるほど菅さんははさん に対して献的でしたなぜさんをこんなに 空いたかについては山口組射程頭松本和 さんとの間にかわされたとされる逸話の中 で若い頃22歳頃小石川の岡本五一北星海 会長反の世話になっていた頃憧れたバトが いたしっかりと土星の修行をした男惚れ するような人やった組織の掟に己れを縛り 歯を食いしって耐える義理人情の男は芝居 や映画だけではなく本当にいんやわしは旅 に出るたにそんな男に会えるかもしれん 思うとるそんな思い出の男に似ている肌に 対していつか肌にのところへ来てもらい たいと思うとるんやと語っていたらしく 煩悩に生きた菅さんとは真逆とも言える ストイックさを持つ肌さんに惹かれていっ たのだと思い ますおまけさて今日のおまけ話ですがは さんとの感動的ないわとは打って変わって この当時の朝の上田赤坂さん御三家とも 言える方々と菅谷さんとの関係についてな のですが菅さんは古文には優しく接する タイプですがこの御三家だけは別格で言葉 で説明するのも省かれるくらい暴力的だっ たらしくそれを見せつけられた古文たちは 先々興教となっていました姿にさんなりの 組の締めつけの手法とも言えましたが単純 に愛情を暴力でしか表現できないDV彼氏 のような状態で赤坂さんに至ってはお前の 女房は気に入らん女房を取るかわしを取る かはっきりせえと無茶を言い赤坂さんは6 年間も女房と別居させられましたあまりに ひどい時には赤坂さんも組に顔を出さず家 に引きこもりますが1週間ぐらいすると朝 早くから玄関前で年年 どないやと猫撫で声で様子を伺いに来て これで赤坂さんも許してしまうという 繰り返しだったようですまた飲みに行くの にもあまりぞろぞろ引き連れていくのは 好きじゃなかった姿にさん遊ぶ時は御三家 くらいしか釣れなかったと言いますなんだ かんだ御三家も菅さんが大好きで常々うち のボスがと周りに自慢していたのも事実 でした石川県菅谷さんを知っている方は どうしても川内組を連想して憎事件が 思い出されますが川内組三国共に福井県 ですどうして隣の石川県が話のネタになる かと言うと川内博さんとの出会いの きっかけが石川県にあるからに他なりませ んというわけで今回は石川県で起きた一連 の流れをお話ししたいと思い ます石川 山口組の北陸室が誰がどのでどの時期に 行われたかは不確かな部分が多いですが その中でも石川県が最初期に当たるのは 間違いないと思います30年代前半当時 石川県では山中山代片山の温泉街の利権を 巡り主に300人の公成員を持つ私見的屋 団体の中沢組を始め松葉会と中島会が歯を 競っていましたそんな折りの昭和36年7 月金沢市内の 竹内一家と中沢組がパチンコ屋の利権争い で対立その木を狙って竹内一家側に中島海 が応援につきましたこれにより中沢組は 弱体化中沢組3代目中沢武夫さんは引退し ますそして中沢組は内部分裂し三波に 分かれますちなみに別れた三波は飯村昌司 福島三郎中村直秀の三子なのですが当初は 飯村正司さんは本田へ 福島三郎さんは松葉海中村直秀さんは中島 海へと縁を持ちます石川県へ最初に介入し たのは柳川組でしょう昭和37年春福島 三郎中村直秀で漁師の組織の間で片山津 温泉街のヌードスタジオの部屋の利権を 巡って流血事件が起きますこれはいわば 松葉海と中島海の代理戦争のようなもの でしたこの喧嘩の仲裁に柳川組が介入し ます なぜ柳川組が介入したのかについては諸説 あり福島三郎がすでに柳川組と縁があった 松葉海会長と柳川次郎が兄弟文だったなど 正直よくわかりませんしかしこの手打ち式 後に事件が起こりますこの時期柳川次郎 組長は大阪市立病院に入院中で副組長谷川 孝太郎さんが配下2人を伴い明大として 石川県入りします手打会場は片山津温泉 矢田旅館だったと言います福島中村漁師の 他松葉海と中島海からもそれぞれの責任者 が集まります式は滞りなく進みその後の 主演も終わり谷川さんは用人のため密かに 借りていた金沢市内の朝野屋旅館へと移り ます枕者を呼びさこれからという時に部屋 に若手が駆け込みます中島海が松葉会を 襲いやがりました急報を聞き谷川さんは 福島三郎松葉海に連絡します今すぐ道具3 つと運転がうまいやつを届けろしばらくし てピストル山頂が届けられるとハカの2人 と運転していた福島の若手にそれぞれ渡し や旅館へと取って返します中島海の宿泊 場所にもなっていた矢田旅館へ到着すると 中島海の応援部隊がぞろぞろと旅館に 集まってきていましたそれに構わず中に 入ると大元の原因となった中村直秀さんを 見つけますおいというなり銃の台座で 殴りつけると引きずるように乗ってきた車 に押し込め見張りをつけますさらに 人だかりの奥へ進むと中村さんの上部組織 であり兄貴分である中島会館部を見つけ ます谷川さんはむにピストルを突きつけ 手打ちしたのに何やっとんなとどやしつけ ます相手はちょっと待てやと事情を説明 しようとしますがそれに構わず十で 殴りつけ配下に捕まえさすと周りに拳銃を 向け威嚇しながら邪魔したら打つととその 幹部を車に連れて行きますあっという間の 出来事に周りの組員は安然としますが谷川 やとどこからざわめきが聞こえ出すと状況 を理解します谷川なら本当に打つ周りは 黙って見届けるしかありませんでした2人 を拉致した谷川一向は麻野旅館へと戻り ます秘密に借りていた旅館なので中島海側 も動けませんでしたなんだかんだと訳を 説明する中村さんと兄貴文でしたがそんな ことは関係ないと強引に中村さんに解散を 約束させ一筆欠かせますさらに兄貴文にも 責任とってお前の組も解散性と迫りますが 枝の組織の解散はわしの一存だがわしの組 の解散となれば本部の問題になるそんな ことになるならどせ ますこの状況で言い切った兄気分に対し 谷川さんも納得しそれ以上は詰めません でした翌日福島三郎の前へ2人を 引き回し中村さんの組の解散を宣言させる とその場で中村さんのしわりをパチンコや 一件に至るまで分割しそれぞれで分けまし た谷川さんは中村さんの身柄について地元 にくくりつけて余計なことせんように監視 しとけと提案しますがこいつがおったら 北陸がまとまらんと所払いの処分となり ました通説ではこの事件の半年後に福島 三郎さんは松葉海を見限り谷川さんの射程 になり ます菅谷さん介入北陸を追い出された中村 直秀さんは遠い親戚であった広島岡の元 組長岡俊を頼りますこの辺りは別の説で 山口組射程の岡清3の陽子岡荒田3を頼っ た後岡年を組長に話が言った説があります ちょうどこの時期の広島は前年末昭和36 年に打越会内の部が山口組射程安原正夫と 小野兄弟逆月を交わした後昭和37年5月 岡敏組長は引退岡組が山村組に吸収された まさにその時期でした岡男さんはこの話を 山口組安原正さんへと相談しますですが 柳川組は若頭でもある地道派しかも今を ときめく柳川組となれば山口組射程の安原 さんを持ってしてもそうそういうことを 聞かせられるわけもなくおはが菅谷さんへ と回ってきます仲介を了承した菅谷さんは 朝野赤坂の2人を連れ入院中の柳川次郎 さんを尋ねます菅谷さんは病室に入るなり おい柳川よお前はの喧嘩をなるほど仲して くれたしかしよナドでもゴブだし6なら話 が分かるが片っぽが銃で片っぽゼちゅのが これナドのすることかい金や太鼓叩いて 全国に言うて回ったろうかいとし立てます これには同席していた柳川一派がつきます が柳川さんは言います先輩あんたが来て くれたんやから何も言うことおませんと さんを立て この時の柳川さんの心境は分かりかねます が菅谷さんに対し服する何かがあったこと は間違いないと思いますこの後身の保証も 兼ねて中村直秀さんは菅谷さんの射程に なり小山俊男さん延岡麻さんを伴い金沢 駅間最終的に田岡組長が石川まで赴き双方 の意見を聞いた後中村直秀さんは前のまま の島を返してもらいますこれで石川県金沢 に菅谷組系中村組が設立されまし た川内博さてようやく川内さんが射程に なる話なんですが菅谷さんを題材にした 漫画や小説などでは中村直秀さんが川内 さんを姿に組長へ推薦したような描写が 多いのですが実はそれほど単純ではあり ません川内さんが生前映画北陸代理戦争の 取材で話した内容によればすでにこの頃 川内さんは福井県ではいい顔役になって おり本人もよその組に厄介になるつもりは ありませんでしたですが先日した石川県の 一連の騒ぎの中川内さんは服役中でした その間に石川県で拠点を築いた柳川組が次 に狙っていたのは福井県でした親分不在の 中実の弟である川内茂信さんが菅谷さんを 頼ります菅谷さんは柳川組への牽制を兼ね て田岡長に相談田岡組長は川内組の島でも ある三国あへは手を出すなと最低を下し ますこれにより山口組に借ができてしまい 出所後王なしに菅さんから射程のさきを 受けることになりましたそれが昭和37年 か38年の話ですまた他の資料では中村 直秀さんが川内さんの兄分のような描写が されていますが取材時の話の内容的に中村 直秀さんの兄貴分に土手町さんという方が いてその土手町さんは川内さんの弟分でし た理屈で言えば中村さんから見れば川内 さんは兄貴の兄貴なわけで高圧的な態度を 取れるはずないのですが資料が少ないため 本当のところは分かりませんいずれにせよ 九段の川内浩さんは姿に組へと組み込まれ ましたまたこの時期すでに柳川組は 1000人を超えており一方姿は100人 足らず川内組で50人ほどだったらしく ここから1200人ほどまで組員を増やす ことになり ます補足なお中沢組から分裂した三波の うち飯村正司さんについては昭和37年9 月山口組小西一家が飯村さんを自分の組織 に入れ小西一家北陸総連合支部長に任命し ます手打式前回の石川高の少し前昭和37 年1月16日俗に言う夜桜銀次事件が 起こりますこの事件に関しての詳細は別の 機会でお話しさせていただくとして菅谷 さんはこの事件の手打ち式に山口組代表と して射程頭の松本和さんと共に出席します なぜ菅さんが選ばれたのかの理由に関して は諸説ありますが1番妥当と思われる理由 として局山口組の勘違いでもあった一連の 騒動に有力者である地道若頭山本健一山本 浩さんらのライが駆り立てられていたため 九州勢に余計な刺激を与えないように配慮 する必要があったためだと思います他の 人選として梶原清春さんも考えられますが 射程頭の松本さんが先に決まっていてもう 1人となった時に交渉や駆け引きのうさ から松本 菅谷さんコンビが選ばれたのだと思います なおこの人選に伴って手打式前に菅谷さん は若ほさの役職が与えられます山口組 フリークの皆様には馴染みの山口組七人衆 及び山口組執行部ですが実はこの時には まだ確立されていませんこの1年後の昭和 38年に山口組執行部が発足しますその 意味でこの時点37年の若頭補の役職には 重みがありました資料によれば菅さん以前 若頭補佐の役職は吉川裕二さん山本浩さん しか就任しておらず実力を買われたとは いえ慰霊の大抜擢だったと思います関東に は顔を知られた菅谷さんでしたが思いがけ ない抜擢で九州の名だたる親文春にも顔が 知れ渡り ます九州室前室の手打ち式により塚のの 平穏を取り戻した北九州でしたが眠りを 呼び起こしたのは菅さでしたもちろん 山口組特に地道若頭からすればこのまま 旨味のある北九州をほっとく理由はなく いずれはと思っていたでしょう事実地元 組織である梶原組安藤組長畑組を参加に 加え外堀を埋める形でじりじりと北九州を 侵食していましたそんな折りの昭和38年 9月10日菅谷さんは射程の芦原明男と ちゃんサウさんを社長に小倉しかも敵対 する工藤組大幹部前田邦正の経営する前田 プロダクションの目の前に足原工業者を 出しましたこれは誰がどう見ても挑発行為 以外の何者でもありませんまたこの時期 地道若頭が梶原組北九州への手入れにと 力道山のプロレス工業を北九州で行うのが 決まっていた時期と言います菅谷さんは 北九州を丁寧に切りとろうとしている地道 若頭に対しても喧嘩を売ったことになり ます当然前田さんは大抗議します山口組 内部からも地道若頭が狂的に菅さんに抗議 したこともあり1か月後の10月4日若頭 の上田徹さんが九州へ赴き前田さんと 話し合いを行いますか前田さんの顔を立て て看板は下ろすが事務所の閉鎖と組員の 引き上げはできないと半ば突っぱねます これは菅谷さんの計画通りでした菅谷さん は工藤組の出方を見ますしかしこの流れに 焦ったのは北九州進行計画を進めていた 地道派も同じでした北九州の教頭補でも あった地道系梶原組員が10月1日工藤組 系草野組兄弟文の石松組の幹部をで襲撃 重賞を追わせます結果的にこれが紫川事件 へとつがることになり ます紫川事件さてこれをきっかけに工藤組 との高層状態に突入した山口組ですが約 半月後の10月21日に九段の力道山の プロレス開催を予定しておりこれを強行 するために組員200人を北九州に集め 開催に踏み切ります警察も高層に備え 700人体制でこれに当たりましたまた この工業前に前田組が芦原工業者に 乗り込む一食即発になったこともあって 工業前日に前田上田トールさんの間で再び 話し合いが持たれましたが話し合いは決裂 事態は泥沼かしていきます10月29日 しびれを切らした前田組が芦原工業者に 殴り込みますバットなどで調度品を壊し組 員数人にも暴行を加えますこれで組は 前田組に対しての大義名文を得ます1か月 後の11月28日北九州小のクラブ2から 出てきた前田邦正さんを姿に組員佐藤邦彦 がピストルで襲撃謝させました翌日29日 小倉のキャバレーで飲んでいた地道系 安藤組組員3人が酒の席での事で前田やっ たんは俺らやなどと これに対しホステスの1人が工藤組系 新井組に連絡工藤組からしてもなんで地道 系の安藤組がと不思議がりますがこの事件 の犯人が見つかっていない現在それらしい 人間ならとその日の深夜キャバレーの常連 でもあった19歳の安藤組員が宿泊先で らち新井組事務所で3日間に及び暴行し 残りの一2人の名前を聞き出します 前田組組員4人が足原工業者に殴り込み 12月8日工藤組組員坂下茂田から数人が 小倉新教の喫茶店で飲食中だった地道系 安藤組組員相健一2人オおそらく紫川の 河川敷だと思われるがその場で生産な臨地 を行い2人を紫川へと投げ捨てます2人は 翌日隊で発見されましたこれが世に言う 紫川事件というものでし た終結へ紫川事件により警察の取り締まり が強化されたこともあり北九州の両勢力は 到着状態となりましたまた広島での代理 戦争もこの時期激しさが増しており社会 全体でも山口組への圧力がかかっていまし た当時入隊員を繰り返していた田岡組長は 北九州の高層の終結へと動きます大阪の 大野会大野一家会長大野鶴吉さんに仲介を 頼み12月24日手打式の運びとなります またこれに先立ち12月21日田岡庭の 新築祝いの席で地道若頭菅谷さん双方の 仲直りが約束されたともされます昭和38 年12月24日大分県別府の西風総で手打 式が行われます双方15人ずつ出席したの ですがこの席に田岡組長の顔はありません でした山口組は7人衆と射程3人そして 若頭補佐4人と山本浩さん工藤組側も工藤 現時組長を除く松岡武以下15人という形 で式が 取り行っは双方向い合って交互に逆月を 回す千の逆月だったようです本来平和空気 の中で行われる手打ち式ですが駆け引きの 場でもあります式直前にちょっとした緊張 感が走る場面もありました立ち合い人の2 代目松本組組長武田達一さんが田岡組長 より関係者2人の指を預かってきており これを渡された工藤組側は同様に指を 落とさなければならなくなる結果がどう なったかは分かりませんがこれを仲裁人の 大野鶴吉さんが話をまとめたようですまた 緊張が走る場面は後にも起こります後の 主演の席で初めて顔を出した工藤現地組長 双方相手側の座布団順に酒を組みかわし 挨拶する場面で菅谷さんは工藤現時組長を 無視しますそれを見た地道若頭は菅谷さん をとめますぼんちゃんいい加減に旋回そう 言われ改めて菅谷さんは工藤組長の前に 座り左方通りに尺を進め挨拶をしました ですがもボのさんよこういうことは1度 きりにしよったいと貫禄を見せました少し 子供っぽいような気もしますが北九州勢に 菅谷さんは着替を見せたことになり ます昭和38年横浜昭和38年前後は菅谷 さんにとって忙しい日々が続きました前回 の北九州構想もこの時期後に北陸の帝王と 呼ばれる男川内浩さんを射程にしたのも この時期そして山口組執行部もこの時期に あたり西東へ時には北へと動き回っていた ことでしょうそんな中で起きたエピソード を紹介します山口組の関東新室は昭和35 年10月だと言います菅谷さんの遊でも ある山口組若手石茂夫さんが射程の金崎 虎助が組員10数人を連れて横浜山下町に 売春宿を作ったのが最初のようですその後 37年2月に元国数会横浜支部長末正と 縁組して事務所を構え石組の横浜地区責任 者とします石茂夫さんの次に横浜入りした のは菅さんでした昭和36年原谷誠一さん が横浜市山下町で盆の組を立ち上げ12月 には菅工業横浜支という組織を立ち上げた ようですこれにに気をよくしたのか山口組 は37年6月に若手増田義男以下35人を 横浜山下町に送り込み食堂権志田資業丸3 食品を経営させますまたこの時期増田義夫 さんの増田組幹部にみひの実定加藤増夫を 参加させたことで一部世間の話題となり ました横浜市山下町に集中したのは公安 関係のつながりで山口組に地の利があった ためだと思いますこの動きの中昭和37年 右翼の十こだま義夫が東亜同友会高層を 提案金星会稲川星条松葉会藤田美郎会長港 会関上義光会長北星会岡村五一統制会町井 久幸 そして山口組田岡和夫を中心に石統一が 進んでいました一見平和的に関東との つながりができつつあった山口組でしたが 事件が起こり ますグランドパレス事件昭和38年3月 26日深夜0時頃事件と呼ぶにはどうかと 思いますがトラブルが起きます石組横浜 市部長堀江誠一が2人が横浜市中区山下町 のサパークラブグランドパレスで金星会部 林一郎や佐藤義5名に挨拶代わりの酒をじ ます林一郎や佐藤義男の漁師は34年に 起きたブルースカイ事件の関係者なんです が山口組を適ししていました当然のように 林さんは酒の受け入れを拒否核が違うとは いえ2もなく断られた堀江さんは石組横浜 市部に電話を入れ石組組員20人を本島を 自賛させて呼びます組員20人はサパー クラブグランドパレスを取り囲んだしかし あまりの物々しさに通行人に通報されて しまいグランドパレスを囲んだ頃には 駆けつけた警察隊に囲まれ狂気準備集合罪 で逮捕されたしかしこの山口組動きに稲川 西城さんは党は同いう会を脱退党は同いう 会発案者であるこだま義夫さんはこれに 慌て早々に中海に乗り出します田岡組長は こだま義男さんの顔を立てそれを受け入れ ますが本心はあまり乗る気ではなかったと も伝わります隠して早々に関東の主だった 親文春と退治することとなります会見場所 は不明ですがこの場に菅谷さんの姿もあり ましたもちろん菅谷さんだけではありませ んが地道イカブラはそれぞれ組員を同行し 直々にボディガードをする形で関東勢にを 聞かせましたただ菅谷さんだけは周りとは 少し違っていました会場のホテルに一向が 到着すると周りからぽんちゃんぽんちゃん と声をかけられるのです第1今回の事件の 相手である横浜市天皇と言われた林紀一郎 さんでさえ戦前の国際ギャング時代からの 友人でした菅谷さんは関東側の代表の1人 でもあり遊の並木一家料次郎3とも話はし ましたがそれとこれとは別問題関東側は 強気の和解条件を提示します医しの指と 石組横浜市部組員全員の除名さらには他の 山口組系組織も含め組員を10人以下に することが条件でしたこの若い内容を聞い た姿さんはとてもじゃないが飲める条件で はないと思ったようですが田岡組長は すんなりと受け入れますあまりの手加減の なさに関東勢は片しを食らいますが田岡 組長の底力はこんなものではありません でした一応中海人であるこだま義男の顔は 立てたしかしそれから1ヶ月も経たない4 月田岡組長はこだま義男系とは別系統の国 活動家の田中清春さんを中心に麻薬審議会 菅原通裁会長参議院議員の市川夫作家の 山岡総publ評論家 劇作家の福田有と麻薬追放国土浄化同盟を 結成し横浜市で結成大会を開きます麻薬 追放国土城下同盟の総本部は兵庫県神戸市 中央区立花通りの山口組本部に置かれまし たが増田義尾横浜支部長として横浜に麻薬 追放国土上下同盟横浜支部事務所を解説さ せます実質的には増田組横浜支部として 使われました田岡組長はこだまが仲裁した 金星海と山口組との手打ちを実質保護にし さらに田岡組長は東亜同友会への参加を 取りやめますこれで東亜同友会は空中分解 します田岡組長は作を持って一思報いた ことになります一応念のために付け加え ますと田中清春さんによれば田岡組長は 関東進出のためにこの運動を起こしたもの ではないと語っていますその意は計りかね ますがこれに続き前にもマ逆月外交が行わ れます38年7月菅谷さんも死大阪バと 坂後の4代目となる組長代行中野幸夫さん と古部の兄弟逆月を有馬温泉月光園にて 行います貢献人は他なぬ田岡組長と坂3代 面松山昌次郎さんでお二方も部の兄弟でし た これには酒梅組の後継者問題も絡んでいた ようですがこの逆月によりギャング上がり のヤザというイメージを少しすぐことにも つながりましたまたこの2ヶ月後には地道 若頭と国際会会長森田正さんのゴ坂月が 行われたよう です山口組執行部そして慌しく過ぎた昭和 38年の12月12日田岡組長から月1回 の定例会 の先若頭補佐の確率が発表されます菅さん はすでに若頭補佐ではありましたが改めて 山口組執行部が制定されました若頭補佐の 規定として田岡組長自伝によれば一般組員 との強力なパイプ役となる一方最高幹部会 への意見の不審ができる重要なポストで いわば現場責任者とでもいう役割である この4本橋を持って株組織の暴走を規制し ていくという内容のものでしたこの時期で 424団体9450人の組員を要する組織 となっていましたがこの組織の重要な ポストを担う立場となった姿さんなので ありました田組長倒れるさて昭和38年末 山口組執行部が発足し心新たにと行きたい ところですが翌39年も波乱の年でもあり ザの冬の時代 の明けの都市とも言えましたそんな中の5 月21日夜田岡組長が救急車で運ばれます 時間を巻き戻して21日の朝まで遡ると 田岡組長は山口組の営業でもある公安2役 の組み合い組織全更新の会合に出席してい ました場所は東京高はプリンスホテル全新 の副会長として株業者などから上がって くるや改などの議題を処理していました 難しい会合も終わり夜7時には赤坂の ちゃんこ料理店吉にその姿がありました 久しぶりの状況に挨拶に駆けつけた高倉県 とその妻えみ清川二子宮城地子らも一緒 だったようです心臓発作の爆弾を抱えてい た田組長は普段は酒もタバコも控えていた がお気に入りの大スターに囲ま上限だった のかその日はしか羽を外したのかもしれ ませんが夜12時を回った辺りで目まいを 覚え秘書役の宇田テるさんに指示し救急車 で搬送されます搬送先は清川二子さんの 進めもあり渋谷セントラル病院だったよう ですすぐに心電図を取った結果は強心症で かなり心臓が衰弱した状態だったと言い ます絶対安静の中文子夫人も況します回復 と発作を繰り返しながら約4ヶ月間同病院 に入院した後9月尼崎の関西労災病院でと 店員しますがその後も病生活は続き ます暴力団壊滅作戦ちょうどその時期兵庫 県警は山口組壊滅作戦を打ち出しますこれ は先に39年1月警視長が制定した暴力団 取り締まり対策 後に続く暴力団取り締まり対策委員会設置 要綱に付随する形で計画され俗に言う頂上 作戦につながりますこの時からヤザの冬の 時代が訪れました仮釈中の身である菅谷 さんは株組織はともかくとして自身の行動 には最新の注意を払っていたこともあり 菅谷さんに捜査の手が及ぶのは昭和42年 まで待つことになりますがその間 全国の有力団体はもちろん山口組内でも 様々な問題が起こりますですがその件に ついてはその都度お話ししたいと思い ます2度目の仮肌に森行さて田岡組長が 倒れた後の2週間後四国松山では松山高層 が起こりますヤザ高層士にも残る派手な 事件ではありますがこの事件については別 の動画でお話しさせていただきます松山 高層から遡ること数ヶ月前菅谷さんは松山 もある愛媛県の両市町八幡浜市に支部を 出しますそこにあるのは古い街並と小さな 温泉薬座組織も漁師相手の小規模な鳥を 運営するための小さな組しかありません 特に旨味がある場所ではなかったのですが 麻野組の福組長小山年尾さんの利であり 四国寝室の足がかりになればとこれを許可 しましたこの 山口組の進行は喧嘩よりも山口組のどの 組織につくかが通用するくらい簡単に話が 進むことも多く地元出身の小山さんがいる ならと特にトラブルもなく制圧します そして次の目標は隣町の上島へと移ります ですがそこには肌に森行さんの兄分であり 一時期上島でも行動を共にした山口がい ました大阪時代は死爆の後にもれていた 山口さんでしたが往年の狂気も薄れ高校屋 の人物となっていました姿に組が和島を 狙っているその時クに戻っていたはさんは 山口さんの若手から連絡を受けます急いで 船に乗り上島へ向かうと組員一度を集め 合議しますしかしどうにも煮えきりません ここはお前らの故郷じゃろうが今妥協し たらお前らは強いもんに会うたに妥協せ にゃ意見よになるんだ そんなものはヤザでも男でもない死ぬか片 になるかどっちないかはっきりせと一括し ますしかし親分である山口さんが肌に任す と弱気になってしまっていては若しも繊維 を失ってしまいます恩義に答え一緒に 戦おうと上島に来た肌さんでしたが今後の 山口並組を試案しなければなりませんでし たそんなおり姿組系麻野組小山敏男の使い で宇島進行の責任者だという男が尋ねてき ました名前は渡辺小三さん実はこの方元々 ははさんの古文昭和26年広島刑務所で 知り合いその後32年に古文にしたのです が元々盗の上州犯だったせいか預けられた 肌さんの親戚のところで金を盗み一度円を 切られしばらく後周りの人間の懇願もあり されますその後34年にはさんに突き従っ て大阪に住みます小山敏男さんと兄弟文に なったのはこの時期ですその後35年には さんは一時上島に移り36年に大阪に戻っ た時には渡辺さんの名前がないのですでに 麻野組の人間になっていたのだと思います その理由は不明ですがこの後の肌さんの 言葉から察するに何らかしらの不利があっ たものだと思います話を戻して渡辺肖像 さんははさんに言います親分ここの若い もんはだめですよ根性がない受けてはさん が答えますおどれのようなもんがわしを 親分と呼ぶなおどれの解消でここへ来たん じゃなかろうが今から姿に部と交渉するけ 男の縦引きがどういうもんかよ生けそう 言い放つと渡さんを無視して麻野麻野次郎 さんに電話します麻野さんよ島には山口之 さんがいるのはしっちるじゃろ今上島に おる兵隊を引き上げさせてもらえんですか 麻野さんも窮地の中ではありましたがそれ とこれとは話は別それでも唯一はさんの顔 を立てるとすればボスへとお伺いを立てる こと暗いでしたボスの意行や境わしの一存 ではあかんのやという麻野さんに対して さんはそれならこれから大阪行きますけ 23日中会うてもらえるようにすさんに 伝えてくんないそう伝えると電話を切り ましたそこからしばらくすると麻野さん から電話がかかります肌がそう言うてる なら何もあらへんすぐに引き上げさせ言う てボスが言うとりますわボスはあんたが 好きでしょうがないみたいやわと受の 向こうで笑っていますはさんはありがとう ございますいずれ改めてすさんに挨拶に 伺いますけ麻野さんからもよろし伝えてく とお礼を言うのでしたはさんは前回の看板 破壊の時に続き菅谷さんに借ができたの でした結局山口組は組長の引退を持って 解散その後松山とも逆月関係を気づいた後 上島は肌に組の組織に組み込まれました また前後して松山には姿組若頭保佐岡本正 さんが進出し岡本会を結成ついでに申し ますと姿にが散した後岡本正さん主導で 松山連合会が結成され一時独立組織として 存続することとなり ますおまけ今回のお話で登場した渡小三 さんなんですがその後はさんは浅野さん からの詫びを受け入れ麻野さんの口添えも あり渡さんを再び古文に戻しますその後 昭和43年に今度はさんからを持ち逃げし ますこれには渡辺さんと兄弟文だった松本 俊春さんが男子をしてはさんに詫びを入れ たようですはさんに関しては今のところ 資料を詳しく見てないので断言できません がその後渡辺さんの名前が出てこない ところを見るとそのまま育をくらましたの だと思います地道若頭対人さて菅さんのお 話をする前にこの時期の山口組でのれを先 に紹介します昭和40年山口組解体作戦が 本格化昭和41年山口組金庫晩である射程 岡清さん逮捕引退から射程19人を山口組 から分離正業の公案事業から事実上撤退7 月地道若頭吉川裕二柏が三地下タウン事件 で逮捕12月末組長起訴される昭和42年 広島打越会が解散第2次広島高層終結12 月安原海解散安原会員は山県さ党の安原系 に分散安原さんは絶縁にという流れなの ですがここで地道若頭が警察の圧力により 山口組の表面上の解散を策します警察とし ても作戦の成果として形だけでも解散すれ ば田岡組長の逮捕にも手心を加えるという 説得もありましたすでに40年初等に北星 会金星会本田会住吉会松葉会が形式上では あるが解散していてこの流れの中元富会 田中六春の一神会解散柳川組も代わりを 余儀なくされていました地道さんを擁護 するとすればそれおかしことを言ってる わけではありません入院中の田岡組長を 警察の圧力から守る意味でも妥当とも言え ましたしかし田岡組長は固くなに解散を 否定しました田岡組長の維持でもありまし たが一説によれば田岡組長なりの考えが ありこの時期過激共産主義団体の活動が 活発化しておりそれを抑え込むために右翼 団体や人団体が必要になるはずと考えてい たもありますいずれにせよ解散に関して 幹部会で強引に決定し事後報告として田岡 組長に無理を通す腹積もりでいた地道さん 41年末菅谷さんを含め幹部の主だった 人間にこのことを打しました当初は幹部 たちへの説得もうまくいってたようですが 途中で反転昭和43年1月地道若頭は自ら 若頭を辞任過去の石から射程扱いとなり ますがすでに山口組内に居場所はありませ んでしたその後は間を開けず公認若頭とし て梶原清春さんが田岡組長の移行で就任し ます入院と逮捕場さてこの時期の姿にさん ですが山口組の神戸芸能者が警察の圧力に より衰退している煽りを受けて姿に組の 工業系も機能しなくなりますまたおそらく 40年だと思いますが若頭代行の赤坂和夫 さんが38年の姫路生コン事件に連鎖して 逮捕されますそんな中の昭和41年末糖尿 病の悪化のため菅谷さんは入院しますその 1ヶ月後昭和42年1月11日病室に刑事 がやってきて逮捕上を出します逮捕内容は 喝容疑でしたが医者の診断もあり員での 取り調べに止まりましたまた同時もう1件 横領剤もしくは詐欺材で起訴されます恐喝 については知り合いに頼まれ犯罪歴のある 手形のパリアから金銭を返してもらった ものであり菅さんはシレ金すら受け取って いませんただついていって存在感を出した だけあとは周りのものがあだこうだと脅し をかけたというものでしたが長所も鉄造さ れていたというもの横領剤に関しては自分 の実の兄の元妻で菅谷さんを誰よりも可愛 がった人物の遺産相続に絡むもの生前菅谷 さんが自腹を切ってあれこれ面倒を見て 遺産相続の段取りも本人の遺言により整理 したのだが警察の追求により何がどうなっ たのか菅谷さんが資金提供して購入した 土地の分配を巡り横領した罪というもの でした警察の罠というべき造事件に菅さん は怒り浸透ですが最終的には昭和50年 まで裁判が長引き最終的に1年半の実と なりますそれまではこの件で拘束される ことはありませんでしたまたこの後物語の 重要人物となる元富士会一新海幹部佐々木 竜二大阪西成の敵初田組初田音の漁師を 射程にまた浅野組では須藤二さんが加入し てい ます若頭争奪昭和 年4月柳川組が解散します8月に絶縁処分 これに合わせ姿組では旧柳川組員を一部 取り込みます柳川系が多かった北陸におい ては射程の川内さんがこの時勢力を伸ばし ました5月地道元若頭47歳が肺がんに よりお亡くなりになります地道組は2代目 地道組の明石を許されず地道組若頭だった 佐々木道男が若中になりました昭和45年 菅谷さんは賭博容疑で4月からの半年間 神戸刑務所に習慣されますこの年末に肌に 森行さが射程となりますがそれは次回に 回します昭和46年7月若頭梶原清春さん が幼児まで磯釣りの最中台風に会い海岸に ある露天風呂に避難している最中波に さらわれ事故します時若頭ということに なるのですが前回と違い今回は最高幹部会 6人で決めることとなりました結局立補 からの入札選挙でということになり山本 健一さん山本浩さんの両者で争われること となりました菅さんは山本浩さんに頼まれ 根回しに動きますその結果4対2で山本浩 さんに決定しますが山県さんは入院中の 田岡組長に若頭補佐事態を申してこれを 良しとしなかった長の采で山本一さんが 若頭となりますまたこの事情説明では菅谷 さんが田岡組長から頼まれ動くこととなり まし た考察さて山口組フリークの方々の中では この若頭選挙で色々アダコーダが多いと 思いますが私も少し考察したいと思います まずなぜ菅谷さんが若頭線に候補しなかっ たのかというのがありますさんが亡くなっ た今最高幹部内での組因数と経済規模で 言えばダトで姿に組でした山県組がこの時 どのくらい人数がいたかは正確には分かり ませんが安原海解散直前で40人ほど いくら安原海から吸収できたとしても 100もいなかったと思います一方姿組は すでに1000を超えています資格として は十分だったでしょうではなぜ一般的には 前回さんが若頭に指名された時点で田岡 組長が子の路線で組をまとめる意思がある ことを読み取り戸山の姿さんは山口組の 後目を狙うのを諦めたとされています もちろんそうだったのかもしれませんです がもっとシンプルな理由だったのではない かと思います自分以外の誰がなっても年齢 的にも権力的にも相手が一歩引いてくれる 警察の頂上作戦が継続中の今目標にされ やすいのと責任に見合うほどのうみがない 地道安原漁師の結果を考えると敵が多い 自分がいつ引きずり下ろされるかわから ないという尊徳感情もあったと思います次 になぜ山本浩さんに協力したかですが こちらも先に頼まれたからというのが定説 ですがこれと同時に金融再建などの業務に おいて菅谷さんと協力関係であったこと また山さんが温厚な性格なのもあって 何よりも山県さんが若頭につけば組織構造 において田岡組長の子の人間が幅を効か せるようになるという理由もあったと思い ます事実若頭穂大平竹中増田と言った山県 派の参入人事が完成します山県さんと菅谷 さんは元々仲は良かったようですがこの件 で少しずつ対立していくのは皆様周知の 通り ですおまけ 今日のおまけとして一部資料にだけ掲載さ れていた内容をお知らせします個人的には 山本健一さんも好きですが菅さん動画です のであえて山けさんについて補足事項を 加えると山けさんの元親分でもある安原 さんが引退と安原海解散を申し出た時散々 下ろした後発表当日のうちに安原海の組員 分配について内で会議した話があります また山口組地方第2号の中で語った若頭 就任に対してのコメントでこの度若頭梶原 清春氏の突然の秘宝に接し外端いたして おりましたところ負傷私に公認若頭のご 指名がありましたが退任でもあり順々して おりましたがたってのおすめによりお受け いたしましたとしらじらしい気候が掲載さ れていたようでこれを見た山側にすれは 馬鹿馬鹿しかったことだと思います川内 浩司前回より少し時間を遡って昭和45年 姿さんは賭博容疑で半年間服役するのです がその少し前44年に刑が確定し糖尿病の 悪化を理由に天地療法を申請川内浩さんの 島でもある福井県三あ温泉へ妻と麻野さん を同行し向かいます実際は週間前の旅行の ようなものでしたが この時期の川内さんは絶好長の真田田中 菅谷さんから逆月を受けてすぐの昭和39 年東北特急列車拉致事件と呼ばれる事件を 起こし3年間ほど服役したもののルスを 預かっていた副組長壺川光彦根本達夫さん の人力もあり川内組は昭和45年あたりで 13件25団体組員総数400人の規模 まで拡大していました この時期に浅野組福組長小山俊男と壺川 光彦の兄弟逆月も行われたようです一部 菅谷さんを扱った漫画屋書籍ではこの時 川内さんが前の親だった津原一家津原正也 さんを存在に扱っているのを見て麻野さん が兄弟あの人は癒しも兄弟の親分じゃった お人やない粗末にしすぎやないかと言った の にしがしてうやと川内さんが答えたのを見 て麻野さんがいつか菅さんをも裏切ると 予感したとする表現がありますが調表現な のを付け加えておきます津原正也さんが 川内組に加入したのは事実ですがそれは 昭和46年の話で時期がずれています しかも川内組相談役という高宮で加入して いますその後も川内さんは津原さんを親分 と 呼びさんは川内さんを組長と呼ぶ間柄でし たまた津原さんが加入した経緯に関しても 津原一家が別の山口組系組織と揉めた時 川内さんが津原さんをギリギリのところで 助けたのがきっかけで津原さんからの恩を 返したいという申し出に対し相談役という 高大宮で迎え入れたのが事実これは津原 さん自身がインタビューで答えています さて用も終わり45年4月に神戸刑務所に 週刊され半年後の10月に出所します出所 翌日あたりの17日昼間菅谷さんの出所 祝いが神戸第4特定付近のレストラン フィッシャーマンズボートで行われます 会場には山口組のハピ姿の若手を始め 1200人が集結したと言います生後過ぎ リンカコンチネンタルが横付けされ殺そと 菅さんが降りてきます詳細は分かりません が楽団が呼ばれセントルイスブルースが 奏でられたかもしれません映画のワン シーンのような出所祝いだったのだと予想 され ます肌森行出所祝いから半月ほど経った時 麻野さんと大阪南へ出かけた時でした麻野 さんからはさんが大阪に戻ってきたことを 告げられますさらにはボスに会いたい言う とりますせと聞かされます肌組は大阪に ありましたが党の組長は旅打ちのバと組に いないことなど当たり前でしたしかも1 ヶ月半ほど前の9月18日神義なき戦いの 主人公でもある美野孝三さんが札幌刑務省 出所兄弟分の山本健一さんが出迎えに行き ますがそれを交わし東京で3日ほど過ごし た後クレに戻り強制会2代目会長取たさん と協議共に引退を持って幕が下されること になるのですがこれに先立ってさんは美野 さんと会いこれ以上広島で血を流すのを 止めるため一緒にクレを離れるよう説得 するが美さんは潔よく引退を決意肌さんが 仲介役となり強制界に2代目美ヤ尾を組長 とし存続させる条件を取り付け身による 高層再発を未然に防ぎましたみさんのこと が最後まで気がかりだったのか大阪に戻る と菅谷さんを尋ねます菅谷さん逆月君ない はにかんだように端的に湯谷さんに対し 菅谷さんは大喜び若中で良いという肌さん に無理にでも射程になってくれとお願いし それでは1番末席の射程にしてくださいと いうはさんなのでし た姿組両山博さてはさんと時期を同じくし て須藤潤さんが若頭ほえさらにサジと島久 さんが加入しますさらには縁あって射程頭 麻野さんの射程となっていた岡本正弘さん を口説き落とします岡本さんは松山高層で 山口組系矢島組とバチバチにやり合った長 本人ですそれぞれがいつ若頭補佐に就任し たかの詳細は不明ですがこれで姿に組両山 博はほぼ完成しますそして少し時期が遅れ ますが昭和46年秋天野義夫さんと出会い ますちょうど若頭に山本健一さんが就任し た頃でした天野義男さんについては行々 シリーズでいずれ取り上げたい人物なの ですがまあとにかく面白い方でしてご興味 がある方は爆弾と呼ばれた極道盆の外伝破 天候1台天野義男という書籍がありますの で是非1度読んでみていただけると嬉しい です天野さんが実際に姿に加入するのは 48年末あたりなんですがそれまでの2 年間でも菅さんはとにかく天野さんを可愛 がります長くなるのでひとまず話は置いて おきますがこれで姿に組み両山白が完成し たと言って良いかもしれませんおまけ おまけというか感想と言うべきなの でしょうがはさんが最初に憧れた兄気分 悪魔のキュピこと大西正さんとさんには 共通点がいくつも見られますイケメンで おしゃれ派手な遊びが好き子供っぽいのに 怒るとむちゃくちゃさらには地が下手な ところも似ていますはさんは若い時から 真逆とも言えるストイックさがある人物 ですが菅谷さんを知るたび若き日の思い出 と共に泣き大西さんの影を菅さんに見たの かもしれません自分の故郷であるクレアガ の問題が片付いた後残りの人生を菅さんと 共に行きたいと思っいたのではないかと 想像すると胸が熱くなる思いがします 前置きさて姿さんシリーズも実回目となり 今回は昭和478年あたりのお話をさせて いただきたいのですが正直自系列が はっきりしませんですので前後が違ったり 別の話かもしれませんが大体こんなことが あったんだなという感覚でお聞き ください 山本さんを含め谷山博が完成しつつある中 若頭選挙ので山本浩さんに作った仮を返す ため菅谷さんは本します別に菅谷さんが 責任を感じる必要はなかったと思いますが 山本健一若頭大になった今何かしらの派閥 を形成したかったのかもしれませんその 一環としてはさんにお願いして山本浩さん のために盆を開きます情報は少ないですが 通常妨害もしくは大海と呼ばれる規模が 大きな鳥でも20条ほどのスペースに20 人の張り手客の規模だったようなのですが 山広さんのために設けられた花本は80畳 と言います単純に80人は相手にできると いうことでしょうかとにかく桁違いの盆を 開いたようですおそらく菅さんは肌に森行 のお広めの意味もあったと思います菅さん の期待通りこの花本は大成功だったよう ですまた山本浩さんが行った地上げに関連 して麻の組員を貸し出した話もあります 相手も紅葉地を不法選挙して過を買って いるような腹が座った人物だったようです がブルドーザーで乗り付け急車を破壊し ながら立ち退きを共用したよう です姿のバッチさて天野義男さんが面白い 人物だという話は全回触れましたがはさん とのエピソードを紹介します46年秋に菅 さんと出会った天野さんでしたが一時期 酒梅組に席を置いていたこともありそこで の出来事がきっかけでわしヤザ嫌いでねと 菅谷さんに伝え菅谷さんと一緒に湧いても 1人グレをしていた時期がありますその 時期の話ですある日菅さんに頼まれはさん のとえ種線5000万円を届けるよう頼ま れますはさんと面識はありましたがまとも に喋ったこともなかった天野さんはさんの 鳥へと入ると組員がバッチをつけてないの に驚きます気になったことは口に出さ なければ気が済まない将文の天野さんは そのことを聞きます帰ってきた答えはわし ら爆とは地で飯を食うとりまバッチに 食わしてもろうとるわけやお前天野さんは なるほどと妙に納得します時間も遅くなり 鳥が会長すると肌さんの所がいかほどの ものかを見てやろうと部屋の隅で見学てい ました当初は天一望と呼ばれた男の所作に 見入っていましたが何せ根からの爆好き 過去には親兄弟が住んでいる実家まで 売り飛ばしたことがあるくらいです もちろん姿さんからは今日は打ったらあ かんでと言い含められていましたが場の 雰囲気にいても立ってもいられなくなりは さんにお願いしてお金を回してもらいます しかし花はあっても爆がうまいわけでは なかったようであれをあれよと預かった 5000万のうちほとんどを自分で使って しまいますこれには肌さんもほとほと呆れ たようです菅さんもなんでやと呆れますが 金を渡した自分が悪いなと妙に納得して しまい音はなかったよう ですサージと天野また天野さんはサージ ことと島久さんとのエピソードが多い方で もあります昭和47年島さんがある日 かつてのグレンタ何か仲間でもあった太田 森さんと揉めたことがあります当時太田 さんは山県組県会幹部若い者同士の喧嘩が 発展して衝突し重賞者まで出たらしく立場 違いのため島に指を詰めさせろとなった 場面がありそれに立ち合った菅さんは一緒 にいた天野さんにお前はどう思うと聞き ます内もないもおまんがな島はこれから 売り出す男やないですか喧嘩は双方に理由 がおまっしろなんでサージだけ指を詰め ますのにやその答えに満足したのか菅谷 さんは山口組総本部長の松浦和夫さんに 連絡するとぼやサージの指は詰めささへん ぞ分かったなとだけ伝え電話を切りました その後よしおええこと教えてくれたあれで ええやろと笑うのでし 代行ちょうど前出の事件の翌日島さんは1 年ほど懲役に行かなければならなくなり ます週刊理由は不明ですが前出の事件の 流れで逮捕週刊だった可能性もあります 菅谷さんは島さんが不在の間島組の運営を 半ば強引に天野さんに依頼しますこの頃 まだ姿に組員でなかったのはすでに申し ましたがそれでもなんとか組長代行を 務め上げ 出所してきた島さんにやっと肩の2がおり ましたわわしまた1本で行かしてもらい ますさお世話になりましたと断りを入れる と島さんは作戦なのか組みを安く見られた と侵害に思ったのか何言とんかお前はもう 島の代行やないか世間も皆そ見とると怒り 出しますそら世間の勝手屋と天野さんは 返します島さんは天野さんを殴り ほなもうよろしいかこれで義理は返しまし たでかかりなしでんなと天野さんは席を 立ちます天野さんからしてもこの1年間で いくらか島組にも後ろ髪引かれる思いも ありましたが吹っ切れましたそれでも島 さんの気が収まらなかったのか若い主が 天野さんを囲い拉致されます島さんはつい てこなかったもののか殴られますそれでも なんやそのパンチはそんなこっちゃサージ に怒られるでと突っ張りましたどのくらい の時間が経ったのかは分かりませんがこの 話を聞きつけて天野さんの友人で島さん とも兄弟文の松田組系大日本正義団の吉田 義博さんが駆けつけます吉田さんの 引き取りでその場は収まりますが天野さん は島さんからけじめを取ろうとしますその 動きを察知した須藤純さ肌さんが仲に 入ろうとしますが天野さんはくに認めませ んそのうち島組からも資格が送られますが これも度胸でかわします菅谷さんはこの頃 ヨーロッパへ旅行中でしたはさんがせめて 兄貴が帰るまでと両者を引き止めます数日 後肌さんの家で再開した菅谷さんは天野 さんに告げますよしお何をグダグダ言う とんねお前はわしの大事な子供やないかい この一言で天野さんの心が動き姿に組へと 加入することとなるのでしたなお島さんと の仲直りは周りが止めるのを聞かず指を ちぎったそうです島さんはもう何も言え ませんでしたこの時期の天野さん エピソードはまだまだありますがこの辺で なお今回おまけ代わりとしてこの時期の姿 に組の皆さんの年齢を分かる方だけでは ございますが書き出してみましたので画像 でご確認ください内部構想昭和493月 静岡県藤宮市で川内組系五藤組と天津会 藤宮市部の間で構想が起こりますどちらも 姿に組の系列でした簡単に説明しますと 五藤組は岩ずもがな最終的に6代目山口組 の射程となる五藤たさんの組なんですが ウィキペディアでは昭和44年に川内組内 等組設立となっていますですがご本人の 書籍では昭和47年となっているのをを 付け加えときます川内組に入ったきっかけ は実の兄が川内浩さんの射程となったこと が元のようですちなみに菅谷さんとは喋っ たこともなかったとのことです一方天津会 の方は元は田中六春ことと半六春さの組織 であった富会後に一神海が解散した後丸井 清さんが姿に組射程となり天津会を設立し ますしばらくは一神海を名乗っていたとの 情報もありますさて藤宮での喧嘩の発端は 分かりませんが身内の争いにしては手 荒かったようで五藤さん側はピストルを 弾いたりダンプで突っ込んで新聞沙汰にも なったと語っておられます後藤組はこの 当時ですでに100人ほど組員を用して おり川内組内では最大組織一方天津会も 菅谷組内ではかなりの勢力を誇っていまし た菅谷さんは射程頭の麻野さんに処理を 任せますが麻野さんの最低はご父さんの 波紋これに川内さんは反発し麻野さんと 高論となり一時幹部会にも顔を出さなく なります結局仲裁に肌さんが動いたのも あり一度は解決しますこの時五藤さんは 自主的に指を落としたようです菅谷さんと 川内さんのわだかまりが生まれたのは大 このことが起点となったよう ですもう1つのわかり正確な時期は分かり ませんが資料的に田岡組長の息子さんミ さんの結婚話の後なのでおそらく昭和49 年頃山本健一さんとの間にも大きなわかり が生まれます山口組総会の後山本健一若頭 が大平和夫桜井孝幸の漁師とボディガード 県財布預かり係りの松下正さんを連れ神戸 のナイトクラブ味野へ出かけた時先客とし て田岡充さんと充さんの仕事上の先輩T さんが飲んでいましたこのTさんは田岡 組長とも親しく組長直々にミさんの教育を 託されるくらいの間柄だったようですミ さんともども かしらこんばんはと挨拶をして別々の テーブルで飲んでいたのですがやはり 雰囲気的に煙たかったのかちょっとしてミ さんたちは席を立ちますその時みつさんの 席でフルーツの盛り合わせを頼んでいたの ですが予定より早く席を立ったためお会計 のタイミングでテーブルへ運ばれました 先輩Tさんは席を立ってしまった以上再び 仕切り直すのも面倒なのでウェーターに 頼みフルーツ森をほんの気持ちだからと 山本若頭の席へと持って行かせましたこの 一部四重を離れて見ていた松下正さん店を 出ようと出入り口付近にいた2人を 呼び止めます 失礼やないかTさんTさんは松下さんの声 に振り返ります松下さんは心底腹を立てて いましたあんたが山口組本家に出入りし とるのはよう知っとるわ人から代謝長や大 実業家やと言われているのも承知しとる しかし今の真似はないやねあんたらが フォークもナイフも使ってないのはその 通りやがいわばあんたらの食べ残しじゃ ないか俺はたまたま見とったから言うんや が立場を変えてあんたが食べ残しを回され て腹は立たんかて松下さんが詰め寄ります ですがTさんも海線山線の中ここまで来た 人間その場の扱いに慣れていたいや悪かっ た松下さんすみませんでしたと素直に頭を 下げます分かってくれたらそれであんたが 大実業家やと人に言われる立場やから あえて言うんであってタはないそやから 分かってくれればそれでええやんかそう 言われ何度も頭を下げるTさんちょうど その時です菅谷さんと清水三若頭補佐が店 に入ってきましたTちゃん何しとんのやT さんに声をかけざま体を松下さんに向け まおお前この人が誰か知っとんのかすでに 声のトは喧嘩です知って 答えるやいや何この崖それが分かっとって 因縁さらしてつかるかいこの単価にむしろ Tさんが慌てますいや私が悪いんですポス 聞いてくださいTさんの屈な態度に よっぽど松下さんにかまされたんだなと 思った姿さんは怒りが頂点に達しますおじ 違うんですちょっと聞いてください松下 さんも必死に取りつきますがを様があり ませ何度か掛け合った後松下さんは 開き直りますあんた何ぬかしとんねや まさかの口ごえに一瞬間が流れました あんたが何も理由を聞かんといてね頭から 怒鳴る境言うんですわわしもヤザして漫画 なおじとわしの親分と兄弟文ということは 要承知してま悪かったら悪いでわし指でも 何でも詰めまんがなただ理由を聞いてから 言うておくんなはれや生前と意見を言う 松下さんの言葉を聞くやいや何聞いた風な 口さらしやがってこの辺りで騒ぎが聞こえ た山本健一さんがやってきますまさおなん 言うとんねやすみませんなんでもないです この瞬間の判断がどういった心境によって 起こされたかは分かりかねますが姿にさん は清水さんにおい帰ろとげ背中を向け歩き 出しますそれに対し今度は大平桜井の漁師 が切れます頭の顔を見るなり帰ろうとは 何事だ両者は殴り合いの喧嘩に発展しまし た結局騒ぎを聞きつけたボディーガードの 前田強しさんが間に割って入りまあまあと 取りなしましたその後殴られどころが 悪かった清水さんは病院に向かい残った メンバーで山県組の事務所に向かいました 話し合いには姿に山本さん大平さん3人が 建物2階へ上がりました松下さんはいれば 菅さんの怒りが収まらないからと1階で 待機させられますここで松下さんのノりに よぎるものがありましたこうなったら姿の おっさんやってもうたろ親父も姿にに あれこれ邪魔されてええ気分やないやろ ちょうどえ機会や松下さんはピストルを 構え建物横の犬小屋に潜みます聞き耳を 立てていると 菅谷さんの怒号が響きますそれを嗜めて いるのは山本さんでしたいくら嗜めても 怒りが収まらない姿さんに山本さんはもう ええ兄弟が備言うなら松下を波紋にしよう やないかいそれでええやろ山本さんも本気 で波紋にするつもりなどありませんでした がそうでも言っておかないと菅谷さんを 落ち着かすことができませんでしたその声 が聞こえ松下さんは余計に覚悟を決めます 菅さんも波紋ならと保を納め3人は階段を 降りますその時山本さんは松下さんが 見当たらないことに気づきます林間に察知 した山本さんは山県組の若手20人ほどで 姿さんをガードし車まで向かいましたその 後をこっそり松下さんはついて行きます その気配に気づいたのはまたしても前田強 さんでした前田さんは松下さんに組み付き その場を抑えます姿さんを車まで送った後 山本さんは新会会長小崎明春さんに電話し て仲を頼みます翌日小崎さんはわざわざ 徳島から出張り松下さんを連れ菅谷さんの 家に向かいます小崎さんは松下さんにすみ ませんでしたと詫びだけ入れたらすぐに席 を外せあとは俺が何とかするからと言い 含めました家にはすんなり通されましたが 松下さんの顔を見るなりぷと顔横に向ける 姿にさんそれでも段取り通り松下さんは 神妙に頭を下げ昨日はどうもおじすみませ んでしたとだけ言うと席を立ちましたその 後は守備よく小崎さんの思うように進み指 を落とすこともなくこなきを得るのでした 実際この件がわかりの発端というわけでは ないでしょうが山本健一さんの周りの人間 が菅さんに対して硬化していく事例の1つ となった事件なのでした川内組の内昭和 50年あたり川内組内でも問題が発生し ます川内さんの給油でもあり川内組副組長 でもあった壺川光彦さんが疎んじられ 代わりに宮原昌司さんが対当しますそれは あさで川内組の新年会でも宮原さんを上座 に座らせるような行為もあったようです 昭和48年12月1日どういう理由でそう なったか分かりませんが壺川さんは絶縁 公認の副長には川内さんの実である川内し さんがつきましたその約1年後の昭和50 年2月9日壺川さん古文の小裕二が宮原司 を領で襲撃重賞を追わせますこれに対し 川内さんは壺川一派の殲滅を図ります事体 収集のため壺川さんは大の麻野 福山さんを頼りますさん頭の麻野さんは 絶縁を解き福井県からの所払いへと処置を 変えるよう川内さんに指示します川内さん は不服でしたがその条件を飲みました川内 さんは藤宮高層の件も合わせ麻野さんに 2度抑え込まれたことになります翌50年 6月天津会組員の方面祝があり川内さんも これに出席します麻野さんはこの席で藤宮 高の相手 会長丸井さんとの話し合いの場を設けまし たですが川内さんはこれを無視そのまま 三国へと戻ります恥を欠かされた麻野さん は川内さんと電話で論となります麻野さん は菅谷さんとも相談しますが菅さんからの 電話も無視する始末幹部会で川内さんを 波紋にするか協議しますがさんが身内の ことやないですかつき合わせてせばくれ はずと自ら三国に説得に赴きますが川内 さんは会おうとしません代わりに福組長の 川内茂信さんと相談役の津原正也さんが 対応しますおじに会うよう説得したんです が組長はどうしても了承しませんそういう しのさんにはさんが聞きます兄貴のことは どう思うちょんないこの質問にボスにつく つもりは妄ありませんと彼らは答えます わしはこれで大阪に帰るがほどほどにする よう兄弟に伝えてくんないと言うと大阪に 帰りましたその後川内さんは自ら大阪に 赴き菅谷さんに詫びを入れたことでこの 事態は収まりますしかしこの時点で両者の 亀裂は確定的となっていき ます映画神戸国際ギング昭和50年10月 14日菅谷さんのグレンタ時代をモチーフ にした映画神戸国際ギャングが封切られ ますこの映画政策に関して菅谷さんの 幼馴染みでもある俊道浩司さんの力添えが あったのはもちろんですが東映側にも理由 があり神義なき戦いから始まった実力ヤザ 線昭和48年田岡組長の自伝を元に作られ た山口組3代目続く49年3代目集名とも 大ヒットを記録し東映としてもこの シリーズでか長の3本目を制作する予定 でしたが警察と映画協会の圧力また3作目 にはみそひりに関する話を出さないといけ なくなり暗黙の了解とも言えたが当時人気 絶頂のミひのイメージダウンにつがること も懸念され政策が困難となった国の作とし て菅谷さんをモデルに知ってる人には 分かるが作品自体はフィクションギャング 映画しかもヤザ時代ではなくまで若い頃と いう手で制作が開始されました菅谷さんは かなり浮かれていたようですが主演男優に 山口組3代目の主演でもあった高倉県を 起用したことで山口組内では親分と肩を 並べるつもりかと一部批判の声もあったと あり ます追映画3代目集名に関しての補足情報 なのですが政策に先立ち幹部への個別取材 も行われよでこの中で菅さんは極道は片の 倍気が短いんやだけどそれだけやない片の 倍以上の悲しみと喜びを抱えているのが 極道やヤザを書く時はそのことを忘れん時 と言ったとされてますまた山本健一さんも 取材を受けておりその中の軽口の中でみひ さんにけんちゃんあんたそのうち山口組の 4代目になるんやろだったらその眉毛は ないでと言われ慌てて整形外科で眉毛を 植毛した話を語ったようですもしこれが 本当なら若頭就任から2年足らずでみそひ さんの口からも言われるくらい周りでは4 代目は山本さんという認識があったのだと 思います菅谷さんからすれば面白くは なかったと思いますまた田組長の映画完成 の折には山口組地内でここに史上初めての 生存中の親分の電気と映画が誕生したので ある庶民は呼んだそして見た略例え全国民 の何分でもが何かを理解してくれただけで も我々は親分姉さんに感謝しなければいけ ないのではなかろうかと若頭補佐織田秀臣 さんの文章で語られましたなお大ヒット だった田岡組長2作に比べ神戸国際ギング はこけたらしかったのですが菅谷さんは大 満足だった様子です大阪戦争勃発昭和50 年7月26日菅谷さんの映画公開の3ヶ月 前大阪戦争のきっかけとなった受テム事件 が起きます大阪戦争については皆さんの方 が詳しいと思うのと別で動画制作予定なの で多少はりますがきっかけとなったこの 事件は地道組の高景組織佐々木組の株組織 徳本組が松田組系溝口組と引き起こした 事件で徳本組組員が度々溝口組の鳥で口針 や100円でと嫌がらせを繰り返しており それを出入り禁止にしたのが始まりで徳本 組員5名が溝口組員2名を今で言う スナックジュテームに呼び出して話をして いたところ組員が拉致されたと勘違いした み組員7名が受帝に乱入大した掛け合いも ないまま溝口側の一方的な銃撃が行われ 徳本組員3名が棒1名渋滞となった事件 でし た姿に謹慎事件発生直後こそ臨戦体制に 入った山口組側でしたが少しずつ情報が 回るにつけ佐々組が話をつければいいだけ の雰囲気が漂います菅谷さんも松田組とは 縁が深く松田組組長柏よさん38歳とも婚 の中大事になる前にさっさと話をつけよう と動きますしかも松田組組長も火が 佐々木組にあるものの3人の命を奪った 以上指の1本腕の1本差し出しても謝罪 するつもりだと関西の親睦団体である関西 和おし山口組に伝えられましたこの時点で は両者ともを立てるほどではないとの判断 でしたさらに付け加えるなら天野義男さん の書籍では問題となった鳥には元柳川組系 の始め会が関わっていて寺線の一部がそこ に流れ込んでいたようで菅さんが出ていか なくてもはめ会の野沢さんが佐々木さんと 話をつければ良いではないかと思っていた ようですまた菅さんが幹部会を無視して 独自に行動したことについてもそれなりに 理由がありますまずこの時期田岡組長は 入院中若頭の山本健一さんも後半中で大阪 高知所で交流中でして幹部会に出たところ で話をこねくり回すだけでなんだ意味が あるような話も行われなかったのもあり ます残念ながら菅谷さんがどのような 働きかけをしたかは不明ですが事件発生 から1ヶ月後不気味な沈黙が破られます 昭和50年8月23日松田組村田組事務所 に段2発が発射された組長の村田岩美さん は和解交渉の窓口だった人物この行動は 佐々木組が交渉話を蹴ったとみなされます この4時間後すぐに松田組の報復が行われ ます松田組の行動部隊と言われた大日本 正義団が山口組本部事務所に向かって パトカー越市に後発の段を打ち込みます 大日本正義団会長の吉田さんは島さんとも 仲が良く島さんとは兄弟文でしたこれに より佐々木組だけでは解決できない問題へ と発展しましたさらに1週間後の30日 松田組系世組幹部宅を山口組組員3人が 襲撃玄関前を見張っていた若い組員の腹部 に向け玉を発射2週間の怪我を追わせた 続く9月2日山口組中西組員 羽田3人が警察の限界体の中松田組組長 柏田よさんの自宅を拳銃で襲撃ガラス割り 後にこの件でハさんは20代の若さで直系 若手へと昇進しますそれはさておきこの 段階で関西混和会の最終決定として男子し てなんとかして構想を納めたいという 松田組柏さんの意見が山本浩さんを通じて 山口組臨時総会で話し合われ翌日 大阪高知所の山本健一さんへと知らされ ますこの時点では山口組側も高層終結への 動きが強かったようですですが松田組内で は統制が取れていませんでしたその数時間 後テレビのニュースで中西組の反抗だと 知った大日本正義団は中西組事務所へ 近づき警察の警備を交わし事務所前の車内 で警戒中の中西組員を襲撃1名が防止 事件から2日後の5日山口組の定例会にて 今後の松田組への対応が議題に上がります ただ少しミステリーなのが交流中の山本 健一さんがこの定例会に出席していること です調べてもよくわからないのですが平和 的な構想集結へのための大事な会議という ことで警察側から出席を許された可能性も あります実際観裁などで帰宅が許されてい た時代別説でこの時期から肝臓の病気が 悪化していて交流事態がなく保釈中だった に過ぎないとの話もありますまたこの時 田岡組長も退院しておりましたが定例会に は出席せず田岡組長の伝言として山本健一 若頭から今後一切構想をしてはならない それは松田組に対しても東洋で報復もして はならないと幹部たちに伝えられました ただし これにはうがった味方もあり田岡組長が 自分は関与してないが若い組員が走ること はしょうがないと案に示したとの見方も あります事実関西混和会から提案された 解決策はうやむやとなります中西組員の社 事件がなければあるいは可能性があったか もしれませんが結果的に山口組内では問題 解決についての動きが止まったところを 見るとこの時点で田岡組長も松田組への報 を認めていた証拠となるかもしれません しかしこの流れとは別に菅谷さんは独自に 和平交渉を模索しますその動きは山本若頭 にも伝わってきましたが模索している解決 条件がそんなん姿が偉そうに持ってこんで もうちで簡単に引き出せるわと相手にして いませんでしたまたこの時期山県波の株 組織から特別高層資金を上納させ約1億円 をまた参加各組から選抜部隊を組織してい たとの話もありますこの複雑に絡み合う 動きの中1ヶ月後の10月5日に行われた 定例会の中で菅谷さんは組の移行を無視し たという理由で謹慎処分を受けますこれに は田岡組長の意行も働いていましたこれに よりしばらく謹慎生活へと入る姿にさんな のでしたおまけ今日のおまけとして件県 発生の1ヶ月ほど前6月30日に行われた 大阪の死組織中組の4代目集名式での方明 録を紹介します新しく4代目となられる方 は坂田義宗さんという方なのですが面白い のが貢献人として田岡組長の名があり親戚 相田として菅谷さんの名前がありますまた 山口組からは鴨田さん小田さん山本次郎 さん本中さんが出席してますがこの資料の 1番の見所は菅谷さんの実の兄菅谷三蔵 さんが初代を務めた独立組織の姿組の名前 があることですバト組織以外調べても詳細 が出てこないので内場は分かりかねますが 貴重な資料と思います2代目は姿に三蔵 さんの追いということなのですが若い時期 に松田組に所属していた時期もあったよう で松田組と姿に一族の繋がりの強さが垣 まみえます 失客昭和50年10月5日謹慎処分を受け た菅さんですがどう調べても謹慎中の様子 が分かる資料がありません神戸国際 ギャングの風切りが謹慎処分のすぐ後で 映画に関して喜んでたという話はあるので 当初は大して気にしていなかったのかも しれません後の話になりますが絶縁された 時でも山口組のそれなりの人物と一緒 にっちゅクラブで会っていたようなので 謹慎くらいではどうとも思っていなかった 可能性もありますそもそも薬座社会で謹慎 処分を受けた場合どれくらい行動が制限さ れるのかが調べてもよくわかりませんもし 詳しい方がおられればコメント欄で是非 教えてくださいいずれにせよ謹慎によって 山口組内での姿さんの重要性が薄くなり ます窓際に追いやられたというべき でしょう地道幸夫さんの例で分かるように 1度権力を失うとあれよあれよという間に 周りの人間は離れていきます特に顕著だっ たのは山本浩さんだったかもしれません 恩家で慎重な山広さんのことなんで表だっ て逆らうことはなかったと思いますが半山 県派だったはずがいつの間にか率先して山 県さんのために動くようになります謹慎 期間が進むにつれ菅さんも物がしさと焦り を覚えたかもしれません結局翌年51年に 謹慎はと 4月説と10月節がありますどちらも坂 ごとの売人として有名な村かさんが 働きかけ兄貴文の大野一家大野鶴吉親分と 共に田岡組長に会い土産をもらおう思うて なぽんちゃんのことなんじゃがわしの顔に 免じてええ話にしてもらえんかつるさんに 言われたら断れませんなこの短い会話で 謹慎が解かれるのですが4月の場合はと 10月の場合は大日本正義団の吉田会長が 謝された後になり姿が可愛がっていた吉田 をとったのだからもう許してやってくれの 意味が付与されます大4月説が有力なのを 一応付け加えておきますこれで復帰できた 菅さんですが若頭補の人はとかれ一般古文 へと広角となりましたそれでも菅さんは 大野組長の働きかけに大変喜び処分が解か れるとすぐに宝塚ので盛大なを設けます 大野村の漁師以外にも兄弟文の4代目坂 組長中野幸夫さんとその頭山口組幹部 そして田岡組長も参加しました久しぶりに 会う田岡組長が前と変わりなく冗談を行っ てくれるのが何よりも嬉しかったよう です第1次大阪戦争終結さて少し触れまし たが謹慎の理由ともなった大阪戦争ですが 菅さんを謹慎にしてまで松田組と構える 姿勢を見せた割に事態は到着状態でした これには警察の第3次頂上作戦がこの時期 開始され身動きが取れなかったという理由 もありますが山口組全体の雰囲気として 消極的だったのもあります身内同士の喧嘩 ならそれが仮2人が出たとしてもどうにで もなる話であったが対別組織となれば泥沼 になるのは確実しされたまたそのような 構想は約10年前となる松山高層から行わ れていないイイの若者ならまだしも平和な 時間を過ごした幹部からすれば今更身を 削ってまでこを焦ることは何1つメリット がないことである当然と言えば当然の話 でしょうそんな状況を変えたのは昭和51 年の夏頃再び退院した田岡組長の一言だっ たケ怒して納めるつもりや前年の9月にを してはならないと幹部たちに言い含めた田 親分実際その言葉のまま想を避けあれは 佐々木組の問題だからと松田組と有効的に 付き合っていた組織もあったと言います 相反する田岡組長の言葉だったがせだ 合わせのみ込んで生きてきた男の口から 出されれば山本若頭からすれば是非も なかったこれで山本さんは表編します山本 さん関連の書籍では若頭就任以来自分を 押し殺し周りの人間を見極めるためわざと 大人しくしていたと見る向きもありますが 表編のきっかけがこのタイミングである ならば単に尻に火がついたというべきかも しれません51年9月の定例会でそれは 起こりますいつものように議題を処理して いる中ある古参組長がかしらそれないわと 意義を唱え始めるやいやなんグダグダ 抜かしよってこらから言うて脳抜かすな昔 からおって偉い言うんなお前はそんな後ろ に座っとらんわいここで貸になっとるわい それだけ解消がないからや文句あるなら頭 の席乗っ取ってみといなしますこれは効果 的でした元来はイケイケで通ってた男が 久々に見せたかましに執行部は驚くととも に今後の組の運営方針が変わっていくのを 肌で感じるしかありませんでした執行部の 抑え込みが終わるとすぐにに移ります有限 実行といったところでしょうか若頭の決断 に田岡組長も援護射撃を行います佐々木組 組長佐々木道男さんに道はゴルフばっかり やっとってええんかいと含みを込めて皮肉 を言いますちなみにこの言葉は人前で言わ れたのか事件後警察がこの現出を抑え強に 持ち込めないか協議したがやはり弱いと いうことで見送られたとの話もあります別 動画政策のため事件の詳細は避けますが 10月3日大日本製議団会長吉田義博さん が佐々木組配下によって害されましたその 後大日本正義団は実定の吉田義之さんが2 代目に就任しますこの事件後高層は一時 商工状態へと戻りました土星の習わしとは いえ菅さんは大変悲しんだことでしょう しかし今の菅さんには何もしてやることが できませんでし た北陸代理戦争序章一方事件の起きた まさに10月菅谷さん長楽の決定代と つながる映画北陸代理戦争の企画が映画 プロデューサー草部五郎から持ち上がり ますとは言っても神義なきシリーズに継ぐ 新神義なき戦いの4作目としての企画とし てだけで内容もタイトルも現段階では何も 決まっていません 脚本を依頼された高田浩司さんは悩みます 今まで事実を元にしながらもフィクション という手でごまかしごまかし書いていまし たがそれすらネタが尽きていました 思い悩んでいたのを見かねたのか撮影進行 主任の浪川正夫さんから面白い男がいると 川内さんを紹介されますこの浪川さんなん ですが元は中島海の中島元之さんの射程 だったという人物その縁もあり川内さんと 仲良くなったのですが そこは川内さんの動画で紹介するとして それではということで昭和51年11月 27日浪川さん含め5人で石川県へ向かい 最初の取材が行われました取材が行われて 間もなく川内さんの口から名文句が発せ られますその人を倒さんと男になれんそれ が北陸ザ言うもんでね私はその人を倒して 男になったこのセリフを聞き主人は鳥肌が 立ちますいけるこれはいける神義なき戦い の身の構造を超える内容がかけると思った ようですその日から2ヶ月北陸代理戦争の 脚本は練り上げられますクランクアップの 日は昭和52年1月24日姿に川内両者の 運命の歯車が音を上げ急速に回り始めまし た産昇格前回昭和521月24日が姿に 川内両者にとっての運命の日付と話しまし たが先に申し上げるとこの日が映画の クランクアップとなっていまして同時に 川内ひさんが波紋される日なのです菅谷 さんが映画制作を知ったのがいつかは 分かりませんがおそらく11月中旬から 下旬幼馴染みのプロデューサー道司さん からもたらされたのだと思いますちなみに 映内で川内さん主役の映画を取ると決まっ た時俊道浩司さんは川内が映画を作る なんて100年早いと意見したようです 結果を見ればそんなのお構いなしで企画は 進むのですが要はわずか2ヶ月あまりの間 で物事が進んでいくことになります12月 上旬川内さんは浪川正夫さんを返して 山口組若頭補佐山本浩さんに直産昇格のお 願いをします漫画や一部書籍にはそれ以前 に直接菅さんに直談判して断られたような 話がありますが個人的には会議的に見てい ますとにかくこの時期にはすでに めちゃくちゃ仲が悪い映画用の取材人に すら言葉は選んでいても菅さんに対して 隠すことなく不満をぶちまけていますその 前を遡っても4950年の壺川絶縁藤宮想 とありそんな時期にさすがに自談しない だろうと思っていますが可能性があると すればその前ということになります ともかく山広さんからその話を聞かされた 姿さんはぶち切れますぶち切れた理由は いくつでも考えられます親を通り越して話 を進めたなんで田親分直々に古文にくれと 言ってこないのか時さに推薦するなら肌に が先資料によってまちまちですが単純に 調子乗りやがってクソがき思っていたで 住むような気がしますもちろん山さんに 対しては直さに推薦するつもりはないと話 を蹴りますまたこの件についてはさんが 兄貴姿組からも力をつけたものを本家の 若者に推薦した方が良いんじゃないですか 皆がそうしていい顔になっていってもわし や他の可愛がっとるものだけで兄貴に 寂しい思いはさせませんけと菅さんに言っ た話もありますさておそらくこの直産推薦 の話を蹴られた後だと思いますが川内組系 の組員が菅谷さんが福井県の愛人にやらせ ていたクラブに乱入して店内を めちゃくちゃにしたようですまたこの話は 菅谷さんが謹慎中の時の可能性もあり菅谷 さんが力を失っていくのに生じて半期を 切返したとも見て取れます川内さん側に 立てば川内さんなりに理由があり陸や東京 で散々遊んでは会計を川内さんに回され たり川内さんが姿に組のことを思って勢力 を広げたにも関わらず姿組内での処遇が 悪いということなのですがこの辺りはいつ か川内さんの動画内で紹介しようと思い ますこの流れに菅谷さんは裏で山本健一 さんが糸を引いてると思い込みます川内組 は菅組内での最大勢力とも言ってよく川内 組員400人は組の3割から4割をめます しかも息の良いのが集まっている直さに 昇格させれば自分たちに変わっていい動き をしてくれるに違いない菅さんと半目なら 昇格後自分の派閥に取り込みやすい山けめ 汚い真似しやがって菅谷さんは山本健一 さんに対して敵対心を荒にしますまたこの 話の後川内は本家の姉さんへのお精母に トラック3大分のカを送った川内が山県へ 体を送ったら体の下に敷いてある笹の下に 100万円入ってた川内が撮影のロケハジ にタオかみつをゴルフに誘ったらしいなど の噂がまことしやかに囁かれます噂を聞く たび菅谷さんは川内さんへの怒りが募った ことと思いますその怒りとは裏腹に実際 直産昇格の話は進み遅くとも翌年52年 12月のこめまには時昇格が確実しされ ますいくらなんでも菅谷さんを無視しすぎ じゃとも思いますがこれにも理由があり 菅谷さんが定例会にも顔を出さずこの件に 関しても話し合いに応じようとしなかった ためだと言われています一応この時すでに 川内さんは山口組直系の川崎守さん会津 小鉄会の高山徳太郎さん後の4代目とも 兄弟さらに山口組若の織田秀臣さんとも 周り兄弟だったようで直産昇格の甘目で 言えば十分な資格がありました結果この件 について菅さんには仲が良い人間からの 経過報告のみが伝え聞かされまし た憎事件前夜さて山口組内で川内さんの 直さ話が進む中当事者である両者の動きが 少しだけ買まみれます12月上旬川内組の バ多さんが毎年高齢 エガのおを持って菅さんを尋ねると幹部に も出ず川内は韓国行って遊んどるらしい じゃないけ女たてこらといきなり怒鳴られ ます実際はどうだかは分かりませんがバチ さんが韓国なんて言ってませんよ体悪して 三国病院に入院してますよと答えるとお前 嘘ついたってそんなんわからんと思うとる んけ田舎なんかは一発あったらえんやそう 川内に言うとけと吐き捨てたと言います これを帰り聞いた川内さんは激怒します おとっさんがそのつもりやったらこっちも やるだけやバチさんを体調にして若者20 名で更新会を組織し夜の三里浜に行っては 神戸の方向へ向け射撃訓練を行っていた 神戸が何ぼのもんじゃいつでも税6どもと 戦争したけと川内さん自身も射撃訓練に 参加したようですすでにこの時期には 後戻りできないほどの溝ができているの でした翌年52年1月菅組から川内さんへ 死者が送られますそんな映画作らんどけと いう菅さんからの最後通帳でしたこれを 聞いた川内さんは月光なんじゃわ何ぼの もんじゃわしが作る言うのにお前ら関係 ないやろと死者を追い返します結局互いに 譲らず平行線のまま1月24日クランク アップに合わせて川内さんは波紋となり まし た補足川内さんの直産昇格話に関して山本 健一さんがうで糸を引いていた話なんです が第11回で登場した松下正夫さんによれ ばうちの親分が長い年月で川内浩とアウタ は2階だけですわ1度は菅谷のおやさんに 頼まれて川内組の組葬に行った時もう一度 は親父が野村病院に入院してる時川内が 見舞いに来たこの2階だけですそやから 山本浩が川内を直さにあげようと死者に 立って姿煮からポンとけられた上川内がさ れても打てるそしたら山弘が姿にけじめを 取りに行くのがヤザの筋やと皆に言うとっ たんですわ川内が親父に上手してたとか そんなことは1回もない山口組のものやっ たらみんな知ってることですと答えてい ますおそらくこれが真実だったと思います 後にこの件だけではなかったと思いますが 長らく誤解して申し訳なかったと山県さん に手紙を送っていますということは1番 信頼していた山本浩さんが率先して画策し ていたこととなりますしかし山広さんが 裏切った云々というよりこの時期には菅谷 さんの山口組内での権力がそこまで落ちた とみなされていたのだと思います三国事件 前哨戦 昭和52年1月24日映画北陸代理戦争の クランクインに合わせて川内浩さんは波紋 されました川内さんは菅さんと給油でも あった山口組直系石正さんを通して菅谷 さんに詫びを入れれる仲介を頼みますが 菅谷さんはこれを拒否します2月川内さん 波紋を知って真先に動いたのは福井を 追い出された元川内組副組長壺川光彦さん でした壺川さんは兄弟文の姿に組系浅野組 副組長小山敏男さんに頼み姿組射程頭麻野 次郎さんから射程の逆月をもらいます ちなみにこの逆月は内で行われたようなの で山口組は知らなかった可能性が高いです この逆月を縦に福井へ戻り反川内組の人間 数十名を合川内組の対姿に組織 更新会に対抗したのか強心会という組織を 立ち上げます中心メンバーは壺川さんを 始め加納か川内組から追い出された木村 田尾福谷翔また相談役として浅野組小山 敏男さん若頭補佐須藤慎二さんであり加納 かさんに至っては川内さんに園を切って心 会へ参加しました結成場所は三国から約 18kmほど離れた福井の中心街でもある 純化という繁華街その繁華街の小料理や弓 の奥を事務所予定地と設定し活動を開始し ますおそらく特攻服のようなものだと思い ますが紺色に黄色文字で強心海と入った 制服をまとい繁華街を練り歩き石表示もし ていたみたいです川内組はこの状況を 山口組に報告山口組から麻野組に向けて 絶縁された壺川を拾うなら東方では川内を 拾うぞとコ談判が入りますこれに対し麻野 次郎さんは兄弟文の義理によって古文の 小山が支援しているだけであの組は関係し てへんとごまかしのように突っぱねます ただしこの辺りの話はちょっと引っかかる ので後でまとめます2月26日 代理戦争が全国で 風切りしかし福井県警は高層につながると して福井圏内での上映自粛を呼びかけ ひとまず映画館もこれに従います あらかじめこれを知った東映は階層中の 映画館で川内浩以下数名の幹部に死者会を 催します川内さんは大満足のようでしたが 共に付き添った組員たちはこの映画はこの ままではすまん内容だと覚悟したと言い ます 内容は省略しますが川内さんモデルの主人 公が菅さんと目される相手さらには山口組 にも喧嘩を売るような内容でした3月1日 先日の小料理や弓で強心会の事務所開きが 行われ小山さんも20人ほどの組員を連れ 出席しましたが小山さんだが帰宅後の午後 9時川内組組員ひ秀之と準厚生員石田田尾 の2名が乗り込んできてリ製拳銃のモデル ガを改造したものを発射しかし不発に 終わったなお事務所開きに伴い警察の機動 隊員2人が張り込んでいた模様で2名は その場で逮捕されます翌2日福新聞では 事件を大きく取り上げたまた警察もこの日 のうちに川内組と川内さんの自宅を固く 操作しますがあらかじめ武器を移動してい たため何も見つかりませんでした日日警察 のにより ア心会事務所は閉鎖に追い込まれます事務 所を追い出された壺川さんはこれを恥とし 川内組長安と家事を切りますその後壺川 光彦さんは自宅を事務所としあの組に川内 博への報復の許可を求めます3月27日 小山さんの強い希望もありあの組からも ヒットマンを出すこととなり須藤慎二さん が選ばれました 計画須藤さんはいくらか川内組長に恩義が あったため乗る気ではなかったのですが他 の候補組員が断ったため須藤さんが行く はめになった経緯もあるようですなお書籍 にはこの時の須藤さんとその妻の エピソードが紹介されていますが割愛し ます各して川内浩安部隊が選ばれたのです が簡単に説明します須藤慎二40歳実行犯 リーダー見届け役麻49歳広島ク出身肌に 組員だが姿に組員だった時期もあり小山 さんとは婚だったため参加須藤さんの兄貴 分的存在でもあります田中政治21歳広島 く出身肌に射程藤島組の準厚成員延岡さん をおじと呼び可いがられていた縁から延岡 さんに付き添い参加中川徳30歳元川内組 加納かさ古文安実行役この4人と壺川は 加納の漁師を合わせ6人が川内博安部隊と なります4月4日大阪南区のホテル レインボーで須藤延岡可能中川のメンバー が顔合わせ 大阪組と北陸組であまり面識がなかった ためと言われますその後クラブスザ ゲーマージュネとはしごしシャバでの最後 の合有を楽しみまし た実行4月9日敦賀のドライブ員で合流し た4人は三国の料理店で壺川可能の歓迎を 受けますその場で協議した結果あん場所は 見通しがよく護衛が少ない川内さん 行きつけの喫茶店ハワイに決定します当初 は三国の旅館あやえ宿泊していたようです がその後の旅館水官へ移りますその間も ハワイ近くの丘から加納さんと強心会幹部 が測量を予想い監視していました4月13 日生後市水官で連絡があります今日の荷物 は4つこれは人数を表す不調です護衛は3 人やるなら今回しかない実行犯の4人は 市水間から車で出発します約50分後 ハワイの駐車場に4人が乗るカローラが 到着します車内から川内さんの車がまだ 駐車されているのを確認すると中川さんが 先におり続いて延岡田中の2名がおります 運転していた須藤さんは車の方向を変える と車のドアを開け放し追いかけるように 向かいます店のドアは延岡さんが開け中川 田中の漁師が入店します須藤さんは店の外 でショットガンを構え待機中川さんは加納 さんからあらかじめ聞きを読んでいた川内 さんの指定席でもあるカウンターに目を やりますがそこには見当たりません中川 さんは一瞬焦りましたが店内を見渡すと ボックス席にいるのを発見します川内さん は山田一郎という人物と一緒でしたが ちょうど山田さんがトイレにと席を立った 時でした中川さんはゆっくり川内さんに 近づくと川内と声をかけたを3発発射右部 大体部に命中しますその後少し遅れ田中 さんも一発発車同じく右配部に命中します ボディガードの高島浩24歳が田中さんに 飛びつき倒しますが田中さんはピストルを 押し当てるように相手の方に目がけ発射 離れたところを逃走し ます逃走後は丘の上から監視していたで あろうさんが教会の壺川さんへ連絡壺川 さんは組へ連絡します逃げた4人は小谷 パーキングで休憩しますここで須藤中川の 2人は自主するために分かれます延岡田中 はもう少し支場に残りたいと引き続き逃亡 を試みますがその日の夕方越前市旧竹夫の 街中で警戒していた警官に職務質問され 反抗を事そのまま逮捕され ます事件後計4発打たれた川内さんでした がいくらか生命反応があったのか病院へ 運ばれます川内組内では連絡が回されa型 の組員は輸血のために病院に向かいました が結局お亡くなりになります警察の死亡 解剖から帰ってきた時傷口が保合されず ガムテープで貼り付けられただけだったの を見て警察側の川内さんへの怒りが伝わっ たと言いますその後自宅から近い成田さ寺 で葬儀は行われ滝寺と埋葬されました 川内組は根本達夫さんが2代目を引き継ぎ 姿組への復讐を誓うのでした一方姿に側は と言うと事件発生から2時間ほど後に警察 が各組に訪れますが朝の組では組員が集結 しつつあったものの肌組はいつもと変わら ぬ様子警察から肌に組員が関わっている 様子だと伝えると肌に組員は間違いじゃろ と警察を追い返したと言います当の肌さん も友人と状況中で夜中になってから事件を 知ったと言いますさて菅さん本人ですが いつ事件を知ったかは不明ですが事件発生 の翌日14日に若しと女性を連れ名古屋 から大阪駅に戻ってきたところを名神会 会長石川久さんとばったり出会いその時に は食わぬ顔だったので事件を知らなかった 可能性もありますそれでもその夜には事件 を聞いたと思思ますしかしその頃には すでに山口組内で絶縁が決まっており絶縁 上の印刷機も回り始めていたと言い ます補足さて一連の流れをお話ししました が23分からないこともありますまず壺川 光彦さんの絶縁についてですが昭和48年 に問題を起こした後川内組から追われる身 となり麻野次郎さんに助けを求めた時壺川 さんに有利な最低を下されたとのこともし 絶縁されたままなら有利でも何でもない ように思えますまた絶縁状態だったとして も山口組側の絶縁された壺川を拾うなら 東方では川内を拾うぞの言葉には疑問が 残ります少なくともこの時点では身内の話 絶縁されてようが姿組内での処遇の話なの で仮に壺川さんを拾おうが問題ないように 思えますこの辺りは直さが決まっている 川内を敵に回すのは田岡組長の意思に 反するというならしっくり来る気がします なおこの言葉を誰が言ったかは不明です また川内さん案計画を菅谷さんが知ってい たかについては議論が分かれるとこですが 小山壺川の漁師の動き的にはあの組で止め ておこうとしている向きがあります もちろん強心会発足までのことは菅さんも 案に了承していたと思ますがあ計画までは 知らなかったようにも思いますまた一説に はこの時期山口組内での菅谷さんの立場を 危惧した幹部が田岡組長と菅さんを 引き合わせるよう準備しておりそれを菅 さんも期待していたとの話もあります実際 話し合って結果が好転したかについては 分かりかねますがそんな時期にわざわざ 問題を起こすようにも思えませんさんに 関してはさんがかなり麻野組へ系統してい たようなので関与してないとも思いますが 裁判記録などで不審な点があるのも事実で 議論が尽きないところだと思いますまた 川内さん波紋午も川内さんの刀剣仲間でも ある2代目後代一家を通じて和解を模索し ていたようです絶縁昭和52年4月15日 菅谷さんは絶縁されました13日の事件後 14日に若頭山本健一以下竹中正久小西 音松さ党の山県派で事前に競技を進め15 日緊急執行部会にて意見を取ったが誰も 反対意見するものはいなかった田岡組長に も事前に知らせていたが田岡組長から まったの声は出ませんでした波紋した人間 まして古文に追い打ちをかけるなど人共同 に反する絶縁の決定が降りた時拍手する 幹部もいたようですその後書面にしたため 菅組と山口組との連絡係りでもあった赤坂 和夫若頭大行が呼び出され大平和夫さん から絶縁の決定と書面を渡されました事務 所に戻った赤坂さんは菅谷さんに連絡を 取りますその頃菅谷さんは東京へ向かう新 幹線に乗っていましたが緊急連絡の電話を 受けます絶縁を知らされた菅さんは一瞬の 間が飽きましたがそうかとつぶやくように 返事をしましたその後東京行きはやめ 名古屋で降りた後神戸へと戻りますその日 のうちに関係者に詳しい事情を聞きますが 聞かれた方も巻き込まれたくなかったのか 容量を得ない答えしか帰ってきませんでし た事実処分理由はいくつかあり前に謹慎に なった時でさえ詳細は分かりませんが鴨田 組との揉め事を抱えており松田組との勝手 な手打ち交渉とも合わせて3アウトしかも 謹慎が解けた後も幹部会には顔を出さず 菅谷さんはもはや邪魔も扱い川内さんの 事件がなくてもいずれまた処分が出される であろう行動を取っていました翌日菅谷 さんは大阪の浅野組に移動しますここで 麻野さんと事前に協議した後翌日の臨時 総会への呼び出しを各組の幹部に通達し ました4月17日大阪南の両にて臨時総会 が開かれます石場に遅れて現れた菅さんは いつもと変わらぬ笑顔で登場しましたしば 麻野さんと話した後麻野さんの号令で幹部 たちは一斉に菅谷さんの話に耳を傾けます この度わしはたか3代目から詳しい事情は 一切わからんが死刑と同じ絶縁処分を受け たざわつく会場を見渡した後もう1度理由 は分からんとつぶやくように言います続け てわしはたか親分に対して何も悪いことは しとらんが何をされてもタかはわしの親や どんな目に合わされても立て付けへんだが わしは引退はせんわしはわしの道を行こう と思うお前らはよう考えて自分の裁量と 思う道を選ぶように親から絶縁されて引退 戦ということは明け光秀になるいうことや このことを腹に入れてそれぞれの身体を 決めてくれぎになりたいというものは片に なるよその組へ移りたいならそうしてお前 らが自分の選ぶ道を行くことにわしは恨み も怒りもせん遠慮することはいらんぞと 言うと少しの間沈黙が続いた何を言うて はりまねわしはボスについていきませ誰か が言い出すと席を切ったよ わしもわしもと他の幹部たちも同意します 菅さんもこの時は胸が熱くなる思いだった と思いますしかしこう宣言した菅さんも1 つだけ許せなかったことがあるそれは絶縁 上の差し出し人が田親分の名前ではなく 幹部一同となっていたからであるもし夫の 文字があれば菅さんは引退を決意していた かもしれませんですがその思いは所詮1人 よがりだったのではないでしょうか山口組 からすれば組長の名を出せば田組長が標的 になる可能性もある逆に姿に3を取れば 田岡組長の関与が疑われますそのような ことにならないための執行部でありそんな ことは菅谷さんも分かっていたこと でしょうしかも田岡組長との コミュニケーションを怠っていたのは菅谷 さん自身ですさすがの菅さんでもじじたる 思いがあったかもしれません 新拠点さて組を解散しないとなればそれ 相当の準備がいりますおそらく臨時総会の 後最高幹部たちで話し合われたのでしょう その場で若頭補佐須藤純さ率いる須藤組で 姿さんを預かることが決まります須藤潤 さんは島さんたちと仲が良いグループでし たが正直喧嘩は強いが詳細には劣るタイプ だったようでなぜ自分が選ばれたか本人も よく分かっていない様子 それでも親分の命を預かるとなれば画然 やる気が起きました須藤さんが手に入れて 間もない大阪島内の間口2件の細長い組 事務所が菅谷さんの新たな拠点となりまし たおそらく須藤さんの事務所が選ばれたの はビルの構造のためだったのでしょう川内 さんの事件が起こる前須藤さんは思う ところがあり4階建てのビルの各階段の 入口に鉄正のシャッターを増設し不足の 事態に備えていました急いで事務所に戻る と自分の住居でもあった2階3階を解放し 菅さんのために色々あえました後の話に なりますがトイレと風呂場も姿に親分専用 のものを増設したようです参加の組から 護衛が選抜されビルの4階が宿舎となり ましたはさんのたっての希望もありその 責任者の1人には天野義男さんが選ばれ ました天野さんははさんから兄貴が山口組 とことを構えないと決めた以上 お前の役目は相手をやるやらんじゃない 親分より一歩でも先に無が役目だと言い 含められたと言います少し話がずれますが 天野さんらしいエピソードで天野さんは 当初絶縁というものがどれほどのものか あまりピンと来ていなかったようで護衛が いらない時息抜きにといつも通り道頓堀を 1人で歩いていると山口組産組織の幹部 藤本さんという方が若し3人を連れている のに出会いますこの藤本さんという方はお 互い不良少年時代からの知り合いで友達 までとは行かなくても仲が良い人物普段は 藤本さんの方が気を使っていたのだと思い ますが藤本さんは天野さんを見つけるなり おいよしおと呼び止めますいつもと違う 様子に天野さんが怪そうな顔をするとど ないしとねと偉そうに肩を叩いてこようと してきます なめとんのか我天野さんはその手を払い のけます踊れ藤本さんは若い主の手前 引っ込みがつかなくなり天野さんに組み かかりますですが天野さん長年1人で不良 を続けていただけあって喧嘩は強い一方的 に相手を殴りつけます殴られた方は驚いた 顔で言います踊れ絶縁されとろうがじか なんかしとるんやしが続きますが付き添い の若い主が寿司屋に飛び込み包丁を 持ち出しますさすがにバンジキスですが この頃には人だかりもでき警官も駆け寄っ てくるのが見えましたやばいずらかれの 言葉でそれぞれその場を逃げ出しますが 走りながらなるほど 絶縁ちゅうのはこういうことやねんなと 納得したのでした一方菅谷さんはそんな 若手に気遣いこそしましたが行動だけは 収まりません少しはペースが落ちたかも しれませんがいつものようにクラブへ足を 運び知り合いが出演すると分かれば映画館 に行き暇になれば麻雀へ行きます須藤さん 天野さんの気苦労は耐えなかったと思い ますまたこの頃正確には三国事件の少し前 菅谷さん発案で映画の制作が企画されてい ました俊道さんの一声で後輩の中島監督が プロデュースとなったのですが縁後も取材 打ち合わせにと事務所を訪れると中島先生 飯でも行きましょうと平気で外へ誘い出し ます中島監督はいつもハラハラしながら 付き合ったと言います映画のタイトルは 日本の神義で当初は菅さんと分かるような 主人公の話だったらしいのですが三国事件 後再び映画が原因で事件が起きたと言わ れることを避けた東映側は脚本を書き直し 全く違うものになりました個人的には 面白い映画だと思いますが菅谷さんの過去 の行動は見つからないような内容でしかも 日本の神義というテーマとは少しずれた 感じがしますそれでも映画ポスターの見本 が出来上がると菅さんは冗談ともつかない 表情で先生日本に神義なんてない姿にまお と書き込んどきと告げますさすがにそれは 果たせませんでしたがこの映画に関して1 つになることがありますそれは菅原文太が 演じる主人公の名前が須藤武夫しかも ストーリー的に組織の2代目に就任した ものの初代から疎まれ組織を追われた後 身内にされるという内容菅谷さんの今の 立場を大弁するような悲しさがある話です 主人公の名前に関しては私の憶測にしか 過ぎませんが自分を守ってくれている須藤 純さんへの生な計いのような気もします そんな さんや須藤さんが危惧している通り菅さん の命を狙う行動がそれぞれの組織で動き 出します赤月の七にさて須藤組へ拠点を 移し警戒体制に入った姿にさんでしたが その動きはこうをそうします親分をされた 川内組と山口組それぞれで姿に案のための 実行部隊が生まれますが先に詳細が分かっ ている川内組のおを紹介したいと思います まず川内組長なき後の川内組がどのような 状態だったのかを紹介します川内組本家は ひとまずおいて川内組内の最大勢力だった 静岡県藤宮の五藤組組長後藤たさんの書籍 には事件後すぐ住吉連合公平1回下田組 また山口組からも鴨田組などから誘いが来 ていたようです本来時になる予定だった 川内さんの案によって川内組が中に浮いた 形になったのでしょう川内本家に近い組織 ならまだしも離れた組織は早い段階で他の 組織に吸収されていったのが予想されます そんな中川内組内でも2代目に就任した 根本さんから離脱を希望する若者に対して おお片になれその代わりこの世界には一切 関わることは許さんぞどこのでも首出し たり近寄ったりしたら命もらうぞとだけ 告げその離脱を許したと言います事件から 2週間ほど経った4月下旬川内組射程頭の 若竹と若頭の宮津からピストル2丁を渡さ れたバタさんが山岸金也27歳と共に神戸 へ向かい行たに家まで借りますがしばらく して菅谷さんが神戸にいないことを知り ますその間も川内組の対菅組組織更新会の 残存メンバー7人が関西入りしてきました 7人は前年51年に流行していた映画赤月 の7人になぞられて赤月の七人と自称し ました川内組の同行を監視していた福井 県警も見かけなくなった組員について 問いただしたようですが川内組ではとけて いたようですちなみにこのメンバーの中で 唯一本名が分かる人物が室川浩司さん27 歳です6月30日大阪小田林市に更新海の 拠点を移動させます拠点の位置が遠いよう に思いますがこれは射程頭の麻野次郎さん の女が近くに住んでいて麻野さんも ターゲットだったようなのですが結局そこ に麻野さんが来ることはなかったようです ともかく ここから須藤組大阪空港北など菅さんが 現れそうな場所を監視しますこの時期須藤 組の場所を探していた時に姿に1向と すれ違いましたが偵察目的だったため武器 を持っておらず木を逃したこともあった ようですまたもう1件須藤組内を覗きみ たら見つかってしまい逃げた話があります 7月8日福井県順化で菅系の組員と高論に なった挙句発砲する事件も起きます9月 菅谷さんと2代目川内組根本組長が東京で あって和解したという噂が警察内で流れ ます結局これはご法ではあったのですが この噂の元だと思われる話があります2代 目川内組組長の根本さんが赤月の7人の うち2人1人は布川さんを連れ東京に行っ た時である根本さんはこの日ある人物不明 菅さんではないに川内組の最高を相談する 予定だったと言います夜9時東京駅の コンコースに出るとタオと根本さんを呼ぶ 声があった一向が振り返るとそこにはなん と菅谷さんの姿がありましたもちろん ボディーガードも一緒でしたが両者は 向かい合いますその時菅谷さんは 俺この件に関与しとらんでなそれだけは 信じろと言いますさらにこれ以上赤い涙を 流させるなと言うとキスを返し人込みに 消えましたこの時室川さらは根本さんの やれという指令を待ちましたが場所が場所 だけに一般人も多くいたためかついに指令 は出ませんでした結局根本さんは姿さん側 にある人物と会うことを知られるのが まずいと思ったのかその日の予定を キャンセルしてその日のうちに福井に戻り ましたおそらくこの件が警察関係者に 伝わったんだと思います姿に組関係施設で の大阪府の警備が解かれます9月27日 警戒が解かれたのを見てバチさんは チャンスと思い更新海の拠点を大阪市北区 同心の森富補へと移動しますこれは須藤組 から4kmほどの距離でしたしかしこの頃 にはどんな事情からか川内組からの資金が 止まってしまい自分たちで賄う始末しかも 菅さんも旅行などに出かけていて長期不在 も多くチャンスを見い出せないまま時間 だけが過ぎていきリーダーであるバチさん もモチベーションが下がりますそして11 月4日菅谷さんが大阪駅にとの情報が入り 赤月の7人のうち2人が大阪駅に向かい ますこの時にはバチさんとうち1人にも 考えがあったのかバチさんは警察に 連絡2人のうち1人はピストルを 見せつけるかのようにコンコースを歩き ますこの動きに連絡を受け出動した警官が 2人を見つけ直出し身体検査をしたところ ピストル2長が見つかり現行犯逮捕され ましたその後2人は反抗計画を受業し赤月 の7人は11月15日指名手配され年末 までには残りの5人も逮捕されましたまた 翌年53年3月根本組長自身も逮捕される こととなりましたこれで川内組は身動きが 取れなくなり実質的に姿に安計画は頓挫し ました余談ですが大阪駅で捕まった1人の 証言で で取り調べ中刑事からさっきまでその席に 姿が座っとったんやぞ姿が言うにはあいつ もヤザしとるで俺をやりに来てここに女 やろせめて差し入れ何かさしてくれんかと 言っとったと告げられたそう です山口組の安ださて菅さんを狙うもう1 方の勢力である山口組なのですがあまり がありません当初姿に問題を解決する担当 はけじめを取らんでどうすると騒ぎ立てて いた山本浩さんに委ねられましたが山広 さんは動く気配がありませんそれでも 何かしらの動きをしないわけにはいかなく なり竹中さん細田さんあたりが ダイナマイトで護衛ごと吹っ飛ばす計画を 立てていたようですまた若頭の山本健一 さんは前に因縁があった松下さんに白の矢 を立てます松下さんは喜んで引き受けたと 言います時期は負傷ですがベラミ事件の前 三宮でクラブの従業員から姿が来店したと 連絡を受け松下さんは宮哲夫さんを連れ 向かいますこの店は松下さんも何度か来た ことのある店で店内の構造も把握してい ました店内を一別すると1番奥のボックス 席に菅さんの姿を認めたそと同時に山口組 直の組長2人も同じ店内にいるのに気づき 驚いた山口組もあかんなと思ったようです がゆっくりとボックス席に向かい歩きます その姿に最初に気づいたのは直系組の若頭 でしたま君ここではやめとけ周りに分から ないような小声で囁くと天外へ連れ出し ます松下さんも当初はごまかしますが一方 的にとにかく の一点張りしばらくすると店の従業員が 気づきざわめき立ちますこうなったら任務 失敗のようなものだった松下さんはこの ことは親分に伝えますよとだけ言い残し 諦めるしかありませんでしたその後第2次 松山高層ベラミ事件と続いたためかこれと いった動きはありませんでした一応川内組 ではないと思われるこ柄で ホテルに出かけた時入り口で不審な男が 近づいてきて引き返した話がありますが 正直これが安謝だったのかさえわかりませ んまた天野さんの書籍にはある日刑事が 菅谷さんと天野さんの前であんたこの男 天野に5回は命救われ飛んでと言われたと 書いてありますので表沙汰になってない 動きがあったのは確かだったのだと思い ます勢力に命を狙われていた菅谷さんでし たが結果が示す通り失敗に終わりましたで は菅谷さん側に立った残り4年間を見て いきたいと思います菅さんにとって最も 辛かったことといえばはさんの逮捕習慣だ と思います肉事件の4ヶ月後の8月31日 肉事件の調査の容疑だったが直接の罪状は 人重東火薬取り締まり違反でしたの法を 聞いた菅谷さんを間の当たりで見ていた 天野さんによれば声すらかけられないほど 大変な落ち込みよだったみたいです絶縁後 4日ほど経った時はさんと2人で話した時 には兄貴絶縁上をカミさんなよわしはどう なろうと墓までついていきますが兄貴は千 2戦の若いもののことも考えてやってくん ないと他のものが決して口に出せないよう な戒めをくれたこともある10以上も年が 離れた弟分であるがその生き方には教え られることの方が多かったその後肌さんの 容疑は晴れぬまま福井書へと移そうされ ます檻を見て福井に面会に行った菅谷さん ははさんの顔を見ただけで涙が溢れたわし がいらんさいこんなことになってしもうた んやすまん兄貴わしのことは気にせんで くさ兄貴こそ遠いとこまで来ても 大事な時に留守して申し訳ない思うちり ます短い時間言葉をかわしますその後も 時間を見つけては福井また金沢へと足を 運ぶのでした昭和53年7月11日ベラミ 事件が起こります菅さんはこのことを兵庫 県警からの電話で知ります3代目が打たれ たがお前のとこがやったんやないやろな アホなこと抜かすなわしはぼのや絶縁され ても自分の親分やった人の命を狙うほど ちまうとりゃせんぞと言うと電話を叩き 切っただが警察と同じ考えを持つ人間も 山口組内にはいた特に若頭の山本さんは 参加組員を全て借り出し情報を集めます そんな中事件から1日後の深夜姿組若頭 代行の赤坂和夫さんの自宅が襲撃されます しかもガラスを破り中に侵入後2階まで 上がり込んで2発の玉を打ち込んだ赤坂 さん本人もいたようですが家族共も無事で はありました赤坂さんはすぐに菅さんの元 へ赴き事情を説明しますこのまま辛抱する ことはできん今から山口組へ掛け合ってき ます怒り狂っている赤坂さんに菅さんは 言いますあかん今は辛抱せんとあかんのや それでも食い下がる赤坂さんを辛抱性 と押しとめます赤坂さんは裏切られた気が した30年間もの間菅さんの背中を 追いかけてきたのである他の組員とは違い 自分の組織も持たずただただついていった 人へにそれは菅谷さんの押し通す力に憧れ ていたからであるそれがなぜここに来て 赤坂さんの中の絆の糸が切れた赤坂さんは その日から菅谷さんとの連絡を立ちました ちなみに書籍には記載がありませんが その後赤坂さんは姿系でもある松山岡本会 の相談役に就任しているので関係が完全に 切れたわけではなかったみたいです赤坂 さんが落胆したように実際この頃の姿さん は感的になることも多く須藤じさんにもし わしがロされてもな敵討ちしたらあかんで 墓も小さいので金がなかったら棒切れに ポンのと書いてくれてもいいだが1つだけ 頼みがあるラパ吹きなチド屋のラッパ吹き でもAから墓の前でチャルメラを吹いて もろうてくれと冗談の中にも非想感が にじみ出ますまた関東の知人と電話中に涙 を流したこともあったと言い ます菅谷さん週刊昭和54年2月13日 42年頃から続いていた複数の金銭関係で の裁判の判決が下されます第一審からが 少し両系が減り懲役1年半となりました これ以上戦って勝てる見込みはありません でしたが時間稼ぎのため上告しますその間 に神辺を少し整理したかったのですまた この時期には約2年間拠点としていた須藤 組を離れ神戸の自宅で生活していました もちろん命を狙われる危険もあった でしょうが山口組はベラミ事件から続く 大阪戦争の後処理に追われていて姿さんに かっている暇もない時期さらに言うなら菅 さんを取る時期を逃してしまっていました ヤザの喧嘩は最初の勢いがなくなるとその 後は長引くのは世の常なのでしょうか 山口組内でもここで姿にを取ったら川内 とった姿と同じこと田岡組長の名をけがす といった論調も出てきていましたその空気 が菅さんにも伝わったのかもしれません 裁判から半年5の9月12日最高裁で上告 が棄却され懲役1年半が確定しますこの 半年間の間にも肌さんへの面会のため金沢 へ赴いたりもしました当初は神戸刑務所に 収監されましたが翌55年1月には府中 刑務所へ移管されますすでに63歳となっ ていて肝臓病や糖尿病も患っていたため 養護者と呼ばれる雑居望に習慣されます 刑務所での生活は環境面を覗けば皆菅谷 さんに対し異形の念を持って接してくれた ようですまた菅組のものの計いで門に来る 顔ぶれが豪華になりそれに負けじと他の 団体の組長も井門に豪華な人間を呼ぶよう になり月に1度ものペースで豪華な門 ステージが行われたような話もあります また月1回の面会には妻と長男の正彦さん も訪れますそれでも当時の韓国の環境を 考えれば体にこともあったのでしょう短い 週間生活の中で病は進んでいったのでした 引退工作菅谷さんが府中に移管された頃 一部山口組内では菅谷さんへの引退工作が 模索されましたその中心人物となったのは 若手幹部ナンバーワンと言われた合有会 中山勝さんでした中山さんはこの問題を 解決するために引退していた元縄組長縄田 さんを担ぎ出しますナさんは肌さんとも 友達と呼び合う人物で野次郎さんとも逆月 こそなかったが兄弟と呼び合う中ある程度 平和的に交渉を進めるにはうってつけの 人物でしたそれに伴い55年の秋頃には 大阪に区のロイヤルホテル2319号室に 姿組対策室が設けられましたナさんが最初 に交渉に当たったのは気心の知れた麻野 次郎さんだった両者はお互い腹を割って話 をしましたがボスが帰ってきてからの話で もええやろそれまでそっとしといてくれと 物別れに終わりますしかしこれを皮切りに わずか2ヶ月の間に工作は進みます引退 工作とは言いましたが内容は罹患工作と 言っていいでしょう姿に組射程格に的を 絞り姿組からの体を促しますこれに対し 最初に流れたのは天津会竜さんでした12 月10日の定例会で団体の意志を公表し ますしかしこの時は若頭の上田トールさん がボスの不在時に勝手な行動を取るなら やらなあかんとほのめかしたこともあって 結論は出ませんでしたよく56年になって もナさんの工作は続けられます5月である 菅谷さんの出所までに周りを固めうを 言わさず引退に持ち込む腹積もりだったと 言います菅さんファンからば余計なことし やがってと言ったところでしょうが若い 組員たちの苦労を考えるとなんとかし なければというナさんなりの人共同がそう させたのでしょう医書まで書いてことに 当たっていたようです1月にはナさんは肌 さんの面会に行きますしかしはさんも兄貴 のことはもう少しそっとしといてくれと 山口組に伝えてくださいというだけでした また同時期の1月17日佐々木さんに続き 平岡義明菅原尾清水久さんらがロイヤル ホテルに赴き竹中増田中山の最高幹部その 他黒沢明水戸正の前で立体を確約します その2日後ナさんはさらに団体組4人を 五部兄弟とする逆月を行いますこれは菅谷 さんが出所した時の防波堤の役割のため でしたその後警察の介入などもあってナ さんはこの問題から離れますその後を継い だのが水戸正司さんでした菅谷さん出所が 押し迫ってきた3月18日菅谷組を脱退し た菅原清水の両者と共に菅谷さんの面会に 向かいますですが事前の根回しを忘れてい たせいで面会はできませんでした3人は 面会に来た趣旨が菅さんへ伝わるように だけお願いし帰りました5月1日未名 さんは揺さぶりと警告のため思い切った 行動に出ます浅野組本部事務所前の路上に 手榴弾を投げ入れたのでした合有会から 預かっていた20歳の組員荻原かやさんを 使い浅野組爆破を実行します計画は1ヶ月 ほど前から行われておりまずは浅野組周辺 の地図を作成し綿密な計画の上で行動に 移されました被害者を出さない配慮の上で 行われたため被害自体はそれほどでもあり ませんでしたが菅谷組の幹部たちは中山 さんがやらせたということは分かりきって いました菅組員たちは菅谷さんがこれ以上 維持を張ればどうなるのかを改めて 思い知らされるのでした菅谷さん出所爆破 事件から1週間後の5月9日朝待ちこがれ た菅谷さん出所の日です菅谷さんの友人で もありスポンサーでもある 司大村夫さんからの配慮で府刑務の正面門 にリンカンコンチネンタルが差し向けられ ます一方裏門では出所挨拶に駆けつけた 名だたる人たちが待っていましたが不足の 事態を有料した刑務所側の思惑で片しを 食った場面もありましたリンカアには妻と 息子の正彦さんが乗っており菅谷さんを 迎えますこの車を岡本組員だが厳重に ガードし東京プリンスホテルへと向かい ましたホテルの特別室でゆっくりと くつろいだ後あ野さん上田さんを呼び今 現在の状況を聞きます結果は予想していた よりも緊迫したものでしたその夜には天野 さんがスター俳優を伴い挨拶にやってき ます翌朝新幹線に乗り神戸へ向かいます 周辺警護は引き続き岡本組が担当しました 途中新聞記者と襲撃をかわすため京都で 降り車に乗り換えるなどの点も聞かせまし た自宅で2日間ほど休んだ後妻を伴い再び 東京方面へ挨拶周りに出ました東京でどの ぐらい過ごしたかは分かりませんが一度 神戸へ戻るとすぐまた肌さんに会いに金沢 へと向かいます姿組周辺の内場を理解して いた肌さんは兄貴もう4年も頑張ったん じゃ田の親分も分かってくれるでしょうが かぎになりない片になって落しないと訴え 互いに涙を流す場面もあったと言います月 をまたぐ間もない5月後半体調に不安を 感じていた菅谷さんは検査のため神戸労災 病院に入院します何日か検査は続きました が結果は肝臓癌でしたしかしこのことは 家族にだけ知らされ本人には別の病状が 伝えられます5月27日菅家の2階大博 まで幹部総会が行われました事前に会議 内容は知らされており姿にの引退について の意見を聞くというものだったらしく解散 反対の島さんは出席しませんでした実際の 会議内容は意見を聞くだけとは言いながら 引退賛成の流れがすでに出来上がっていた 様子ですこの件についてはあか決まっては いましたが10日後の6月8日に結論を 出すということで会議は終了しました一応 菅谷さんもこの日には自宅に一時的に戻っ ていたようなのですが挨拶だけして参して いなかったらしく自宅の2階で自分の引退 会議が進んでいるとは知らされませんでし たおそらくこの間だと思いますが組を抜け た佐々木さんと4人が病院に菅谷さんを 尋ねますこの4人に対して菅谷さんは激怒 します特に川内さんとの原因の1つを作っ た佐々木さんに対してはお前だけは死ぬ までついてくるのが人の道だろと言い放ち ます佐々木さんは私は片になります と言いますが勝手にせというだけで 取り合うともしませんでしたその後 でしょうか引退反対派の島さんの組事務所 で事件が起こります水戸さん指示のも今度 は山県組内橋本組の池田さんという人物を 使い行動に出ます日付不明の午後9時先の 荻野さん運転で島組事務所に向かった池田 さんは事務所に入るなりおい島に南から出 ていけと言っておけうなり登板2人の足元 に向けたを2発打ち込みますその1時間後 事件を知った菅谷さんは病院を抜け出し誰 よりも早く島さんの元へ駆けつけたと言い ます6月6日若頭の上田さんが2日後に 行われる会議の行方について菅さんから 了承を得るために面会に赴きましたが すでに何を言われるか分かっていた菅さん は答えを出すのを拒むため話すら聞かず 追い返すこともありましたよく7日上田 さんに代わり麻野さんが姿に射程の初田 さんを連れ面会に来ましたこの時病室には 島さんと姿に射程の木村のジさんが先客と していましたその前でボス引退してもらえ ませんかそして楽に暮らして欲しいんです わそれが皆の希望なんですそのことを皆に 報告戦ならんのですと話を切り出したが菅 さんは答えようとしませんそれでも 食い下がるように答えを求めると解散反対 派でもある島さんがたまらずに口を挟み ますおじまだ時期が早うおませ時期が早 いってどういう意味や麻野さんは怒り出し ますここで取りなす意味でも木村さんが 言います兄弟今晩一晩だけ待ってくれこの 言葉で麻野さんは引き返します翌日8日 本来は最終会議が行われる予定でたが菅 さんから結論の日を伸ばすよう連絡が入り 中止となりますところがよく9日島さんを 通じて鴨田組長とあって12日に片になる という生命を出すと連絡が入ります鴨田 さん経由なのは菅組対策のメンバーでは なかったためだと思います引退を画策して いる人間を通すのは嫌だったのかもしれ ません連絡を受け麻野さんは婚にしていた 山口組直系の春信さんに連絡を取り田岡 組長と直接会えるよう最高幹部についで もらった運命の6月12日島さんを連れ 鴨田組長の案内で田岡組長の末神戸の 天ぷらや岡へ向かいます車内では収支無言 だったようです店へ着くと竹中組長が玄関 まで出てきて別室へ案内された後これから 片になりますではあかんぞ肩になりました と言わな親父には合わせへんぞと念を押さ れます冷静な姿にさんと違いその目はヤザ のすごみに満ちていた20も年が離れた男 が言葉じり1つで掛け合うとしているの だった菅谷さんはそれが嬉しかった最後に ヤザとしての真剣な駆け引きの中に身を 置けたのであるある意味敬意を示してくれ たように感じました色々気を使わしてすま んな言葉をかけるとに中さんの顔は照れ そうになったか組長の部屋に案内されると 襖の手前で手をつき一礼したボンしばらく やったな遠慮線と中に入らんかい実に56 年ぶりに顔を合わせました席前の座布団を のけ正座したまましばらく言葉が出なかっ たそして絞り出すように自分は親幸した ままでほんまにすみませんでしたああわは 片になってきましたんで代わりにわしの 若いもに親高校さしてもらえたらと思う とります山口組で拾てやってもらえたら こんな嬉しいことはお前この言葉を聞いた 田組長は1度言葉を切ったボン痩せて しもうた の後のことは皆が安生するやろ心配せと ゆっくり情したらええがなありがとう ございますその後料理を進められたが菅谷 さんは辞退し表へ出ました見送りに出た 竹中さんに肩の荷を下ろした思いがすると 告げるとキロに着きました2日後の14日 麻野さんの事務所に菅さんから使いが来て 麻野さんは近くの喫茶店まで迎えに行き ました直接事務所に行かなかったのは菅 さんなりに気を使ったのでしょう大雪室で 2人きりで向い合った朝のよ島内 よろしいがな人間もちゃんとしとるあれな あれを2代目にしてなそれはボスの思う様 にしたらよろしいがなお前はわしはわしの 行く道行きますがなわしのことよりはよう 元気になってくんなはれそやけどな菅さん は島さんを2代目にした後の目付け役を 麻野さんに頼んだしかし麻野さんはボス わしはそこへ行ってどこへ座ればいいん ですか今まで通りでええやないかい菅谷 さんはそう言ったが麻野さんからすれば すでに組はバラバラになっていた姿に組の 2代目を島さんが継いだからと言ってつい ていくついていかないでさらに揉め事が 増えることだけしか考えられなかった何を 言うとるんですボスは敵になったんですよ あとは射程がも何もおまえんがなみな別々 でっしゃろがその言葉を聞いた姿さんは 悲しい表情を見せいった 麻野ボスもう終わったんですゆっくり体の 幼女をしてください麻野さんがそう言うと 寂しそうに席を立ち菅さんは帰って行き ました菅組の再建を夢みた菅さんでしたが その夢は実現しませんでした翌15日 山口組では定例会が行われ菅谷さんの引退 が発表されましたが菅谷組の再建について は田岡組長のああは言ったが若い者のこと は放っておけとの判断により山口組として 姿に組を拾い上げることは叶いませんでし た結果的には田岡組長の山口組最後の非常 な決断とも言えるでしょう明積を残せない と知った菅さんは落ち込みもしましたが ふっきれもしましたですが田岡組長の個人 としての優しさも分かるエピソードとして 数日後竹中さんを使いとして太陽を送り ますその時竹中さんがはさんのことに 触れると菅谷さんははさんに面会に行き 報告した胸を伝え竹中さんは初めから心配 してくれとった人ですよと言われたと答え ますその後例として息子の正彦さんにお 願いし高級肉を田家庭に届けさせますが その時にはすでに肉を食べられるほどの力 も残されてはいませんでした菅さん引退 からわずか40日後組長は新不全のためお 亡くなりになりました菅谷さんはすぐにで もつに駆けつけたかったが今の立場で赴く のにははかられたそれでもせめて葬儀でも と思い参列した田岡組長の葬儀は2回行わ れており企業や芸能人また一般客などが 訪れる葬儀が先に行われそれとは別にヤザ としての組葬が本葬儀のようなものでした これに菅谷さんは3列します会場ではその 他の列客に紛れ知り合いから挨拶されても 会話することもなくただただ祝しと祈り ました田岡組長の異言にはじることない 総合な度胸が響く中目をつり深く瞑想し ました片となった菅さんは家族を大事にし ました息子の正彦さんともよく飲みに出て 昔話を聞かせたりしましたまた前にもまし て東京横浜京都などへ古い友人を尋ねます 正確な病を知らされてはいませんでしたが 菅さんには自分の体のことが分かっていた のかもしれません秋頃には体調を崩します 周りのものが入院を進めたが残りの命を 病院で過ごすことを嫌ったのか拒否してい ましたが11月息子の正彦さんの説得に より入院します入院中は入れ替わり 立ち代わり元の組員たちが顔を出し寂しく はなかったようですその中で天野さんとの エピソードがあります天野さんが見舞に 訪れにさんが不に言葉を漏らしますなあ よしおもう1回やり直そうか皆を集めて不 を疲れた天野さんは一瞬何のことか分から なかったが間を置いて姿組み再建を口に 出したことに気づいたボスそれは飽きま へんそれをやったらボスがせっかく気づい てきたもん全て失いませ両人の空事ですが 妙なところで真面目な天野さんはピシっと 答えましたその時の姿さんの顔は見たこと もなく寂しい顔をしていたよう です巨星おつ11月25日容大が急変し ます急いで正彦さんに連絡が行きますが 正彦さんが着いた頃には息を引き取ってい ました去年66歳医者から聞けば眠るよう な最後だったと聞かされたのが唯一の救い でした昭和56年11月28日神戸市中央 区 仏教会館にて葬儀は行われました会名は 条文飲借衝動姿にさらしい改名だと思い ますちなみに小道に関してはヤザとして ふさわしい名前かもしくは日光さんの回そ 衝動商人にあかりいち早く高みを目指した の意味もあるかもしれませんまた命名には 昔煩悩の名付け親とも言える法戦寺の後を 継いだ丸橋和同士が行いました棒切れに 煩悩と書いてくれてもAと言っていた姿 さんでしたが葬儀は盛大に行われました 菅谷組関係者300人を始め山口組からも 多くの人が集まりましたまたスター俳優 たちの花輪も並びます症候は1000人も の人が集まったと言います姿に直系は41 人いたとされますがその後も直系組長の中 には3階機までどこの組織にも属さない 人物もいましたさらに昭和62年11月 24日の7階には無罪を勝ち取った肌に 森行さんの本により山一高層の最中にも 関わらず午前後後と分けられてはいました が両人へとも証拠に訪れその数は3000 人を数えたと言い ますそれは戦後を駆け抜けた去勢に ふさわしい総合な七会期でした がの値刻歴史の円君の声合い日にすん な繰り返すこい夢どれほど長くいたの かわりの楽園かな え耐えななく 注ぐ影もあたりせにしてもう何もわれない られた 世界時の先へ生き意を探してお花の地のハ を君とつむが奇跡 君をすだ奇跡

菅谷政雄さんシリーズの総集編です
昭和の任侠組織・事件・事象を
主に扱っています

参考書籍
田岡一雄自伝
『山口組三代目』
猪野建治
『田岡一雄ノート』
『やくざ戦後史』
『やくざ親分伝』
飯干晃一
『柳川組の戦闘』
鈴木智彦
『昭和のヤバいヤクザ』
溝口敦『血と抗争』
猪野建治
『山口組VS一和会』
『雲を駆る奔馬』
『〇しの次郎』
政延哲士
『伝説のやくざボンノ』
加茂田重政　『烈侠』
山口組の100年
山口組血風禄
その他写真集など

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