【感動する話】プロポーズした彼女の写真を両親に見せたら、彼女の右手の指輪を見た母は顔面蒼白「ひょっとして…」→彼女の過去を知った俺は…【いい話泣ける話】

俺の名前はあと26歳で大手製薬会社に
勤務して
いる俺はMRとして病院を毎日訪問してい
てクタクタ
だ薬学部を出ているのだが俺はなんとなく
薬剤師には向いていないと思ってい
たじっと同じ空間にいるのが無理だしそれ
だったら外回りをしている方がいいと思っ
たのである
MRもそこそこ稼げる職業だし薬学の知識
は十分
生かせる俺の先輩にも薬剤師にならずMr
になった人がいるが楽しそうだっ
た一応薬剤師の国家試験を受けて合格した
が俺はMRの道を選んだのだっ
た俺の両親はどちらも医療関係の仕事をし

いるだか
俺もなんとなく医療とかに興味を持ってい
たがそこまで頭が良くないので医学部には
到底合格できないと思って断念し
たまあ俺には優秀な兄がいたから俺はまあ
いっかと気楽に考えてい
た父は大学病院に勤務する意志だったが
その後開業し
た小児科のクリニックだ
だから俺が後を継がなくても兄貴が継いで
くれるしなと思ったの
だ母はずっと大学病院の看護師だっ
た父と母は大学で知り合った
らしい父は医学部医学家母は医学部看護
学科卒だ同じサークルで仲良くなったそう
だかいう俺は大学時代彼女なんていなく
というか生まれてこの方彼女なんてできた
試しが
ない実は高校の頃好きな女の子がいたのだ
が告白したら玉砕してしまっ
た俺はその頃から奥手になって女性に声を
かけることもできなくなったの
だそして今もとても忙しいので彼女を作る
どころではなかっ
た4歳上の兄がついこの間結婚したのだが
兄はとても幸せそうだったし義姉となる奥
さんもにっこりしてい
た兄の奥さんである義姉もまた看護師だっ
たちなみに兄は父のクリニックで働いて
いるまあ俺が思った通り兄が継いでくれる
ので父も安心だろうと思っ
たああ俺も彼女が欲しいなでも毎日仕事で
忙しいし彼女すら作れないよはどうしたら
いいんだろうこのまま俺はずっと彼女も
できず結婚もできず終わっていくのか
なそんな時俺の同級生のたるから連絡が
あっ
たこいつは中学から一緒で確か今は外系
金融で働いているやつ
鼻持ちならないやだったが合コンの誘い
だったので行ってみることにし
た今度さ可愛い女の子たちと合コンするん
だよお前も来いよまあお前って稼ぎ悪そう
だし相手にされないかもだ
けど別にそこまで稼ぎが悪いわけじゃない
けどなでもまあ外子系金融に比べたら低い

分かったじゃあ行くよいつ合コンやる
の急だけど今週の土曜日ちょっとさ1人来
られなくなったからお前はただの数合わせ
ってわけまあ来てちょうだい
なんだよこいついちいちむかつく言い方し
やがっ
てオッケーじゃあ時間と場所はLINEで
送ってくれよ
ああ後で送るわじゃあ
なそうして俺は土曜日に高校へ向かっ
た指定されたおしゃれな居酒屋はなんだか
ちょっと高そう
だ居酒屋というより小料理屋なのだろう
か以前に仕事関係で来たようなちょっとお
高い店だっ
た中に入るとすでに女子3人とたるそして
知らない男性がい
たたる曰くこの男性も外子系金融勤務
らしいそしてお酒を注文し料理もいくつか
頼んだところで自己紹介し
た1人の女子はとても俺好みの感じで清楚
だっ
た私はなみと申します今は看護師をしてい
ますよろしくお願いしますへえ看護師さん
なんだ通りで優しそう俺なつみちゃんの
こと結構タイプだよねえねえ俺にもお注射
してよお願いいい
でしょう
えうわ何こいつ気持ち悪なつみさんが嫌
がってるじゃん変態かよ
明らかになみさんという女子は困惑して
いるのにたるともう1人の男子は変なこと
を言って絡んでい
た他の女子たちに対してもそんな感じだっ
たのできっと気持ち悪い男だと思われたに
違い
ないそしてたるは自分のことをペラペラ
話し始め
た俺はたる外系金融のシルバーマン
ソックスに務めてるよ俺の年収は
1000万超えているん
だまあ当然だよね俺ってできる男だからさ
大学もそこそこいいとこ出てるんだ
ああ知りたいまあ経営大学ってとこなんだ
けどさて知ってるかだって有名私立大学だ
もんね俺は学業成績も良かったんだよそれ
と今はまってるのはふさ
あと中学からずっとバスケやってるんだ
こう見えてもスポーツマンだから真摯的だ
よそれから趣味は読書かなできる男は朝か
するよね朝早くに起きて自己啓発書と
ビジネス本を読んでる
よ読書家だよ
ね長いんだよ女の子たちはどうでもいいと
思ってるわ自己啓発好きなやにろな人間い
ねえんだよ本当鬱陶しい
なあたるの自己紹介はやたら長くてその後
も聞かれていないことはずっと話していた
もう1人のサトという男子も自分のことは
自慢げに語って
いるこの男は天下のT大卒なのが自慢
らしい俺からしたら女子たちそっちの気で
話しまくっている空気の読めない男なんて
アホくさいの一言に尽きる
俺は秋と製薬会社のMRをしてますまあ
営業ですよろしくお願いし
ますこいつさ父親も兄貴も医者なのになれ
なかったんだぜ頭が足りないせいだな
はあ仕方なく薬学部行ったんだろうそれで
も薬剤師じゃないってとこがなんか負け組
って感じ終わってる
薬剤師でもまあ終わってるかあれって女子
の仕事だろ男で薬学部なんて負け組なんだ
よ俺はMRの方が向いてると思ったしやり
たかったからそうしただけだよたるに
いちいちそんな失礼なこと言われたくない
な言い訳しても無駄だってどうせお前は
女の子たちに相手にされないよ俺には叶わ
ないんだから
なあ
サトたるとサトはぎャははと笑っていたが
女の子たちは冷めた目で見ていたなみさん
はその後たるに言い寄られていたが
はっきり断ってい
た私たるさんとはLINEの交換をしたく
ないのですみませんえなんで俺とこれから
LINEしたりデートしてくれないの俺
ラブラブなLINEを送るし通話だってし
たいんだけどなねえねえどうしてダメなの
俺悲しい
よさっきから人をコバにしてばかりで
楽しいんですか本当に最低です私はたる
さんのような方とお近づきになりたくない
んですあとさんのことを悪く言っていて私
は聞いていて気分が悪くなりましたそんな
俺のどこはダメだって言うんだ俺は外子系
金融勤務のエリートだよもし付き合ったら
欲しいものなんでも買ってあげられるよ
ほらなつみさんに似合うネックレスとか
ピアスとか何でもいいんだよ私金属
アレルギーなのでいらないです
えじゃあ美味しいものをごちそするよそれ
ならどうかなあとチャネルのバッグとか
欲しくないさんに似合うと思うんだけど
な食べたいものは自分で食べますし私は
チャネルのような高級ブランドに興味が
ないのですみませんいらない
ですなんだよ可愛くねえ女だなもういいよ
俺は帰るサトも帰ろう
ぜたるは怒って帰ってしまったサトという
男もたるについて言って俺たちだけが残さ
れた俺はとりあえずみんなと楽しく飲もう
と思ってベロンベロンになるまで飲んだ
そのうち保育士をしているリナさん医書の
まみさんが2人でカラオケに行ってしまっ
たので俺となつみさんだけが残ったという
よりも俺が酔っ払ってどうにもならないの
でなつみさんが面倒を見てくれていたので
あるなみさんは俺を公園に連れて行って
くれてベンチに座らせてくれた
あのもし気分が悪いのなら一度吐いて
しまった方がいいかもしれません私お
手洗いの外で待ってますから何かあったら
ドアをどんどん叩いてくださいえいや
大丈夫です吐き気は収まりましたそうです
かじゃあお水でも飲みましょうアルコール
を飲んだ時は脱水になりやすいですからね
あそこに自販機があるので私買ってきます

ああなんかすみませ
んなみさんはローヒールのパンプスを履い
ていたが小走で自販機まで行ってくれた
そしてペットボトルの水のキャップを開け
て俺に手渡してくれたのだはいちゃんと
飲んでくださいねちょっと酔いが冷める
までここにいましょうかちょっと肌寒い
ですけどいい風ですね
ああそうですねあの俺は大丈夫なんです
けどなみさんは時間は大丈夫ですか明日は
お仕事とかないんですかええ私は
1人暮らしですし明日は仕事が夜勤なので
大丈夫ですよ気にかけていただいて
ありがとうござい
ますそうでしたかでもこんな時間にすみ
ません調子によって飲みすぎて馬ますよね
いえあの時場を盛り上げようとして
くださったおかげで私も楽しかったですで
もちょっと飲みすぎだって私こそ注意すれ
ばよかったですねほら救世アル中で運ば
れると大変なことになるんでああそうです
ね会社の新人歓迎会でも相当飲まされたり
ってありましたしね今はそういうの禁止
ですけどええ昔は大変だったそうですよ
飲み過ぎでおトイレに行っても出ない人が
続出して男性はなりやすいんですそうなる
と大変な思いをしますからね注意して
くださいねさすが看護師さんだなと思った
きっと看護師さんは新人歓迎会のシーズン
とか大学の追い出しコンパの時期はとても
大変なんだろうバカ騒ぎしておトイレに行
でも尿が出ないなんてはめになったら最悪
だし俺も気をつけようと思ったそれだけ
ならまだいいいや良くはないが転んで頭を
打ったりしたら大変である飲み過ぎには
注意だこれからは羽を外してしまわない
ようにしないといけないそれから俺は度々
なみさんと会うようになったあの時お世話
になったのでお礼として食事をさせほしい
と言ってから何度もデートをしていたのだ
なつみさんは何でも美味しそうに食べて
くれるので誘いがいがある今日のデートも
とても楽しかったわあのレストランは最高
ね海が見えるしとても気分爽快ねどこで
あんなレストランを見つけたのうんなみ
さんは海が好きって言ってたから選んでみ
たんだネットで調べてみたらブログ記事に
乗っていてねそれでいいなと思って予約し
たんだよそうだ今度は水族館デートとか
どうなみさんは生き物も好きなんでしょ
うん白イルカとペンギンが好きなの今度
行きましょう私久しく水族館なんて言って
いないわちょっと忙しかった
からじゃあ次のデートは水族館だね楽しみ
にしてるよすでに告白していて付き合って
はいたでもまだ真剣交際ではないんで
単なる彼氏と彼女である俺はなみさんの
ことを思うとこれからもずっと一緒にい
たいなと思うようになったなみさんが彼女
ではなく妻としてそばにいてくれたらどれ
だけ幸せだろうかたまにのろけラインを
送ってくる兄に俺ものろけラインを開始
できるなと思う
兄は別に嫌な人間ではないが妻大好きなの
が伝わってくるそれほど愛されている義姉
も幸せだと思うし毎日手の混んだ料理を
作ってもらえる兄が羨ましい
ああ俺だって結婚してもっともっと幸せに
なりたい親は俺がずっと女っ気がないので
もうこの先結婚なんてしないと思っている
かもしれないでも俺だって家庭を持って
人波の生活がしたいのだ親にも兄にも
ほっとして欲しかっ
た3ヶ月経ってなみさんの誕生日がやって
きた季節はすでに夏だ夏生まれだから夏見
という名前
らしい4月に合コンであった時はちょっと
肌寒かったがもう夏なのでとても
無い俺は今日もさんとのデートのために
待ち合わせ場所の八校前に行ったなつみ
さんは花柄のワンピースに白のパンプスを
履いていたとりあえず今日は三つ星
レストランに行く俺はそこでなみさんに
真剣交際に切り替えてほしいと言っ
たこれから結婚を前提にしたお付き合いに
変えてほしいもし俺のことが嫌になったら
振ってくれて構わない俺はなみさんのこと
もっと知りたいしいろんなとこに行って
思い出を作りたいん
だあとさんありがとう私とっても嬉しい
じゃあこれから結婚を前提によろしく
ねそうして俺たちは結婚を前提としたお
付き合いに変えてそれよりももっとお互い
のことを知るようになった俺はなみさんの
ことを知れば知るほどどんどん好きにな
言ったそれはなみさんも同じだったようだ
ある時2人で小旅行に行って楽しい思い出
を作った観光地で写真を通行人に撮って
もらったのだが2人ともいい笑顔をしてい
てとても楽しんでいることが分かるこの1
枚はとてもお気に入りになったので現像し
て部屋に飾っていたある日父と母と夕食を
食べていると母がむにこんなことを言い
出したあんたずっと最近出かけてるけど何
してるのよいい加減彼女でも作ったらどう
なのどうせまた同級生とフラフラしてるん
でしょまくもうお兄ちゃんも結婚したんだ
から
さそうだぞお前もいい年なんだから彼女
くらい
作れそれがもういるんだな
え今までずっと持てなかったあんたに彼女
がいたですっ
て大きなお世話だよ俺はもう真剣な交際を
してるんだ俺だっていつまでも子供じゃ
ないんだし言われなくても将来のこと
くらい考えてる
よ仕事ばかりでプライベートなんて何も
楽しみがないんだと思っていたよ
ああお前に彼女か
これで俺も安心できる
なあなんか失礼だな父さんも母さんも
たまにちょっと嫌な言い方するよねそうか
あまりそう思ったことはないけど
なあそうよあんたのためを持って言ってる
の一生独身だと思ってたから
ね父と母は自分では自覚がないのかもしれ
がちょっと鬱陶しいところがある未だに
子離れできていないのか過なのは変わら
ないそれとも単に天然ボケをかましている
だけなんだろうかとにかく鬱陶しいなと
思うことが度々あったのだ嫌な人間という
ほどではないがイラっとさせられるのだ俺
は実質に戻って飾っていた写真を持ってき
たいい年してぐらしなのは東京の家賃が
高いから浮かせるためであるほらこれ見て
よこの人が俺の彼女のなつみさん可愛い
だろう
えどうしたのそんなに驚い
てひょっとしてなみさんの苗字は上之園
さんうんそうだよ父方が九州の人らしくて
珍しい苗字なんだ
あっちには結構いるらしいよわ私この子
知ってるわだってこの子は私が受け持って
いた
ものちょっと待ってそれってどういうこと
なのほら見てよなつみさんの右手にビーズ
の指輪があるでしょうこれ私が昔にあげた
ものなのよ
ああその指輪いつもつけてるんだなんで
だろうって思って聞いたんだけど昔大事な
人にもらったものって言ってたからで
母さんがあげただってちょっとそれどう
いう
ことこの子病気だったのそれで大学病院の
小児家にずっといたのよえなんだってなみ
さんが病気だった
ええこの子は白血病で入院していたのよ
きっと今は感してのね昔と違って白血病は
治る病だと言われている
からそういや昔ビーズアクセサリーに
はまっていたよなあそれをあげたってこと

ええこの子は手芸が好きだったんだけど
病気でしんどくてなかなか手芸ができなく
なっていて代わりに私がアクセサリー作り
を覚えてお守りとしてこの指輪をあげてい
たのよ
そうだったのかなんてことだなんだか元気
そうでよかったはあ良くなっていたの
ね母は涙を流していた俺はそのことを全く
知らなかったしなみさんがいつも右手に
つけている指輪は友達か誰かからもらった
ものかなと思っていたなみさんはとても
元気そうだし今では看護師として働けてい
だから病気も良くなっているの
だろうそういやなみさんは昔助けられた
ことがあったから医療の道に進んだって
言ってたよそれって母さんのことだったん
だねそ
そんな私のことをそこまで思っていてくれ
たのねあんなに小さかった女の子がこんな
立派になった
なんてさん今は師として毎日頑張っている
よ俺なみさんとあえて良かったよ本当に
素晴らしい人なんだ合コンで出会ったんだ
けど酔っ払った俺のこと見守っててくれた
んだあんなに優しい人はいないよなみさん
俺に心配かけまと病気だったとは言わ
なかったのかなそれとも別れを切り出さ
れると思って言わずにいたのかなバカだな
俺はそんなことしないのに
うなつみさん元気でいてくれて
ありがとうお前本当にいい彼女ができたん
だな親としてもほっとしたよ母さんお守り
が聞いたんだろうね良かったじゃないか
苦手な手芸を覚えてえ覚えてよかったわ
ずっと持っていてくれたなんてこんなに
嬉しいことはない
わ気づいたら俺たちは泣いていた特に母
なんて顔がぐちゃぐちゃになるまで泣いて
おりティッシュを大量に消費していたか
いう俺も顔面が涙と鼻水で大変なことに
なっているなみさんはやはり俺に気を使っ
て過去のことを言わなかったのかもしれ
ないでも俺はなみさんが病気だったことを
知っても別れようなんてこれれっぽっちも
思わなかっ
たむしろ大変な病気を乗り越えて看護師と
して頑張っている姿を見て尊敬しているし
もっともっと大好きになったきっと俺が
困ると思って優しいなみさんは言わずにい
たの
だろうでも俺はもしかしたら病気が再発し
たりしたら怖いのでなみさんから体の状態
を聞いておきたいと思った
ある日俺は解放してもらった公演になみ
さんを呼び出したなみさんはラフな格好で
夜の公演にやってきた一体どうしたの大事
な話って何なのかしらいや俺はなみさん
からきちんと聞いておきたいんだだから
そのえ待ってもしかして別れるとか言う
つもり
嫌だよ私はあとさんと痛いのにねえ私何か
悪いことしたまあそこに座って落ち着いて
観光費あげるねねえその指輪さ仕事以外で
はずっとつけてるんでしょそうね看護師は
ネイルや装飾品ができないからこれは勤務
中以外ずっとつけてるのお仕事中はバッグ
の中よそっか
でこの指輪がどうしたのそれさうちの母親
が渡したものなんだって覚えてる坂上洋子
って看護師あ坂上さんやっぱり知ってるん
だねそりゃそうだよねだってなみさんが昔
白血病で入院していた病院に勤務していた
のがうちの母親だからほらA大学の病院で
しう
うんなみさんは黙ってしまったきっと俺が
病気だったことを知って怒られるとでも
思ったのだろうなみさんは下を向いている
ので表情は分からない缶コーヒーを
握りしめたまま微動だにしなかった俺は
怒っていないしむしろ病気を乗り越えた
なみさんのことを尊敬してるんだでもこれ
からもし何かあった時のためになみさんの
体のこととか困っていることとか知って
おきたいだって俺はなつみさんの夫になる
わけだからえ
ちょっとそれってつまり結婚ってことよ
ねこんな形でのプロポーズになってしまっ
てごめんでも俺はなつみさんとずっと一緒
にいたいし健康でいてもらいたいんだ夫と
して妻の健康状態を把握しておくのは大事
だろう何かあったら困るからなん
だ私今は何ともないのほとんど普通の人と
同じような生活ができているのよだから
心配しないで困ったことがあったら
きちんと言う
から本当じゃあ今は困っていることもない
し健康なんだねああなみさん俺は本当に
さんとよかったうちの母もなみさんのこと
を頑張り屋さんだったって褒めていたよ父
もきっと素晴らしいお嬢さんなんだろうっ
て言ってた今度うちに来てよ分かったわ
じゃあ行かせてもらうわねこれから頑張っ
ていい夫婦になり
ましょうこんな形のプロポーズだった
けれど俺はなつみさんになんとか愛を伝え
られたまずなみさんのご実家にて挨拶をし
たご両親はとても穏やかな人で気真面目な
感じがしたうちの親も仕事関係では真面目
だがプライベートでは大雑把なので見習っ
てほしいくらいだなみさんはとても愛され
て育ってきたのがわかる親子さんの話し方
からなんとなくそう思ったそれから俺は
なみさんを実家に連れて行ったなみさんは
ちょっと緊張している様子で家の前で
固まってい
た確かあとさんのお父様ってお医者様よ
ねすごいさすが立派なお家だわ私みたいな
庶民出身で認めてもらえるの
かしらそんなこと気にしなくていいんだよ
さあ中に
入ろう
じゃあ俺たちはデートをしてから実家に
向かったので日曜日の午後3時に実家に
着いた俺がドアを開けると両親がやってき
た今日は2人とも仕事ではないので
ちょうどいいお邪魔しますああなつみ
ちゃんこんなに大きくなってさあさあ
上がってちょうだいあなたがうちの秋との
彼女だって知った時は相当驚いた
わほら入って入って
ありがとうござい
ますそれにしても元気そうで何よりだわ
あれからずっとなつみちゃんのことを心配
していたのよどうしているのかなって思い
ながら働いていた
わ気にかけていただきありがとうござい
ますあれから病気も良くなって普通の生活
ができるようになりました今では一般の人
とほぼ変わりませんお仕事もできている
です坂上さんにたくさんよくしてもらった
ので私も看護師になりたいと思って看護
学校に行きましたそうだったのねそれは
なんだか嬉しい
わ本当に良かったな母さん患者さんが元気
でいてくれることが何より嬉しいもんな
ええなつみちゃんが元気でよかったそれに
まだ指輪を大事にしてくれてたのねあんな
下手くそな指輪なのに今日もつけてくれた
のねいえいえお上手ですよ私がしんどくて
手芸ができないって時に坂上さんが作って
くれて本当に嬉しかったですずっとずっと
大事にしてましたもうこれは私にとって体
の一部のようなものなんです仕事中以外は
ずっとつけてますよ嬉しいわ作った会が
あった
わきっとこのお守りのおかげですねこんな
に元気になって夢だった看護師にもなれて
私は本当に幸せですありがとうございます
お母様あらやだお母様なんてもっと鬼作に
してちょうだい
じゃあお母さん
でこんなに可愛くてできた子がうちにもい
たら
ずっと娘が欲しかったのよえそんなの初耳
だな3人目を考えていたのああでも兄さん
とお前を産んだ後母さんは不育症になって
しまったんだよそうなのだから3人目は
諦めた
わ俺はずっと知らなかった母が3人目を
授かりたいと思っていたことも不育症だっ
たこと
きっと母は父の前だけでこっそり泣いてい
たんだと思う不育症とはお腹の中で
赤ちゃんが育たないものだそうだ母は1人
目である兄も授かったし俺も授かったので
何かの間違いだと思ったらしいでも不育症
は不妊と違って妊娠はするけれどもその後
赤ちゃんが育たない状態で必ずしも1人目
から不育症ではないそうだこれはなみさん
が説明してくれたなみさんは産婦人家の
看護師だから
だお母さんも大変な思いをされたんですね
私なんかでよければ義理の娘として何でも
おっしゃって
くださいなんていい子なのかしら
ああなつみちゃんが秋のお嫁さんになる
なんて何かの奇跡ねあとあんたなつみ
ちゃんをこれからもっと大事にしないと
バチが当たるよそうだこんなに立派な人が
お嫁さんになってくれるんだからもっと
もっと
頑張れ分かってるよじゃあこれからは親戚
としてよろしくね困ったことがあれば何で
も言いなさいあとがダメ男になったらしり
飛ばしてね共働きなんだ家事も分担しろ
よあさんは優しいので大丈夫だと思い
ますこうして俺たちは入籍した俺が結婚し
たことをどこからか聞いたたるは
めちゃくちゃ憤っていたそうだ俺はあいつ
に何と言われても今とても幸せだからどう
でもいいそしてたはあれから告白した
女の子に振られたようだどや
たの浮気が発覚したから
らしいバカなやだなと思って俺はニヤニヤ
してしまったまあたるなんてどうでもいい
ので忘れることにしたそれから俺はなみ
さんと結婚式をあげたのだがみんながお
祝いしてくれて嬉しかっ
たみんなお祝いしてくれて嬉しいね俺
やっぱりなみと結婚できてよかったよ私も
よあなたと結婚できて本当に嬉しいそれに
私を受け持ってくれていたお母さんにも
再開できて感謝の言葉を伝えられたし
ずっと私はお守りの指輪を大事にしてたの
よ肌話さず常に一緒だったお母さんの思い
が詰まってるんだ
ものうちの母さんもすごく喜んでたね
まるで本当の娘みたいに思ってるしこれ
から困ったことがあれば何でも俺に言って
ね俺は常になみの味方だよ
ええ私もあなたの味方よいつもそばにいる
から
ね俺たちはみんなから祝福されて本当に
いい結婚式をあげられたと思った俺はこれ
まで生きてきてこんなに嬉しいことはない
と思っていただがもっと嬉しいことが起き
たのだ結婚して1年半経った時だった妻の
なみが体調の変化を訴えてきたので俺は
また病気が悪さをしたんじゃないかと思っ
たでも違ったのだなんとなみは妊娠してい
たそして赤ちゃんを産んだのである嬉しい
わこんなに可愛い赤ちゃんに会えるなんて
夢みたい私念願のママになれたのねああ
なみはママだし俺はパパだこれから2人で
子育て頑張っていこうな
ええいいママになれるよう頑張るわあなた
もお仕事無理しすぎないでねああ分かっ
てるよなみは里帰りをしばらくしていたが
その後も母親が何度か訪ねてきてくれた
なみも自分の親に助けてもらうことができ
て助かっただろううちの母親もたまに様子
を見に来ていたなみとはいい距離感を持っ
て過干渉しないようにしている
らしい私ってお母さんにもお父さんにも
可愛がってもらえて幸せだわ本当にいい
ところに嫁いだと思っている
のそうか母さんが聞いたらとても喜ぶ
だろう
ななみは常にうちの親から可愛がられてい

なみはとても人なつっこいし愛嬌があるの
で可愛がってもらえるのだろうそれに礼儀
正しいので好れるのだと思うあれから俺は
年を取ったなみと俺はもうおじさんとおば
さんだ俺たちの娘であるカリンは今大学生
だ大学で看護を学んでいる母親と祖母が
看護師だったので自分も看護師になろうと
思ったようだ俺は娘のために必死になって
働いてきた娘が将来どんな仕事に着きたい
か分からなかったし学費だっってたくさん
貯めてやりたかった上司から
けちょんけちょんにけなされても同僚が足
を引っ張ってきても俺はへこたれず頑張っ
てきたのであるその成果が認められ昇進し
て役職にもついた今は手取りだってそれ
なりににあるし家族を抱えても十分な生活
ができる今までだっって貧乏だったわけで
はないけれどやっぱり家族を抱えると
頑張らないとなと思うようになるわけだ俺
はこうして家族を持てたことを怒りに思う
頑張り屋で優しくそう明な妻と明るくて
元気な娘に囲まれて俺は幸せ者だあの時
同級生に馬鹿にされてもそんなことはどう
でもいいと思ってがむしゃらになって
よかった妻は病気も再発せず元気に暮らし
ているもう俺たちは年を重ねたけれどお
互い仕事を頑張って充実した生活をして
いる看護師として働くことが好きな妻は俺
にとって自慢の妻だ働き者で努力化な妻を
これからも見習って最後の時まで一緒にい
たい
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