松本まりか「ずっと福士蒼汰さんのことが嫌いでした」映画『湖の女たち』完成報告会【トークノーカット】
[音楽]
まずは本作の監督を務められました大森達
監督ですどうぞお越しください
それでは重森監督ご挨拶をお願いいたし
ますはいえ本日はえお集まりいただき本当
にありがとうございます
えなんとか完成してえっとこういう日を
迎えられて
えどのように移るのか楽しみにしてる
ところですえ今日はよろしくお願いします
ありがとうございます本日はよろしくお
願いいたし
[拍手]
ますさあそれでは続いてこの方々をび
ましょう福蒼太さん松本香さん
ですよろしくお願いいたし
ますではお二方からもご挨拶を頂戴したい
と思いますまずは福蒼太さんお願いいたし
ますはい
え啓介を演じました福井蒼太ですえ本日は
え完成報告会ということでま映画ができた
報告をえできるという喜びを今感じており
ますそしてえ少しでもねこの映画の魅力を
え伝えていければいいなと思ってますので
え本日はよろしくお願いしますありがとう
ございますよろしくお願いいたします続い
て松本真香さんお願いいたしますえか役を
演じました松本成香ですえ本日はお越し
いただきえ大変ありがとうございますえ1
年半ぐらい前に撮影した作品なんです
けれどももま本当に
あのこの日がついに来たかという気持ちで
います非常にこう言葉にしづらい言語化を
どういう風にしていいのか私自身も分から
ないあの難しい映画ですけれどもあの皆
さんのお力であのなんかあの素敵な表現を
していただけたらと思っておりますので
あの何とぞよろしくお願いいたします
ありがとうございますよろしくお願い
いたしますではここからえハチアをご用意
いたしますのでおかけいただいてお話を
伺っていこうと思い
ますどうぞおかけ
くださいはい小森監督もどうぞさではここ
からお話伺っていきますチルの皆様
フラッシュ撮影は一旦ご遠慮いただくよう
お願い申し上げますえまず森監督に本作一
さんの原作をこう作品としてなぜ映画化さ
れたのかその映画化の経緯またそこに
踏み切ったお気持ちを是非聞かせて
くださいえこれはですねえ吉田俊さんの
原作の小説がありましてですねえっとそれ
の諸表を書いて欲しいと編集者の方に言わ
れてえそこで僕初めて読んだんですけれど
も
えま諸表をま本読んでま結構驚いたんです
ねでま衝撃的だし考えさせられますしで頭
の片隅にはちょっと映画家っていうのが
やっぱりちょっといつも浮かんでるんです
けれどもま難しそうだ
しちょっとこれをどっかプロデューサーに
持ってくのもかなりやがられそうだな
みたいな感じもあるしだったのであの最初
は一度ま諸表は書かしていだいてでそし
たら礼の手紙をいいてそこに吉田一さんが
吉田さんがえ大森監督が映画を作ってくれ
たらなっていう風に呟いておりますみたい
なことが書かれていたんですそこから
ちょっとなんかやっぱり光栄だったので
あの考えちゃんと考え出したっていう
ところから始まりましたええそっからです
ねはいありがとうございます作品のその
原作のどういったところににこうグっと
引かれてまたどういったところを映像化
するにはこう難しいのかなと思われたん
ですか
えまこれは
あの歴史ま戦争の時からの歴史を通じて
現在までまずっと続いている僕たちが持っ
てる負の部分みたいなものが
えかかれているなとでま僕たちはま
ちょっとめどくさい話になっちゃいます
けどね戦争からずっとま続いてここにいる
わけでていうことを忘れがちなんです
けれどもここにいてっていうことをもう1
回思い出させられてそしてえこの2人が
うんどうにかそのフの部分
を少しだけ希望というかえもう1度
生きようと思えるような何かにえっと書い
ていくっていう話だっていう風に僕は
ちょっと思ったんですよなので
えーまちょっとなかなかねこうここまでの
大きいもの大きいというか歴史的な何かを
背負ってこ映画を取るっていうことが
あまりなかったのでえちょっと怖いなと
それとあと小説の最後の部分この映画でも
あるんですけれども湖を見てる2人の景色
っていうのがえとてつもなく小説の表現で
素晴らしかったのでそれは映画でやり
きれるのかっていうのはすごいま1番の
心配だったところですありがとうござい
ますはいそして福さんにも伺いたいんです
が先ほどあの冒頭でご紹介をさせて
いただいたんですけども介護施設で起きた
殺人事件を麻野信さん演じる先輩の刑事と
共に捜査をしていくんですが必要に取調べ
をしていくという若手刑事の役所でした
この福士さんの佇まいですとか目線ですと
かもう私はこれまであの福祉さの作品色々
と拝見してきたつもりですがこの姿は
初めてだなという本当に驚かされたんです
けれどもご自身がその役にこうやられる
決めたというのはどういったところが
決め手だったんでしょうかその決断の理由
について教えてくださいそうですねまず
吉田周一さんの原作で大森立さん監督と
いうその座組みを聞いた時にあやってみ
たいなとそこにやりがいをまず感じました
し作品を読んでいってすごく難回ではあっ
たんですけどでも自分の中でなんだろう
なま自分の仕事としては役を演じ
るっていうことなので作品の難しさどこ
じゃなくてじゃ啓介見てみようって思った
時にま啓介も何回でちょ啓介もどうした
もんかななんて思いながらあの読んでたん
ですけどでもそうですね最初監督にえお
芝居見てもらった時にまいろんないろんな
ダメ出しを受けましてそのダメ出しの中で
気づいたものがあってなんだろう勝手に
啓介が
近づいてきてくれたような感覚があったん
ですよねなんであんまり自分から無理やり
こう作っていったりすることが
なくなんだろう自分でも想像以上にすっと
はまった役だったなという印象があります
なるほどただこの役柄を引き受けるという
のはかなり大きな決断だったのではない
ですかねそう思われるんですけど意外と
あの2つ返事ぐらいでやりたいって言った
んですよねっていうのもなんだろう別に
なんかそのセクシャルなシーンとかあっ
たりとか結構ハードなシーンディープな
シーンってあったりするんです
けどうんそこは別にま人だから別に大丈夫
演じるのに難しさはないなと思ってて
むしろこうこの作品のなんか
大きなものこの包み込んでる大きなここと
をどう言葉で荒してが分からなすぎて
そっちの難しさを感じてうんなのでや
るっていうことに関してはもうすごく
楽しみな感じでしたねはい先ほどね監督も
おっしゃっていたところその大きなテーマ
というかはいその辺りには確かにはい壁が
ハドルがあったのかなと思いますけれども
さそして松本さんこの支配的なケスとの
歪んだ関係に陥っていく豊田かという人物
ですけれども撮影中ははどういった思いで
このかを演じられていたかまた改めてこの
かをこう演じられたかを振り返ってみて
どういった心情だったのかかについて教え
ていただいていいでしょう
かそうですねあの私もやっぱりこの
作品についてやっぱり頭で理解しようと
することは非常にその時の私にはやっぱり
難しかったであのもちろんそのか自身も
彼女を
理解しようとすることが非常に難しくてだ
から頭で理解しようということをやめまし
たでえっと彼女の置かれている環境状況
体感ま
あのその
例えば同じあの琵琶の
の介護施設でずっと父の世話をし続けてき
たえ介護の世話をしつ介護をし続けてきた
でやっぱり自分の欲欲望だったりとか
やっぱりそういうケスのような刺激的な人
がいたわけでもないですしそういううん
ある種の孤独感という
か静かな生活っていうところに身を置く
自分の身を置くって
いうあのま役作りじゃないですけど
そのそういう極限状態にこう陥ったその体
感覚みたいなものは共通することができる
のかなと思ってあのそういう状態でいたり
はしましたけどそうそういう理解の仕方を
しようとは思っていまし
たうんだからそうですねそこでこうやっぱ
心情を理解しようとか頭でこの人はこう
いう人っていう場所にいないんだなって
いうのはそのなんか監督の言葉からもあの
感じましたしうんなんかもっとでっかいそ
もっとそう感覚的な部分でなんかおそらく
理解して欲しい分かってほしいみたいな
ことをおっしゃってるんじゃないかなって
あのだからこそその
似た感体感孤独感と
か上層感とかなんかそういったものを自分
の状態を近づけるみたいなことでの理解で
しかなかったかもしれないですかね
ありがとうそれほど非常に難しい言語化
できる理解しようなんておおがましいよう
なあの作品ではありましたありがとう
ございます福さんはこの啓介とかのまこう
世間一般の目で言ったらちょっとこう倫理
的に必ずしもいいとはされない関係性かな
と思うんですけれどもその辺りはどんな風
に2人の関係性は受け止めてましたかいや
難しいんですよねあのま劇中で世界は
美しいんかっていう言葉が度々出てきたり
するんですけどあのちょっとそれとも
繋がってくるのかなって自分の中で思って
いて
なんか生産性っていうキーワードもこの
作品にあってその生産性のよし足しと善悪
と美しい美しくないっていうものが
ちょっと繋がってるのかなって感覚で必ず
しも生産性のあるものが美しいとは限ら
ないなっていうところでカヨと啓介の関係
は生産性がないからこそ美しい側面がある
んじゃないかなっていうのをなんとなく
自分は思っていてでそこのこう1個1個
ずれていっているっていうことが結構この
作品のなんだろうな真実の裏側みたいな
部分
がなんだろうこの先のテーマでもありかと
啓介がそれを体現しているっていうことに
繋がってもくるのかななんて自分の中では
思っていますね
はいありがとうございます松本さんはこう
支配的なケス系との関係性というの今お
話しいただいたまご自身の役柄の理解も
そうですけれども関係性としてはどのよう
なお気持ちを抱いてらっしゃいまし
たま支配する側とされる側ですよね一見
一見そうではありますし私は彼に対して
啓介に対してやっぱまでも同時に福君に
対してすごくやっぱ本当に恐怖を感じ
ながら
あのいたんですけれどもでも映画の中では
支配する側される側ってこういういった
手中関係に思えますがだんだんそれがこう
あれもしかして逆転してるのでは支配さ
れるのをも求めているから支配させている
じゃないけれどもなんかそういういった
バランス関係バランス関係そういったその
関係性の見方もなんて言うのかな一概に
じゃあどっちがどっちでって言えないんだ
なっていうのはすごく面白いなとあの思い
ましたねまああなんかこれを愛と呼ぶのか
何と呼ぶの
かそれ
はわからないこんなに言語化しよのない愛
の形ってあるんだなっていう風には思い
ましたうんはいありがとうございます重
監督啓介とかこのお2人にオファーされた
お気持ちと言いますかどういったお思いで
お2人にお願いしたんですかオファーはい
なぜお2人にオファーされたかどういった
ことを期待されてうんとねえそうですね
そうだねま俺でも福君と出会うのは実は
今回初めてだったので割と初対面にああっ
た時の感覚が結構僕大きくて福士君は割と
ものすごく初対面だったんだけどなんか
波長が結構合う感じがあってですごいあっ
た瞬間から信じてくれてるなっていう感じ
があったのであ俺もう絶対信じようって
思うとこから始まったのであの現場中も
そんなになんて言うんだろう何か倉がある
わけではないし何かを感じとろうとこの
現場は何かを信じよう信じ切ろうっていう
覚悟があった気がしましたねだからすごい
面白かったしうんやってて楽しかったかな
うん大変な役ではあったんですがでマリカ
は昔からよく知ってるんですよなので俺は
マリカとこういう監督と主役っていうこと
で仕事をできることにまずものすごいこう
嬉しさがありましたねもう本当
に20年ぐらい前から知ってるからさ
マリカが頑張ってるのも知ってたしだから
ここでこういう風に皆さんの前に入れる
ことだけでもものすごい幸せだし一緒に
映画を作れてそれがみんなにいいとか悪い
とか言われることも含めてもう素晴らしい
なっていう風になんか頑張ってよかった
なっていう映画会に生きるいるだけで大変
だからねこの世界まもうま2人ともすごい
けど問題は俺ですねあまいいや俺の話は
いい
やはいはい
そんなあのそんな気分でしたよはい
ありがとうございますあのまずは福さんに
今のお話を受けて今回監督とは初タックで
ございましたけれどもあの伺ったところに
よると俳優人生の中でコンサクトの出会い
また重監督との出会いはターニング
ポイントだったという風にもおっしゃって
いました具体的にそれはどういったことで
それを感じられたんですか
あのそうですね
今回ま撮影に入っていってあの3日目
あたりまでなんか俺全ての芝居にNG出さ
れた気がするんですなんか覚えてる限りで
はあいやもう1回やろういや違うみたいな
ことが多々あったなと思ってでも最初の
あの呼ばれてあの着替えてるシーンみたい
なところからいや今のもう1回だあの声
ないからって言われて何声って思うじゃ
ないですかうんでも俺は意図せず着替えて
いるという声を出していたらしいんです
面白い面白いですよねそうでも俳優って
応援にしてその状況を説明してしまう
みたいなことがやってしまったりするじゃ
ないですかそれエンタメ作品では分かり
やすいから多分いい僕も仮面ライダー出身
なんで全ての行動に音をつつけるみたいな
ことは得意なわけですなのでエンタメとか
アクションでおいてはまそれもちろんいい
ことだとでもこうま自然なリアリティを
求める作品ではあ確かに自然にもうやり
やっちゃってるけどあ必要ないんだなって
いうことに気づいてでそれをこう最初の3
日間のどのシーンでもずっと意識してでも
やっぱもう慣れちゃってるからできないん
ですけども監督にあいやもう1回いやもう
1回だろもう1回だろ分かってるよねもう
みたいな感じですごい言われてでうわでも
なんとなくなんとなく分かるみたいな自分
の中でもなんとなく分かってきたなで4日
目あたりからもう後の演出みたいなものは
なくてうん今もう1回かよしていうぐらい
の会話しかもう現場でなかったのでそん中
であでもすごいヒリヒリはするんだけどあ
これがなんだろうまリアリティな
ヒューマンドラマ人間の心を描いた作品を
取る上での役者としての心構えなんだなっ
ていうのをちょっとそこで学んだのでそ
そういう意味でのターニングポイントに
なったかなと思いますねはいありがとう
ございます大森監督はその撮影前半のこと
今お話服さんにいただきましたけど覚え
てらっしゃいますか覚えてますけどあのま
ちょっと最初の方いきなり大変なとこから
入ったんですよですごい目線の位置とかも
結構細かく指示したりしてでちょっと僕の
本位僕のやりたい本当の演出はもっと自由
にさしたいんですけどちょっと目線の位置
とか細かいことばっかりちょっと言わ
なきゃいけないシーンだったから撮影が
始まっちゃったのでちょっとあのこんな
言い方僕はしてなくてごめんねちょっと
いいとか言ってそうだったかな丁寧にあの
説明をしてたんです
けどまとはいえちょっとはとか言わなくて
いいかもしれないねとかは言ってたかも
しれないこう脱ぐ時にはあとかこう言っ
たりと
か穏やかに的確にそうはい演出をされてた
わけですねはいありがとうはい怖かった
ですよ
松本さんは重森監督のこう演出を受けて
どういったことを感じになってました印象
深いことってありましたか
いや恐ろしいなと思いました恐ろしい人だ
なっていう風に思ったんですけどっていう
の
はあちょっとあの福君と言ってることは
違うかもしれないんですけどあのあのまる
と一瞬回って同じことを言ってるんです
ですけどうんと全皇帝の人なんですで俳優
をまそそう4日目以降4日目以降のことだ
と思うんだけどここまで俳優のことを信じ
きるかっって
いうマリカがそう思うんだったらそれで
いいそう思ってやったんだよねそれでって
いうだったらそうだよっていう私が迷い
ながらたとして
もそう思ったんだったらそうだって
いう
この覚悟ここまで自由に感じたものをあの
やってそれが正解だよそれで俺はいいって
言えるその覚悟って本当に凄まじいなと
思ったんですだってもうご自分の映画じゃ
ないですか監督の作品で
メインの終焉の役者にもし自分の思ってる
ことと全然違うことをされたいやそうじゃ
ないってやっぱり言いたくなるじゃない
ですかそれでもどう動いてもらっても構わ
ないぐらいのその覚悟うを
あの感じてででもこちらとしてはやっぱり
迷ってるから聞きたいんですよね監督こう
ですかねこっちですかねこうですかねで
ある意味その恐ろしいっていうのは答えて
もくれないんですよねなんかこう明確に
答えてくれないん
ですそう思ったんだったらそうじゃない
っていう自分で考えろ自分で感じろでお前
の感じたものは正しいって言ってくれる
なんからその表面的なことで何か物事を
こう
いい悪いって言のではなくもっと奥深い
ところ
でちゃんとやれよっていう怖さがちゃんと
生きろよえこの映像の中
で本当に生きろよっていうことを言われる
恐ろしさだそういう意味であの俳優を信じ
きってくれている私を信じきってくれてい
るっていう安心感愛と同時
にその恐ろしさ自分が自分であらなければ
ならないきちん本当の意味で演じなければ
ならないっていうその恐ろしさを両方を
感じた恐ろしい監督だなっていう風に思い
ましたはいありがとうございます重監督は
今の話いやもうそのその通りなんですよだ
からそういう感じをずっと求めてるのでで
もこの映画が求めてるのはやっぱこの2人
が
えま体現してることはまあ人ってもしかし
たらこれからもう人という生物が生きて
いっていいんだろうかぐらいのところまで
やんなきゃいけないところがあるのでその
なんか俺があしろこうしろって言っても
できるわけなくてこの2人がとにかく肉体
を持ってそして何を感じるかっていうこと
を映画の中でもま試してるのでまそれを
もう本当にお客さんに見てもらうしかな
いっていう作品ですから
まあそうですねだけど楽しいでしょそう
いう方が大変だけど楽しいですやってて
ヒリヒリしますしだからなんかこうずるい
のはあの全てこう投げてくれるからこう
信頼してるよ愛情あるよって言ってくれる
んですけどもう責任を投げられてる気分に
もなるんですよねなのでうわ答えなきゃと
も思うしでもそう答えなきゃみたいな煩悩
みたいなものは捨てなきゃみたいな捨て
そういうのは捨てろうって言われるしだ
から結構そこがあ期待に答えたいでも無に
なって自分が感じたことを心から内側から
出していくってことをする責任も同時に
感じているでもそうしなきゃいけないって
いうのがま監督がこう現場でなんかやって
くれるのででもなかなかそういう監督
っっていないので僕にとってすごく
楽しかったですしすごくヒリヒリしたしあ
これこの感覚この心の使い方ってあるんだ
なっていうのを学ばさせてもらった時間
でしたねはいありがとうございます福さん
と大森監督は初宅ということですけれども
あの福さんと松本さんに関しても初共演で
いらっしゃるかと思いますが共演の印象と
言いますか初めてお会いした時からこう
撮影を経て今に至るまでお2人はそれぞれ
印象持ってらっしゃるんでしょうか福さん
伺っていいですか松本さんの印象
は
あの愛情深い人だなと感じていますね
あのなんでその笑いしてんのすっごいいい
風に言った
でしょ分かってる
よ分かってるよていやなんかこう人が
なんだなっていうすごく感じ
てだからこそなんですけどこれで一切俺
話さなかっ
たらちょっと面白いかもって思っちゃった
自分がいたんですで現場であのお話もう
その撮影セリフ以外の会話は一切せずもう
しかも僕は笑顔っていうものも向けずに
現場にずっといたのでそれをどう思った
かってのは全然その時は知らなかったん
ですけどでもそうすることによって啓介と
かよっていう関係性のちょっとこう相手が
どう動くかわからないどう感じるか分から
ないっていうところをちょっと似た関係性
を作ることができるんじゃないかなとも
思って現場ではそうしていましたねはい川
劇中ま撮影以外でま1か月滋賀県で撮影さ
れてたと思うんですがそれ以外では基本
会話はしなかった会話はゼロでしたねはい
さんは福さんの印象としてはいかがですか
そうですねまあの福士さんのそのイメージ
がやっぱり爽やかなあの高青年のイメージ
だったの
でけすを福士さんがやるのっていう
やっぱり本当に全然想像がつかなかったん
ですよねででもあま初日にのそのシーンを
やった時に
もうびっくりするぐらい恐ろしくってもう
こんな福士さんを見たことないっていう
ぐらいま素晴らしかったんですよ本当にで
まあ怖かったですしなんて言うんですか
なんかこう変な色気もありましたし変なっ
て言っちゃってごめんねいいです
ありがとうございますでもすっごいそれが
良かったんですあこの啓介だったら私あの
考える必要ないなとこそ福さんの啓介だけ
を見て私は感じれるなっていう風に思えた
のでそれ以外の彼を知りたくないっていう
気持ちになってま初日にちょこっととま
もちろんご挨拶とかを少ししたような気は
するんですけどこの人の笑顔とか優しさと
か見たくないもうプライベートの会話も
聞きたくないって私も自も思っていて
あずっとそのあの啓介
のイメージの
まんまがいいなっていう風に思って私も私
で福士さんからはすごく距離を取って本当
にもう目も合わせないように入りとかも
なんかそういう感じでいました
ねはいという撮影を経て福さん今お話伺っ
ていかがですかいやそれで本来僕はすごく
やかな人間であの自分から積極的に
話しかけに行く方でもあるんですなんでま
ですけど今回は話さなかったんでどう思わ
れてるかなって嫌いでし
た正直嫌いでし
たらしいんですはい本当にね私福君と会わ
ないなと思ってこの人本当に合わない合わ
ないってかもうまもうこうそういう関係で
もありました
から嫌いなんだけど嫌いがもう行くとこ
まで行って求めてしまうみたいな状態では
あったんですけどでそのままお別れしたの
でもう行ってそこから1年半あ会うこと
すらなく今に至るわけですけどでまあの
こないだその取材会湖の取材会で初めて
そのヤから抜けてお会いした時にまその前
にま福さんとの2人での取材会が1日丸1
日ありますって言われた時いやちょっと私
ちょっと話すことないかもしれないちょ
多分合わないからあんまり話せないと思う
よみたいなことをマネージャーさんに言っ
たり大丈夫かなっていうで本当にどんな人
か分からなかったんです
けど
あのはいえでどうでしたその一緒に取材ね
1日やりました
けどどうだったんです
か僕
は本当の僕はいやどっちが本当の僕か
わからないですこれが仮の姿かもしれない
ですけどこのあの役を抜けたあの福士さん
のことはもうめちゃくちゃ高
感度めちゃくちゃこんなに喋りやすいのっ
ていうこの
え
めちゃいいちゃん服しそっ
たいやすごい好きになりましたよ本当に
あのお姉ちゃんがねいる姉がいますはい
そうですねからこんなにあの女子とこう
会話しやすい柔らかくて会話も無しなん
ならなんかこんな人だとは思わなかったん
ですけどでもやっぱり私の中ではこの湖の
女たちの中での啓介が本当の福祉相太だと
は思って未だにはいだっあれは出せない
ですもんエあなるほどねま両面あると思っ
てくださいじゃあ恐ろしいですよ
いね人はね1つじゃないですからね多面的
ですからねというまお2人1か月滋賀でご
一緒されて撮影をされましたけれどもお
互いのことをこうまあまり会話がなかった
ので知らなかったというお2人にですね今
聞きたいあの時のことということを皆さん
お2人にはいそれぞれ書いていただきまし
た質問をお1つずつおかきいただいている
んですがまずは福さんからオープンして
いただいてよろしました
はい何でしたっけ今聞きたいことねそう
です僕のの今聞きたいことはバーン僕の
こと今でも嫌いです
かて今ちょっと話しましたけどね今も話し
ちゃいましたけどどう思ってます
か
まあ嫌いじゃないですはいシンプルでいい
変化し嫌いじゃないですよありがとござい
ますよかったうんもうだってすごい俺嫌わ
れてんの知らなかったから
話さなかったから嫌われてることすら知ら
ないわけですよしたらなんか最初の取材の
時にあのすごい嫌いでしたっていう言われ
て今でも半分嫌いですって言われた
ぐらいあ嫌いなんだみいま怖いですみたい
な感じかな言い方から怖いですそうそう嫌
いっていうのはほらちょっとちょっとこう
ユーモアですよそれはっていうことにして
そうだねそういうことでしうんそれほど
恐ろしいあの啓介がの映画の中で
いらっしゃいますからやっぱりあの啓介と
退治したかよっていうのはやっぱりその
感情になってしまうのは仕方ないですよ
そうそうまだからでもそれも含めでもそれ
がその私が嫌いと言っているその福君啓介
のはとっても魅力的なんですもう色気が
あって何とも言えない魅力があ
でそれはだからその高成年福祉相太には
ないああなるほどね部分の本当に見たこと
の
ない顔で私は
その嫌いと言っている部分がものすごい
あの福君の魅力だと思っておりますはい
ありがとうございます反対に松本さんから
お聞きになりたいことをリープ開けて
いただいてよろしいでしょうかはい
じゃんえ笑ったお顔見たいですまもう今ね
今もう見れましたけどやっぱり本当
に福の笑顔っていうものを見たことが
なかったんですよねでも監督と私のいない
シーンとかではなんか結構笑顔だったって
聞いて衝撃を受けてえすいません私以外の
のシーンのところ以外ではそんなに楽しい
撮影だったのかそんなことはないいうその
真相をお聞きしたいなとそんなことはない
んですけどまあのまご飯も行っちゃったり
してたからなんですってえそうねです結構
行きましたちょちょっと待ってくださいあ
ちょっと待ってください立ち上がるなえ
ちょっと待ってちょっと待ってどうしまし
た本当に言ってますしょうがないよ麻野
先輩がちょっと待ってえ麻野さんと
何
ああのですねこれちょっとちょっと
まずかったね今言っちゃったのねちょっと
かったねまずかったかなうんえんです
まずいですよ非常にまずいです私あのマか
と言ってないからね1回も行ってないん
です1回も行ってないですねもう1人で6
畳ぐらいのあのもち70年ぐらいのあの
旅館にあの泊まらせていただいてずずっと
1人でずっと1人で悶々と辛かった絶望を
していたんですけど分かった分かったうん
うんえどどこかに行ってらっしゃったん
ですかま近所でねもうねこの作品でですか
まうん長いから仕方ないよそんな余裕が
あったんですか余裕余裕とかじゃないです
けどまご飯は食べるもんじゃないです
かあのうんえっといやなんかね今日さっき
3人であの打ち合わせルームに入った時に
2人の様子がなんかおかしいなと思ったん
ですよえなんでそんなやかにな笑顔を2人
ってしてるのかなそんな関係性だったかな
と思ったん
ですあそうでしたかそれを経てのちょっと
怖いね今から裏に行くのが怖くなってき
ましたねはいいやこのフリップでそこが
暴かれるとはまさか思ってませんで初めて
ね告白されたと思うんですが思な皆さん
ありがとうございましたりましょうだから
ね3人ではいそうですねねうん早くご飯
行こう早くご飯行こうご飯行きましょうか
そうですねってねうんぜひあの顔引きずっ
てますけどちょっと松本さんが方針状態な
んですけれどもあの時間がすいません来て
しまったので最後にあのおさ方から
それぞれご挨拶をいただきたいと思います
が座ったままで結構です大森監督からまず
お願いしますい
えっとちょっと1個だけ言いたいことが
あって福君が最後の方でマリカを船の上
からぶん投げたとこがあるんですよそん時
にあれ結構撮影のもうほとんど最後だった
んですけどあれが最後で良かったっていう
風になんか今日話聞きながらすごい思い
ましたねあんなのが最初の方にあったら
もう撮影が本当にもっと大変になってたか
もしれないとでもあの投げ飛ばされた時の
マリカの顔が忘れられないです
えキトンとしてるあれていう顔がはいあの
はいそうでも2人は仲がいいみたいなので
え良かったですえこの映画よろしくお願い
しますありがとうござい
ます続けて松本さんからもお願いします
はいあのまちょっと少し脱線はしてしまい
ましたが
えなかなかここまでのことをあの
こんな風に描く描いている作品朝鮮的な
作品
って今日本ではなかなかないんじゃないか
と思います私自身も今ここまでとかこんな
風にとかそういった言葉でしか今表現でき
ていないんですけれどもあの本当に言葉の
プロである皆さんにあのこの作品をなんか
こういん表現であの
このこれ
から皆さんにあの日本の皆さん世界の皆
さんにあの伝えていっていただきたいなっ
ていう風に思っていますそれをすごく
楽しみにしていますしあの見てくださる皆
様がどんなえ言葉を
えっと感じるのかま言葉じゃないなどんな
ことを感じるのかっていうのをあのすごく
私自身も楽しみにしていますので是非あの
映画館に見に来て感じてください
ませどうもありがとうございました
ありがとうございまし
た最後に福さんお願いいたしますはい
えまこの
物語あのまこれがメッセージですみたいな
ことて1つ大きくあるわけではなくて
それぞれが思った見てくださった方が思っ
たことを思い浮かんだ絵とか思い浮かんだ
言葉それがまメッセージなのかなと思って
いますなので人それぞれ何か違うものを
感じるだろうしその違ったものをみんなで
こうシェアしてこれってこういう作品だよ
ねいや違くてたいな風に話し合って
もらえるとどんどんこの作品がえ深くなっ
ていくのかなと思いますそして僕は1つ
何か感じるものが僕にとってあるとすれば
体積っていうことかなと思いますあ何か
積もってく体積ですねそれはなんかこう
湖海っていうものも川や海じゃなくて
やっぱ流れていかないものなんですよね
どんどん体積していくそして歴史っていう
ものもやっぱどんどんその上からの体積し
たものによって今現代があってやっぱ人が
それによって作られていくし押し潰され
そうになっていくみたいなところをすごく
感じてでま僕のケース決役だったらイって
いう上司がいてから潰されそうになってイ
っていうえ男もさらに上司から潰されそう
になっていってみんなそういう歴史って
ものから逃げらんなくてでも抗いたくて
持ち上げようとしてでもその体積は止まら
ないみたいな湖のようにそんなことを僕は
感じたのでそういう風になんかみそれぞれ
思ったことをみんなでえ話し合って
いただければどんどん深まっていくかなと
思いますえ本日はありがとうございました
ありがとうございました
[音楽]
よろしいでしょうかでは以上でチール撮影
終了になります監督お戻りいただきまして
え湖の女たち完成報告会を以上で終了させ
ていただきますおさ方に大きな拍手をお
送りくださいありがとうございました
[拍手]
[音楽]
[拍手]
ありがとうございます
[音楽]
2024年4月16日、東京ミッドタウン日比谷にて、映画『湖の女たち』完成報告会が行われ、福士蒼汰、松本まりか、大森立嗣監督が登壇。撮影時は一切プライベートな会話をしなかったという福士蒼汰と松本まりかの2人が改めてお互いの印象を語った。
※記事&フォトギャラリーはこちらで配信中
https://nbpress.online/archives/97561
映画『湖の女たち』
《INTRODUCTION》
吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説を、『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日(金)に決定。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した映画『さよなら渓谷』のタッグが実現した『湖の女たち』は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき衝撃的な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリーである。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。
事件が混迷を極めるなかで、身も心も剥き出しでさらけ出す難役に挑んだのは、刑事・濱中圭介役を演じた福士蒼汰と、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役を演じた松本まりかだ。圭介と佳代は、支配する者と支配される者の危うい関係を深めていき、密会を重ねてゆく。一心不乱に互いを求めて貪り合うその姿は、闇夜の湖畔で艶めかしい“生”の輝きを放つ。登場人物の弱さと切なさ、愚かさと愛おしさ、汚れとイノセンスの両面をまっすぐに見据えたその描写は、あらゆる観客に人間という存在の本質を問いかけるかのようだ。
《STORY》
湖畔の介護施設で百歳の老人が殺された。誰が、何のために…?
事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。
一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実・・・。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出すー。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とはー。
出演:福士蒼汰 松本まりか
福地桃子 近藤芳正 平田満 根岸季衣 菅原大吉
土屋希乃 北香那 大後寿々花 川面千晶 呉城久美 穂志もえか 奥野瑛太
吉岡睦雄 信太昌之 鈴木晋介 長尾卓磨 伊藤佳範 岡本智礼 泉拓磨 荒巻全紀
財前直見 / 三田佳子
浅野忠信
原作:吉田修一『湖の女たち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:大森立嗣
製作幹事:東京テアトル、ヨアケ
制作プロダクション:ヨアケ
共同配給:東京テアトル、ヨアケ
© 2024 映画「湖の女たち」製作委員会
公式サイト:https://thewomeninthelakes.jp/
公式X:https://twitter.com/womeninthelakes
2024年5月17日(金)全国公開!
#湖の女たち
#福士蒼汰
#松本まりか
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