映画『夜明けのすべて』早くも上半期ベスト級【映画レビュー 考察 興行収入 興収 filmarks】【上白石萌音 松村北斗 三宅唱 瀬尾まいこ】

[音楽] [拍手] [音楽] [拍手] どうも皆さんこんにちはミステリーサカの 7よしですはい今日もね新作映画1本ご 紹介したいと思いますということで今日は ね日本映画ですねほがです夜明けの全てえ こちらはセまい子さんによる原作小説の 実写映画家ですねえ原作小説は2020年 に観光されました人間の優しさを温かい 目線で描く工夫でまとにかくうまいんです よねセオまい子さんえセオ舞子さん 2002年デビューでえしばらくは10年 くらいねえ中学校の教師をされていたんだ とかえ瀬舞子さんといえばえ僕の チャンネルでは以前そしてバトンは渡され たの映画をレビューしていますあれは長野 メイさん主演でしたねえこちらの原作小説 はえ2019年本屋大賞を受賞しています え他には2004年幸福な食卓をえ干渉し たことがありますねあれもなかなかいい 映画でしたよねあのミスターチルドレンの くるみという曲がねとても良かったで本作 夜明けの全てなんですけどもえ監督は三宅 翔さんですえ三宅翔さんといえばね去年 稽古目を済ませてで注目された監督さんえ 僕もねあの作品はめちゃくちゃ高評価でし たし稽古目を済ませて映画賞もえ去年 たくさん受賞しましたよねえそれだけに 次回作である本作には個人的に大いに期待 しておりましたえどうやら監督は社会的 弱者にスポットを当てた作風とえされて いるようですねえ前回は下町にある霊祭の ボクシングジムでしたけどもえ今回は やはり下町にある祭の町が舞台となってい ますえそこに身を寄せる人たちは何らかの えメンタル神的判例を背負ってるという 設定なんですねはいはい来ました来ました 来ましたよ日本映画お得意の弱者に 寄り添いた系の映画ですよえここ数年はね この手の映画ねすごく増えているような気 がします映画だけじゃなくて小説でも結構 増えていますよねえ主演は松村北斗さんと 上白石えもえ何だったっけモネさんか 上白石モネさんですねえ上師さんはえモネ さんとモカさんの姉妹で活躍中なんです けどもおっさんの僕にはこの2人ねまるで 区別がつかないんですねなんかね今回この え主演の女の子ねえドラマの以前デビュー したドラマのペンディングトレインに出て たよなと思っていたんですけどそれ大 間違いであちらは妹さんのモカさんの方 でしたねおっかしいなこんな顔してたんだ けどなで松村北斗さんはえスズメの

戸締まりで声優さんをやっていてえなんと アーシの声優部門にノミネートされてい ましたすごいですよね確かに松村北斗さん はね声がいいんですよ声がねもちろんお顔 もね綺麗なんですけども声も素晴らしい ジャニーズの人だったんですね知りません でしたえちなみにこのお2人はNHKの朝 の連続ドラマカムカムバでえ夫婦役も演じ られていまし たそしてえ今回もね原作の実写化なんです けどもま先日の小学館のコミックえ セクシー田中さんのドラマ家の話題でま今 でもねあの件については白熱しています けどもえ本作もですね原作小説の若干の 改変があったようなんですよ果たしてその 改変は妥当だったものなのかえ特に原作 ファンセオマイコファンの皆さんにとって は気になるところでしょう ね本作の特徴としてストーリーらしい ストーリーがねこれがねないんですよま 全くねストーリーがないというわけでは ないんだけどもいずれもねこのエピソード として進展していかないというかま例えば 主演2人の距離感が離れもしないしかと 言って急激に縮まるわけでもありません 上知モネさん演じる藤沢みさと北斗え松村 北斗さん演じる山添俊孝え高敏は栗田科学 というねえ下町にある超絶祭企業にえ超絶 祭企業というか町場に務めているんですよ ねえここはは子供たち向けの科学教材をえ 製造販売開発販売している会社でえ社員も 10人もいないようなもう風が吹いた ところで桶屋が儲かりそうにもない規模の 会社なんですよえ2人はそれぞれ苦しみを 抱えているえミサは月形前商工群ま いわゆるPMSというやつですねえそして 山添はパニック症群というかパニック障害 ですねえPMS皆さん聞いたことあります かねえPMSっていうのは整理前になると 感情のコントロールが効かなくなってま 周囲にね怒鳴り散らしてしまうみたいな 感じなんですよでパニック障害はえ電車と か映画映画館など自宅以外でパニック発作 を起こしてしまうまいきなりね発作を 起こしてしまうと周囲はびっくりして しまってなかなか理解を得ることは難しい んですよえ特にPMSだとまあ 怒鳴り散らしたり怒り散らしたりするから その相手からヘイトを集めることも多いと 思いますえまたね身体障害とは違って見た 目は普通だから何この女怒りっぽくて面倒 ってね思われてまその人たちも離れていっ てしまうので良好な人間関係を保つことも かなり難しいとえつまりPMSにしろ パニック障害にしろ日常生活において大い

に師匠が出てしまうんですよねえ家族や 友人恋人であればそれなりに理解を示して くれるけどもそれ以外の人たちだと やっぱりそうはいかないそんな2人が職場 を通してお互いにお切開を向けながらえ心 の距離を縮めていきますみたいなえそんな 内容になっておりまし たそれではねこれから詳しくレビューして いくわけなんですけどもその前に映画の 評価学をつけたいと思います大人の映画 鑑賞料金2000円を上限にしてこの映画 いならいくらまで出せるかということで 評価学をつけていきます映画夜明けの全て 評価学は [音楽] ずり1600円優秀 作いや最近ね低評価の映画がいいるので まあ1600円優秀作え久しぶりに高評価 が出て良かったなと思いましたえ僕の チャンネルを視聴してくださっている愚か なリスナーの皆さんなら分かってると思い ますけどもえ僕はねこの手の弱者に 寄り添う系の美談にはねめちゃくちゃ 厳しいんですよなんかねなんか鼻につく 映画や小説やドラマ多いと思いませんかま 描いていることはま正しいことだしま美し いっちゃ美しいえ素敵でま素晴らしいこと だともちろんね僕自身も理解はできるん ですけどでもこの手の映画っていかにも 美談のためのキャラクター設定が透けて 見えてしまってしけてしまうことも多いし それ以上にねそもそも神的障害を抱えてる 人たちに対するアプローチの方法仕方が 間違ってんじゃねえのって思ってしまう ことも多いんですよねまそもそも論を言え ば障害に苦しむ彼らにとって必要なのは いわゆる 診療内科とかえ心理学者とか精神科といっ た専門家であっていや素人のお前たちが 寄り添ったところで逆効果になるだけ じゃんと思えてしまう映画も結構今までも ねいくつかありましたしまその映画の レビューの中で僕はその点ね結構すごく 指摘してきたわけですよま例えばねえ去年 だったっけ去年のワーストにあげたえ ぬいぐるみと喋る人は優しいとかねあの 映画もそんな感じでしたよねなんかこう 優しさとか寄り添いというものを僕はね あの映画の中で履き違えてるなと思ってで それをさもね美談として描くからなんかね 気持ち悪いなってねそんなま感想だったと いうかだからこそワーストをつけてしまっ たわけですよねま作り手というか作ってる 人も原作者も全く悪意はないわけですよね 本当にあれを素晴らしい美談美しい話だと

思って書いてるだけになんか僕の中ではね そのかその実際の出来事とそのストーリー 彼らの解釈の間に大きな帰りを感じて しまって僕はね気持ち悪いとか思っちゃっ たわけですよでこの夜明けの全てなんです けどこれはね そういうこと全くない鼻につくこともなく むしろいつまでも彼らこの2人をね見て いたくなるようなま愛しささえ感じて しまう作品だったと思いますいやさすがは 三宅翔監督ですよねもうここまで行くと もはやお見事というかまあ去年のケイクを 目を済ませてに続いてねいやここまでの ものをぶつけてくるといやもはやお見事 本物の監督本物の案を監督さんだなと思い ましたねいやこれはね今後も三宅翔監督 作品は注目していきたいなと思ってますよ はいもうかなりね今回と前回と今回 おそらくこの映画はねかなり評価される 映画だと思うしもしかしたらまた映画の賞 にもねま結構今年のまだ先ですけど日本 アカデミーとかえそういった映画毎日映画 コンクールとかえ記順とかそういった映画 の賞にももねえノミネートされたりするん じゃないかなと思えるのでだんだんこう どちらかというと都賞監督っていうのは ミニシアター系の監督さんってイメージ ありましたけどだんだんこうやってねえ メジャー監督になっていくのかなとは思い ますまこのねスタンスというかテイストは ずっと守ってほしいなとやっぱり大きな 予算ビッグバジェットがついてしまうとま いろんな横横やりが生いてね自分の思う ような作品が作れないなんていうことに なっちゃうんでまそうやってねこの監督の 持ち味というものを潰して欲しくはないな と思いますねえこの映画って先ほども言っ た通りこれと言って何かが起こるわけでも ないんですよま例えばねこの主演の2人の 男女に恋愛感情が芽生えるわけでもあり ませんこれがね相澤友子脚本だったらまあ 最初の1時間ぐらいでねもう3回くらい キスしてで次の30分ぐらいでねえ 付き合ってみたけども3ヶ月後には別れて ますよね舞台も町場じゃなくて港区のIT 企業でみさは汚れの知らない港区女子え魔 は嘘がつけないウコホストみたいな設定に 改変されてしまいそうですおこおこはて ことでねいやもうねやっぱり こうやっぱり変はねえそういう改は許せ ないですよねもちろん本作はそんなことは 1mmもなくてむしろ彼らの日常生活を 静かにカメラが追っていくような作りなん ですよねえ彼らの日常が淡々と描いていく 描かれていくえその多くはまどうでもいい

会話だったり取り止めもないエピソード だったりしますなのに不思議なことに そんな映像に退屈を感じないんですよねえ この感触はえ去年の年末にレビューして 絶賛僕自身も絶賛したパーフェクトデイズ に似ているなと思いましたあちらも役所 工事さんエジルしがなおっさんの1日 ルーティンみたいな映像の垂れ流しなのに いつまでも見ていられる不思議な映像表現 というか映画でしたよね僕のチャンネルで は2023年ベスト映画第1位に選びまし たもんねパーフェクト デーズあの作品のようにに本作もずっとね 見ていられる見続けたいと思思えるような そういう引き込みがあったんですよね うんパーフェクトデイズもね別に何が 起こってるわけでもないそんなに面白い エピソードがあるわけでもないなのに まだまだ映画が終わってもいやもう12 時間ぐらい見せて欲しいなと思えるような そんな映画でしたねこの映画もねすごく それに似ているんですよかといって物語が 面白いわけじゃないですよむしろ ストーリーだけだったら退屈ですえ本作は 映像化が難しい小説だからこそ描ける タイプの作品だと思うんですよまいわゆる ね小説向けなんですよねまおそらくね背 まい子さんの作品っていうのは温かい筆致 あと心情表現からまおそらくね映像化 難しいんじゃないかと思うんですよね むしろこう小説向けだと思うですけど もそれをねここまで見事に映像化できたの はまさにえ監督の主に尽きると思います ねうんなかなかねこう難しいことを言語化 するのが言語化するのが小説なんですけど で言語化したものを映像化するのって なかなか難しいんですよねだけどこれはね だからと言って原作に忠実っていうのとも ちょっと違うんですよなんだろうね原作に 漂うこの空気感とかそういったものを見事 に映像として活写しているというのかな うん多分小説には描かれていないいわゆる 教官というやつをですねえ映像化した みたいなそんな感じがしますとにかく映像 が自然なんですよこの映画見てると皆さん そう思うと思うんですですよ役者さんたち が演技をしているようにね思えないんです ねまるである街交番のドキュメンタリーを 見ているようなんですえ上知モネさんの PMSの症状が出てしまう時の演技はあれ 本物に思いましたもんねいや上知さんって 本当にPMSの症状を持ってんじゃないか と思うくらいやばいやばいやばいやばいお 来るよ来るよ来るよっていうのが表情から 伝わってくるんですよだんだんだんだん

表情がね怪しくなってくるんですよね そしてこう怒りがね発動される苛立ちが 発動発露された時の周囲のドン引きぶり ですよあんなんじゃね確かに理解を得られ ない周囲の理解を得られないのも無理は ないだけにやっぱり見ている方としては 辛いところですよねもし自分の家族ま娘と か妹とかねえ奥さんとかえ自分の家族が PMSだったらと思うと うんなかなかちょっとね辛いなと 思うこういった人には言えないメンタル面 の症状を抱えてる人って案外少なくないん ですよねま僕の知人にもね何人かこういっ た方いますからね彼らはそれがその症状が 人前で出てしまう恐怖に怯えているんです よ症状が出てしまえば今まで気づいてきた 人間関係も壊れてしまうかもしれないて いうかそうやって実際に壊れてしまった 経験を何度もしているんですよねえかと いってこさに理解を求めて自分だけ優遇さ れることにもプレッシャーを感じてしま うってね言ってましただから彼らは いろんなことを諦めてしまうんですよそれ は例えばね仕事だったら出世だったり日常 生活だったら恋愛だったりするんですねで もね世の中捨てたもんじゃなくて中には 寄り添おうとしてくれる人たちがいるです よえ個人的にこの映画の不満点だった ところもあるにはあってそれはね2人が 明らかに可愛いそしてイケメンだったこと なんですねまここまでね可愛かったり イケメンだったりすると下心から寄り添っ てくる人たちもいますからねえやっぱり 普通というかぼよな人間だったらどうなの かという目線で描いて欲しかったかなとは 思うんだけどまあ映画もねビジネスです からま小ビジネスですですからまこれはね ましょうがないというかあのま野暮なね ツッコミだとは思いますけどもまどうして もねこういったテーマモチーフを扱って しまうのであればやっぱりこう等身台と 言いますかね役者さんたちにもそういった ビジュアル的な等身台が必要なのかな なんてねえー考えてしまい ます主人公2人がお互いにメンタル的な 症状を抱えて苦しんでいることを知ってる からこそ おせかなほどに支え合おうとしている姿が ね実にこれ微笑ましいんですねで多くの こういった美談を扱った映画はこの辺りの さ加減があんまりよろしくないんですよ中 には彼らを理解できず寄り添えない人たち を悪人だと決めつけたりする映画も結構 多いんですよ ねこの2人は生きづらさを感じつつも周囲

の小さな思いやりやサポートを受けて生活 しているわけですえ特にこの町場の社長を はめとする社員たちのほかな思いやりがね 気持ちいいんですよねまたこの2人に関し ては互いにお切開を向けることでさって いるんですよこれこれはね苦しみを知って いる当事者だからこそできるお切開なん ですよね苦しみを本当の意味で知っている 人がするお切開とそうでない人のお切開 はこはねもう全く別物ですからねえそして え小説原作の改編についてなんですけども え小説では主人公たちが勤務する会社がね 栗田金属なんですよでも映画版は栗田科学 でしたねもう全然金属を扱うえ小説版では 金属を扱っている会社ということでだから 映画では重要な小道具となった プラネタリウムが原作小説には出てないん ですよねいやむしろ映画で語られた宇宙や 星の話が効果的すぎて僕はね プラネタリウムなしはちょっとありえませ んでした僕の中ではねプラネタリウムの話 宇宙や星の話なしにこの物語を語ってい くっていうのはね僕の中ではあありえ なかったんですよこう人類たちの人類の さやかな営をまこの映画作中ではね天体に なぞらえてまお話していたていましたから ねこのエピソードや演出が見ている僕たち の胸に染み渡ってくるわけですよつまり これはね実に素晴らしい改変だったなと 思いますなかなかねえ小説漫画とか小説を 改変すると原作レイプと言われている言わ れちゃうことが多い中でいやこれはむしろ ね原作を超えているというか原作より優れ ているポイントだなと思いましたねはい そして2人何より2人があくまで同士とし てそれ以上の感情に発展していかない ところも良かったですね相澤智子さん本当 見習ってほしいですえ恋人でも友人でも ない同じ苦しみを共有してそれを 乗り越えようとする同士苦しみを抱える人 たちにとって必要な人間とはこういった 同士なのかもしれないねむしろ家族とか 友人知人恋人たちはえ苦しむ彼らにとって はなんかちょっとした火になったり障害に なってしまう障害になってしまっているの かもしれないとま思いましたよ寄り添い たいという押し付けが独りよがりで間違っ たアプローチを引き引き起こしてしまう こともあるでしょうねよかれと思ってやっ たんだっていうのが1番たちが悪いんです よねそして本作の1番素晴らしいなと 思えるのはこんな僕でも苦しんでる人たち に対して優しい気持ちを向けたくなると 思わせたことなんですよなんか彼らに 寄り添ってあげたいなとねこの僕が思った

んですよだからねもう早速被災地に向けて 千場ズルを折ろうかと思っております以上 ミステリー作家の7およしでしたバイ バイ

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大人映画館料金1800円を基準にいくらまでなら出していいかで評価します。
2000円 金字塔(そのジャンルの最高峰)
1900円 神作(数年に1度やってくる大当たり)
1800円 名作(その年のナンバーワンレベル)
1700円 傑作(その年のベスト5以内レベル)
1600円 優秀作(その月のナンバーワンレベル)
1500円 秀作(金を払っても損なし)
1400円 良作(オススメできる最低ライン)
1300円 佳作(そこそこ面白い)
1200円 及第作(映画館正規料金を払って許せる及第ライン)
1100円 力作(惜しい! 映画の日の1000円なら許せる)
1000円 凡作(DVD新作料金なら許せる)
 900円 拙作(DVD準新作料金なら、まあ)
 800円 愚作(DVD旧作料金でなんとか)
 700円 駄作(金返せ!ライン)
 600円 下作(絶望・茫然自失)
 300円 ゴミ(鑑賞中断・殺意が芽生えるレベル)
 200円 クズ(発狂)
 100円 ゲロ(もうね、作品が嫌いというよりこいつを作っているヤツらが嫌い)
90円以下 Z級(もはや伝説。狙って出せる評価ではない。大半の人は理解できないが熱狂的ファンがつく。まさに逆金字塔!)

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視聴することができますよ~

50代男性、小説家(ミステリ)です。また歯科医師でもあります。このチャンネルでは映画やドラマ、ゲームなどのレビューをメインにお届けしています。

●内容紹介(映画.comより引用)
「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマ。

PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が山添くん役と藤沢さん役でそれぞれ主演を務め、2人が働く会社の社長を光石研、藤沢さんの母をりょう、山添くんの前の職場の上司を渋川清彦が演じる。2024年・第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。

2024年製作/119分/G/日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス、アスミック・エース
劇場公開日:2024年2月9日

#夜明けのすべて #映画レビュー #映画感想 #映画ランキング

14 Comments

  1. 観てきました!上白石萌音さんの自然な立ち居振る舞い、セリフ回しが心地よかったです。彼女の存在感が、映画の世界観にマッチして出色でした❗ラストの会社の敷地内でのワチャワチャした終わり方も良かったですね😊

  2. 見てきました 色々な問題を抱えた とても優しい人達の日常が淡々と描かれている映画でしたね
    三宅監督の前作ケイコ目を済ませてにも通じるところがあるような
    とても良い映画でした

  3. 障がいなどをカミングアウトできる時代にはなってきましたね😊
    佐藤二朗さんも強迫性障害を発表しましたね!専門家でなくとも判ろうとしたいですね

  4. すみません。最初の名前の間違い、萌歌ちゃんと萌音ちゃんの違いが分からないのががっかりで、途中でやめました。
    映画は本当に本当に良かったです。何回も見に行きます

  5. 私はパニック障害で辛くて何度も死にたいと思いました。
    ほんとに辛い病気です。
    心療内科の先生はほんと力になりません。
    薬あげて終わりなだけです。

    パニック障害って周りの支えや思ってくれてる方がいるだけ、そばにいてくれるだけで発作が軽くなったり、発作が出ない時もあります。

    明日見に行く予定です。
    もちろんお薬飲んでですが、頑張って見に行きたい

  6. 作家先生が他の先生を解説してくれると凄い勉強になります!
    ほんと安易に恋仲にせずとも物語は作れる、こんな物語が増えて欲しい。作り物ではあるけど自然物のよう

  7. てっきり弱者に寄り添う系映画の偽善性の罵倒/罵詈雑言七尾節レビューが聴けると期待していました…予想外のべた褒め1600円!
    七尾先生に本物の作品と迄言わせる映画を観てみたくなったので、急遽明日夕方のOSシネマ予約しました。
    暖かくて良い天気らしいので、のんびり金曜夜の映画鑑賞を楽しんできます。
    この映画は全然観る予定無かったので、今日レビュー聴けて良かった…お忙しい中配信ありがとうございました。

  8. 気になってる。自分は観に行きたいけど彼女は過呼吸持ちだからメンタル系はちょっと観たくないみたい。。
    パニック障害は以前よりも誰にでも起こりえる身近な症状となっているだけにパニック障害や心療内科に通っている数多くの人たちは見ない方がいいかもしれないなあ。。パニック障害ってここで何か起きたらどうしようと言う予期不安みたいなものが症状に出てしまうものなので、、
    普通の状態の人が特急電車に乗ったって何も感じないが一旦不安症になると、具合が悪くなってもすぐに降りられないことに対する不安が強くなってしまう。自分も自律神経失調症でパニック障害のようになってた時期もあって、目眩がしたり具合が悪くなるとこのまま死ぬかのように不安になり血圧上がり手足が冷たくなってくる、救急車を呼んでしまうというやつで。
    特急電車に関しては、今まで小さい頃から乗ってきたんだからこんなのは何も不安がないものだと強く心に念じて
    深呼吸することで次第に何ともなくなり克服できた。
    MRIとか耳の検査とかもあの密閉空間がだめな人はだめらしいからね、、
    MRIは頭が移動して入る前に目をつぶっておき、ここは家で寝てるだけ!て暗示をかければ大丈夫だったりするし
    結局はそういう事なのかも。
    しばらく精神安定剤は必要かもしれない。映画をみて、またトラウマの悪夢が蘇ったり意識することで体調悪くなる人は避けるべきかなと。
    この映画が広まり世の中に、今や誰でも起こりうるメンタル系疾患への優しい理解が進む事を願います。
    IKKO、長嶋一茂、堂本剛、YOSHIKIらもメンタル系疾患を抱えてると考えて自分だけじゃないんだ、って気軽に考えて自分のカラダと付き合って気長に治療していくのがいい。映画に関係ない話で長々コメすいません。

  9. 心の腐った私はいつ裏切りやどんでん返しが来るのかと待っていました。思いやり溢れる世界で、心を漂白した2時間でした。

  10. 週末に見てきました。最初は「会社にお菓子を買って配る」性格が鼻につきましたが、
    症状が出た時の「申し訳なさ」とか色々な感情からの対応だったのでしょうかね。
    個人的には二人が並んで「洗車」しているシーンで泣いてしまいました♪

    どうでもいいのですが、自分が脚本家なら、松村くんを自転車に乗っているシーンでパニックの発作を出して
    死んでしまうという「原作レイプ」を想像してしまった。映画では誰も死なないで良かった♪

  11. 三宅監督の「ケイコ目を澄ませて」は2022年の邦画で一番好きな作品だったので、ずっと「夜明けのすべて」を楽しみにしていました。そして今日やっと鑑賞できました。本当に良い映画だったな〜って思えました。
    上白石さんと松村さんが本当に愛おしかったです。藤沢と山添が恋愛に発展しないところが新しいと思いました。
    映画を見ながらちょっと思い出したのが「正欲」でした。正欲は病気ではなかったのですが、主人公の男女はやたらイライラしたり絶望したりプンプン怒ったりで全然好きになれなかったし、この正欲の時の感想でももっと普通にいい人でいられないのかな?って思っていたのですが、この「夜明けのすべて」の主人公の二人は本当にいい子で余計にずっと見守りたくなりました。
    エンドロールの奥で映る町工場の日常がとても素敵でした。
    松村北斗さんと上白石萌音さんの表情が変化していくのが本当にすごいです。良い映画を見ました。大好きな映画です!
    三宅監督の次の作品もとても期待しています!

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