井浦 新 x 松山ケンイチ 特別対談|「心身が満たされる」循環を求めて| Esquire Japan

ちょっと歩きながら 温めながらキャップ 帽子ですね トマトジュース今いただきました ジュース作ったりとかしてんですけど 趣味の範囲じゃないですよね やっぱり 田舎って すげえなって思いました豊かだよね本当に 本物が本物なんだなって それをなんかこう普通にやってますからね Sっていうね 僕と新田さんの組み合わせって多分 ほとんどないと思うんですけど 大河で一緒にやらせていただいた 手から現場は一緒になったことない海外 以降なくてその前のウルトラミラクルラブ ストーリーで 首なしで 自分も 久しぶりだ健一君と会うからウルトラ ミラクルラブストーリーって何年前なん だろうと思った時に 2009年だっただから 14年 でも14年経ってるんだなってその間に 大河があって でもなかなか お会いする機会がなくてすごい印象的だっ たのが 数年前にこうある番組でそれぞれの作品を 持ってその番組でやった時に建築にいて 結局いるなぁと思ってその 終わって帰り際に建築が今こういうこと やってて 服作ってましたよねちょっとどうやってる んですかちょっといろいろ勉強したい みたいなことを連れてきてこの場所でうわ すごい 情熱すごいとか思って その時頭がいっぱいでそれが今のもみじの すごいそれでそれ以降で 紅葉を立ち上げてっていうのを自分を見て うわ形にしてると思って 僕は ハンティングもしていて 皮剥ぐ時にこの川使わないんですかって 言ったら 使えないよって言われて だって 歯科の決定ストロー上でパキパキパキパキ 折れるぞって言うんですよ多分その 師匠は 毛皮だと思ってたんですよ 鹿の皮を使う使い道っていうのが僕は

レザーのこと言ってて 毛皮じゃなくて 皮使えないんですか これだってすごいお金かかるぞって言われ て書くジビエの解体状みたいなのがあるん ですよ 鹿肉を流通させたりとかしてるんですけど 皮を流通させるって事できてなくて やっぱり 皮って本当に使いづらいのものなんですよ ねコストが高くなっちゃうんで出口まで行 くっていうことはできるんですけど出口の ところでお客さんにどう評価していただい て買ってもらえるかっていうのはすごく 難しい問題なんですけど 健一君がやろうとしていることってその 皮を使ってたくさんの アイテムを作っていこうということじゃ なくて本当1枚の革を 余すことなくしっかり使っていくだから きっと 1点1点が 商品というよりかは作品の方にちょっと 近いものを作ろうとしてるんだろうなって 感じていてだからなんか工場さんを紹介 するってよりかはきっと 個人の職人さんをこうが必要な そういう流れなんじゃないかなっていうの をその地域の 素材を使って やって るっていうのはきっともみじとしての僕も 一緒ですしこの来る日の新田さんも一緒 ですよねそうね自分も 鹿児島の方で パートナー工場さんと出会ってから やっぱりどんどん 鹿児島が好きになっていくしで 鹿児島の中でもそう自分はその 鹿児島大隅半島の一番下にある南大隅町と いうところでもう行ってみれば海と山と 畑っていうものが豊かにあるっていう だから出会う人出会う人やっぱり農家さん が多いし パッションフルーツが 生産されていてでもものすごい 廃棄されてるっていう現状も知ったりとか して 農家さんたちいつもそれをもうただただ 捨てるしかないだったらそれをちゃんと 交わしていただいて 農家さんも生産者も応援できてしかもそれ を使わせてもらっていいものを作りたい 南大隅町と出会ったのはいつ頃なんですか 一昨年で本当に偶然で

来る日も 夫婦で 立ち上げた会社で作っていきたいものは 見えてるけれどもそれをどこで作るかは 本当に大事になるからそこは時間をかけ ながら いろんな工場さんたちと出会っていく中で ナチュラルコスメがあってそれを使ってみ て 素晴らしかったので使った瞬間にうわ 真面目と思って何この真面目なコスメは みたいなその真面目さにちょっと感動して しまってこんな真面目だって感じる化粧 品とか 石鹸シャンプーとか ちょっとなかなか出会ったことないから 絶対ここにお話聞いてもらいたいと思って こっちがその作ってるものに 惚れてしまって 突然連絡してお話を聞いてもらいたいん ですあなたさんがなんか電話とかメールと かして きっとこのシャンプー バームもそうですし けども多分簡単に出来上がったものじゃ ないですよね そこに至るまでのこの 話し合いが僕はものすごいクリエイティブ だったんじゃないかなって思うんですよ 俳優もクリエイティブな仕事だと思うん ですけどもまた別のクリエイティブを 感じる楽しさがなんか僕も川の開発をし てる時にすごく感じるんですよね なんかそれが 異業種の人たちとでき るっていうのはなんかすごく 幸せなことだなって思ったしそれが結果的 に 俳優としての自分にも帰ってきてるような 気がして 栄養になってるような気がしてなんかなん でこれ最初からやらなかったんだろうなっ て思ったりとかしたんですよねであの僕 一番最初にニューエナジーの第1回目の 展示会に僕参加させていただいた時に多分 そのこのボタニカルファクトリー 出されてます 話してた時に今新田さんが その時に聞いてたんですよその次の年に もう出来上がってるものすごいスピード ですものすごいスピードだった結構奇跡的 なことでボタニカルファクトリーさんが 本当に面白がってくれて 初めてだけどそういうものを作りたいって いうビジョンは持っててくださったりとか

してるからボタニカルファクトリーが作っ てないけど作ってみたかった分野だから そこに対しての 設計図はちゃんと 描いてくださってたから新田さんが入った ことでやっぱりその歯車が ズバッて動き出したっていうのはあったの かもしれないですよ僕らのその 俳優としてやってきたことの何かが きっかけとしてその歯車にこうカチッと はまる力を持ってるような気がしてただ カメラの前で セリフを話す何かを表現するだけではない 力の使い方っていうんですかねなんかそう いうものもやっぱりこれから多分必要に なってくるんだろうしそれでなんか僕ら 自身もすごく楽しい 遊びができるわけじゃないですか日本って ちっちゃい島国だと思いきやそこに住ん でる日本人の僕ですら全国回ったことない し何の街があるのかどんな人がいるの かっていうのもまだまだ 未知なわけじゃないですかだからすごく 可能性を感じますねこれから感じますよね 想像力と行動力みたいなものってやっぱり どうしても必要となっててそれを行動力を つけるぞじゃなくて仕事をし続けるから その行動力ができてきて 演じるために 台本と 読んでてなんか日常の中でやっぱいろんな ことを 想像しているし常になんかそれが 当たり前にやってるけれどまた違う仕事で 本当にそのやってたことが 全然違うけれども生かすことができたりと かするから 確かに 何かをつなげたりとか 交わることで新しい 価値が生まれたりとかっていうのは本当に やらせてもらえるんだなっていうのは本当 にラッキーというかありがたいなと 僕は川で新田さんはやっぱりその植物性の シャンプーだったりとか化粧品ですけども なんか まだまだいろんな可能性ってあると思うん ですよねここがなんか最初は本当もう スタートであってゴールだったわけだった でこれをが完成して言ってみればまだ デビューして半年 経ってなくて 去年の9月にデビューしたばっかだから 本当はこれをしっかりちゃんと伝えて いこうとなったけどもここを完成した時に

次に見えてきたのがやっぱりこのバームで それもなんか自然に バームを作っていこうという風にそれも やっぱりこう 生産者の 農家の方たちのお話を聞いたりとかして ハイビスカス ローゼルというハイビスカス ティーの原材料になってる真っ赤な すっごい可愛らしい 植物がハーブがあってそれをもうやっぱり 南大隅では今にんにく 農家の方なんだけどもそのニンニクの 畑の土壌を 正常に 浄化する作用があるから 収穫した後にハイビスカス ローゼルを 植えてでその作ってない時に土壌を クリーンアップしてっていうどうやったら 活かせれるかなっていう話とか聞いて 会ってみたいみたいなすごいもうこっちは もうワクワクしてきてしまったりとか僕も あのホーリーバジル育ててて 素敵な植物だよねホーリーバジルって やっぱめちゃくちゃ強いですよね強い どこでも生えるんじゃないかっていう ぐらい まあ本当に 田舎だと雑草扱いみたいになってますから ねだけどミントティーだったりとか いろんなものに使えるじゃないですかで まぁやっぱり 薬効ももしかしたらあるのかもしれないし なんかそういうこと考え出したらもう無限 に作られ続けるんじゃないかと思ってこの シャンプーも パッションフルーツですけども例えばその さっきのハイビスカス でのシャンプーももしかしたら出来上がる 可能性もあるんですかね 植物の色がそのままついたものになっても 全然ねあるしねそれだけ鮮やかな色なん だったら 川にもなんかそれこそ天然染めで使えるん じゃないかとか本当にそう思う本当にね ネイチャーアタックが心配にならないで そういう自然の植物の色で 染めていくとかね今僕この 須賀川で東京ハットさんていう 渋沢栄一さんが 創業されてた 帽子屋さんと一緒にまあ鹿革を使った帽子 を作ったんですけどこれを作ってる時に やっぱりどうしても歯切れて出ちゃうん

ですよねそれがやっぱりどうしても廃棄せ ざるを得ない状況になってるのでこれを何 とかできないかっていうので 歯切れを使って 就労支援せずの方たちと一緒に作ってたの がこの 箱なんですよね [音楽] 多分二度とこういう形って出てこないと 思うんですけど 今回は 久遠チョコレートさんていう チョコレート屋さんが 一緒に 面白がってやっていただいたんですけども 従業員の9割が 女性と 障害者なんですよ この人たちが チョコレートを作っていて 全部オーガニック 認証を取られてる チョコのみを使ってで中開けていただける といろんな チョコレート入ってるんですけどもこれ いちごチョコレートなんですけど中に いっぱい入ってるじゃないですか こういうのとかは全部機械ほとんど使って ないんですよ全部手作業なんですよでこう いうの1個1個包丁でみんなが切って じっくりやりながらで機械を使わないで みんなが手作業でやっている というものを見た時に 豊かさを感じた んです僕チャップリン好きで モダンタイムスあるじゃないですかで ずっとこうやってやってるじゃないですか それで頭狂っちゃうじゃないですか それと真逆の世界だなと思ってなんか自分 たちが自分たちのペースで仕事をしている きっとコストとかのことを考えると やっぱりどうしても上がっちゃうと思うん ですけど機械使わないんで なんですけどもすごくゆとりがある 現場っていうか風景だったんですよね なんか僕の今のなんか 理想というか の 遊び方っていうのがこれなんじゃない かって思って まあ紅葉は川から始まりましたけどもまあ やっぱりもしかしたら最終目標は 居場所を作っていくっていうことなのかも しれないなと思いましたいろんな素材を 使って

皮もそうだし 歯切れもそうだしあとやっぱり 植物の方もやりたいんですよね 農業ですねやってるもんね自分もやらせて いただいて誰でもできるというか優しい 仕事だなと思います やることはものすごく多いし大変は大変な んですけども ただこれをなんかみんなで遊ぶようにでき たらそれこそ結局 原点に戻っちゃってるっていうかもとあっ た姿に戻 るっていうようなことになっちゃうのかか もしれないですけど 保管し合ったそのコミュニティーっていう んですかねなんかそういうのがあるんじゃ ないですか南大隅町ってしかもすごい ちょっと感動したのが今回使ってるその ローゼルの 農家さんとお話ししてる時に 聞いたことでその 農業は農業だけでこう 固まってるわけじゃなくて 漁業やっぱ海もあるから 魚を取ってきて 魚を加工していく加工バカラ 魚の皮や 骨とか内臓とかやっぱその食べれないもの を使えないものが出てゴミとなっている ものを全部砕いて 畑の肥料にするとかそれでその土を 元気にしていくとかなんかその 結局そのそれぞれの 業種で ほんと補い合ってしかも生かし合ってって るっていうのが 目の当たりにして 本当にこれがあるべき形だなそれが自然な 形っていうか無理のない そうだから自分たちもその南大隅の中でお 仕事させてもらえてるからやっぱその作る ものもそのいろんな 植物を 活用させてもらって 搾り取っていったその植物のカスは ゴミにならないように全部 砕いてって 農家さんの肥料にまた戻していったりとか こういう形が本来のあるべきその一つの 集落の形なんだなというのは本当に 逆にこう行ってみないと東京に住んでる だけじゃ絶対に知ることはできなかった なんか本当にそういう部分でつなぎ役と いうか僕たちができることって多分 ものすごいあると思いますね

もうそれ自体をもうエンターテイメント化 していくだって実際 楽しいからねめちゃくちゃ楽しいですね なんか作ってる人たちが楽しむというのは 必須条件だけどそのなんか自分たちだけ 楽しんでるんじゃなくてその 楽しいをちゃんと 暮らしている人たちにもたくさんの人たち にもシェアできると 一番いいよねやっぱり 義務みたいな感じになっちゃうと多分どっ かで苦しくなると思うんですよね誰かが 負担を感じてしまっていることになっ ちゃうんでねなんかやっぱ本当に楽しんで 輪が広がっていければ 一番 理想だな もみじの進む道と来る日の進む道がこうね あのそれぞれの道があるけれど たまたまこう何かでスッと交わった時に何 か面白いことができたらいいですか確実に あると思いますよね僕もやっぱり 植物のことでやっぱり 考えたいなと思ってることもあるし 植物のことを考えるとどうやったって多分 自然環境今あるその山の状況だったり多分 まあ海とかもそうですけども いろんなその環境のことにどっかで ぶち当たってしまうその中でなんかこう 表現できることも多分あると思いますし それがもしかしたら化粧品なのか違う 医療とかそういう生活用品になるのか わかんないですけどもぜひ 何か一緒に面白いことができたらなって 思いますまずは僕南大隅町行きたいんで 原田さん一緒に一緒に行こうお願いします 本当に楽しい本当に楽しいとこなんだ それは 面白そうだな建築と 大隅町南大隅回って

互いに俳優という仕事を突き詰めながらも、その一方で、よりより環境循環を心からかなえようと井浦さんは「kruhi」を、松山ケンイチさんは「momiji」を家族と一体となってその運営に励んでいます。そんなお二人が、互いの現在地そして次なる一歩を確かめ合います。

※この動画が、2023年1月に収録されたものです。

#esquirejapan #井浦新 #松山ケンイチ

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1 Comment

  1. こういった話てどうしても真面目やかたい印象を与えてしまいがちですが、お二人が前のめりで談笑していらっしゃる姿勢がとても素敵でした!地方創生の意味でも素敵な取り組みですね。

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