【BS11】「京都画報」『京都・手しごとの逸品 -一生モノの漆工芸-』第28回 出演:常盤貴子(2024年1月8日放送分)

京都は手仕事の 町長い歴史の中で様々な工芸品が生まれ それを作るたたちが今日も街のあちこちで 作品を生み出してい ます職人の中でも高い技術を持つものが認 される伝統の数は900人以上都道府県 全ての中で1番の多さ [音楽] です数ある京都の工芸品の中で今回注目 するのは 湿カレでいて繊細天田の明光たちが美しさ を追求してきた教は今も多くの人を魅了し てい ます [音楽] 京都の湿気というと負を施した豪華権 overのものをイメージするんですが 今回はまたそれとは違う現代的な作品が見 られるということで楽しみにしてい ます今回紹介するのはつややかなうしに 見せられた3人の匠 [音楽] たち 2003年光芸の分野で人間国宝に認定さ れた村山明 さん緻密に計算された造形の中に遊び心を 潜ませた温かみのある作風が特徴 です研ぎ澄まされた感性で新たな湿の使い 方を提案する安成明 さん 手がけているのはうを使った アクセサリーうしの美しさをもっと身近に 感じてほしいと考えてい ます京都市の北部花瀬に工房を構える川勝 五大 [音楽] さん使い込むほどに味いを のを制作してい [音楽] ます3人の作家がそれぞれの手法で追求 する湿気の 世界手仕事が生み出す主力の人品をご紹介 し [音楽] [音楽] ます [音楽] 京都市街から車で1時間ほどの距離にある 宇市平院や の名所を要する京都第2の ですここ宇拠点に数々の名品を生み出して きた手仕事の巧がい ますこんにちは初めまして高ですよろしく お願いしますよろしくお願いし ます芸家

の年に芸の分野で重要無文化財保持者 いわゆる人間国法に認定された人物です こちらが村山さんの作品でます透明感が あってすごく綺麗ですねホっていうのはね 基本的には木の木目を出すためのうしの 塗り方っていうもんですね普通だったらう は色うって言うて過食的に使う場が多いね だけどあのもこの方ですので急をいかに 大臣に長く持たすかっていうところがま こういう不の形になったっていうことなん です ね色うしとは眼力などを混ぜ様々な色を つけたうのこと色うを塗り重ねることで 艶やかで深みのある質感を表現することが でき [音楽] ます それに対し吹きは色をつけない気を使った 技法 です生地にうを塗っては拭き取るという 作業を繰り返し木目を生かした透明感の ある艶を生み出し ます村山明昨欅吹 [音楽] 本 うしに透けた木目がはっきりと分かり ます一見すると薄くうしを塗っただけに 見えますが実は表面にはいへにも塗り重ね たうしの層があるの です木目を出すことはすごく難しい作に なるですかそうですね木っていうのは やっぱり木目があって初めて木の管理って いうのがあるんでそれをいかに生かして いけるかうし塗ってはそれで解いで塗って は解いでっていうことの繰り返しをまあ 大体 145回から20回ぐらい塗るんですね 透明感のうしを薄くだから99%以上 拭き取ってしまうわけですねあと0.1% でも残ると傷になってしまうんですあの うしの傷になって ねにも塗り重ねた はくことを防ぎ長年の仕様に耐える強さを 与え ます木の質感を生かし素朴な温かみを感じ させる吹き許し意外にも日本の工芸に 広まったのは近年になってからのこと ですま吹きというものを確定したのは黒田 竜と僕のお所産なですがはい元々日本に ない技術なんですね勝手は朝鮮のもんで僕 も見たことあるんですがウルシを塗ってえ かやみたいなもんで拭き取った後に吹きが 残ってるっていうようなものが朝鮮のもん でしたね はい吹きを日本の工芸に取り入れたと言わ

れるのが人間国宝黒田 達明京都祇町に生まれ育った光失家で村 さんが人物 です京河市の死上前義の店頭に残る吹欅 大風だ30代前半まだ無名だった黒田達明 が手がけた対策 ですそれまで日本で馴染みのなかった吹に なぜ黒田は目をつけたのかそこには生活 道具の中に美を見出す民芸運動との関わり がありまし た辰明ももう民芸という世界に若い時に 入ってそこで木標というものの木をいかに 長持ちさせるかっていうことでまうしを 塗ろっていうことになったわけですねだ けど木が消えてしまうんですねぬはあの 吹きていうのは木の木目を出すため木って いうものの生命を思してやるっていうこと です ね村山さんが黒田明と出会ったのは美術 大学の学生時代大学の先輩だった黒田の 長男見地の紹介がきっかけでし た黒田の家に足し通った村山さんは高居 新宮殿の装飾を手掛ける黒田の手伝いを する機会を得 ます 黒田の仕事を間近で目にした村山さんそこ で学んだのはイメージ通りの形を生み出す ため木と紳士に向き合う仕事の作法でし たま持ってください大丈夫ですあの被れ ませんもねも前に作ったやつですので すごい面白い形がすごく意見シンプルに 見えるんですけどなんか1ひねり2ひねり 作りありますね形っていうのは白の分から ないんですがうるし塗ると光沢が出ると 両線がはっきり出てくるわけですねパッと 見たらなんかここえぐれてるなと思うけど 両線見たらぐっと上にこう来たりして次 から入ってこの両線こっちに来てるとか 言う て一見シンプルな村山さんの作品よく見る と複雑な線の組み合わせでできていること に気づき ます例えば欅 本のこの部分左側から右へ伸びる両線は そのまま盆の縁と一体になり ます対して右から左へ伸びる両線は下に 向かい右から伸びる両線の下へ潜っていき ますうしの光沢がこの複雑な線の 組み合わせを際立たせシンプルながら 味わい深い造を生み出すの です作り始めた時にはこういうものを 作ろうと思って作られたんですかあのね 作るよりは考えてる時間のが長いんです 作んのはこんな掘るつもりになったら2日 か3日あれば掘ってしまうんですけどそれ

までにこうねじれの部分どうして合わして いくのとか自分中で思ってることの表現が 具体的に出るかどうか出なかったら やっぱり自分がサボ こと作品を作る時村山さんは設計図を使い ません頭の中にあるイメージを頼りに少し ずつ目指す形を掘り出していき ます大切にしているのは形の美しさと見た 人を驚かせる遊び心です こちらのお寿司にも遊び心が隠されている んですかそうです ね仏像などを安置する 図司寺院の建物をイメージした作品ですが 本来ありえない形をしていると言い [音楽] ます謎を解くヒントは屋根の形にあるそう です が屋根見ましたお寺の屋根えいっぱいうん 根はありましたねどうなってました形こう いうはいうんそうで両線はどうなってまし たこうですかねそうなってましたねはい こんなん違いましたのきあのきはそういう 感じですねですねはいここ はお寺さんの屋根どうなってましたえこう こうそうなってましたねはいこう塗って こここどこでもそうなってます理総理が ありますねはいこらんでしょはい気づか ないでしょ気づかなかったですうん本当は こうなるべきなんですよねはあはあ はあはあ本来建物の屋根は軒先から 反り返り急な角度をつけながら上へと伸び ていき [音楽] ます一方村山さんの 作品野木から伸びた両線は緩やかな角度で 中央へ集まり屋根に柔らかな膨らみを作っ てい ますこれが実際のものと違うっていうふに は何も思わなかったですそういう仕掛けを する狙いみたいなものはあるんですかそれ をすることによってこれが割と豊かな感じ に見える形としてこうなってる方が図とし ては綺麗だろうっていうことですね仕事の 上でのお遊びっていうのかな気づくよう じゃなしに気づかれないようにごく自然に 感じられるそういう風になった方がいい なって いう村山さんが木標そして吹きと出会って およそ反 世紀80歳を目前に新たな境地が見えてき たと言い ます今後こういう作品を作りたいという 思いはありますか持ってもらえるものと いうねこう軽く持ってもらえるそれから もう1回初期に帰って盆みたいなもんを

もう1回やらなしてみようかなさっき みたいにあんな得意なことをするんじゃ なしねごく普通にやってて違う何か違う ねっていうものができればもうあんまり することないんじゃないかなって思います ね一見シンプルな作品の中に隠された数々 の 遊び心50年にわり木と紳士に向き合って きた村山さんだからこそ生み出せる作品の 美しさに心を奪われ でし た黒田明から村山明さんへと続く吹の 風そこに新たなページを刻む若手作家がい [音楽] ます京都市東山区に攻防を構えるその人物 を尋ねまし た こんにちはですよろしくよろしくお願い いたし ます安成明さんです現代のライフスタイル にあった形で吹きうしの魅力を伝えようと していますこちらが安さんの作品になるん ですねあそうですあの吹という技法を使っ て作ってるんです けど安成さんが作っているのは吹うの技法 を駆使した アクセサリー自身のブランド星影ワークス を展開しその名にふさわしい星空のような アクセサリーを生み出してい ます吹きうしというのはあのこううるしを 塗っては拭いてうしを塗っては拭いてって やるから木目が出るものだと思っていたら 木目はこれはない見えないそれはですね ちょっとこうすかしていただくとちょっと こう見えるんですよあちょっと触ってるも いいですかあ軽すごい軽いんですねあのが ま特にあの火の木なので特に軽い木なん ですよなのですごくあのつけていても疲れ ないといいますかすごく見た目は重量感が あるようになんか一見すると宝石のように も見えるものなのにすごく軽くて驚きます 確かに見えてきますねえ結構使えいただく うちにあの時間が経つと余計にこう透けて きて木目がちょっと見えてきたりとか表情 が変わってくるのがちょっと面白いところ なんです けど 宝石にも見えるアクセサリーのベースは火 の木それに何層もうを重ね独特の透明感を 生み出してい ますでこういうグラデーションみたいな ものもできるんですかそうですねまあの 塗り加減と言いますか拭き取り加減とかに もよるんですけど拭いてるのにこういう グラデーションになるんですかそうですね

ちょっとこう塗り分けながらとか吹きしっ て言うと大体皆さんま34とかそのぐらい されるんですけど私の場合結構何回かやっ てるので時間もちょっとかかるんですけど まその分その色のこう重なりだったりとか 奥行きが出やすいのでこれもうじゃ全部 やっぱり木でできているからどれも軽い そうですねもうどれもこちらとかもう本当 に石みたいに見えますよねおお軽いすごい 信じられないこれだったらアクセサリーと して使っててもにならないとかやっぱり どんどん年齢をごとに重みが辛くなって くるんですよ今つけてるイヤリングもあの これあの同じなんですけどあの風が吹くと 結構なびく ぐらい安成さんが作るアクセサリーの魅力 は鮮やかな色だけではありません複雑な 曲線を組み合わせた形状が作品にぬくもり と生命感を与えてい ますあの独特の形を今から作られるところ ですかそうですねもうあのフリーハンドで こう切り出した木をこう削っていくって いう作業になるんですけどフリーハンドで どんどんどんどんあの形になっていくそう ですねはいあのま大体こんな感じの大きさ にしようっていうのはあるんですけどそれ をこう考えながらあとはま切ってこの掘り やすい方向っていうものがあるのでそれに 沿ってこうはい自然な流れで進めていくっ ていう感じです木から勝手に出てくるん ですねそうですねもうそういうところは あると思いますでもそしたら1つに ものすごい早くできることもあれば ものすごい時間がかかることもあるんです かありますねもうあのシンプルな形だから と言って早いというわけでもないですし はいこれとかもあのただの丸なんですけど 丸の下書きをして丸を作ってるわけでは ないのでもう手で丸くしていくので ちょっとうんですああそれもまたはい大体 どのくらいの時間がかかるものなんですか えっとホルのだけでですかね掘るのだけで もそうですね何週間だろうまずっとそれ1 つの数えたことはないんですけどでも一番 結構その土台になる大事なところなのでま 時間はこうしっかりかけ て長い時間をかけ木から掘り出した アクセサリーの形 ここにうしを塗り重ね木にもう一度命を 吹き込み ますうしはやっぱり何十回もそうですね ちょっとあんまり数えたことはないんです けど色によっても手の出方が違ったりも するのでその時によってこう人気応変にと いいますかこれとかは完全に真が見えこれ

はまだ2回目なんですああやっぱり塗り こっちは何十回かやってる方なので多分艶 がだいぶ違うと思うんですけどですねた 感じもえどのくらいここまで行くのには 時間がかかるんですかこれで2 ヶ月ちょいくらいですね対策だったりとか するともっともっとかかったりするんです かそうですねもうあのま 半年半年ぐらいはかけてると思いますなぜ そこまでかけてやれるんでしょうかまでも やっぱりアクセサリーなので美しさ艶とか まあとはもうその色の出方だったりとかは 一番大事にはして ます小さな絵柄1つでも納得が行くまで 作業に没頭するという安成さん伝えたいの はうしの美しさ ですそもそもどうしてうしの道に入られた んですか最初にうしのものを知ったって いうの多分皆さんと同じようにあの社会の 教科書のこう層員の放物っっていうのが 1番最初のまうの見た製品ではあったん ですけどま本物のそういった展示したもの とかも見て独特のま絵柄にしてもその艶と 言いますかま何十年経っても変わらない その美しさっていうのはすごく惹かれる ものがあったのでそれはすごく興味が飽き まし た小総員の放物を見たことがきっかけでう の鳥子になったという安成さん1年発起し て失を学び一時は神社や仏学の修復作業に も携わっていまし たそんな中で湧き上がってきたのがうるし をもっと身近なものにしたいという思い ですで私普段もこういうカジュアルな感じ が多いのでこういうかこう服装でこう会う アクセサリーウルシのアクセサリーが作れ ないかなっていうのをずっと考えていて今 の時代にま人あまりうしいっていうのはね ちょっと身近ではないと思うんですけど そういう方にもこう手に取って日常を普段 使っていただけるものにならないかなって いうのを考えながら作っています自らを 我流と語る安成さんの作品は独学だから こそ生まれた水々しい感性に溢れています その感性がどのようにうしの新しい世界を 切り開いていくのか楽しみになりまし た 宇市には京都市にも劣らない魅力的な名所 が数多くあり ます人間国宝村山明さんの工房近くにある 満腹寺もその1つ1661年に見された 大爆州の寺院 です一般的なお寺と雰囲気が違います異国 情緒がありますね 満腹寺を見したのは江戸時代初めに中国

からやってきた隠元竜です当時日本でも名 を知られていた構想で旅重なる招きに応じ 来日を果たしまし たそのため広大なガラは中国様式で建て られています日本にいながら17世紀中国 のをことができる特別なお寺 [音楽] です満腹寺には初詣で是非お参りしたい 仏像があり ますそれが天王殿に祀られている未菩薩 座像 です弥勒菩薩と言いながらその姿は七福人 でおなじみのホテ尊その ものホテ尊は弥勒菩薩の心とされ満腹寺で は弥勒菩薩として祀られてい ます そのごは夫婦円満に福徳付与幸せを 分け与えてくれるありがたい仏様なの です満腹寺の未菩薩は昔から続く宮子 七福人参りの1つ新春にお参りすれば あらゆる難を逃れ大きな幸せをもたらすと 言われてい ます服を授かりに京都の尋ねてみては いかがでしょう [音楽] [音楽] か [音楽] 満腹児を見した陰間は日本に様々なものを もたらしまし た現在ではおなじみになった陰間豆やレコ 家なども陰間が伝えたと言われてい ます陰間がもたらした食文化には満腹寺で 楽しめるグルメもありますそれがこのふ 料理 [音楽] ですふ料理はいわゆる商人料理の一種 しかし一般にイメージされる商人料理とは 一風変わった特徴があり [音楽] ますこちらが茶料理というものになるん です かをいけるっていう風に伺ってたのでこの カラフルなことに驚きます茶料理言います のはねえ大爆種の層委員前地がえ中国から 伝えられたそしてえ茶料理にはもうめで 楽しんでいただくということで6つの色が 決まってるんですねえ青赤黄色白黒茶で その色かな点が茶料理の特徴の1つとなっ ておりますどういう時にいだくんですか はい送料が包容包容を行った後にえ参加し たものが1つの食卓を囲んで食事をする それがフルの始まりと言われております そしてテーブルを囲んだもの同士がえ自走 で自分各々の端で取り分けてえいただくと

いう伝動がございますこれすごく量が多い なって思うんですけどこれで何人前ぐらい あるんですかはい一応ねこれは4人盛にし て [音楽] で取り分けて楽しくいただくという料理 です ね茶料理の最大の目的はテーブルを共にし た見知らぬ人たちが親しく食事を楽しむ ことそのため料理には和をなすための工夫 が施されてい ますははいそしたらねえ1番のおすすめ このもどき料理なんですねはいはいもどき というのははい何に見えるでしょうかそれ これは 半片惜しいですね実はうのかきに見せてる んですねはい素材は商人ですんではいはい あなるほど ねちょそういうことなんですね断面ではい ちょっと想像がどういうお味なんだ いただき ます うんどう でしょう もどきすごく食べやすいですそうですね はいあのお子様でもきっと楽しくいただけ そうなそうですねこちらは口茶料理の代表 的な料理 運調理の際に残った野菜の下手などをクで 閉じ雲に見立ててい ます先ます おうんいかが でしょうパリパリしてて美味しいですねね ちょっと揚げそば風のはいええ皿うど みたいなことですねそうですねでも上に 乗っているのがお野菜なんですごく さっぱりしたはいあの全てお野菜のねあの 残り物をあのその1つの料理するという はい はいそしてこちらは1番のおすめだという ユジ天ぷらのような揚げ料理 です天ぷらに見えるんですけどもう素とも にこ味がついてますんでま唐揚げの原点 みたいなね唐揚げの原点はい素材自体が 何か特殊に見えるんですけれどもそうです ねえこれはもう私私にはブドにしか見え ないんですけどちょっと取ってみてもいい ですはい どうぞ これ口に入れていただければすぐ分かると 思いますすぐ分かりますかはい [音楽] はい [音楽] 顔

う梅梅ないですちょっと梅は甘くしてね はい美味しいはいえ梅干を唐揚げにするん ですかそうですはい商人料理というとこう シソでこう真面目にいたくっていう イメージがあったんですけどもこんなに こう目でも楽しくて食べてもすごく色々な 工夫がされてあってすごく楽しかったです はいそのフチと言いますのはねあの雨猫 大衆とお茶を共にするという意味合いでま あの上下の手立てなく楽しくお茶を楽しみ ましょうとそこに料理がついて茶料理と職 から始まるコミュニケーションそうですね ね大事ですよ ね茶料理は大切な人と食事を共にする楽し さを教えてくれます修行の中でも食の 楽しみを大切にした陰間善治の懐の深さを 感じまし [音楽] た [音楽] 京都市を東西に走る町通り へ伸びる細い路地の奥に時さんお気に入り のカフェがあり [音楽] ますジャズスポット 大屋1970年創業のジャズ喫茶 [音楽] です店に足を踏み入れると聞こえてくるの はジャズの [音楽] 調べ [音楽] 反世紀以上営業を続ける大和屋は全国にも 直しられたジャズ 喫茶5000枚を超えるレコードの コレクションは耳の超えたジャズファンを 唸らせてきまし たかつては頻繁にライブも行っていただと か店の片隅に置かれた小さなアップライト ピアノで名ピアニストチックコリアが極上 のプレイを披露したこともあり ます一流のプレイヤーにも愛される名店を 立ち上げたのが天主の熊代田文さん です90%ぐらい学生だったんですで ちょうど70年安保の時とかそうな時が あってその流れを引いててまそれで学生の 人と黒人のその音楽っていうのが強く イメージとして繋がっててもう本当に毎日 来られてました ね伝説とも言われるジャズ喫茶の 名店時さんがこの店を訪れたきっかけ は初めてこちらに伺ったのは多分もう20 年以上前になってしまうと思うんですけど も京都でお世話になっている死にの コーヒー屋さんの方に教えていただいて

一緒に越させていただいて紹介して いただいたのが初めての時だったんです けどももう本当にこの雰囲気に圧倒されて というか素敵な空気感でもうすごく心が 踊ったのを覚えてますたくさんの方々が これまでこの空間の中で色々なそれぞれの 時間を過ごされてきたんだろうなで想像 するだけでももうワクワクしてしまって1 杯のコーヒーを大切に大切に頂いたの覚え て ます時さんが大切に飲んだのはくしさんが 入れる香り高い [音楽] コーヒー自慢のコーヒーは京都の作家が 作ったうるし塗りのトレーに乗せて運ばれ ますはいお待たせしましたありがとう ございます 20年前に出会った思い出深い コーヒーずっと変わらない大切な味 [音楽] です うんしっかりとし たお味ですねこう本当にブレがない コーヒーがお好きな方も この音楽に耳を傾けながらコーヒーを しっかりと味わえる堪能できるっていうお 味ですね1人で越させていただくことが 多いんですけどもここに来る時はあの本を 読むというよりもやっぱり音楽に耳を傾け て本当に短い時間でもいいのでちょっと この音楽を自分の体内にこう吸収してで そのリズムを持って外に待街に出たいなっ て思うことが多いです [音楽] ねジャズを聞きながらコーヒーを楽しむ人 時は私の私服の時間ですこの特別な時間を 多くの人に味わってもらいたいそう思い まし た大和屋で使われているうるし塗りの トレーこのトレーを作った人物が京都の 山里にいい ます京都市佐京区 花瀬京都の市街地から車でおよそ1時間の 場所にある自然豊かな里 ですこんにちは時ですよろしくお願いし ますします失作家の川勝五大さん43歳 20年前からうしの器を制作しています こちらが作品ですかはいそういうことに なりますああかっこいいですね陶器のよう な土で作られたようなものですけどもこれ は木で作られているんですねあ持って いただいたら一目瞭然でございますどうぞ 持ってみてくださいいですかじゃこちら 軽いし信じられないですこんなに重量感が あるように見えるのにわですねええこんな

軽いものなんですて切ってもうちょっと こうずしっとしてそうなのにこんなに軽く できるものなんですねあそうですそうです あのま材料がはいえ切りのき使っててはい それを削ってお椀の形にしてでうしを塗っ てくとこういう風になるんですけどまなせ 材料そのものがすっごい軽くてであの断熱 性がすごい高いのであったかいものがが 長いことあかい冷たいもんが冷たいって いう分にも向いてるようでして言っちゃ ですけどうちの家の食器は全部これでやっ ておりまして素敵ですねはいだからあの 家族全員これであの毎日ご飯を食べてまし て耐久に関してもあの毎日やってるような もんですから自信を持ってお客さんに 大丈夫ですよって言えますね川さんの器は 家庭の食卓や食で愛されています日々器が 生まれている作業場を尋ねましたここ削る ところになってまして削るとこから最後 までやってる作家さんってあんまいないっ ていうのが一番うちの特徴ちゃ特徴なん ですけどえこの機械を使って削られるん ですねあそうですそうですちょっと一瞬 見せますで はい [音楽] この感じに見る見るうちに形が変わって いくんですねま大体15分ぐらいあれば 15分形が整ったらいよいよ塗りの作業 作りで に入り ます塗りの工程は大きく3つに分けられ ますまずは生地に布を貼る 工程霧の木は軽い分器として使うには強度 が足りませんそこで薄い布を張り強度を 高めるとともに独特の風合を出し ます布を張り終えた器には色のついてい ないキウを6回ほど塗り重ねます熱く塗っ たうが器の耐水性を高め普段使いに耐える 強さを与えるの です最後は色のついたうを塗る本塗りです ポイントは赤には黒黒には赤と下地とは色 の異なるうしを塗り重ねる 方うっすらと透ける下地の色が器に表情を 与え [音楽] ますこの独特の作風を確立した人物がい ます川勝さんの父川勝秀さん [音楽] です今も現役で器を作り続ける82 歳川さんにとっては共に器を作る仲間で あり師匠父を超えることが大きな目標 です真似事みたいなところからスタートし てま結果真似事じゃない僕自身のポジショ ンっていうのどうしていったらいいん

だろうなみたいなことやっぱ考えてた中で こういうロロじゃないスタイルの作り始め ており ます最近川勝さんが取り組んでいるのは 長細い皿の 制作秀さんが確立した丸みを帯びた作風と は一戦を隠す川五大スタイルの新しい器 ですお父様が作られたものとは何かこう 自分で変えようとしているところがあるん ですかね変えようとっていうかあの上とか 下とかじゃなくてやっぱその人にしか行け ない場所みたいなまそういうこと を追求というかやっていけたらなという風 に思っている感じですね確立された技法と してすごく良い技法だと僕は思ってるので さらにプラスアルファ乗せていってさらに もっとたくさんのお客様に使っていただけ たらなって思うばかりなんです [音楽] けど使ってこそ進化が分かる川勝さんの器 はひとさん自慢の手打ちうどんを振る舞っ ていただくことになりました えこのうどんはお父様が自らはいそうです らです是非ちょっと1回ご賞味ください ありがとうございますわあ嬉しいちょっと 食べてきましょういただきます よいしょ うーん 美味しいこういう風に出てくるとすごい 近くなるでしょはいうんお家で食べてる 気持ちになれるなんか家でどうやって使え ばいいかがこうシミュレーションできる 感じが自分の家でどういう感じに見えるん だろうっていうのがうんそうなんですよ 考えられますねはいお父様から見てなんか こういう風にして欲しいなみたいな期待 するものとかはおわりですかあそれはない ですね期待じゃなくってうんまずっと オリジナルであって欲しいってことですね あらゆるものを認めた上でだぞうん いっぱいあるものを認めてその上で自分 しかできないオリジナルを うん出せたらいいのかなっていう肝に命じ て生きていきたいと思い ます仕事に追われてしまったりとかすると そういうことを忘れてしまいがちなので今 のお言葉を胸にちゃんとまた前を向いて 頑張っていきたいと思いますいただき ます今回はウルシを使った作品を作る人 たちを尋ねたんですけれどもどなたも 手仕事だからこそ生み出せる温かみを大切 にしているなと感じましたうるしと木って いう共通した素材を使っているのに それぞれ印象が変わるっていうことに驚き まし

たその表現の幅の広さが手仕事やうしの 強み魅力なんだと思います今回出会った皆 さんがこれからどんな作品を生み出して いかれるのか私も楽しみにていきたいと 思い [音楽] ます

京都は“手しごと”の街。いにしえから現在に至るまで、時代時代の匠たちが作品を生み出しています。今回、取り上げるのは“漆器”。京漆器と言えば、豪華絢爛な蒔絵(まきえ)を施した作品をイメージしますが、今回ご紹介するのはモダンな作風で、普段使いも可能な漆クラフトたち。

まずは京都府南部・宇治市にある人間国宝・村山明(むらやま・あきら)さんの工房へ。村山さんの作品は、緻密な計算の中に遊び心を潜ませた温かみが感じるまさに“一生もの”の漆クラフトです。続いては漆を使ったアクセサリーなどを手掛ける若手作家、安成晶(やすなり・あき)さんの元へ。木漏れ日や雨粒のような日々の一瞬の美しさを切り取った作品は、新たな漆の可能性を感じます。

最後は京都市北部、花背(はなせ)に工房を構える川勝五大(かわかつ・ごだい)さんを訪ねます。“普段使いできる器”をモットーにした漆器は、使い込むほどに味わいを増し、愛着を覚える逸品へと育っていきます。グルメは村山さんの工房近く、宇治市の名刹 黄檗山 萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)で、精進料理の一種「普茶料理(ふちゃりょうり)」をいただきます。

今回は京都屈指の歴史を誇るジャズ喫茶。5000枚を超えるレコードのコレクション、チック・コリアら名アーティストが弾いたピアノが置かれ、ジャズファンならずとも一度は訪れたい名店です。

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【出演】
村山明
安成晶
川勝五大
川勝英十津
冨岡昭岳(黄檗山萬福寺 執事)
熊代忠文(YAMATOYAオーナー)

【協力】
村山明、安成晶、川勝五大、黄檗山萬福寺、ジャズスポットYAMATOYA

【配信期間】
2024年1月14日~2024年1月29日まで

【番組情報】
全国無料放送BS11「京都画報」
📺毎月第2月曜日 よる7時00分~7時55分
※放送週は変更になる場合がございます。
番組公式HP:https://www.bs11.jp/education/kyoto-gaho/

【番組概要】
クオリティーライフを送る方々に最新で上質な京都の美・知・芸・技・食をお届けする京都の情報番組『京都画報』。
 
📢お知らせ
動画配信サイト「BS11+(プラス)」で京都画報を第1回から有料配信中!
サイトURL:https://vod.bs11.jp/ 

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2 Comments

  1. 歌舞伎座で常盤貴子さんとすれ違ったことがあります。印度更紗のような洒落ものに、高い位置でお団子に結っていらっしゃいました。女神のようでした。
    どう見ても20代。
    着物がお好きな方に巡って頂くのは視聴者も楽しいです。

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