■相次ぐクマ被害 どう身を守る?

 急増する「アーバンベア」と呼ばれる「都市型クマ」。今月16日には秋田市の住宅の庭に体長40センチほどの子グマが侵入。柿の木に上り、枝の先にとどまっています。クマは機敏な動きで移動。近くの中学校の周辺では朝から3頭のクマがうろつく姿が立て続けに目撃されていました。

 エアーイズム 奈良真代表:「そちらに中学校があるが、敷地内の柿の木にクマが出て、柿の実を食べていたという目撃情報で警察が出動した」

 クマの対策グッズを海外から輸入している会社の代表は「都市型クマ」への警鐘を鳴らしています。

 エアーイズム 奈良真代表:「『家の中にいれば安心』ではなくなってきている。非常に恐怖心は高まっている」

 市街地での備えとして、今、需要が急激に高まっているのが「クマ撃退スプレー」です。

 エアーイズム 奈良真代表:「最近では一般の人やお母さんたちが子どもが心配で買い求めるケースも非常に増えてきた。成分としては唐辛子の非常に刺激度が高いもの。タバスコの約200倍から300倍の刺激度がある唐辛子が入っている」

■「撃退スプレー」驚きの効果とは

 番組では実際に野生のクマに遭遇した時に撃退スプレーを使った映像を入手。絶大な効果がありました。アメリカで「クマ撃退スプレー」を実際に使った時の映像です。野生のクマが近付いてくるなか、スプレーを構えて後ずさりしながらクマとの距離を図っています。スプレーの噴射範囲は最大8メートルほど。遠すぎては効果がありません。警戒しながら追ってくるクマ。木に上ったり、木の陰に隠れながら徐々に近付いてきます。

 そして目の前に迫った瞬間、クマ撃退スプレーを噴射。クマは一目散に逃げていきます。

 エアーイズム 奈良真代表:「生物は粘膜を持っていて呼吸器系、口の中などに作用してクマがそれを感じて退散する効果を狙っている」

■“強烈な刺激”使用の注意点とは?

 クマも嫌がる強烈な刺激。それだけに使用する際にはある注意が必要です。刺激成分がないトレーニング用スプレーを噴射してもらうと、風上から噴射した場合、飛距離は伸びます。その反面、風下からでは自分自身が浴びてしまう恐れも。

 エアーイズム 奈良真代表:「必ずしも自分が(クマの)風上に立つとは限らない。風下に立っている場合がある。どうしても飛ぶ距離が落ちてしまう。一度噴射をしてクマと自分の間に壁を作って、その間にできるだけ風上に回って発射する」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

20 Comments

  1. 「殺されるなら相手も道連れに」精神を子供時代から刷り込まないと、いざと言う時なかなか行動に移せない。

  2. 熊と遭遇しただけでもかなり動揺してしまうと思うがその上、今現在自分が風上か風下にいるかの判断を強いられるのは難易度高いと思う。

  3. 豚熱が流行してるからって
    空から豚熱ワクチンを撒いてるよね
    何か作用してるんじゃない?

    [人に対しても
    インフルエンザ治療薬を処方したら
    ビルから飛び降りようとする
    道路に飛び出す
    などの異常行動が起こることは
    厚労省のHPにも記載があります]

  4. これはおそらく、ベアスプレーですね。ヒグマに使います。人にかかれば火傷、失明の危険があります。

    日本本州のツキノワグマ対策なら溶媒が水性のペッパースプレーで十分です。こちらは、後遺症が基本的に残らないものです。

  5. 動画のクマは好奇心で追ってきてるっぽい?
    「つり人社」の動画で若い個体が遊びでたぬきを追い回し人前に現れる映像あった。
    そのまま人間に興味が移りちょっかい出してきてたけどそれと同じ感じ。

  6. 熊が駆除されたニュースが流れる度に、そこの自治体にクレームの電話している動物愛護団体の人たちに、人間を襲わないように熊を説得してもらったらどうかね??

  7. この映像だとスプレーの成分が効いた様には見えない、たまたまスプレーにびっくりしただけでしょ。
    もがき苦しんでから絶大な効果と言って欲しい!

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