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 第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門にて上映され話題となった、天野千尋監督オリジナル脚本の映画『ミセス・ノイズィ』(出演:篠原ゆき子、大高洋子、新津ちせ ほか)が、2020年5月にTOHOシネマズ日比谷、新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

 同作は、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していくという物語。「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ、後半は思わぬ方向に事態が進んでいくサスペンスフルな展開で、子供のケンカから、国や民族の紛争や戦争まで、あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした、天野監督によるオリジナル脚本。

 4日、予告編が解禁となった。予告編は、大高演じる若田美和子の早朝から布団をたたく大きな音からはじまる。篠原演じるスランプ中の小説家・吉岡真紀は、その大きな音と、若田夫婦の不自然な行動にどんどん追い詰められ、夫や娘ともぎくしゃくしてしまう。そして、「母親として失格、はい残念!」という美和子の強烈な言葉を皮切りに、周りの人たちやマスコミ、ネット社会をも巻き込む炎上覚悟のバトルが勃発。そして、思いがけない悲劇により、物語は思わぬ方向へと進んでいき…。

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