映画スタジオ・A24が製作する映画『Backrooms(原題)』の予告編が、4月1日(水)に公開された。
本作は、YouTube発のホラーシリーズ「The Backrooms」で注目を集めたケイン・パーソンズさんが監督/脚本を担当。
公開日は5月29日(金)、現時点で日本公開は明らかになっていない。
2月に公開されたティザーでは、部屋そのものが記憶を保持するという不穏なコンセプトが語られるのみだった。今回の予告編では、初めて登場人物たちの姿が明確に映し出されている。
店の中にある迷宮を探索 映画『Backrooms』
予告編は、「店で、ある場所を見つけた」という会話から始まる。
ざらついた質感で描かれる『Backrooms』/画像はYouTubeより
その先に広がっていたのは、果てしなく続く黄色い部屋。
映像では、主演のチウェテル・エジオフォアさん、レナーテ・ロインスヴェさんら探索を試みる人々の姿が映し出される。
探索によって汚れた姿のレナーテ・レインスヴェさん/画像はYouTubeより
「中は巨大だ」「まだ全体の一部しか見ていない」と語られるその空間は、単なる建造物ではなく、迷宮のように増殖し続ける存在として描かれている。
YouTubeシリーズ「The Backrooms」のざらついた質感を再現したカットも確認できるほか、ラストには探索によって汚れた服装の人物が登場しており、探索の過酷さが想像できる。
監視する何者かの存在を示唆するようなカメラの映像も/画像はYouTubeより
4chan発の都市伝説がスクリーンへ
「Backrooms」は、匿名掲示板・4chanに投稿された画像から広がったインターネット都市伝説。
無限に続く無機質なオフィス空間という設定は、リミナルスペースと呼ばれる現実と非現実の境界にあるような空間への関心と結びつき、ネット発ホラーの代表格となった。
短編版「The Backrooms」
ケイン・パーソンズさんによる短編版の「The Backrooms」シリーズは、手ブレのあるカメラワークと実録風の語り口で構成される、いわゆる「ファウンド・フッテージ」形式のモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)。
2022年1月に公開された約9分の第1作『The Backrooms (Found Footage)』は、現在7343万回再生という注目を集めている。

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

