<SEPT presents「ReAnimation~THE ORIGIN~」>終演後に取材に応えた木本慎之介(左)と杉浦タカオ(撮影・井利 萌弥)
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 歌手の西城秀樹さん(享年63)の長男でタレントの木本慎之介(22)が、舞台「ReAnimation ~THE ORIGIN~」で俳優デビューを果たした。12日、杉浦太陽の弟で主宰の杉浦タカオ(42)と取材に応え、初演技の所感を語った。

 ケガでギターを弾けなくなったバンドマンの青年・相澤悠真が、“しゃべる楽器”と出会い、音楽の道で再起する物語。悠真を演じる木本は、父親譲りの歌唱力で、堂々たるアカペラを披露。たくさんのキャラクターが登場するステージで、確かな存在感を見せた。

 ドラム経験があることから、当初はドラマー役の予定だったが、リモート打ち合わせでタカオが「これは主演だ」と直感し、主役に抜てき。画面越しでも「調べた中での想像の木本くんを超えた、しっかりとした意思を感じた」という。

 悠真の役どころについて、木本は「父も病気になってから、見た目を気にせずステージに立っていたので、役と重なる部分はあった」と話す。また、自身もサッカー選手を目指して高校二年生で挫折。芸能界においても「僕は二世タレント。活動する上で比べられる覚悟もあって、悠真の苦しみと近いものを感じた」と明かし、熱演につながった。

 初舞台とは思えない大手を振った演技。「普段泣かないんですけど、非現実的な世界で勝手に涙が出てきて、めちゃめちゃ面白い」と充実した表情だ。タカオも「吸収力が凄く高い。本読みのときから、稽古を経て、今までのレベルの上がり方が尋常じゃない。またお芝居をするのであればどんどんレベルアップしていくだろうし、今後も一緒にやりたい。お芝居を続けてほしい」と太鼓判を押した。

 木本は「舞台の面白さや、演技の面白さを勉強させてもらったので、今後もしオファーがあれば喜んでやる」と、今後の俳優業に意欲を燃やした。東京・北千住のシアター1010で15日まで。

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