
映画でも大ヒットした「侍タイムスリッパー」の宝塚版で実直な会津藩士・高坂新左衛門を熱演した宝塚歌劇団・月組トップスター鳳月杏(撮影・後藤 正志)
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宝塚歌劇団月組トップスター、鳳月杏(ほうづき・あん)主演のミュージカル「侍タイムスリッパ―」が28日、大阪・東京建物Brillia HALL箕面で開幕した。
ひょんなことからタイムスリップした幕末の会津藩士が、現代の時代劇撮影所で“斬られ役”として生きていく姿を描いたハートフルコメディー。2024年に単館上映から評判を呼び、翌年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するなど映画界を席巻した作品の宝塚版だ。
映画では山口馬木也(52)が好演した実直な会津藩士、高坂新左衛門役を鳳月が熱演。「舞台化が決まって何十回も映画を見た」という鳳月は、会津弁も堂に入り、助監督役で高坂をサポートしていくヒロイン、天紫珠李(あまし・じゅり)とのもどかしいまでの恋の駆け引きでくすりとさせた。“タイムスリップの先輩”風見恭一郎役、風間柚乃(かざま・ゆの)との息の詰まるような殺陣シーンでも客席を魅了した。
特筆すべきは宝塚特有のフィナーレ。「マツケンサンバ2」で、にぎやかにスタートし「銭形平次」「水戸黄門」と時代劇の名作ナンバーをボレロ風にアレンジした音楽をバックに群舞。トップコンビのデュエットも「必殺仕事人」で華麗に決めた。公演は2月5日まで。
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