2026年1月25日
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鑑賞方法:映画館
近未来、AIが裁判官を務める社会を舞台にしたSFサスペンス。
犯罪抑止のために導入された“AI裁判”という仕組みが、ある事件をきっかけに揺らぎ始めます。
本作が興味深いのは、AIを単なる脅威や万能な存在として描かない点です。合理的であるがゆえに人間の事情を切り捨ててしまう危うさが、法廷という密室空間の中で静かに浮かび上がってきます。
制度を信じてきた人物が、その制度によって裁かれる側に回る構図も皮肉が効いていました。
一方で、「90分以内に無実を証明しなければならない」という設定には、やや強引さも感じます。また、理知的なAIが誤認逮捕に至った経緯について、もう一歩踏み込んだ説明があれば、より説得力が増したかもしれません。
それでも、AIに正義を委ねることの是非を、派手さに頼らず問いかけてくる姿勢は印象的でした。観終わったあと、ニュースの見え方が少し変わるタイプの作品です。
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MERCY マーシー AI裁判
