カラー(kolor)の2026年秋冬コレクションが、2026年1月24日(土)、フランス・パリにて発表された。テーマは「The Waves」。

ホラー映画『ライトハウス』に着想を得た希望を探すコレクション カラー(kolor) ライトハウス|写真16

クリエイティブディレクターの堀内太郎は、日々新しいものが生まれては消えていく予測不能な世の中において、「荒波に揉まれる」ようにして力強く生きてほしいとの思いを込めて、2026年秋冬コレクションを「The Waves」と題した。ホラー映画『ライトハウス』にも影響を受けたという今季。灯台しかない孤島にて、眩い灯台の光に魅せられ、惑わされるストーリーにちなみ、コレクションはくたびれたダークな色合いから徐々に明るく、蛍光カラーへと変遷していく。

カラー(kolor) ライトハウス|写真1

ファーストルックを飾るのは、薄汚れたようなグレーに染まるストライプのアウター。コート・ジャケット・ベストが一体化したマルチウェイな1着となっており、「カラーならではのアイテムに物語性を重ねていきたかった」と語る堀内の思いが反映されている。同じ素材を用いた、不揃いの白のステッチが並ぶセットアップや、裾をひっくり返したようなウエストが目を惹くスカートなどが続き、そのレイヤードに引き込まれる。

カラー(kolor) ライトハウス|写真34

映画『ライトハウス』には、人魚が登場する。その人魚にインスピレーションを得て、ダブルボタンのコートには魚が巻き付いているような襟を合わせ、ロングスカートは人魚の尾をイメージしたラップ風に仕上げた。

カラー(kolor) ライトハウス|写真68

大海原を航海する人々の航路標識の役割を果たす灯台守の物語である『ライトハウス』。コレクションには、人魚に加え、海や航海を彷彿とさせるモチーフが散りばめられている。トグルボタンの代わりのロープやカラビナを配したブルゾン、セーラーカラーのニットやトラックジャケット、ライフジャケット風のダウンベストなどがその好例だ。ロープで覆ったキャンバスバッグもみられ、コレクションに潮風を運び込む。

カラー(kolor) ライトハウス|写真81

終盤は、蛍光色のルックが続く。灯台で作業する者の服装を連想させる蛍光イエローのダッフルコート、ブルーのワークウェアが明るい光や希望をもたらすようにして登場し、ショーの幕を閉じた。

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