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エピソード12『クジラ狩り』“Whale Hunt”

あらすじ

ルイスはハーヴィーの扱い方を学ぶ。アレックスはサマンサと妻の板挟みになり…

ネタバレ感想

依頼人のトーマス・ケスラーからデートに誘われて悩むドナの背中を押してやるグレッチェン。良い関係です。

真摯で大人の余裕があるトーマスはドナにピッタリで、ドナに良い人が出来そうなのは嬉しい反面、ハーヴィーのことが気になってしまいます。

“ハイライズ社”の件で手腕を知った化粧品の大手“チェルシー社”が、コピー商品を作った会社を訴えたいとカトリーナを指名。

チェルシー社の主力商品である香水“アドアード”とパッケージが97%も一致しているのに、「消費者グループに意見を聞いて決めたの。真似したわけじゃない」と譲らない相手方。

肝心の中身も、香りがまったく違うからコピー商品ではないと言い張られてしまいます。

香水の嗅ぎ分けをするカトリーナとブライアンは、もはや真昼間のオフィスとは思えないほど官能的な雰囲気になっているではないですか。おいおい、大丈夫か?

「ブライアンといい雰囲気になったの。彼は専属アソシエイトよ、避けたくても避けられない」と苦悶の表情でドナに相談するカトリーナ。相手が妻子持ちなだけに、ドナも無責任に背中を押すようなことは言えません。

アレックスの妻〈ロザリー〉からランチに誘われたサマンサ。何かと思えば、元弁護士で子育てのために事務所を辞めたけれど、子育てもひと段落したし復帰したいという話でした。

学生ローンで困っている子たちのために、悪質な大学を訴えたいとか。

妻と一緒に仕事をしたくないし、気の強い女性達の板挟みになりたくないアレックスは、「訴訟の件は妻に協力して欲しくない」旨を伝えるも、サマンサは既にロザリーに協力すると約束してしまいました。

 

アレックスは妻の実力を認めているものの、学生時代プロボノで組んだ際に戦略が割れて大ゲンカになり別れたことを踏まえて一緒に仕事をしたくはないけれど、どんな状況になっているかは知りたいという微妙な男心があるようでく。

弁護士を探している〈スティーヴン・パルマー〉に売り込みに行くも、言うことを聞かない弁護士は嫌だそうで、バッサリ断られてしまうハーヴィー。

断られたことを認めたくないハーヴィーから嘘をつかれてスティーヴンに連絡したルイス。

10万ドル払ってでも慈善パーティーのポーカーに来るなら話を聞くと言われて、ハーヴィーに絶対来るなと釘を刺して自分が出席することにするも、やはりハーヴィーは勝手に来てしまいます。

何故かスティーヴンそっちのけでルイスと一騎打ちを繰り広げ、ポーカー初心者のルイスをコテンパンにした上にスティーヴンの気も引けたハーヴィー。

今日中の対策が必要という状況で妻は外泊中、子守りは病気で仕方なくブライアンの家で仕事をしないかと提案されて了承するカトリーナ。ただでさえ意識しまくっているのに仕事どころではなくなるんじゃ……。

 

意外にもブライアン宅で仕事は捗り、望む結果が出るまで何度も調査を繰り返していたという事実に辿り着く2人。

仕事が片付いたと同時に赤ん坊が泣き出し、あろうことか赤ん坊を挟んでまた良い雰囲気になってしまいます。

さすがにカトリーナが我に帰って距離を保ってくれて良かった。赤ん坊越しではあまりに倫理観が……。

とうとう鈍チンのブライアンも意識し始めてしまい、証言録取ではチグハグなことに。

サマンサとロザリーは初めてタッグを組むとは思えないほど良いチームワークで、大学側を追い込みます。

しかし、圧勝を目指すサマンサと安牌で依頼人へ確実に金を渡したいロザリーとですぐに意見は割れることに。

サマンサからロザリーの説得を迫られ、妻との間で結局板挟みになるアレックス。

内心ではサマンサに賛成で、帰宅してそれとなく話を持ち出すも白々し過ぎて即バレしているではないですか。

夫婦喧嘩になりかけましたが、被害者への確実な救済が欲しいからどうしても和解したいことをロザリーが説明し、アレックスも弁護士として納得。

サマンサも、賛同とはいかなくても渋々身を引いてくれました。

ポーカーでコケにされたルイスはハーヴィーに怒り、ルイスをトップに推した責任だとかで巻き込まれたドナはデートを台無しにされかけています。

「たまには自分のことを優先して」と言ってくれたグレッチェンに2人を任せて残業を切り上げることにしたドナ。

ルイスには皆の親父的ポジションのロバートが「言っとくがハーヴィーは君を見下してるんじゃなくジェシカや私と同じように扱ってるんだ」と怒りを収めてくれており、より生意気なハーヴィーの方には、皆のおかんグレッチェンがピシャリと言ってやりました。

グレッチェンにかかればハーヴィーも小さな子供同然です。いや、反抗期の息子くらいか?

惹かれ合いながらも倫理を大切にして決して一線を越えなかったカトリーナとブライアン。

この先まったく別の理由でブライアンが奥さんと別れることにでもなるのならその時は好きにすればいいと思いますが、今は不倫に走らなくて良かったと心から思います。

ただ、これ以上一緒には居られないので専属アソシエイトも解任ということになりそう。

父と母の言葉を受けて、お互いに謝り合うハーヴィーとルイス。

お互いに相手の能力を認めているという前提があるからこの2人はいくらケンカしても大丈夫という安心感があります。

ハーヴィーはルイスに謝ったり優しくしている時が一番輝くような気が(笑)

ユーモアに溢れて自分もたっぷりのトーマスといい感じのドナ。

申し分ない相手のはずでも、やっぱりドナはハーヴィーでいて欲しいんだよなぁ。

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▼次回、エピソード13

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