All About ニュース編集部が実施した「昭和に活躍した女性俳優に関するアンケート」から、今回は「声がすてきだと思う昭和の女性俳優」ランキングを紹介します。1位に輝いたのは?(画像出典:Amazon)

声がすてきだと思う「昭和の女性俳優」ランキング
声がすてきだと思う「昭和の女性俳優」ランキング(画像出典:Amazon)

All About ニュース編集部は10月2日、全国10~70代の男女300人を対象に「昭和に活躍した女性俳優」に関するアンケートを実施しました。本記事では「声がすてきだと思う昭和の女性俳優」ランキングを発表します。

>11位までの全ランキング結果

第2位:吉永小百合/46票

2位は、吉永小百合さんでした!

俳優のイメージが強い吉永さんですが、デビューは1957年のラジオドラマ『赤胴鈴之助』(ラジオ東京)でした。「ラジオは私の原点」と語るように、あの優しく親しみやすい声と語り口は、「話す仕事」にルーツがあります。

1962年の映画『キューポラのある街』でブルーリボン賞・主演女優賞を受賞し、日活青春映画の黄金時代を築きました。2023年に公開された映画『こんにちは、母さん』で、3度目のブルーリボン賞・主演女優賞を受賞するなど、その実力と存在感は今も輝き続けています。

回答者からは、「柔らかく澄んだ声で、セリフに品があって聴くだけで清楚さが伝わるのが良い」(30代男性/千葉県)、「落ち着いた優しい声で、聞いているだけで癒される」(30代女性/神奈川県)、「落ち着くから」(20代女性/大阪府)、「ナレーション等もスッと入ってくるような声質をされていると思う」(40代男性/長崎県)といったコメントが寄せられています。

第1位:大原麗子/60票

1位に選ばれたのは、大原麗子さんでした!

1964年にテレビドラマでデビュー。かわいらしさと色香が同居する独特の声と美貌で人気を博し、サントリーレッドのCM「少し愛して、なが〜く愛して」のセリフは有名です。代表作には、大河ドラマ『春日局』(NHK総合)や映画『獄門島』、『男はつらいよ』のマドンナ役などがあります。演技に妥協しないプロ意識で知られた大原さんでしたが、晩年は病に苦しみ、2009年に62歳で亡くなりました。

回答者からは、「柔らかくて品があり、聞いているだけで癒されるような魅力があります。ナレーションやセリフに深みが出る声だから」(50代女性/兵庫県)、「ちょっと甘ったるいような、鼻にかかった声が唯一無二だと思うからです」(40代女性/青森県)というコメントがありました。

※コメントは全て原文ママです

この記事の筆者:斉藤 雄二 プロフィール

新潟出身、静岡在住の元プロドラマー。ライター執筆歴は約8年。趣味は読書とフィットネスとfiat500でドライブに出かけること。最近はeSportsの試合観戦が楽しみです。

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