イム・ユンチャン=マネーS提供(c)MONEYTODAY

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【10月22日 KOREA WAVE】世界的に著名な韓国人ピアニスト、イム・ユンチャン(21)が、外国メディアのインタビューで韓国での生活を「地獄のようだった」と語った。その内容が10月13日、オンラインコミュニティ上で改めて注目を集めた。

投稿は「最近、韓国社会を批判した発言で話題のピアニスト、イム・ユンチャン」と題して掲載されたもので、2025年8月22日(現地時間)にイタリアの有力日刊紙「ラ・レプッブリカ」が報じたインタビューの一部を抜粋したもの。

インタビューで「韓国が恋しくないか」と問われたイム・ユンチャンは、「いいえ」と即答。「韓国で過ごした最後の学業期間は非常に苦痛だった。まるで地獄のようで、死にたいと思ったこともある」と語った。現在は「公演のときだけ韓国に戻る」とも述べている。

韓国での生活が辛かった理由について「韓国は狭くて人口が多く、競争が非常に激しい。誰もが前に出ようとし、時にはそのために他人を傷つけることもある」と説明した。さらに「17歳ごろピアノで頭角を現したとき、政治家や実業家までが不要な圧力をかけてきた。そのことで深い悲しみに陥った」と明かした。

この発言が紹介された投稿には、多くの共感のコメントが寄せられた。「入試の競争が酷すぎる」「芸術系は嫉妬や牽制が特に激しいだろう」「韓国は互いの首を締め合うような社会」という意見が多く見られた。

イム・ユンチャンは現在、米ボストンのニューイングランド音楽院に留学中。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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