公開日時 2025年10月07日 05:00

県系2世の人生、書籍に 前田さん 砂辺松敏さんの情報求める
砂辺松敏さんの情報提供を呼びかける前田睦己社長(提供)

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琉球新報朝刊

 【那覇】米国ハワイ州で県系2世として生まれた砂辺松敏さんは、22歳まで沖縄で育ち、その後ロサンゼルスで庭師として成功を収め、1995年に64歳で亡くなった。この人生を一冊の本にまとめようと、「砂辺ジョージさんこと砂辺松敏さんを語る会」の那覇市の前田睦己会長(72)が、関係者や友人から砂辺さんに関する証言や思い出の提供を呼びかけている。
 砂辺さんと親交があった前田さんは「(砂辺さんは)面倒見がよく気さくで、方言を交えた温かいもてなしを欠かさなかった。『ジョージ』の愛称で多くの人に慕われていた」と振り返る。交流を通して、ウチナーンチュが忘れかけている「ゆいまーる」や「イチャリバチョーデー」の精神を思い出させてくれたといい、その恩返しの思いから出版を決意した。
 出版は一般書と児童生徒向け漫画の2種類を計画している。完成すれば県内の小中学校に寄贈する予定だ。
 前田さんらは8月に会のメンバー8人で、米国の砂辺さん宅へ妻の千代子さんを訪ねるなど、執筆に向けた準備を進めている。情報提供の連絡は前田さん、電話090(2503)8441。(金城乃愛)

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