ロック歌手の矢沢永吉
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 ロックシンガーの矢沢永吉(76)が26日、ニッポン放送「矢沢永吉のオールナイトニッポンGOLD」のパーソナリティーを務めた。100回目の日本武道館ライブの裏話を明かす場面があった。

 矢沢がパーソナリティーを務めるのは、2007年9月20日以来、18年ぶりとなった。

 ソロデビュー50周年イヤーを迎えて、今年10月から怒とうの3カ月に突入する。11月8日、9日の2日間は、東京ドームでライブを開催。その後は、全国6会場13公演のツアーに回る。12月10日、12日、13日の計3日間は日本武道館でのライブも決定している。

 このツアーで日本武道館でのライブは通算160回を迎える。

 番組内で矢沢は「今でも覚えてますよ」と日本武道館通算100回目のライブの裏話を話し始めた。

 通算100回目の日本武道館ライブに向けて、周りの人々から「矢沢さん100回目ライブですね!」「ボス!100回目ですよ」などとやたら“100回目”というキーワードを聞いていた。「やってたら100回になったんだよ」とピンときていなかったが、ライブ当日に「100回目なんだ…なんか言わないといけないな」と実感が沸いてきたという。

 その中で「俺が走っての100回目だからスポーツ選手がよく言う“皆さんのおかげです!”とは絶対に言いたくない」と思っていたと明かした。その理由について「皆さんの応援があったからというのは絶対。でもみんなが言うから嫌なんだよね。やったのは俺だから。あんまりペコペコするのはやめようという感じだった」と説明した。

 いざライブ本番。武道館のステージでMCをしながらファンの雰囲気を感じ取ったら「皆さんのおかげです!ありがとうございます!」と“言いたくなかった”言葉を気づいたら言い放っていた。

 「これは心からの声で御礼を言いました」と笑って、ファンに感謝した。

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