歌手兼俳優のイ・スンギ(c)news1
【09月26日 KOREA WAVE】再生可能エネルギー関連企業の株価を操作し数十億ウォンの不当利益を得たとして起訴された、韓国歌手イ・スンギの義父(57)が、保証金を納めて保釈された。
法曹関係者によると、ソウル南部地裁は9月22日、資本市場法違反などの罪で起訴された義父の保釈請求を認めた。裁判所は保証金1億ウォンの納付を命じたほか、誓約書の提出、住居制限、召喚時の出席義務、事件関係者との接触禁止などの条件を付けた。
義父は2023年6月、約1000億ウォン規模の資金調達に関する虚偽公示をし、韓国の新再生エネルギー企業クォンタピア(Quantapia)の株価をつり上げ、約50億ウォンの不当利益を得た疑いが持たれている。さらに同年5月から12月にかけ、共犯者らと共謀して相場を操縦し、合計11億ウォン余りを不正に得たとされる。
また、クォンタピア株の取引が停止された際には、元検察捜査官から「問題を解決してやる」と持ちかけられ、着手金や成功報酬を約束したとして、弁護士法違反の疑いもかけられている。
義父らは2025年6月の初公判で起訴事実を全面否認していた。
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