平原テツ,⽥村健太郎,安達祐実,宮﨑秋⼈,吳静依出演 作・演出 加藤拓也 た組『景⾊のよい観光地』26年上演
「ドードーが落下する」で第67回岸⽥國⼠戯曲賞受賞、2022年には「もはやしずか」「ザ・ウェルキン」で読売演劇⼤賞演出賞を受賞、同時に鶴屋南北戯曲賞にもノミネートされるなど、その才能を多岐にわたって開花させてきた加藤拓也。2024年にはイギリスにて、書き下ろし戯曲「One SmallStep」を現地のキャスト・スタッフとともに上演するなど活躍の場を国内に留まらず広げており、国内外で注⽬を集めており、2年ぶりの劇団書き下ろしとなる本作『景⾊のよい観光地』では、性愛・友情・同僚といった既存の枠組みに収まりきらない関係性の危うさを描き出していく。
温泉街のはずれにある現代的な茶屋を舞台に、かつて鍼灸師だった男とそのパートナー、そしてそこに加わる⼥性との三者関係は、⽇常の中に潜む欲望や不安をあぶり出し、やがて外からの来訪者によって⼀層揺らいでいく。
鍼灸師の資格を持ちながら茶屋の経営を⽀える隆治役には、確かな存在感を放ち加藤作品では⽋かせない平原テツ。そのパートナーで調理を担当する健介役には、舞台・映像問わず幅広く活躍を続ける⽥村健太郎。茶屋に通う常連客で近隣の旅館で働く前野を演じるのは、⼦役時代から活躍し年齢とともに深化する演技⼒と存在感で、常に観客を魅了し続けている安達祐実。隆治の鍼灸院時代からの客であり、オーガニックレストランの経営者でもある 宮⼝には、舞台・映像の双⽅で躍進を続ける 宮﨑秋⼈が挑みます。そして台湾からやってくる⼤学⽣楊を演じるのは、台湾を拠点に映画・舞台と国際的に活躍する吳静依。
あらすじ
⼭中の観光地にある現代的なお茶屋。健介と隆治は⼀緒に⽣活をしながら共同で店を経営している。健介は主にお茶やお菓⼦を担当し、隆治は経営や運営の全般を管理していた。隆治は「毒のある物を調理する」という健介の趣味に惚れ込んでいる。
お茶屋が開店して丁度⼀年が経ったある⽇の閉店後、近くの旅館で働く前野とオーガニックレストランを経営する宮⼝が店を訪れ、隆治が惚れ込む健介の趣味の存在を知る。三⼈はこの密やかな趣味をたくさんの⼈に共有するよう説得を始める。
概要
た組『景⾊のよい観光地』
作・演出:加藤拓也
出演:平原テツ ⽥村健太郎 / 安達祐実 / 宮﨑秋⼈ 吳静依(Jing Wu)
日程・会場:
東京
2026年1⽉17⽇(⼟)〜2⽉1⽇(⽇) 東京芸術劇場 シアターイースト
札幌
2⽉14⽇(⼟)-2⽉15⽇(⽇) 北⼋劇場
⼤阪
2⽉21⽇(⼟)〜2⽉22⽇(⽇) ABCホール
舞台監督:⽵井祐樹 美術:⼭本貴愛 照明:佐藤啓 ⾳響:佐藤こうじ(Sugar Sound) ⾐裳:神⽥百実
演出助⼿:葛⻄祥太 国際コーディネート・翻訳:新⽥幸⽣(妥当解釈)
宣伝美術:増⽥圭吾 宣伝写真:関⼝尚志 宣伝写真編集:奥⼭⼤
宣伝写真ヘアメイク:伏屋陽⼦(ESPER)、⾚松絵⾥(ESPER) 宣伝写真フードコーディネート:やまさききよえ
キャスティング協⼒:ヤマウチトモカズ(Kosei)、ニシムラカズユキ(Kosei)
票券:川上詠⼦(ローソンチケット)、岩村優花(ローソンチケット)
制作部:湯川⻨⼦(quinada)、及川晴⽇(娑婆駄⾺)
協⼒:フォスター 空 イミリミ ワタナベエンターテインメント
提携:東京芸術劇場(公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団)
助成:⽂化芸術振興費補助⾦(舞台芸術等総合⽀援事業(公演創造活動)|独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会
主催:合同会社わをん企画 共催:有限会社quinada