【坂東龍汰】 「ヒックとドラゴン」初吹き替えで監督から意外な言葉/30代への野望は?#インタビュー #映画
ブチ壊される 当ててほしい 欲しいですよね、そういう一言 僕も初めての吹き替えの仕事だったので 最初結構 なんでしょう 簡単に言ってしまえば下手くそな 感じから始まって おいおい大丈夫か? みたいなところが ヒック(自身)の大丈夫か?っていう ちょっと弱っちい感じの スタートとすごいマッチしていて そこから中盤 後半になっていくにつれて 徐々に頼もしいヒックに成長していくっていう 姿が偶然リンクしていったっていうのは そこまで 監督とかプロデューサーの みんなは見抜いていたのかと思うと すごいなと思います Q.「下手な感じ」とは ご自身で振り返ると
どういうところがうまくいってなかったんですか? 全部ですかね いや 分かんない でも「もう一回録り直したい」って
言ったんですよ僕 全部 イチから 「前半は特に録り直したい」って
言ったんですよ 全部終わった後に 観てもなかったけどダメだっていうのは
なんとなく分かっていて 自分の中で 「録り直したいです」って言ったら 「いやいや あれがいいんだ」って言う 「それがあるから成長が見える」 という監督の自信が伝わってきて 「じゃあ大丈夫です」 もう本当に孤独な(自分)一人との戦い でもめちゃくちゃ明るくて
スタッフさん皆さんが すごい楽しかったですね 何しても許されるし Q. 何したんですか? 自由に動く 動き回るタイプなんで僕 挙動が変なんで 動き回っても何も言われないし いろんなチャレンジを
アプローチを じゃあやってみよう やってみようって 面白がってくださる方々だったんで 自由にやらせてもらえたなって 声にもやっぱり当てる角度があるし ため息一つでも全然違うふうにノイズが
入ったりとかする ノイズが入らないため息の角度とか 位置とかがあって
声の当てるフォーカスがあるんですって カメラで言う 被写体にフォーカスを合わせる ずれているとピントがブレるんですけど 声も一緒で 声の一番いいところに
フォーカスを合わせたいんで とか言われて 勉強になりますね 今のところありがたいことに 映画の中でもいろんなジャンルを かぶらない役柄を頂けるのも すごいありがたいし 僕もやりがいを感じてますね 現場に携われたことが
やっぱりすごい変わりましたね 早川(千絵監督)さんの現場は
いろんな国の言語が飛び交っている (本番撮影時の掛け声が)
「ロール、アクション」っていう感じだったんですよ 僕は新しいものに
参加している感じがすごいして 旅 行きたいですね Q.どのあたりへ? どのあたりだろう… モンゴルとかリベンジしたいなって 思いますね 馬乗りに行ったりとか あと言語留学 フィリピンとかカナダとか 英語は絶対できるように
なっておいたほうがいいと思うんで それもありますけど
でも… 今まで経験してきているこの環境の 中でしか見えてなかったものと そうじゃないところに自分の身を置いた時に 逆のサイドから見た時に変わってくることも 多分たくさんあると思うんで 今までこうだったって思うものを 全然違う角度からぶち壊されるみたいな ちょっとそういう所に身を置いてみないと 分からないことでもあるのかなって思うので 健康でいたい 30代まで あんまり欲がないかもしれない なんか欲しいですよねでも
そういう一言 なんだろうな いや、でも、ないです 見つかったらまた 言い出すかもしれないですけど なんかどこかで自分と
演じてるヒックの役との 何かリンクみたいなものは感じましたね 自分の声なんだけど ちゃんとキャラクターとして
そこに存在する声になる 瞬間みたいなものが (映画を)観ていただければ多分 あ!ここかもなっていうところが
あるかもしれない 僕は3カ所ぐらいあって それだけで結構充分だなって 観れて良かったなっていうふうには
思いましたね (それがどこかは)
当ててほしいですね (映画を)観て それぞれが感じる場所で
いいと思うんですよ そこは だから意識して見ないでほしいなって
いうふうには思うので ぜひ観てここかなって思って
いただければ嬉しいです ありがとうございます
#坂東龍汰 #ヒックとドラゴン
伝説のドラゴンと友情を育む主人公ヒックの吹き替えにオーディションから挑んだ俳優の坂東龍汰さん。今作が洋画吹き替え初挑戦。収録裏話や、映画・テレビで多彩な役を演じて進化を続ける28歳の現在地を伺いました
Interview with Ryota Bando, the actor of the Japanese dubbed version of “How to Train Your Dragon”
映画『ヒックとドラゴン』2025年9月5日(金)全国公開
配給:東宝東和
映画の素材 ©2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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▼インタビュアー:橋本亮
▼撮影・編集:宮崎晃
▼制作・著作:共同通信社