月足天音さん、鎮西寿々歌さん、櫻井優衣さん、仲川瑠夏さん、真中まなさん、松本かれんさん、早瀬ノエルさんから成るアイドルグループ FRUITS ZIPPERが、デビュー3周年を記念したライブ『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』を8月2日、3日の2日間にわたり、さいたまスーパーアリーナで開催。

3日の公演終盤には、初の東京ドーム公演開催決定がサプライズで発表され、メンバーたちは涙を流して喜びました。

グループ最大規模でのパフォーマンスへ。夢へと大きく近づいた千秋楽公演の様子をレポートします。

『わたしの一番かわいいところ』などの人気曲に新曲『ピポパポ』や6人のソロ曲も披露!

2022年4月デビューしたアソビシステムによる日本のアイドル文化を世界へ発信するプロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループ「FRUITS ZIPPER」が、デビュー3周年を記念したライブ『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』を8月2日(土)、3日(日)の2日間にわたり埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催しました。




撮影:ヨシモリユウナ

今回のライブは5月から行われた神戸ワールド記念ホールとさいたまスーパーアリーナでの3周年ライブの追加公演で、前回のさいたまスーパーアリーナ公演からさらに規模を拡大したスタジアムモードで開催。チケットは両日完売し、2日間で述べ5万人のふるっぱー(FRUITS ZIPPERファン)が会場に集まりました。

満員のさいたまスーパーアリーナはライブ開始前から熱気にあふれ、FRUITS ZIPPERの3周年をお祝いしようとメンバーの登場をまだかまだかと待ちわびます。

一定期間休養の為、出演見送りを事前に発表していたメンバー・月足天音さんのメンバーカラーである赤のグッズを身につけたファンが数多く駆けつけていました。




撮影:ヨシモリユウナ

そして、BGMが会場に鳴り響くと、無数のペンライトが一斉に白く輝き出します。

客席からは歓声が響き渡り、熱気に包まれました。

オープニング映像では荒廃した世界が映し出され、この世界を救う運命の戦士たちを探す猫“じっぺぇ”が登場。

KAWAII戦士たちを呼び起こすための呪文「ますかるのゆあ ふるふるる」をファンたちと一緒に叫び、その声に呼応するようにメンバーたちが巨大な魔法のコンパクトミラーから次々と現れました。

6人のメンバーたちがステージに上がると、最後には月足さんの名前も呼ばれます。ステージ上には“7人”のFRUITS ZIPPERがふるっぱーの前に登場!




撮影:ヨシモリユウナ

ライブは人気曲『かがみ』からスタート!

キラキラのマントを纏った衣装で登場したメンバーたちが「ますかるのゆあ ふるふるる」という魔法のフレーズをパフォーマンス中に歌うと、新衣装へと変身。アニメのような驚きの演出で、いきなりステージの盛り上がりは最高潮に。

「さいたまスーパーアリーナ、盛り上がっていきましょう!」という仲川瑠夏さんの合図とともに、『NEW KAWAII』『うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!』と畳み掛けていきます。




撮影:ヨシモリユウナ

そして、最初のMCでは、真中まなさんが「ここにいるふるっぱーさん全員と今までで一番盛り上がれるよう頑張ります!」と宣言。

また、月足さんのぬいぐるみを持った鎮西寿々歌さんは、子どもの頃にさいたまスーパーアリーナの近くに住んでいたそうで、「いつか立ちたいと思ってた夢が叶った」と喜びをにじませます。




撮影:ヨシモリユウナ

さらに、最年少メンバーの早瀬ノエルさんが「昨日の盛り上がりを超えられますか〜?」とファンへ質問すると、客席から大きな声で返事が。

その声の通り、続く『ふれふるサマー!』『ぴゅあいんざわーるど』『RADIO GALAXY』では早くもクライマックスのような盛り上がりを見せ、ムービングステージで会場中央へと移動すると、3周年を記念して制作された楽曲『さん』をファンと一緒に踊り、周年を盛大にお祝いしました。




撮影:ヨシモリユウナ

そして、映像に切り替わり、猫の“じっぺぇ”が再登場。

寝ているFRUITS ZIPPERメンバーを起こす、ファンにはたまらない映像が流れます。

ほのぼのとしたメンバーの姿に癒されていると、新衣装に着替えたメンバーたちがステージに上がり、8月2日に配信されたばかりの新曲『ふるっぱーりー!』を披露。

楽曲タイトルの通り、一度聴けば自然と体が動いてしまうパーティーチューンで、さいたまスーパーアリーナが巨大なダンスホールへと変わったかのような盛り上がりを見せます。




撮影:ヨシモリユウナ

その勢いのまま、櫻井優衣さんが1人で現れ、「さいたまスーパーアリーナ、盛り上がっていくぞ!」とソロ楽曲『Spotlight』をパフォーマンス。

続けて鎮西さんが『ぱーすとめいみー』、早瀬さんが『末っ子パラドックス』、仲川さんが『Chill Out』、松本かれんさんが『すーぱーかれんたいむ』、真中さんが『マナカマナカマナ』と各メンバーが自身のソロ曲を披露します。




撮影:ヨシモリユウナ

メロウなメロディや、王道アイドルソング、ラップなどそれぞれの個性が光るステージで会場に集まったファンを魅了。最後にはメンバーたちがステージに再集結し、『CO-個性』を歌い上げます。

強い個性たちが惹かれあい、化学反応を起こし、NEW KAWAIIを生み出し続けるFRUITS ZIPPERの真髄とも言える、変幻自在のソロメドレーパートとなりました。




撮影:ヨシモリユウナ

続くMCでは、真中さんが「黒メインの珍しい服」と、初めてのパンツスタイルとなるクールな新衣装を紹介。

櫻井さんは「キラキラとしたビーズが付いていて、形は一緒だけど付け方がみんな違って個性が出ているんだよね」とお気に入りポイントを笑顔でファンに伝えます。

また、新曲『ふるっぱーりー!』について仲川さんは「この曲はめちゃくちゃ盛り上がるし、この夏はフェスとかでみんなに見せる機会がいっぱいあると思いますので、一緒に楽しんでいけたらなと思います!」と呼びかけました。




撮影:ヨシモリユウナ

ライブ後半戦、「さいたまスーパーアリーナの本気を、スタジアムモードの本気を私たちに見せてください!」と早瀬さんが叫び、会場全体のギアを上げると、『Going!』『Re→TRY & FLY』『We are Frontier』『スターライト・ヴァルキリー』と、FRUITS ZIPPERの中でもカッコよさが際立つ楽曲たちをパワフルかつエネルギッシュにパフォーマンスし、フロアのボルテージが急上昇していきます。

可愛いだけでは収まりきらないFRUITS ZIPPERの魅力に会場に集まったファンたちは圧倒され、ステージから目が離せない様子。




撮影:ヨシモリユウナ

再度、猫の“じっぺぇ”が登場すると、メンバーのオフショットムービーや幼少期の写真などを披露し、会場からは笑い声が。

多幸感あふれる中、またまた客席からメンバーを呼び出す魔法の呪文が響き渡ると、胸元のハートデザインがキュートな新衣装に着替えたメンバーたちが登場!

歓声が上がるなか、配信されたばかりの新曲『ピポパポ』を初披露します。




撮影:ヨシモリユウナ

カッコいいFRUITS ZIPPERを見せたあとは、もちろん“可愛い”FRUITS ZIPPERです。

『好き、お願い』から始まると、『ハピチョコ』『わたしの一番かわいいところ』とメドレーで披露し、さらにヒット曲『フルーツバスケット』をパフォーマンス。シャボン玉やファンの持つペンライトの光で会場中がキラキラとしてKAWAII世界が広がります。

その後のMCでは、このメドレーについて真中さんがどうしてもライブでやりたいとスタッフにお願いしたというエピソードを披露。真中さんの「私たち可愛いですか?」の問いかけに、会場に集結したファンたちが大きな歓声でメンバーたちに答えました。




撮影:ヨシモリユウナ

いよいよライブはラストスパートに。

仲川さんの「これからもずっとずっとずっと応援してください」という合図とともに、『ずっと、ずっと、ずっと!』が流れます。ファンに対する愛情を会場中に届けると、ふるっぱーたちの盛り上がりは最高潮に到達。

続けて、櫻井さんが「私たちのデビュー曲です。心を込めて歌います」とFRUITS ZIPPERにとって始まりの曲となる『君の明るい未来を追いかけて』を披露。途中、月足さんのソロパートでは会場に“あまねコール”が響き渡ります。

本編最後には、「ここにいるみんなで3周年をお祝いしましょう!」という鎮西さんの掛け声とともに、『超めでたいソング〜こんなに幸せでいいのかな?〜』をさいたまスーパーアリーナに集まった全員で歌い、FRUITS ZIPPERの3周年を祝福しました。




撮影:ヨシモリユウナ

アンコールでは新曲『ピポパポ』を再びパフォーマンス。

一度目の披露よりもさらに盛り上がりを見せ、会場の熱気は急上昇。

MCでは、映像に登場していた猫の“じっぺぇ”の声優を事務所の先輩である、きゃりーぱみゅぱみゅさんが務めたことが発表されると、真中さんは「大好きでとっても優しい大先輩にこういったかたちでライブでサポートしていただけて、とっても幸せな気持ちでステージに立てました」と感謝を伝えました。




撮影:ヨシモリユウナ

また、鎮西さんは「日本武道館での2周年ライブを超えたいなと思った」と、今回のライブに対する熱い気持ちを伝え、その上で「今度は7人でこのステージに立ちたいと思っています!」と、月足さんと一緒に再びこの地に立つことをファンへ宣言しました。

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