2024年ラストの「月刊エンタメ」表紙。同社公式SNSから(@gekkan_entame)
徳間書店が発刊する雑誌「月刊エンタメ」が、今年3月28日発売号をもって休刊することが分かった。編集部が発表した。若年層の購読離れやネットメディアの台頭により、昨今は人気雑誌の休刊が相次いでいる。
「月刊エンタメ」は、AKB48などのグループアイドルからグラビアアイドル、モデル、女優まで、今、第一線で活躍している女性タレントを特集した月刊誌。高品質な撮り下ろしグラビアと、独自の切り口からのインタビュー、対談が好評を博していた。
この日、同社は休刊を発表。「2001年の創刊から今日まで20年以上に渡り、ご出演いただきましたタレントの皆様、制作に携わっていただいた関係者の皆様、そしてご愛読いただいた読者の皆様、すべての皆様に心より厚く御礼申し上げます」と感謝を伝えた。最終号は3月28日に発売予定。
ネットメディアの台頭で雑誌を取り巻く現状は厳しく、昨年末には、麻布台出版社が発行する月刊芸能雑誌「ポポロ」が休刊を発表した。「ポポロ」は、1992年6月創刊の男性アイドル誌。長きに渡り、旧ジャニーズタレントを多く取り上げてきた。
昨年から声優雑誌「声優アニメディア」や「ドリフト天国」などの専門誌の休刊も相次いでおり、ファンからは悲しみの声が上がっていた。
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