べらぼう歴史解説7【 花ノ井に救われ版元に】版元への好機を逃すな!倍売れる吉原細見を作るためにしたこととは?またしても版元を阻まれそうになった蔦重、救ったのは花ノ井だった!大河ドラマをより楽しもう!
「べらぼう~蔦重栄華乃夢囃 歴史解説7」
今回は蔦屋重三郎がどのようにして版元への挑戦をしていったのかを解説する。蔦重が営んだのは地本問屋の耕書堂である。1774年遊郭・吉原の遊女について評判を著した「一目千本」を出版。その後 遊郭のガイドブック的な「吉原細見」を手掛けるが、吉原の様々な思惑が降りかかり版元となることができなかった。それを独占販売していた鱗形屋孫兵衛が偽版の罪で捕まり、この機を逃すまいと蔦重は倍売れる吉原細見を作ることを条件に、地本問屋の仲間に加えてもらう約束を取り付ける。それを快く思わない老舗地本問屋の西村屋は蔦重の参入を阻もうとするが、そこに花の井が現れ ある話を持ち掛けた。これにより版元として吉原細見を出版できるチャンスが訪れる。
蔦屋重三郎は、わずか創業10年で一流の版元が並ぶ通油町・現在の東京都中央区日本橋に「耕書堂」を構えることができました。これにより蔦重は地元問屋として名実ともに出版会のトップクラスに立ったのです。今回はそんな蔦重の、版元へのあくなき挑戦とその内容、また花ノ井がもちかけた話の内容を、軽快な歴史解説とともにお届けいたします。
また遊女の記録についても紹介。当チャンネル発信地は徳川家康公生誕地の愛知県岡崎市ですが、東海道五十三次の中でも四番目に大きな宿場町だったとされています。そんな岡崎には花街が四地域あったと記録があり、今回はその中で遊女として生きた「きわ」という女性にスポットを当て、当時の遊女のシステムなどを解説いたします。
●タイムスタンプ
0:00 本編
8:39 不定期シリーズ「市橋節」
10:06 遊女について
みなさんに歴史を面白く身近に感じて頂きながら、大河ドラマをより楽しめるお手伝いとして、その歴史背景の解説をお届けできたらと思っております。
今回も市橋先生の独自見解の面白話・不定期シリーズ「市橋節」も盛り込んであります。歴史以外でも楽しんで頂けるようしゃかりきに頑張りますので、当チャンネルを なにとぞ よろしくお願いいたします!
なるほど!歴史ミステリー 制作チーム一同
●べらぼう~蔦重栄華乃夢囃 歴史解説
1、【花開く大江戸の文化━反権力のカタチ】
2、【第一話から見る江戸の時代背景】
3、【吉原細見序と重商主義的政治】
4、【一目千本の北尾重政】
5、【 錦絵 雛形若菜初模様 完成まで 】
6、【 時代の先駆者・田沼意次】
●楽曲提供:株式会社 光サプライズ 様
【Special Thanks】
河合広晃 様
【こっそり浜崎よわよわ節】
忙しすぎて息ができない。

6件のコメント
この時代は作家に権利が無かったから生活は苦しかった筈😢
一九や滝沢馬琴なんかも執筆で生活をしてましたが極貧だと聞きますね😅
今日も詳しい解説をありがとうございました!知らないことばかりで勉強になります。😊❤🙏
一入は[ひとしお]と読むんじゃないのですか
襲名したのは瀬川菊之丞ではないでしょ
先日、松竹映画 からたち日記をアーカイブで見る機会があり、原作の増田小夜【芸者】という本を図書館で借りて読みました。すでに絶版で映画も本もなかなか見ることができないものです。実話ですので衝撃を受けました。江戸時代も昭和初期も、国は貧しく、民も貧しくひどい時代だったことを改めて認識した次第です。ただ、人情は今以上の濃い時代だったのだと思います。ですので本日のお話は、心に沁みました。
えぇっ⁉️8歳は小学1〜2年生❓
満6歳で小1、満7歳で小2、満8歳で小3。
そうそう、数え年で8歳が小2ですね。