野口五郎
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 歌手の野口五郎(68)が、14日放送のテレビ朝日系「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2時間SP」(後6・56)に出演し、アイドル絶頂時代の思い出話を語った。

 この日のテーマは「一夜限りの紅白歌合戦」。これまで番組に登場した、昭和歌謡大好きな少年少女“博士ちゃん”が登場し、昭和歌手たちの「トップバッター対決」「演歌対決」「シティポップ対決」など、紅白での夢の対決を妄想して盛り上がった。

 博士ちゃんたちから質問を受け付けるコーナーでは、野口とともに新御三家と呼ばれた西城秀樹さんとのエピソードについて問われた。それはホテルを抜け出して、西城さんとこっそりラーメンを食べに行ったという、ほほえましい思い出だった。

 ある日、地方での仕事で西城さんと同じホテルに宿泊したという。トップアイドルとして、宿泊施設には多くの追っかけファンが詰めかけていた時代。野口の部屋の鍵はマネジャーが預かり、管理されていたという。

 そんな時、野口の耳に食欲をそそる音色が…。屋台のラーメン屋のチャルメラだったという。「夜鳴きそばのチャルメラが聞こえちゃって、僕が食べたくなって。秀樹に電話して、部屋に。“ちょっと行かねえか?”、“無理だろう?”って。“何のために窓があるんだよ”って。スパイダーマンですよ。指先で(壁をつかんで)」。2人で漫画のような脱出劇を演じたという。

 「2人でラーメン食べて、うめえなあ…って」。問題は部屋に戻る時だったが、まったくバレなかったという。「ファンの人たちは向こう(ホテルの建物)を見ているので、後ろから来るとは思わなくて、そのまますーっと部屋に戻ったのは覚えています」と明かし、驚かせた。

 しかし翌日、明るくなってからホテルの建物を見てびっくりしたという。「ただ翌日、そこを見て、あまりの高さに気絶しそうになりました。よくあんなところ行ったなって2人で」と話し、「本当に僕にとっていい思い出です」と懐かしんでいた。

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