「認めるところは認めて罪償ってほしい」桂田社長の逮捕で町民の受け止め 知床沖観光船事故 ウトロから中継

依田アナウンサー)
ウトロの中心部にやってきました。この時間、夕飯時ということもありまして、飲食店やコンビニの周りには観光客の姿も多く見られます。そして私が今中継しているこの場所、斜里町ウトロの観光船事業者の事務所が立ち並ぶ通りです。

シャッターが下りた建物。ここが知床遊覧船の事務所だった建物です。事故当時桂田容疑者は安全統括管理者の立場でありながらこの建物の中にはいませんでした。

この隣にドルフィンという看板が見えます。観光船事業者でしたが今年の3月に沈没事故を受けて廃業をしてしまいました。今回の桂田容疑者逮捕を受けまして、HTBは沈没したKAZUIの元甲板員だったという男性に話を聞くことができました。

「事故のことなんて言う人はいないし、たぶん関係ないと思う。お客さん減ったけど逮捕されたのと(他の)観光船は全く関係ない(逮捕となったが?)なんとも言えない「良かった」とは言えない。ただ認めるところは認めて罪を償ってほしい」。

今の話を聞いてもらってもわかりますように、やはり斜里町ウトロで生活する方は大きな大きな葛藤をまだまだ抱えているということがよくわかります。

室岡アナウンサー)
この逮捕によって一歩進んだというふうに思えるような感じもしましたけれども、まだまだ解決できないところもたくさんあるなというのを今感じました。この逮捕の一報を受けて町を取材されたと思いますけれども、どんなことを感じましたか。

依田アナウンサー)
先程、桂田容疑者と小学生の頃からの知り合いという方にも話を聞くことができました。その方は「あれだけの大きな事故を起こしたんだから逮捕されて当然だ」とまず話していました。そして受け止めについては、今年の春ごろ、3月ごろにここ斜里町ウトロに検察とおぼしき人が来て、関係者から熱心に話を聞いていたそうなんですね。そんな姿を見ていたので、もしかしたら逮捕が近いのかなとうすうす感じていたと非常に冷静な話をしてくださいました。

室岡アナウンサー)
事故から2年5ヶ月が経とうとしていますけれども、町への影響というのはまだ多く残っているように感じますか。

依田アナウンサー)
そうですね。3月に廃業してしまった事業者もありますし、ただ、その一方で区切りをつけたものもあります。斜里町として役場や道の駅に設置していた献花台を一旦取りやめたんですね。ただ、今、VTRにありますように、この場所から5分ほどのところにあります斜里町役場のウトロ支所には献花スペースが設けられています。

これまでに供えられた千羽鶴や手紙などが、入口すぐのところに飾られていました。また、今日もいきいきとした花もありましたし、記帳台もありました。ちょっと中を見たんですが、毎月23日の月命日には必ず記帳をお参りに来るという知床の観光船事業者の関係者の名前もありましたし、札幌から東京から、おそらく観光で来たと思われる方の署名もありました。

そして今日は燃えかけの線香も供えられていました。さらに町民の方に話を聞きますと、今回の桂田容疑者の逮捕で胸のつかえが取れたという方もいらっしゃいました。多くの人命が失われた事故です。桂田容疑者には、事故に対して改めて真正面から向き合ってほしいという話す町民もいました。

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