
美しい海や空など、観光地として魅力にあふれる沖縄県は、太平洋戦争中に悲惨な地上戦が繰り広げられ、戦争の悲しい記憶を宿す地でもあります。戦後77年が経過し、戦争を実際に体験された方々の高齢化が進んでいます。その悲惨さを直に伝えていただける機会は、今やとても貴重なのです。今回SPUR9月号では沖縄県ご出身の俳優・黒島結菜さんと、戦争語り部の玉木利枝子さんとの対談を取材しています。
穏やかに語ってくださった玉木さんでしたが、戦争でご家族を失われたお話しをされた際には言葉に詰まり、涙を流されていました。このように語り部の活動は、ご本人にとって辛い思い出を何度も追憶することでもあると思います。そのようなお辛い思いを厭わずに、私たちに記憶を共有してくださる玉木さんの思いを、受け継いでいかねばならない、そう改めて心に刻んだ瞬間でした。
他にも、戦後世代の視点で昨年展示をリニューアルした、ひめゆり平和祈念資料館の普天間朝佳館長との対談も掲載。2つのダイアログが、私たちが平和を享受する今は当たり前ではないこと、戦後世代が過去を学び、伝えていく大切さを考えるきっかけとなれば幸いです。
photography: Anna Miyoshi (TRON)
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