BAILA8月号で「腕時計をしている人は美しい」という企画を担当しましたが、私自身が一生ものと決めているのはIWCのポルトギーゼ・クロノグラフです。
IWCは1868年にスイスの工業都市シャフハウゼンで創業した時計ブランドで、ポルトギーゼはブランドの顔ともいえるアイコニックなモデル。私は結婚するときに記念になるものをと思い、この時計を手にしました。ケース径は41mmで女性の腕にはやや大きく、それもそのはず実はメンズのものなのですが、ベルトをレディースサイズに付け替えて使っています。
身につけるだけでなんだか自分が“きちんとした人”に見える気がするというか、そうありたいと背筋が伸びる感じがするというか、とにかく、毎朝この時計をつける瞬間が好きです。時計がエンパワーメントアイテムであることを、まさに、日々実感しています。仕事柄服装もカジュアルな日がほとんどですが、大人としての“一線”になってくれているのもありがたい。
初めて手にしてからもう10年以上。定期的にお手入れをしてきれいになって戻ってくるたび、またここからがんばろうと新たな気持ちをくれる。長く使えると思って買ったものに結局数年で飽きてしまうことも何度も経験してきたけれど、これだけは絶対“一生もの”にすると決めています。

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